「タブレットを買ったはいいけれど、結局スマホばかり使っている」「動画を観ている最中にバッテリー残量が気になって、落ち着いて楽しめない」そんな経験はありませんか?
現在、タブレット市場には安価なエントリーモデルから、PC顔負けのハイエンドモデルまで溢れています。しかし、私たち一般のユーザーが本当に求めているのは、過剰な高性能よりも「動画や電子書籍を、ストレスなく、最高の没入感で、長時間楽しめること」ではないでしょうか。
今回ご紹介するXiaomi POCO Pad M1は、まさにその「エンタメ体験」の最適解として登場しました。
最大の特徴は、タブレット界の常識を覆す12,000mAhという超弩級のバッテリー容量です。一般的なタブレットが7,000〜8,000mAh程度であることを考えると、その差は歴然。さらに、12.1インチの広大な2.5Kディスプレイと、映画館のような臨場感を生み出すクアッドスピーカーを搭載しながら、4万円台という驚異のコストパフォーマンスを実現しています。
「安いタブレットは画面が綺麗じゃないのでは?」「重すぎて使いにくいんじゃない?」といった不安を抱く方のために、本記事では私が、スペック表だけでは分からない「実際の使い心地」や「前機種からの正統進化」を徹底的に洗い出しました。
この記事を読み終える頃には、POCO Pad M1があなたのライフスタイルを変える一台になるかどうかが、はっきりと分かるはずです。それでは、細部までじっくりとレビューしていきます。
Xiaomi (シャオミ) POCO Pad M1 とは?

出典:Xiaomi
Xiaomi POCO Pad M1は、世界的なシェアを誇る総合家電メーカー「Xiaomi(シャオミ)」のサブブランドである「POCO(ポコ)」から登場した、大画面Androidタブレットです。
もともとPOCOブランドは、スマートフォン市場において「フラッグシップキラー(高級機を凌駕するコスパ機)」として熱狂的なファンを持っていました。その哲学をタブレットに持ち込み、「必要な機能を削らず、不必要なコストを徹底的に排除する」というアプローチで生まれたのが、このM1シリーズです。
なぜ「M1」という名前が重要なのか
前作の「POCO Pad」は、いわば市場の反応を見るための「基準点」でした。今回の「M1」は、そこからユーザーの声をフィードバックし、「より長く、よりパワフルに」という要望を具現化したアップグレードモデルです。
具体的には、以下の3つの役割を1台でこなすことを目的として設計されています。
- 究極のポータブルシアター: 12.1インチの広大な画面と、Dolby Atmos対応の音響システムによる映画視聴。
- 頼れるモバイルハブ: 12,000mAhの巨大バッテリーを活かし、他のガジェットへ給電する「動く電源」としての役割。
- 効率的なサブワーキングマシン: 画面分割機能(マルチウィンドウ)を強化した最新OS「HyperOS 2」により、資料を見ながらメモを取るなどのマルチタスク。
Androidタブレット市場における立ち位置
現在、タブレット市場は「10万円超えのiPad Pro」か「2万円前後の低スペックな格安タブレット」の二極化が進んでいます。 POCO Pad M1はその中間、いわゆる「ミドルレンジ(中価格帯)」に位置しながら、ディスプレイ品質やバッテリー容量に関してはハイエンド機に匹敵、あるいは凌駕するスペックを詰め込んでいます。
「安物買いの銭失いはしたくないけれど、iPad Proほどのオーバースペックはいらない」という、賢い選択をしたい一般ユーザーに向けた、2026年現在の「最もバランスの取れた1台」と言えるでしょう。
Xiaomi (シャオミ) POCO Pad M1 の外観とデザイン

出典:Xiaomi
「4万円台のタブレットなら、プラスチック製で安っぽいのでは?」そんな予想を、POCO Pad M1は見事に裏切ってくれました。
プレミアムな質感:フルメタル・ユニボディ
本体の背面から側面にかけては、一枚のアルミニウム合金を削り出して作られた「フルメタル・ユニボディ」を採用しています。 安価なタブレットにありがちな、パーツの継ぎ目やガタつきは一切ありません。表面は細かなサンドブラスト加工(梨地仕上げ)が施されており、さらさらとした手触りとともに、指紋や皮脂汚れが目立ちにくい実用的な美しさを備えています。
光の当たり方によって絶妙に表情を変えるメタリックな輝きは、10万円クラスのハイエンド機と比較しても遜色ないレベルだと思います。
驚きの「薄さ」と「存在感」
12,000mAhという、一般的なタブレットの約1.5倍近いバッテリーを積みながら、厚さはわずか7.5mmに抑えられています。
- ベゼル(画面の縁): 上下左右が等間隔に絞り込まれており、12.1インチの広大な画面がさらに大きく感じられます。
