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【2025年最新】モバイルバッテリーは飛行機に持ち込める?改正ルールと注意点を徹底解説!

雑記
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スマートフォンやタブレット、ワイヤレスイヤホンなどの充電に欠かせないモバイルバッテリー。旅行や出張、帰省の際にも常に携帯している方は多いのではないでしょうか。特に長時間のフライトでは、電源の確保が難しいため、モバイルバッテリーはまさに「現代人の旅の必需品」と言っても過言ではありません。

しかし、そんな便利なモバイルバッテリーが原因で、飛行機内で火災が発生する事故が国内外で報告されていることをご存知でしょうか?2024年には韓国の仁川国際空港を発着するLCCで発火トラブルが発生し、機体が損傷を受ける事態にまで発展。2025年初頭には日本でも同様のトラブルが報告され、モバイルバッテリーの機内取り扱いルールの見直しが急務となりました。

こうした背景を受けて、2025年7月8日から日本国内の主要航空会社においてモバイルバッテリーの機内持ち込みルールが大きく改正されました。これまで「とりあえず機内に持っていけばOK」と思っていた方にとっては、特に注意が必要です。

本記事では、「モバイルバッテリーは飛行機に持ち込めるの?」「どこに収納すればいいの?」「Wh表示ってなに?」といった素朴な疑問から、今回の改正ポイント、安全な持ち運び方法、航空会社による違いなどをわかりやすく解説していきます。

知らずにルール違反をしてしまうと、最悪の場合、搭乗拒否や没収のリスクもあります。ぜひ本記事を参考に、安全・快適な空の旅をお楽しみください。

手荷物として預けられる?機内に持ち込める?

モバイルバッテリーを飛行機に持って行くとき、「スーツケースに入れて預けてしまってもいいのか?」という疑問を持つ方は少なくありません。しかし、結論から言えば、モバイルバッテリーを預け荷物に入れることは禁止されています。以下に、その理由と注意点を詳しく説明します。

預け荷物(受託手荷物)には入れられない

モバイルバッテリーには主にリチウムイオン電池が使用されており、この電池は衝撃や高温に弱く、発火や爆発のリスクがあります。そのため、国際民間航空機関(ICAO)や日本の国土交通省、各航空会社の安全基準に基づき、

モバイルバッテリーは受託手荷物(預け荷物)に入れてはいけません。

もし知らずにスーツケースなどに入れて預けようとした場合、チェックイン時に発見されると没収・破棄される可能性があります。また、検出されずに積み込まれてしまうと、貨物室での火災の危険性が高まり、最悪の場合、飛行機全体の安全を脅かす恐れがあります。

機内持ち込み(機内持参)はOKだが、条件付き

モバイルバッテリーは手荷物として機内に持ち込むことができますが、いくつかの条件があります。

基本ルール(日本国内線・国際線共通)

項目内容
持ち込み場所必ず機内持ち込み(手荷物)として携帯
預け入れNG(禁止)
電池容量100Wh以下:制限なし/100〜160Wh:2個まで(要確認)
充電中の利用自席で目の届く範囲でのみ可能(2025年改正より)
収納場所座席下またはバッグ内。収納棚はNG(新ルール)

なぜ預け荷物がダメで、持ち込みはOKなのか?

モバイルバッテリーが原因で火災が発生した際、機内であれば乗務員がすぐに消火対応できるのに対し、貨物室内では発見・対応が遅れ、大事故につながる可能性があるためです。

さらに2025年のルール改正により、「持ち込むだけでなく、手元で管理すること」も義務化されました。
これは近年、国内外でモバイルバッテリー発火によるトラブルが増加していることを受けたものです。

まとめ:必ず「手荷物」として「自分の手元」に

モバイルバッテリーを飛行機に持ち込むときは、以下のポイントを守りましょう。

  • スーツケースに入れて預けないこと!
  • 機内に手荷物として持ち込むこと!
  • 目の届く範囲で常に管理すること!

