スポンサーリンク

OPPO (オッポ) A5x レビュー!2万円以下で驚く完成度!電池長持ち・高級感ある最強コスパスマホを徹底解説

スマートフォン
出典:OPPO
記事内に広告が含まれています。

2025年8月28日に発売されたこのモデルは、税込19,800円という驚きの価格設定ながら、6,000mAhの大容量バッテリー指紋センサー内蔵電源ボタンmicroSD対応のデュアルSIMスロット、そして今では貴重になった3.5mmイヤホンジャックまで搭載しています。「安いから仕方ない」と思わせない完成度が随所に感じられる一台です。

私は今回、ブルーカラーを購入し、実際に数週間サブスマホとして使ってみました。価格のインパクトだけでなく、「日常生活の中で本当に使えるか?」という観点からもじっくり検証しています。
結果として感じたのは――価格以上に“使える”部分と、“やはり価格なり”の割り切りが見事に共存したスマホだということです。

スマホ本体には、すでに保護フィルムが貼り付け済み。初期設定を終えたらすぐに使い始められるのも魅力です。付属品はシンプルで、SIMピン、安全ガイド、クイックガイドのみ。

「安いスマホ=妥協の塊」というイメージを覆すOPPO A5x。
本記事では、外観・性能・カメラ・電池持ちなどを徹底検証し、本当に“買い”の1台なのか?を実体験をもとに詳しく解説していきます。

\楽天ポイント4倍セール!/
楽天市場

OPPO (オッポ) A5x とは?

出典:OPPO

OPPO A5xとは、中国のスマートフォンブランド「OPPO(オッポ)」が2025年8月に発売した、エントリークラスのSIMフリースマートフォンです。
販売価格は税込19,800円と、いまや珍しくなった“2万円を切る”スマホとして登場しました。
しかし、その価格に反して「電池持ち・使いやすさ・デザイン性」の三拍子をしっかり押さえた、コスパ重視ユーザー必見のモデルです。

コンセプト:安くても“ちゃんと使える”スマホ

OPPO A5xの開発コンセプトは、ズバリ「誰でも安心して使える低価格スマホ」。
学生のサブ端末や、通話・LINE中心のシニア層、動画視聴用のセカンド端末としても十分に対応できる性能を備えています。
“コストを抑えながらも快適さを犠牲にしない”というOPPOの思想が随所に感じられる機種です。

大容量バッテリーと長時間駆動

最大の特徴は、6,000mAhの大容量バッテリーです。
YouTubeの連続再生テストでは、2時間で約10%の消費。単純計算で約20時間以上の再生が可能という驚異的なスタミナを誇ります。
長時間の動画視聴やテザリング、外出時のサブ機運用でも電池切れの心配がほとんどありません。

最新OS「ColorOS 15」搭載

OSは、Android 15ベースのColorOS 15
スワイプ操作の滑らかさやアプリ動作の安定性が高く、Android初心者でも違和感なく使いこなせます。
また、独自の便利機能も豊富で、画面上を3本指でスライドするだけでスクリーンショットを撮影できたり、そのまま画面内の英語をワンタップ翻訳できるなど、実用性が高い機能が揃っています。

安心感のある堅牢デザイン

本体には、ミル規格相当の耐衝撃設計を採用。
落下や衝撃に強い金属フレーム構造で、安価なスマホにありがちな“チープな頼りなさ”がありません。
さらに背面はマット仕上げで指紋が付きにくく、質感も上品。2万円以下とは思えない“高見えデザイン”が魅力です。

実用的なシングルカメラとAI補正

カメラは約3,200万画素のシングルレンズながら、AIによる自動補正機能が優秀。
日中の風景はもちろん、夜景モードでは白飛びや黒つぶれを抑え、肉眼に近い自然な写真を撮影できます。
さらに、AIエディターによって「ボケ除去」「解像度アップ」「不要物消去」「反射除去」といった編集まで可能。
撮影後の仕上げもこの1台で完結します。

“実用装備”を惜しみなく搭載

エントリーモデルながら、以下のような実用的な機能が充実しています。

  • 側面指紋センサー+顔認証による快適なロック解除
  • 3.5mmイヤホン端子搭載(Bluetoothが苦手な人も安心)
  • microSDカード最大1TB対応(写真・動画をたっぷり保存可能)
  • 赤外線リモコン機能搭載(テレビやエアコンの操作が可能)
  • IP65防塵・防滴対応(日常的な水濡れにも安心)