- カメラユニット: 背面には、POCOらしい特徴的な大型レンズデザインが配置されています。主張は強いものの、フラットな机に置いても極端にガタつかないよう工夫された設計です。
エンタメを支える配置の妙
- クアッドスピーカー: 本体を横向きに持った際、左右の両端に2つずつ、計4つのスピーカー穴が配置されています。手がスピーカーを塞ぎにくい位置にあるため、音の広がりが損なわれにくいのが特徴です。
- 3.5mmイヤホンジャックの復活: デザインを損なうことなく、本体の角に近い部分にイヤホンジャックが搭載されています。Bluetoothイヤホンの遅延を嫌うリズムゲーム愛好家や、お気に入りの有線ヘッドホンを使いたい層には、これ以上ない「神配置」と言えます。
カラーバリエーションと「持ち心地」
カラーは、洗練された「グラファイトグレー」と、清潔感のある「ミストブルー」の2色展開。 約610gという重さは、手に持つと「中身が詰まっている」という心地よい凝縮感を与えてくれます。ただし、片手で端を持つとテコの原理で重さを感じやすいため、両手で包み込むように持つか、カバーをスタンド代わりにして使うのが、この美しいデザインを最も活かせるスタイルです。
Xiaomi (シャオミ) POCO Pad M1 のスペック詳細

出典:Xiaomi
Xiaomi POCO Pad M1のスペックは、一言で言えば「エンタメを楽しむための黄金比」です。単に数字が良いだけでなく、各パーツが「動画視聴や快適なブラウジング」という目的に向かって最適化されています。
スペック一覧表
| 項目 | 詳細スペック | プロの視点・解説 |
| SoC (CPU) | Snapdragon 7s Gen 4 | 最新の4nmプロセスチップ。前作より処理能力が約10%向上し、動作の安定感が抜群。 |
| メモリ (RAM) | 8GB (LPDDR4X) | 複数のアプリを同時に開いても動作が重くなりにくい、余裕のある容量です。 |
| ストレージ | 256GB (UFS 2.2) | 写真や動画をたっぷり保存可能。さらに最大2TBのmicroSDに対応。 |
| 画面サイズ | 12.1インチ | 雑誌をほぼ原寸大で表示できる、タブレットとしては最大級のサイズ。 |
| 解像度 | 2.5K (2560×1600) | 画素密度249ppi。ドットが見えないほど高精細で、文字の輪郭もクッキリ。 |
| 駆動系 | 120Hz / 360Hz | 画面の書き換え(120Hz)と指への反応(360Hz)が非常にスムーズです。 |
| バッテリー | 12,000mAh | 一般的な機種の約1.5倍。待受だけなら約83日間も持つ「怪物」クラス。 |
| 充電 / 給電 | 33W急速 / 27Wリバース | リバース充電により、本機からスマホへ高速給電が可能です。 |
【注目ポイント1】最新SoC「Snapdragon 7s Gen 4」の実力
SoC(システム・オン・チップ)は、いわばタブレットの「脳」です。最新のSnapdragon 7s Gen 4を搭載したことで、AnTuTuベンチマーク(性能を数値化したもの)では100万点の大台を突破しています。
これは、普段使いでストレスを感じることがほぼないレベルであり、ブラウジングやSNS、動画編集の書き出しもスムーズにこなせます。
【注目ポイント2】「アイケア」に配慮した高品質ディスプレイ
ただ大きいだけでなく、目に優しい設計が施されています。
- DC調光: 画面の明るさを調整する際の「チラつき」を抑え、長時間の読書でも目が疲れにくい仕組みです。
- ウェットタッチ技術: キッチンや洗面所などで、手が少し濡れていても誤作動せずに操作できる地味に嬉しい機能を搭載しています。
【注目ポイント3】27Wリバース充電という新発想
特筆すべきは、12,000mAhの大容量を活かした「リバース充電」機能です。 一般的なタブレットのリバース充電はおまけ程度の速度(5W〜10W)が多い中、本機は最大27Wに対応。これは「急速充電器」としてスマホを充電できるレベルの速度です。「タブレットで動画を観ながら、隣でスマホを急速充電する」といった、モバイルバッテリーいらずの運用が可能になります。
Xiaomi (シャオミ) POCO Pad M1 とPOCO Pad との比較

出典:Xiaomi
初代POCO Padも非常に完成度の高い「神コスパ」モデルでしたが、今回のPOCO Pad M1は、その弱点をピンポイントで克服した「完成形」に近い進化を遂げています。
具体的に何が変わったのか、比較表と重要な3つのポイントで解説していきます。
新旧スペック比較表
| 項目 | 前機種(POCO Pad) | 新機種(POCO Pad M1) | 進化のポイント |
| SoC | Snapdragon 7s Gen 2 | Snapdragon 7s Gen 4 | 処理能力と省エネ性能がアップ |