ルールを守ることで、自分自身だけでなく、同乗するすべての人の安全を守ることにつながります。

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最新の改正:2025年7月8日施行について

2025年7月8日より、日本国内の主要航空会社(ANA・JALをはじめとする定期航空協会加盟19社)が、モバイルバッテリー(Power Bank)の機内取り扱いルールを大幅に強化しました。背景には、韓国や日本で発生した機内および出発前の収納棚内での発火事故への対策として、一層安全性を高める狙いがあります。

改正内容まとめ

  1. オーバーヘッドビン(上部収納棚)への収納を完全禁止
     客室乗務員や乗客が即座に異変を察知できるよう、収納棚へのバッテリー置き去りは厳禁に 。
  2. 機内での充電時や使用時に常に目視できる場所で管理義務化
     座席下や前のポケットなど、自分の目が届く範囲で使用・充電を行う必要があります。
  3. 対象航空会社と適用範囲
     国内線・国際線ともに全19社対象。JALやANAに加えANAウイングス、ピーチ、ジェットスター、スカイマークなども適用 。
  4. 容量・個数の制限は従来通り
     - 100Wh以下:制限なし
     - 100〜160Wh:2個まで(航空会社承認が必要な場合あり)
     - 160Wh超:持ち込み禁止

なぜ今このタイミングで改正?

  • 2025年1月、韓国・金海国際空港発着のAir Busan機で発火トラブルが発生。収納棚内でバッテリーが発火し、緊急避難となった事故が引き金に
  • 日本でも国内線で数件の発煙・発火事案が報告されており、幸い事故には至らなかったものの、「客室内で早期発見できた」ため大事には至らず
  • これらを受け、国土交通省(航空局)と定期航空協会が安全強化を要請し、7月8日から一斉に改正が実施されました

改正によって、モバイルバッテリーの「どこに置くか」「どう使うか」という細かい管理が、法律ではなく安全協力要請として明示されました。飛行機搭乗前には必ず確認を怠らないようにしましょう。

改正前と後で変わったポイント

2025年7月8日の改正により、モバイルバッテリーに関する機内持ち込みルールが大きく変わりました。改正前との違いを明確に比較し、安全確認の視点を強化した内容です。

受託手荷物(預け荷物)への取り扱いは従来通り厳格

  • 改正前/改正後ともに:
    • モバイルバッテリーは預け荷物(貨物室)への収納は禁止されています。これは国際民間航空機関(ICAO)や航空法第86条に基づく義務事項。日本では既に2017年頃から徹底されていました

オーバーヘッドビン(上部収納棚)への収納が新たにNG!

  • 改正前:
    • あまり推奨されていなかったものの、座席上の収納棚に入れるケースも少なくありませんでした。
  • 改正後(2025年7月8日〜):
    • 一律禁止に。今後は必ず「目の届く範囲」での保管が求められます 。

使用・充電時の「常に目視」義務化

  • 改正前:
    • 機内での充電や使用に関する明確な位置や管理方法の指示はありませんでした。
  • 改正後:
    • 充電中あるいは使用中は、必ず自分の目に届く場所に置くことが義務に。これは座席下・足元ポケット・手荷物内などが該当

ルール改正の性格変化:「義務」→「協力要請」

  • 改正前:モバイルバッテリーの預け入れ禁止は法的義務(航空法86条)でした。
  • 改正後:上部収納棚への非収納および目視管理は国土交通省と定期航空協会による「協力要請」としての扱いです。→ 実際にはアナウンスや掲示によって案内され、乗客に徹底されていますが、法的罰則はありません

容量・個数の制限は従来通り

容量(Wh)改正前改正後(7/8〜)
〜100Wh制限なし制限なし
100~160Wh最大2個まで可能(要申請)同様の扱い
160Wh超持ち込み禁止持ち込み禁止
  • 制度自体は以前から存在し、改正では大きな変更はありません 。

まとめ:改正点は“管理の細かさの強化”

改正の本質は以下の3点です:

  1. オーバーヘッドビンへの収納廃止
  2. 充電・使用時の目視管理の義務化
  3. 従来通りの容量・個数制限を維持

これにより、万一の発煙・発火時に客室乗務員が即座に対応できることを目的としています。法改正というより「安全協力の強化策」であり、実効性を持たせるために全航空会社に連携して対応している形です。

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国内線と国際線で違いはあるの?

モバイルバッテリーの機内持ち込みルールに関して、「国内線と国際線で対応が違うのでは?」という疑問を持つ方も多いと思います。結論から言うと、日本国内の航空会社が運航する国内線・国際線のどちらも、基本的には同じルールが適用されます

ただし、以下のような細かい違いや注意点が存在します。

共通する基本ルール(国内線・国際線共通)

項目内容
預け入れ(受託手荷物)不可(国内線・国際線ともに)
機内持ち込み可(ただし手元で管理、収納棚はNG)
使用・充電目の届く範囲でのみ許可(2025年7月8日改正で義務化)
容量制限100Wh以下:無制限/100~160Wh:2個まで(要確認)/160Wh超:不可

※この共通ルールは、国土交通省と定期航空協会が国内19社に一律要請した内容です。

国内線での対応(JAL・ANAなど)

