PCゲームを遊ぶなら、重厚なデスクトップPCの前に座り続けるしかない……そんな時代はもう過去のものになりました。今、ガジェット界で最も熱い視線を浴びているのが、手のひらサイズにゲーミングPCのパワーを凝縮した「ポータブルゲーミングPC(UMPC)」です。
その群雄割拠の市場において、ひときわ異彩を放ち、ユーザーを驚かせたのがLenovoの「Legion Go」でした。そして2026年、さらなる進化を遂げて登場したのが、このLenovo Legion Go Gen 2 (83N0001SJP) です。
なぜ今、Legion Go Gen 2が注目されているのか?
前モデルは、その「巨大な画面」と「コントローラーが外れる」という斬新なギミックで話題をさらいましたが、一方で「もう少しバッテリーが持てば」「もっと動作が安定すれば」というユーザーの切実な声もありました。
今回のGen 2は、単なるマイナーチェンジではありません。
- 「もっと自由に」:場所を選ばないプレイ環境の追求
- 「もっとパワフルに」:最新チップと増量されたメモリによる余裕
- 「もっと快適に」:ユーザーのフィードバックを反映した細かな造り込み
これらが融合し、まさに「ポータブルゲーミングPCの完成形」と呼ぶにふさわしい仕上がりになっています。「寝転がって最新のAAAタイトル(超大作ゲーム)を最高画質で楽しみたい」「出張先でも本格的なPC作業とゲームを両立させたい」――そんな、少し欲張りな一般ユーザーの願いをすべて叶えてくれるのが、この1台なのです。
この記事では、スペック表の数字だけでは見えてこない「本当の使い心地」から、前モデルを買った人が嫉妬するレベルの進化ポイントまで、徹底的に解剖していきます。
Lenovo Legion Go Gen 2 とは?

出典:Lenovo
「Lenovo Legion Go Gen 2 (83N0001SJP)」を一言で表すと、「Windows PCのパワーを、Nintendo Switchのような自由なスタイルで持ち運べる、究極のモバイルゲーミングマシン」です。
世界的なPCメーカーであるLenovoが、ゲーミングブランド「Legion(レギオン)」の技術を惜しみなく投入して開発しました。一般的なノートパソコンと同じWindows 11を搭載しているため、ゲームだけでなく、動画視聴や仕事、ネットサーフィンまでこなせる「超小型パソコン」としての顔も持っています。
このモデルを理解するための3つの核を解説します。
「据え置き機」並みのパワーを手のひらに
通常、高画質なゲームを動かすには大きなデスクトップPCが必要ですが、Legion Go Gen 2は、AMD製の最新チップ「Ryzen™ Z2 Extreme」を心臓部に採用しています。これにより、PlayStation 5やXboxに匹敵するような美麗なグラフィックのゲームを、手元でスムーズに動かすことが可能になりました。
常識を覆す「デタッチャブル(着脱式)」構造
他のポータブルゲーミングPC(ASUS ROG AllyやSteam Deckなど)との決定的な違いは、左右のコントローラーを本体から取り外せる点です。
- 携帯モード: 両手で持って、ソファやベッドでプレイ。
- タブレットモード: コントローラーを外し、背面のスタンドで立てて大画面を堪能。
- FPSモード: 右コントローラーを専用台座に立て、高精度な「マウス」として操作。 この「1台3役」の柔軟性が、Legion Goを唯一無二の存在にしています。
「83N0001SJP」という型番の意味
この型番は、日本国内向けに最適化されたモデルであることを示しています。
- 大容量メモリ (24GB): 複数のアプリを同時に開いても重くなりません。
- 1TBの大容量保存スペース: 容量の大きい最新ゲームを10本以上入れても余裕があります。
- 安心の国内保証: 万が一の故障時も、日本国内のサポート拠点でスムーズに対応が受けられます。
まさに、「場所を選ばずに最高のゲーム体験をしたい」という日本のユーザーのニーズに真っ向から応える、プレミアムなデバイスなのです。
豆知識:UMPCとは? 「Ultra Mobile PC」の略。超小型のパソコンを指し、最近では特にこのLegion Goのような「ゲーム特化型」が大きなトレンドとなっています。