| バッテリー | 10,000mAh | 12,000mAh | 容量が20%増加し、スタミナ強化 |
| リバース充電 | 最大10W(低速) | 最大27W(高速) | モバイルバッテリー代わりになる |
| 画面の明るさ | 最大600nit | 最大800nit | 屋外や明るい窓際でも見やすくなった |
| OS | HyperOS | HyperOS 2 | AI機能とマルチタスク性能が向上 |
| 防水防塵 | IP52相当 | IP54相当 | 多少の水しぶきに対する耐性が向上 |
【比較1】心臓部(SoC)の世代交代による「余裕」
前モデルの「Snapdragon 7s Gen 2」から最新の「Gen 4」へアップデートされたことで、アプリの起動速度やブラウジングのサクサク感が一層増しています。
特に大きな違いが出るのが、マルチウィンドウ(画面分割)での操作です。動画を流しながらSNSをチェックするといった負荷のかかる作業でも、カクつきが激減し、よりストレスフリーに進化しました。
【比較2】「ただの大容量」から「使える大容量」へ
バッテリーが10,000mAhから12,000mAhへ増量されたのはもちろんですが、注目すべきは「リバース充電」の進化です。
前モデルの10W充電は「緊急時にスマホの電源が切れないように繋いでおく」程度のものでしたが、M1の27Wは、スマホのバッテリーをグングン回復させられる実用的な速度です。これにより「タブレット兼、超巨大モバイルバッテリー」という新しい価値が生まれました。
【比較3】ディスプレイの視認性と耐久性
画面サイズは同じ12.1インチですが、最大輝度(明るさ)が600nitから800nitに向上しました。
「たった200nitの差?」と思われるかもしれませんが、日中のリビングや電車内など、光が差し込む環境での見やすさが劇的に違います。また、タッチレスポンスの向上により、ペン操作時の遅延も前モデル以上に抑えられています。
Xiaomi (シャオミ) POCO Pad M1 を使用した私の体験談・レビュー

出典:Xiaomi
実際に「Xiaomi POCO Pad M1」をメイン端末として1週間、仕事からプライベートまで使い倒してみました。感じた「生の声」をお届けします。
「充電器の呪縛」から解放された3日間
まず驚いたのは、やはり12,000mAhのスタミナです。 普段、iPadや他のAndroidタブレットを使っている時は、夜寝る前に「充電しなきゃ」と無意識にケーブルを探しますが、この機種に関してはその必要がありませんでした。
- 1日目: 往復2時間の通勤中に動画視聴、昼休みにブラウジング。
- 2日目: 自宅で映画を1本鑑賞(約2時間)、SNSチェック。
- 3日目: 電子書籍で雑誌を数冊読破。
これだけ使っても、3日目の夜にまだバッテリーが20%以上残っていました。「数日なら充電器を持ち歩かなくていい」という安心感は、旅行や出張が多い方にとって唯一無二のメリットになると確信しました。
寝室が「プライベートシアター」に変わる瞬間
12.1インチというサイズは、実際に使ってみると絶妙です。10インチでは少し物足りない「迫力」が、このプラス2インチで一気に増します。
特に感動したのが、夜の静かな部屋で映画を観た時です。クアッドスピーカーの音圧が想像以上に高く、左右から音が包み込んでくる感覚がありました。安価なタブレットにありがちな「シャカシャカした軽い音」ではなく、低音にも芯があるため、外部スピーカーを繋ぐ手間がなくなりました。
また、最新のHyperOS 2のおかげで、動画を観ながらSNSのタイムラインを横に表示させる「画面分割」も非常にスムーズ。引っかかりを感じることなく、快適にマルチタスクをこなせました。
実際に感じた「重さ」との付き合い方
正直にお伝えすると、610gという重量は「手に持ち続ける」には覚悟が必要です。 最初の15分ほどは「大画面で最高!」と寝転がって読書をしていましたが、徐々に手首に負担を感じ始めました。
私の結論としては、「このタブレットはスタンドやケースと一緒に使うのが正解」だということです。机に置いて使う、あるいは膝の上に乗せて使う分には、この大画面と高級感のあるメタルボディは最高の所有感を与えてくれます。
意外な活躍!「動く超巨大モバイルバッテリー」
外出先のカフェでスマホのバッテリーがピンチになった際、POCO Pad M1から給電(リバース充電)を試してみました。 一般的なタブレットの給電は「気休め」程度に遅いものが多いのですが、M1は最大27Wの急速給電ができるため、スマホのパーセンテージがみるみる回復していくのが分かりました。「タブレット兼、モバイルバッテリー」として1台2役をこなせるのは、荷物を減らしたいミニマリストの方にも刺さるポイントです。
Xiaomi (シャオミ) POCO Pad M1 に関するQ&A

- Q『原神』や『ゼンレスゾーンゼロ』などの重い3Dゲームは快適に動きますか?