日本国内の大手航空会社(JAL、ANA、スカイマーク、ソラシドエアなど)は、定期航空協会(SAAJ)に加盟しており、2025年7月8日からのルール改正を一斉に導入しました。
そのため、国内線では以下のような対応が共通です。

  • 上部収納棚(オーバーヘッドビン)には絶対に入れない
  • 充電時は座席下や膝の上など、自分で見える位置に置く
  • 機内アナウンスや掲示で積極的な注意喚起

国際線での注意点

日本発着の国際線(日本の航空会社)

  • JAL、ANAなどの国際線では、国内線と同様のルールが適用されます。
  • 地上職員によるWh確認、個数のカウントが行われることもあります。

海外の航空会社を利用する場合

  • 例えば、中国、韓国、アメリカなどの航空会社を利用する場合、その国独自のルールが適用されることもあります。

例:

  • 中国系航空会社(例:中国東方航空、春秋航空など)では、「3C(CCC)認証マーク」がないモバイルバッテリーは機内持ち込み不可。
  • アメリカのFAA基準では、バッテリーの容量に応じたより厳密な申告ルールが存在します。
  • 韓国では過去の火災事例を受け、収納棚に関する規制が日本より先行して導入されていました。

チェックポイント(国際線を利用する際の注意)

チェック項目理由
航空会社の国籍・ルールを確認する国や航空会社ごとに細かな基準の違いがあるため
バッテリーのWh表示を確認する国際的にはWh表示が必須。mAhしかない製品は要注意
安全認証(PSE, 3C, CEなど)を確認国ごとの基準をクリアしていないと持ち込み不可も

まとめ:国内線・国際線ともにルールは共通。ただし「航空会社の国」に注意!

  • 日本の航空会社を利用する場合、国内線・国際線ともに2025年7月8日以降の新ルールが共通で適用されます。
  • 一方、海外の航空会社では独自ルールが追加されている可能性があるため、事前の確認が重要です。

特に海外旅行の際は、「バッテリーに安全マークがあるか」「容量が明記されているか」をチェックし、できるだけ信頼性の高い製品を選ぶことが、安全・スムーズな搭乗のカギとなります。

機内に持ち込む前にモバイルバッテリーの状態をチェック

モバイルバッテリーは「持ち込めば安心」というわけではありません。機内に持ち込む際には、その状態や安全性をしっかり確認しておくことが重要です。劣化したバッテリーや規格外の製品を使用していると、発火・爆発といった深刻な事故につながる可能性があります。

以下のチェックポイントを参考に、安全なモバイルバッテリー選びと搭乗前の確認を行いましょう。

チェック1:外観に異常がないか?

  • 膨らんでいないか?
     → リチウムイオン電池が劣化・内部ガスが発生して膨張している場合、非常に危険です。
  • 傷やひび割れがないか?
     → 衝撃や落下によって内部構造が破損していると、通電時に発火するリスクがあります。
  • 端子やケーブルに焦げ跡がないか?
     → 短絡(ショート)による過熱の兆候であり、使用を中止すべきサインです。

チェック2:PSEマークなどの安全認証があるか?

日本国内で販売されているモバイルバッテリーには、電気用品安全法に基づく「PSEマーク」の表示が義務づけられています。

  • PSEマークがある製品 → 技術基準適合の検査を通過しており、安全性が比較的高い。
  • PSEマークがない製品 → ノーブランドや無認証の安価な商品が多く、発火リスクが高まる可能性あり

その他の安全マーク例(国際線利用時):

マーク対象地域意味
CCC(3C)中国中国国内の製品認証マーク。これがないと機内持ち込み拒否される場合あり。
CE欧州欧州安全基準への適合。製品の安全性を保証。
UL米国火災・電気ショックに対する耐性を検証済み。

チェック3:電池容量(Wh表記)が明記されているか?

航空機へのモバイルバッテリー持ち込みでは、「Wh(ワットアワー)表示」が必須条件となります。

目安として:

Wh数値状態持ち込み
100Wh以下一般的なバッテリー制限なしで持ち込みOK
100〜160WhノートPC用など最大2個まで、事前申告が望ましい
160Wh超業務用など大容量持ち込み不可

🔧 Whの計算式

Wh = (mAh ÷ 1000) × V(電圧)

たとえば、10,000mAhで3.7Vの製品の場合:
→ (10,000 ÷ 1000) × 3.7 = 37Wh

チェック4:端子部分を保護しているか?