Lenovo Legion Go Gen 2 の外観とデザイン

出典:Lenovo
Lenovo Legion Go Gen 2を一目見て感じるのは、単なる「大きなゲーム機」を超えた、精密機器としての圧倒的なビルドクオリティ(質感)です。ガジェット好きの所有欲を、これでもかと満たしてくれるデザインに仕上がっています。
圧倒的な存在感を放つ「8.8インチ・ピュアサイト・ディスプレイ」
まず目を引くのは、本体のほぼ全面を占める8.8インチの大画面です。
- 極薄ベゼル(枠): 画面の縁が非常に細く設計されており、映像が空間に浮いているような没入感があります。
- 高精細な映像美: 2.5Kという高解像度は、小さな文字もくっきりと表示。一般的な7インチクラスの機種と並べると、その迫力の差は一目瞭然です。
手に馴染む「エルゴノミック・シェイプ」
Gen 2では、コントローラーの形状に細かな改良が加えられました。
- ラウンドエッジ加工: 前モデルで「角が手のひらに当たって痛い」という声があった箇所が滑らかに修正され、長時間握っていても疲れにくい形状になりました。
- マットな質感: 表面には指紋が目立ちにくい特殊なコーティングが施されており、手汗をかいても滑りにくく、常に高級感を保ちます。
自由自在な「キックスタンド」と「デタッチャブル構造」
背面に備わった無段階調整式キックスタンドは、このマシンの象徴的なパーツです。
- 堅牢なヒンジ(関節): かなり力を入れないと動かないほどしっかりしており、タッチパネルを操作してもガタつきません。
- コントローラーの着脱: 下部のボタンを押しながらスライドさせるだけで、カチッと心地よい音とともに外れます。この「合体・分離」のギミックは、まさに大人のための高級なホビーマシンといった趣です。
プレイを彩る「インテリジェント・ライティング」
左右のジョイスティックの根元には、「Legion Spectrum」と呼ばれるLEDリングが配置されています。
- カスタマイズ性: 専用ソフトで色や光り方を自由に変えられます。
- ステータス表示: バッテリー残量やパフォーマンスモード(静音・バランス・カスタム)に合わせて色を変える設定も可能で、実用性と格好良さを両立しています。
インターフェース(接続端子)の利便性
- 上下のUSB4ポート: 本体の「上」と「下」の両方にUSB4ポートが搭載されています。これにより、充電しながら外部モニターに繋ぐ際、ケーブルが邪魔にならない方を自由に選べるという、ユーザー目線の嬉しい設計になっています。
デザイナーのこだわり:排気口のデザイン 天面に配置された巨大な排気グリルは、ハニカム(蜂の巣)構造を採用。効率よく熱を逃がすだけでなく、レーシングカーのようなスポーティーな印象を演出しています。
Lenovo Legion Go Gen 2 のスペック詳細

出典:Lenovo
Legion Go Gen 2 (83N0001SJP) の真骨頂は、そのモンスター級の内部スペックにあります。前モデルで要望の多かったポイントがすべて「最強クラス」へとアップデートされました。
注目スペック一覧
主要なスペックを分かりやすく表にまとめました。
| 項目 | スペック詳細 | ここがスゴイ! |
| CPU | AMD Ryzen™ Z2 Extreme | 8コア16スレッドの最新チップ。最新ゲームもサクサク |
| メモリ (RAM) | 32GB (LPDDR5X-8000) | 前作の16GBから倍増。マルチタスクも余裕 |
| ストレージ | 1TB SSD (PCIe Gen4) | 読込速度が爆速。OSの起動も一瞬です |
| ディスプレイ | 8.8型 WUXGA 有機EL (OLED) | 液晶から有機ELへ進化。黒の深みが違います |
| 解像度 / 周波数 | 1920×1200 / 144Hz | 競技性の高いゲームでも滑らかな表示が可能 |
| バッテリー | 74Wh | 前作(49.2Wh)から大幅増。駆動時間が劇的改善 |
| 重量 | 約920g (本体+コントローラー) | バッテリー増量に伴い、少し重厚感が増しました |
| 通信機能 | Wi-Fi 6E, Bluetooth v5.3 | 最新規格でオンライン対戦も遅延を抑制 |