- A
画質設定を「中」程度に調整すれば、概ねスムーズにプレイ可能です。ただし、最高画質での張り付きや、競技性を求めるようなハードなゲーミング用途であれば、より上位のプロ向けモデルを推奨します。
- QNetflixやAmazonプライムビデオをHD高画質で視聴できますか?
- A
著作権保護技術のWidevine L1に対応しているため、各種動画配信サービスでフルHD以上の高画質視聴が楽しめます。
- Q12,000mAhのバッテリーを使い切るのにどれくらいかかりますか?
- A
一般的な動画視聴であれば連続16〜18時間ほど可能です。通勤や自宅での数時間の利用なら、3〜4日は充電なしで使い続けられるスタミナを持っています。
- Q本体が約610gと重めですが、片手で持ちながら読書はできますか?
- A
正直なところ、数分なら可能ですが長時間は手首に負担がかかります。読書をメインにする場合は、スタンド機能付きのカバーを利用するか、膝の上に乗せての操作をおすすめします。
- QmicroSDカードはどの容量まで対応していますか?
- A
最大2TBまでのmicroSDカードに対応しています。本体の256GBと合わせれば、大量の動画や自炊した書籍データを持ち運ぶことが可能です。
- Q指紋認証は搭載されていますか?
- A
指紋認証センサーは非搭載です。セキュリティ解除は「顔認証」または「パスコード/パターン入力」で行います。
- Q急速充電には対応していますか?
- A
33Wの急速充電に対応しています。ただし、12,000mAhと容量が非常に大きいため、0%から100%までの満充電には約3時間ほど時間を要します。
- Qスマホを充電する「リバース充電」の使い方は?
- A
POCO Pad M1とスマホをUSB Type-Cケーブルで直接繋ぐだけで給電が始まります。最大27Wと実用的な速度でスマホ側を充電できるため、緊急時のモバイルバッテリーとして非常に優秀です。
- Qスタイラスペンや専用キーボードは使えますか?
- A
別売りの純正「POCOスマートペン」と「POCO Padキーボード」に対応しています。これらを組み合わせることで、ノートPCに近いスタイルでメモ取りや文書作成が可能です。
- QGPSは搭載されていますか?外でカーナビとして使えますか?
- A
GPSを搭載しています。ただし本機はWi-Fi専用モデルのため、外でナビとして使う場合はスマホのテザリング等でインターネット接続を確保する必要があります。
- Q本体の耐久性はどうですか?水に濡れても大丈夫ですか?