  • 金属端子がむき出しの状態でバッグに入れると、鍵やコインなどと接触してショートする恐れがあります。
  • 機内に持ち込む際は、絶縁テープで端子を保護するか、専用の収納ケースに入れておくと安心です。

チェック5:長期間使用していない製品は使わない

  • 使用せずに放置されたバッテリーは、内部で化学変化が進み、自己放電や劣化が進行している場合があります。
  • 充電しても電力が安定しない、すぐに熱くなるようなバッテリーは、機内持ち込みを控えた方が安全です。

まとめ:機内で安全に使うための「5つのチェック」

  1. 膨張・損傷がないか外観を確認
  2. PSEマークなどの安全マークをチェック
  3. 容量(Wh表記)が明記されているか確認
  4. 端子の保護を忘れずに
  5. 古い・劣化したものは使用を避ける
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Wh表記がないときの事前確認

飛行機にモバイルバッテリーを持ち込む際、「Wh(ワットアワー)表示」が必須であることは広く知られています。しかし、実際には製品にWh表記がない場合も多く見られます。とくに海外製の安価なモデルや、古いバッテリー、非正規ルートで入手した商品には注意が必要です。

ここでは、Wh表記がないモバイルバッテリーを機内に持ち込む前に確認すべきことと、その対処法について詳しく紹介します。

Whとは?なぜ必要?

Wh(ワットアワー)は「バッテリーがどれくらいの電力量を蓄えているか」を示す単位です。
Whが分かることで、航空会社は持ち込み可能な容量かどうかを判断
できます。

Whが書かれていないときの確認手順

製品に「mAh(ミリアンペア時)」と「電圧(V)」の表記があるか確認

多くのモバイルバッテリーには、以下のように記載されています:

  • 容量:10,000mAh
  • 電圧:3.7V(または5V)

計算に必要な情報がない場合の対応

以下のようなケースでは注意が必要です。

状況対応方法
mAhやVの記載もないメーカーに問い合わせるか、持ち込みは控えるのが安全
記載があるが読みにくいスマホで撮影して拡大確認、または別の確認書類を準備
外箱にのみ記載外箱を写真で保存しておくと空港での説明時に役立つ

航空会社や空港での対応

Wh表記がなくても、以下のような対応をしてくれることがあります:

  • チェックイン時にmAhと電圧を見て計算してくれる
  • 空港の係員が判断できない場合、持ち込みを拒否される可能性あり
  • 外観や製造者不明な製品は没収対象となることも

安全な対策

  1. 事前に自分でWhを計算してメモする
  2. スマホでパッケージや本体の表示を撮影しておく
  3. メーカーの公式サイトでスペック表をスクショしておく
  4. なるべくPSEマーク付きの製品を選ぶ(日本では表示義務あり)

Whが160Whを超える可能性のある製品は持ち込まない!

例:40,000mAh × 3.7V → 148Wh
50,000mAh × 3.7V → 185Wh(✕ 禁止)

このように容量が大きすぎる製品はそもそも持ち込み禁止となるため、事前確認は必須です。

まとめ:Wh表記がないときは「計算・記録・証明」がカギ!

  • Wh = (mAh ÷ 1000) × Vで事前に計算
  • 表示がない・不明な場合は持ち込みを控えるのが安全
  • 証拠(写真・資料)をスマホで保存しておくと安心
  • よくわからない製品は買わない・使わない!

モバイルバッテリーは飛行機に持ち込めるか会社による違いはある?

モバイルバッテリーの機内持ち込みルールは、基本的には国際民間航空機関(ICAO)各国の航空当局(日本では国土交通省)の指針に基づいて定められています。そのため、日本国内の航空会社であれば、おおむね同じルールが適用されます。

しかし、細かな運用方法やチェックの厳しさ、申告の必要性には航空会社ごとに違いがあるため、利用する航空会社の規定を事前に確認しておくことが重要です。

日本の航空会社(国内線・国際線共通)

主な共通点

  • モバイルバッテリーの預け入れは禁止(手荷物で持ち込み必須)
  • 100Wh以下:制限なし
  • 100〜160Wh:最大2個まで。申告が必要な場合あり
  • 160Wh超:持ち込み不可

改正後(2025年7月8日〜)

定期航空協会(SAAJ)加盟の19社(JAL、ANA、スカイマーク、ジェットスター・ジャパン、ピーチなど)は、収納棚への保管禁止と手元管理の徹底を共通ルールとして導入済み。

航空会社ごとの違いの具体例(国内)