これらは、コストカットされがちな低価格帯では珍しい充実ぶりです。

OPPO (オッポ) A5x の外観とデザイン

出典:OPPO

OPPO A5xの第一印象は、「これ本当に2万円以下?」と感じるほど完成度の高いデザインです。安価なエントリーモデルにありがちな“プラスチック感”や“チープな光沢”が一切なく、むしろミドルレンジ機のような上質さを感じます。手に取ったときの質感、重さ、細部の造形まで、価格以上の仕上がりになっています。

サイズ感と持ちやすさ

本体サイズは約6.7インチの大型ディスプレイを搭載しているため、見た目の印象はやや大きめです。
重量は約193gと、このクラスとしては標準的。ずっしり重いという印象はなく、バランスの取れた持ち心地です。
角は滑らかにラウンド処理されており、手のひらに自然にフィットします。側面のフレームはわずかにエッジを効かせた金属調で、持ったときに安定感があります。

私が購入したブルーは、光の当たり方によって微妙に色味が変化する美しいグラデーションカラー。
派手すぎず落ち着いた印象で、年齢や性別を問わず使いやすいデザインです。

素材と質感

背面パネルはマット仕上げの樹脂素材で、指紋や皮脂汚れが目立ちにくいのが大きなメリット。
サラサラとした触り心地で滑りにくく、ケースを付けずに使っても快適です。
また、ミル規格(MIL-STD)相当の耐衝撃設計を採用しており、見た目だけでなく実用面でも安心。
低価格ながら頑丈な作りで、多少の落下や衝撃ではびくともしないタフさを感じます。

正面デザイン:大画面とパンチホールカメラ

フロント側は、約6.7インチのパンチホール式ディスプレイを採用。
画面占有率は約89.9%と高く、動画視聴やSNSでも広々とした表示が楽しめます。
非表示領域(ベゼル)は下部がやや太めですが、左右と上部は非常にスリムで、視覚的には十分な没入感があります。

画面の表面には、出荷時点で保護フィルムが貼付済み。購入後すぐに使えるのはうれしいポイントです。
ディスプレイの輝度も高く、屋外の直射日光下でも視認性を確保できます。

背面デザイン:シンプル&上質な印象

背面デザインは非常にシンプル。左上に配置された丸型のカメラユニットと、右側のLEDフラッシュのみというミニマル構成です。
上段のレンズが約3,200万画素の広角カメラ、下段のレンズに見える部分は赤外線リモコンセンサー
「カメラが2つに見えるけど実際は1眼+赤外線」という構成がユニークです。

この赤外線ポートは、テレビやエアコンなど家電のリモコンとしても使える実用機能。
デザインのアクセントにもなっており、見た目と機能を両立しています。

背面全体は光沢を抑えた仕上げで、見る角度によって微妙に陰影が変化し、落ち着きのある美しさがあります。
安価なスマホにありがちな“テカテカ感”がなく、清潔感のある上品な印象です。

フレームとボタン配置

フレームはメタリック調で、剛性を感じる仕上がり。各ボタン類も操作しやすい位置に配置されています。

  • 右側面:音量ボタン、電源ボタン(指紋センサー一体型)
     → 指紋センサーの反応は非常に良く、軽く触れるだけで即ロック解除できます。
  • 左側面:SIMカードトレイ
     → nanoSIM×2またはnanoSIM+microSDカードの組み合わせが可能。
  • 下部:スピーカー、USB Type-Cポート、マイク、3.5mmイヤホン端子
     → 近年減りつつあるイヤホン端子を残してくれているのは嬉しいポイントです。
  • 上部:特にポート類はなく、すっきりしたデザイン。

全体のバランスがよく、片手操作時にもボタン類に自然に指が届く設計です。

カラー展開と印象

OPPO A5xは、ホワイトブルーの2色展開。

  • ホワイトは清潔感があり、ビジネスシーンでも違和感のない落ち着いた色味。
  • ブルーは少しグレーがかったクールトーンで、角度によって輝きが変わる上品な質感。

どちらも安価なスマホとは思えない上品な仕上がりで、ファッションや用途を選びません。

スポンサーリンク

OPPO (オッポ) A5x のスペック詳細

出典:OPPO

基本仕様・サイズ

  • サイズ:およそ 165.71 × 76.24 × 7.99mm
  • 重量:約 193g
    → 6.7インチ級ディスプレイを備えつつ、厚み約8mm/重量193gというのはこの価格帯にしては健闘しています。手に持ったとき「重くて辛い」というほどではなく、日常使用において違和感は少ないです。