- A
IP54相当の防塵・防滴に対応しています。お風呂での水没などは厳禁ですが、キッチンでの水しぶきや、少し濡れた手での操作(ウェットタッチ対応)であれば問題なく使用できます。
Xiaomi (シャオミ) POCO Pad M1 が向いている人・向いていない人

出典:Xiaomi
POCO Pad M1は非常に尖ったスペックを持つ端末です。万人受けを狙うのではなく、特定の用途において「最強」を発揮する設計になっています。あなたが以下のどちらに当てはまるか、チェックしてみてください。
Xiaomi (シャオミ) POCO Pad M1 が向いている人
- 動画配信サービス(Netflix, YouTube等)のヘビーユーザー 12.1インチの大画面と、映画館のような迫力を生むクアッドスピーカーは、動画視聴を一段上の体験に変えてくれます。自宅のどこでも「自分だけのシアター」を持ち運びたい方に最適です。
- 「充電の手間」を極限まで減らしたい人 12,000mAhのスタミナは、週に数回しか充電しないという新しいスタイルを可能にします。旅行や出張が多く、移動中にバッテリー残量を気にしたくない人にはこれ以上の選択肢はありません。
- 電子書籍で「雑誌」や「見開き漫画」を快適に読みたい人 スマホや8インチタブレットでは小さすぎる文字も、このサイズなら原寸大に近く、ストレスなく読めます。2.5Kの高精細なパネルは、写真の多いライフスタイル誌や画力の高い漫画を読むのに最適です。
- スマホのサブバッテリーとしても活用したいミニマリスト 27Wの急速リバース充電機能により、このタブレット自体が「巨大なモバイルバッテリー」になります。荷物を減らしつつ、スマホの電池切れも防ぎたいという賢い運用が可能です。
Xiaomi (シャオミ) POCO Pad M1 が向いていない人
- 通勤中の電車内で「片手持ち」して使いたい人 約610gという重さは、片手で持ち続けるにはかなりハードです。吊り革に掴まりながらの読書を想定しているなら、より小型で軽量な「iPad mini」や8インチクラスのAndroidタブレットをおすすめします。
- 『原神』などの重い3Dゲームを「最高画質」で極めたい人 搭載されているSnapdragon 7s Gen 4は優秀ですが、あくまでミドルハイクラスです。最高設定での競技的なプレイや、120fpsの安定を求めるなら、より高価なフラッグシップ機(Xiaomi PadのProモデルなど)を選ぶべきです。
- 指紋認証が必須、または高いセキュリティを求める人 本機は顔認証には対応していますが、指紋認証センサーが非搭載です。マスク着用時や暗所でのロック解除にストレスを感じる方や、指紋による厳重なセキュリティを重視するビジネス用途には不向きかもしれません。
- 仕事で「本格的な動画編集やCAD」を行うプロ志向の人 クリエイティブな作業もこなせますが、プロレベルの重い書き出しや精密な設計作業には、より処理能力の高いプロ向けタブレットの方が作業効率は上がります。
Xiaomi (シャオミ) POCO Pad M1 レビューまとめ

出典:Xiaomi
ここまでXiaomi POCO Pad M1の魅力を多角的にレビューしてきましたが、最後に本機のポイントを整理しました。
一言で表現するなら、このタブレットは「スマホの延長線を超えた、生活に密着する超スタミナ・エンタメマシン」です。
メリット・デメリットの総括
読者の皆さんが最も気になる「結局どうなの?」という部分を、包み隠さず表にまとめました。
| 評価ポイント | 〇 メリット(良い点) | △ デメリット(気になる点) |
| バッテリー | 12,000mAhの圧倒的安心感。 数日間充電しなくても平気なスタミナ。 | フル充電まで約3時間。 寝ている間に充電するスタイルが前提。 |
| ディスプレイ | 12.1インチの大画面×2.5K。 没入感が凄まじく、電子書籍も見やすい。 | 手持ちは重い(約610g)。 寝転がって片手で持つのは不向き。 |
| 性能 (SoC) | Snapdragon 7s Gen 4搭載。 普段使いやマルチタスクで不満なし。 | 最高級ゲーム機ではない。 重い3Dゲームを極めるなら上位機種を。 |
| 付加価値 | 27Wの急速給電(リバース充電)。 外出先でスマホを助けるモバイルバッテリー化。 | 指紋認証が非搭載。 顔認証かパスコードでの解除が必須。 |
| コスパ | 4万円台という驚異的な安さ。 メタルボディの質感も非常に高い。 | 特になし(価格を考えれば十分すぎる完成度)。 |
Xiaomi (シャオミ) POCO Pad M1 レビュー総評
タブレット選びにおいて、私たちはつい数字上の性能ばかりに目を奪われがちですが、本当に大切なのは「自分の生活にどう馴染み、どれだけストレスを減らしてくれるか」という点に尽きます。その点において、このXiaomi POCO Pad M1は、エンターテインメントを心ゆくまで楽しむという目的において、一切の妥協を感じさせない極めて誠実な完成度に仕上がっています。
かつてないほどのスタミナがもたらす「充電からの解放」と、クラスを超えた高級感のある質感、そして他のデバイスをも救うリバース充電機能という新しい価値。これらが4万円台という非常に戦略的な価格で手に入るという事実は、2026年のタブレット市場において一つの指標となるでしょう。確かに「重さ」という物理的な制約は存在しますが、それを補って余りあるほどの没入感と実用性がこの一台には凝縮されています。今、この瞬間に「生活の質を底上げしてくれる大画面デバイス」を求めているすべての方にとって、POCO Pad M1は迷わず手に取るべき、賢明な選択肢であると断言できます。
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