プロが教える「スペックの読み解き方」
- 驚異のメモリ32GB搭載一般的なノートPCでも16GBが主流の中、なんと32GBを搭載しています。これは、Windows 11を動かしながら、裏で攻略サイトを開き、さらに重いゲームを動かすといった「贅沢な使い方」をしても動作がカクつかないことを意味します。将来的なゲームの重量化にも長く対応できる安心のスペックです。
- 待望の「有機EL (OLED)」ディスプレイ前作の液晶パネルから、ついに有機ELへと進化しました。用語解説:有機EL (OLED) とは?液晶と違い、ドット一つ一つが自ら光る仕組み。真っ黒を「光を消す」ことで表現するため、コントラストが非常に高く、ゲームのグラフィックが吸い込まれるように美しく見えます。
- バッテリー容量が約1.5倍に!ポータブル機の弱点だった駆動時間。Gen 2ではバッテリーが74Whへと大幅に増強されました。これにより、外出先での「あ、もう電池がない」というストレスが大幅に軽減されています。
- 最新のRyzen Z2 Extremeプロセッサゲーム性能に直結するCPU(脳ミソ)には、ポータブルゲーミング専用の最新チップを採用。消費電力を抑えつつ、高いフレームレート(映像の滑らかさ)を維持する賢い設計になっています。
Lenovo Legion Go Gen 2 とGen 1 の比較

出典:Lenovo
一見すると似ている両モデルですが、中身を比較するとその差は歴然です。主要なポイントを比較表にまとめました。
| 比較項目 | Legion Go (Gen 1) | Legion Go Gen 2 (83N0001SJP) | 進化のポイント |
| チップセット | Ryzen Z1 Extreme | Ryzen Z2 Extreme | 最新ゲームでの安定感が向上 |
| メモリ (RAM) | 16GB | 32GB | 余裕の倍増。カクつきが激減 |
| ディスプレイ | 8.8型 液晶 (LCD) | 8.8型 有機EL (OLED) | 色の鮮やかさと「黒」の深みが別物 |
| バッテリー容量 | 49.2Wh | 74Wh | 約1.5倍のスタミナを実現 |
| 重量 | 約854g | 約920g | バッテリー増量により、やや増加 |
| ファンの騒音 | 高負荷時に高音が目立つ | 低音寄りの静音設計 | 深夜のプレイでも気にならないレベル |
進化のポイント①:待望の「有機EL (OLED)」採用
これが最大の違いと言っても過言ではありません。前モデルの液晶も十分に綺麗でしたが、Gen 2の有機ELは「一度見たら戻れない」レベルです。
- メリット: 宇宙が舞台のゲーム(Starfieldなど)や、暗いシーンの多いホラーゲームでの没入感が圧倒的です。
- 解説: 液晶は「後ろから光を当てる」ため黒が少し白っぽくなりますが、有機ELは「ドットが消灯する」ため、本物の漆黒を表現できます。
進化のポイント②:メモリ32GBがもたらす「無敵感」
前モデルの16GBは、Windowsを動かしながら最新ゲームを遊ぶには「最低限」のラインでした。Gen 2で32GBになったことで、何が変わるのでしょうか?
- マルチタスク: ゲームを起動したままブラウザで攻略サイトを30個開いても、動作が重くなりません。
- VRAM割り当て: グラフィック処理に回せるメモリが増えるため、高画質設定でもフレームレート(映像の滑らかさ)が安定します。
進化のポイント③:バッテリーの「1.5倍」増強
前モデルの最大の弱点は「バッテリーの持ち」でした。重いゲームだと1時間強で空になってしまうことも……。
- Gen 2の改善: バッテリーが74Whへと大幅強化。これにより、移動中の新幹線や飛行機の中でも、モバイルバッテリーなしで遊べる時間が格段に伸びました。
進化のポイント④:ファンの「音質」改善
ファンの音量そのものよりも、前モデルにあった「キーン」という高い金属音が抑えられたのが嬉しいポイントです。
専門用語:サーマル・スロットリング
熱がこもりすぎて性能が落ちる現象のこと。Gen 2は冷却効率が上がっているため、この現象が起きにくく、長時間プレイしても性能が維持されます。
結論:どっちを買うべき?