ディスプレイ

  • サイズ:約 6.67インチ(または6.7インチ級) LCD(IPS系)/アスペクト比16:9超~。
  • 解像度:HD+判定(1,604×720)またはそれに近い720pクラス。
  • リフレッシュレート:最大 90Hz(60Hz/90Hz切り替え)仕様。
  • 輝度:通常使用時で約 850nits、HBM状態(明るい環境)で最大 1,000nits 程度。
  • 画面占有率:おおよそ 89.9%

プラットフォーム(SoC/RAM/ストレージ)

  • チップセット(SoC):おおよそ Qualcomm Snapdragon 6s Gen 1(4G版) または地域により異なる派生型。
  • RAM/ストレージ構成(代表例/地域モデル):
    • 4GB RAM + 64GBストレージ
    • 4GB RAM + 128GBストレージ
    • 6GB RAM + 128GBストレージ
    • 8GB RAM + 128GBストレージ
  • RAMタイプ:LPDDR4X、ストレージタイプ:UFS 2.1 ロングタイプ仕様。
  • 外部メモリ:microSDカード対応(最大1TBまで)という仕様記載あり。
  • 拡張RAM機能:デフォルトRAM4GB+仮想RAM拡張(+4GB相当)という運用も可能。

バッテリー・充電

  • バッテリー容量:6,000mAh
  • 充電:45W急速充電対応。公称値として「0%→30%約19分、50%約36分」という記載あり。実測では「0→100% 約2時間10分」「20→100% 約1時間22分」というデータあり。
  • 耐久仕様:5年間使用しても80%以上のバッテリー容量維持を謳っているモデルもあり。

カメラ(写真・動画)

  • リアカメラ:32メガピクセル(f/1.8)/広角仕様。
  • フロントカメラ:5メガピクセル(f/2.2)仕様。
  • 動画撮影:最大1080p/30fps(リア・フロントとも)という仕様あり。
  • 追加機能:AI編集機能(不要物消去/ボケ除去/反射除去/AIクオリティ強化)など、撮影後処理への配慮あり。
  • 手ブレ補正:電子式・光学式いずれも非搭載(歩き撮り/手持ち動画撮影では揺れに注意)という情報。

通信・接続・その他ハード仕様

  • SIM:nanoSIM×2 または nanoSIM+microSDスロット併用対応。
  • モバイル通信:4G LTE 対応(5G非対応モデル)仕様が基本。
  • Wi-Fi:Wi-Fi 5(802.11 a/b/g/n/ac)対応と思われます。
  • Bluetooth:バージョン 5.0。コーデックとして SBC/AAC/aptX(LDAC非対応)という報もあり。
  • イヤホン端子:3.5mmジャック搭載。
  • 防塵・防水:IP65相当(耐塵+耐噴流)仕様。
  • 耐衝撃設計:ミル規格相当の“Military Grade Shock Resistance”を謳う。
  • 生体認証:側面指紋センサー+顔認証対応。
  • USB:USB Type-Cポート/USB OTG対応。
  • スピーカー:モノラル出力。Ultra Volumeモードにより音圧300%増(最大)機能あり。

ソフトウェア・特別機能

  • OS:ColorOS 15(Android 15ベース)という最新仕様。
  • その他機能:
    • スクリーンショット3本指スワイプ
    • 画面上英語ワンタップ翻訳
    • AIエディター(撮影後編集機能)
    • 赤外線リモコン機能(テレビ・エアコンなどの操作)
    • RAM拡張機能(仮想RAM)

OPPO (オッポ) A5x とOPPO A79 5Gの比較

出典:OPPO

OPPO A5xは、同社の前世代モデルである「OPPO A79 5G」をベースに開発された、より低価格な派生モデルといえます。A79 5Gは2024年2月に発売され、当時は2万9,800円という価格で人気を集めたエントリー~ミドルクラス機でした。A5xは、その“後継ポジション”としてコストを大幅に抑えつつ、必要な要素を厳選して設計されたモデルです。ここでは両機種の主要スペック・使い勝手・実際の体感性能を細かく比較していきます。