航空会社Wh制限の対応棚への収納申告の必要性備考
JAL(日本航空)明確に記載あり禁止容量が大きい場合は必要Webページで詳細記載あり
ANA(全日空)同様に明記禁止同上FAQにWh計算例もあり
スカイマーク明記あり禁止事前確認推奨地上係員にてチェックあり
ピーチ(Peach)Web上で明記注意喚起あり必要に応じて確認荷物検査で厳しめの印象
ジェットスター・ジャパン同様の内容非推奨→禁止に強化明確な申告制はなし(口頭確認)機内アナウンスあり

海外の航空会社の場合(国際線)

海外の航空会社では、より厳格なチェック独自の基準を設けていることもあります。とくに以下の国・地域では注意が必要です。

例:海外航空会社の違いと注意点

国・航空会社主な違い
中国系航空会社(例:春秋航空南方航空3C認証(CCC)」がないモバイルバッテリーは持ち込み不可
アメリカ(例:デルタ航空ユナイテッド100Wh超は申請必須。空港係員による厳密なチェックあり
ヨーロッパ(例:ルフトハンザブリティッシュエアCEマーク推奨。安全認証の有無を確認されることも
韓国(例:大韓航空アシアナ日本より先行して収納棚使用禁止を導入済み。バッテリーの出所に敏感
LCC(格安航空会社)全般重量・サイズ制限に加え、電子機器の申告を求められることがある

チェックリスト:搭乗前に確認したいこと

確認項目理由
利用航空会社の公式HPにアクセス最新ルールの記載がある
モバイルバッテリーのWh表記・認証マークを確認容量オーバー・無認証は持ち込み拒否の可能性
使用する便が日本の航空会社か海外か基準が異なるため、特に国際線は要注意
手荷物検査・搭乗口での口頭確認に備える実際のチェックで提示を求められることも

まとめ:ルールは概ね共通、細部は航空会社ごとに異なる

  • 日本国内の航空会社(JAL/ANAなど)は原則共通ルール
  • 海外の航空会社では独自認証(3Cなど)を求められることも
  • 特に100Whを超える大容量モデルは、事前申告や証明書の準備が必要なケースあり
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モバイルバッテリー飛行機に持ち込む時のまとめ

旅行や出張に欠かせないモバイルバッテリーですが、航空機での持ち込みにはルールと注意点が多数あります。特に2025年7月8日以降は日本国内の航空会社でルールが改正され、安全管理の厳格化が進んでいます。

ここでは、国内旅行・海外旅行それぞれのケースに分けて、モバイルバッテリーを安全かつスムーズに持っていくためのポイントをまとめました。

国内旅行でのポイント(JAL・ANA・LCCなど)

持ち込みに関するルール

  • 必ず機内持ち込み手荷物として携帯する(預け入れはNG)
  • オーバーヘッドビン(収納棚)には入れず、座席下または前のポケットに収納
  • 充電中は常に自分の目の届く範囲で管理することが義務
  • 100Wh以下は無制限/100〜160Whは2個まで(場合によっては申告必要)

国内線で特に気をつけたいこと

  • LCC(ピーチ、ジェットスターなど)は手荷物のサイズや重量制限が厳しいため、注意が必要
  • 空港保安検査場でWh表記や外観のチェックを受けることがある
  • 安価でノーブランドの製品は持ち込み拒否のリスクもあるため避けるのが無難

海外旅行でのポイント(国際線)

国際線共通の基本ルール

  • 預け入れ禁止 → 機内持ち込みのみOK
  • 100Wh以下:無制限でOK
  • 100〜160Wh:2個まで、事前申告・承認が必要な場合あり
  • 160Wh超:原則として機内持ち込み不可

利用する航空会社・国によって違いがある

国・航空会社特に注意する点
中国系航空会社3C(CCC)認証マークがないと持ち込み不可になる場合あり
韓国航空会社収納棚への収納禁止ルールは日本より先に導入されている
欧州系航空会社CEマークやULマークが好まれる傾向あり
アメリカ航空会社100Wh超のバッテリーには申告が義務付けられていることが多い

モバイルバッテリー飛行機に持ち込む時のまとめ

旅行先持ち込み収納注意点
国内手荷物でOK(預け入れNG)座席下/手元で管理収納棚は禁止(2025年7月8日改正)
海外航空会社と国ごとのルールに注意多くの国で目視管理が推奨3C/CEマークなど国際認証を確認

モバイルバッテリーの持ち込みは、正しい知識と事前準備があれば問題ありません。安全かつ快適な旅のために、今一度ご自身のバッテリーの状態を確認してから出発しましょう。