- Gen 1がおすすめな人: 予算を抑えたい、かつ主にACアダプターを繋いで据え置きに近い形で遊ぶ人。
- Gen 2がおすすめな人: 「最高の映像美」と「バッテリーの安心感」を求める人。 これから新しく買うなら、多少価格差があっても間違いなくGen 2を選ぶべきです。
Lenovo Legion Go Gen 2 を使用した私の体験談・レビュー

出典:Lenovo
正直に言いましょう。最初に箱から出したときは「デカっ!重っ!」と思いました。しかし、数時間プレイした頃には、その重さすら「この没入感のためなら安いものだ」と思えるほどの魅力に溢れていました。
「最高に自堕落なプレイ環境」が完成した
私が一番感動したのは、やはりコントローラーを切り離せることです。
- 実際のシーン: ベッドで仰向けになり、本体は別売りのアームやクッションで固定。両手は布団の中に隠したまま、左右バラバラの状態でコントローラーを握ってプレイ。
- 感想: これ、一度やると戻れません。一般的なポータブル機だと、どうしても「顔の前に重い本体を持ち続ける」必要がありますが、Legion Go Gen 2なら腕が全く疲れません。究極の「ダメ人間製造機」です。
有機EL(OLED)が「ホラーゲーム」を変えた
前作の液晶でも十分綺麗だと思っていましたが、今回の有機ELは別次元です。
- 実際のプレイ: 『バイオハザード』や『エルデンリング』の暗い洞窟シーンをプレイしました。
- 感想: 液晶特有の「黒い部分がなんとなく白っぽく光る現象」が一切ありません。本当の「漆黒」が表現されるため、暗闇から敵が出てくる恐怖感が倍増しました。8.8インチという絶妙なデカさも相まって、視界がすべてゲームに支配される感覚です。
32GBメモリの恩恵は「安心感」
「ポータブル機に32GBもいらないでしょ?」と思っていましたが、大間違いでした。
- 実際のシーン: 重いオープンワールドゲームを遊びながら、攻略サイトをブラウザで何枚も開き、さらに裏でDiscord(チャットアプリ)を動かしていました。
- 感想: 前作(16GB)では、ゲームを切り替える際に動作がモタついたり、最悪クラッシュしたりすることがありましたが、Gen 2は「無風」です。何をやってもサクサク動く。この「PCとしての余裕」が、ストレスを劇的に減らしてくれます。
「FPSモード」は慣れると魔法の杖
右コントローラーをマウスにする「FPSモード」。最初は戸惑いましたが、出張先の狭いデスクで真価を発揮しました。
- 実際のシーン: 新幹線の小さなテーブルで、本体を立ててFPSゲームや、マウス操作が必須なシミュレーションゲームをプレイ。
- 感想: 別でマウスを持ち歩かなくていいのが、これほど楽だとは思いませんでした。右コントローラーの底面にあるセンサーの精度が上がっており、細かいエイム(照準合わせ)も意外なほどスムーズに決まります。
本音の「重さ」レビュー
900g超えという重量は、やはりズッシリきます。
- 現実的な使い方: 電車の中で立ったままプレイするのは、正直おすすめしません。手がプルプルします。
- 解決策: 基本は「どこかに置いて遊ぶ」か「膝の上に乗せて遊ぶ」スタイルが正解です。背面スタンドが優秀すぎるので、どこでも「自分専用のゲーミングデスク」が出来上がります。
バッテリーと音の進化
前作で気になっていた「ファンの高い音」が、Gen 2では「低い風切り音」に変わりました。
- 感想: 隣で寝ている家族に気を遣わなくて済むようになったのは、個人的に最大のアップデートかもしれません。バッテリーも、重いゲームを遊んでも「あ、まだ半分ある」と思える安心感が生まれ、心の余裕に繋がっています。
Lenovo Legion Go Gen 2 に関するQ&A

- Q一般的なノートPCとして使えますか?
- A
Windows 11搭載なので、キーボードを繋げばWordやExcel、ブラウジングも全く同じようにこなせます。
- QSteamのゲームは全部動きますか?
- A
ほとんどのタイトルが動作しますが、非常に重い最新ゲームは画質設定を「中」程度に下げるのが快適に遊ぶコツです。
- Qバッテリーはどのくらい持ちますか?
- A
重い3Dゲームで約1.5〜2時間、動画視聴や軽い作業なら5時間程度です。
- Qコントローラーの充電は必要ですか?
- A
本体に装着している間に自動で充電されるので、個別に充電する手間はありません。
- QmicroSDカードで容量は増やせますか?
- A
高速なmicroSDスロットを搭載しています。
- Q放熱で本体が熱くなりませんか?
- A
排気口付近は熱くなりますが、持つ部分は熱が伝わりにくい設計になっています。
- Q外付けGPU(eGPU)は使えますか?
- A
USB4ポートを搭載しているため、対応するeGPUボックスを接続して性能を底上げ可能です。
- Qスピーカーの音質はどうですか?
- A
前作より低音が強化されました。ポータブル機としては十分クリアな音質です。
- Q冷却ファンの音は、図書館などで使えるレベルですか?
- A
「静音モード」であればほぼ無音ですが、フルパワーでゲームを動かしている時は、サーという音が周囲に聞こえます。公共の場ではモード設定を調整することをおすすめします。
- Q専用のケースは付いていますか?
- A
はい、非常にしっかりしたセミハードケースが標準で付属します。
- Q修理サポートはどうなっていますか?
- A
Lenovoは日本国内にサポート拠点があるため、海外メーカーの中ではかなり安心感があります。
Lenovo Legion Go Gen 2 が向いている人・向いていない人

出典:Lenovo
Legion Go Gen 2 (83N0001SJP) は、ポータブルゲーミングPCの中でも「最大級の画面」と「最大級のパワー」を誇るフラッグシップ機です。あなたのプレイスタイルに合うかどうか、以下のチェックリストで確認してみてください。
Lenovo Legion Go Gen 2 が向いている人
- 「画面の美しさ」を最優先したい人
- 8.8インチの大型有機EL(OLED)は、現時点でポータブル機の中では最高峰の視覚体験を提供します。「小さな画面だと文字が見にくい」「せっかくの美麗グラフィックを鮮やかに楽しみたい」という方には、これ以外の選択肢はありません。
- 「寝転がって」あるいは「自由な姿勢」で遊びたい人
- コントローラーを外せる機能は、単なるギミックではありません。本体をスタンドで立て、両手を布団の中や膝の上など、最も楽な位置に置いてプレイできるのはLegion Goだけの特権です。重い本体を持ち続ける必要がないため、実は「長時間プレイ」に最も適しています。
- 最新のAAAタイトルを最高設定で長く楽しみたい人
- 32GBという大容量メモリと最新のRyzen Z2 Extremeを搭載しているため、今後数年間に発売される重いゲームにも対応できる余裕があります。「数年でスペック不足になるのは嫌だ」という堅実派の方に向いています。
- 「FPSモード」や「縦画面」など、特殊な遊び方をしたい人
- 付属のドックを使ったマウス操作(FPSモード)や、本体を縦にしてのシューティングゲーム・電子書籍閲覧など、PCならではの拡張性を遊び尽くしたいガジェット好きに最適です。
Lenovo Legion Go Gen 2 が向いている人
- 「軽さ」と「携帯性」を一番に考える人
- 本体重量は約920gあり、7インチクラスの競合機(約600g〜)と比べると明らかに重いです。「電車の中で立ったまま30分遊びたい」「常にカバンに入れておいて、隙間時間にサッと取り出したい」という方には、少し大がかりに感じるかもしれません。
- 手が非常に小さい人
- 多機能なコントローラーは、その分サイズも大きめです。手の小さな方や、お子様がメインで使う場合は、ボタンやスティックに指が届きにくい可能性があります。可能であれば、店頭で一度握ってみることをおすすめします。
- 設定などをいじるのが苦手な「完全な初心者」の方
- 中身はWindows 11そのものです。ゲームを快適に動かすために設定を変更したり、ドライバの更新を行ったりといった作業が時々発生します。「スマホやSwitchのように、電源を入れるだけで100%完璧に動いてほしい」という方には、少しハードルが高く感じることがあるかもしれません。
- 最高解像度(4Kなど)での出力を期待する人
- 本体画面は1200p(WUXGA)に最適化されています。外部モニターに繋いで4K画質でバリバリ遊びたい場合、このクラスのポータブル機ではパワー不足になるシーンがあります(その場合はeGPUの検討が必要です)。
Lenovo Legion Go Gen 2 レビューまとめ

出典:Lenovo
ここまで詳しく見てきた通り、Lenovo Legion Go Gen 2 (83N0001SJP) は、単なるガジェットの枠を超え、PCゲームの楽しみ方を根本から変えてしまうポテンシャルを持っています。
結論:メリット・デメリットの再確認
| メリット(買うべき理由) | デメリット(知っておくべき点) |
| 8.8インチ有機ELの圧倒的映像体験 | 約920gという、ずっしりとした重量 |
| 32GBメモリによる、PCとしての究極の余裕 | 約19万円前後という、安くはない価格設定 |
| コントローラー分離が生む、自由なプレイスタイル | 本体のサイズが大きく、持ち運びには少し気合が必要 |
| Ryzen Z2 Extremeの、最高峰の処理能力 | Windowsゆえの、たまに発生する細かな設定の手間 |
Lenovo Legion Go Gen 2 レビュー総評
Lenovo Legion Go Gen 2が私たちに提示したのは、単なるハードウェアの進化ではなく、場所や姿勢、そしてスペックの制約からプレイヤーを完全に解き放つという新しい自由の形です。これまでは高性能なゲーミングPCと言えばデスクに縛り付けられるのが常識でしたが、この一台は、最高峰の映像美と圧倒的な処理能力を、文字通りあなたの手の届くあらゆる場所へと連れ出してくれます。手に取った瞬間に伝わる確かな剛性感、画面を点灯させた瞬間に広がる鮮烈な色彩、そしてプレイスタイルに合わせて形を変える柔軟性は、手にした者の毎日を刺激的な冒険へと変えてしまうはずです。決して安価な買い物ではありませんが、手に入れた後に広がる「いつでも、どこでも、最高の設定で」という贅沢な時間は、価格以上の価値としてあなたの生活に深く根付くことでしょう。
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