スペック比較表

項目OPPO A5x (2025)OPPO A79 5G (2024)
発売日2025年8月28日2024年2月15日
価格(税込)約19,800円約29,800円
SoC(CPU)Snapdragon 6s Gen 1(4G対応)MediaTek Dimensity 6020(5G対応)
メモリ4GB(+4GB拡張)4GB〜6GB
ストレージ128GB(microSD対応)128GB(microSD対応)
ディスプレイ6.7インチ / HD+(1604×720) / 90Hz6.7インチ / FHD+(2400×1080) / 90Hz
カメラ構成広角32MP(単眼)広角50MP + 深度2MP(デュアル)
インカメラ5MP(F2.2)8MP(F2.0)
バッテリー6,000mAh / 45W急速充電5,000mAh / 33W急速充電
通信4G(5G非対応)5G対応
Bluetooth5.05.3
防塵防水IP65IP54
スピーカーモノラル / Ultra Volume対応ステレオ
イヤホン端子ありなし
重量約193g約193g
カラーホワイト / ブルーグロッシーパープル / グローグリーン など
OSColorOS 15(Android 15ベース)ColorOS 14(Android 14ベース)

性能面の比較

CPU性能

ベンチマーク(Geekbench 6)比較では、
A79 5GのDimensity 6020がA5xのSnapdragon 6s Gen 1に対して、およそ2倍近いスコア差を記録。
A79 5Gが日常操作からゲームまで軽快に動作するのに対し、A5xは軽量アプリ中心のライトユース向けです。

体感の違い:

  • A79 5G → アプリの起動がスムーズで、同時起動にも強い。
  • A5x → YouTubeやChrome、LINE程度なら快適だが、重いアプリではワンテンポ遅れる。

ディスプレイの違い

  • A79 5G はフルHD+解像度で、細かい文字や写真の再現性が高い。
  • A5x はHD+(720p)で、解像度は控えめ。しかし90Hzリフレッシュレートは継承され、滑らかさは十分。

比較まとめ:
動画視聴などでは大きな差を感じにくいものの、長文閲覧や写真編集ではA79の方がくっきり見えます。
ただし、A5xは発色が自然で目に優しいチューニングがされており、“疲れにくい画面”という印象です。

カメラ性能の比較

項目OPPO A5xOPPO A79 5G
メイン32MP(単眼)50MP + 2MP(深度)
夜景モードあり(優秀)あり(より明るく撮影可能)
インカメラ5MP8MP
動画撮影最大1080p / 30fps最大1080p / 30fps(EIS対応)

撮影結果の違い:
A79は被写体の明るさや階調をより忠実に再現し、ポートレートも自然。
A5xは昼間の明るいシーンでは非常に健闘しており、オート性能の高さが光ります。
ただし、A5xは動画撮影時に手ブレ補正が非対応なため、歩き撮りでは揺れが目立つ点がネックです。

バッテリー・充電速度

A5xは6,000mAhという圧倒的な容量を誇り、YouTube連続再生で約20時間稼働という驚異のスタミナを実現。
一方、A79は5,000mAhながらSoCの省電力性が高く、実使用では1〜1.5日持続。
どちらも急速充電に対応しますが、A5xは公称45Wでも実測では満充電まで約2時間10分と、仕様値よりやや遅めです。
A79は33Wでも約1時間半ほどで充電完了するため、スピード面では互角といえます。

サウンド・接続性

A5xはモノラルスピーカーですが、Ultra Volumeモードで音量を300%まで増幅可能。
とはいえ音の広がりや定位感はA79のステレオスピーカーに劣ります。
一方でA5xには3.5mmイヤホン端子が復活しており、有線派ユーザーや音ゲー愛好者には朗報です。

BluetoothはA79が新しい5.3、A5xは5.0。
aptXには対応しますが、LDAC非対応のためワイヤレスオーディオ品質は控えめです。

通信・対応バンド

A79 5Gはその名の通り5G通信に対応し、サブ6帯をカバー。
A5xは4G専用ですが、主要キャリアのLTEバンドにしっかり対応しており、実用上は問題なし。
Wi-FiはどちらもWi-Fi 5対応(ac)で、日常使用では大きな差は感じません。

防水・耐久性

A5xはIP65と上位規格に対応し、シャワーの水しぶき程度ではびくともしません。さらに、ミル規格相当の金属フレームで、耐衝撃性も強化。
A79のIP54(防滴レベル)よりも一段上の保護性能です。屋外作業やキッチンで使うなど“ハードな環境”にはA5xが適しています。

スポンサーリンク

OPPO (オッポ) A5x を使用した私の体験談・レビュー

出典:OPPO

実際にOPPO A5xを購入して、約2週間ほどサブスマホとして日常生活で使い込んでみました
結論から言うと、「2万円以下とは思えないほどしっかり使える」スマートフォンでした。ここでは、購入から設定、実際の使用感までをリアルな体験を交えて詳しく紹介します。

購入と開封体験

発売日直後にAmazonでブルーカラーを購入。価格は19,800円。
外箱を開けると、スマホ本体のほかにはSIMピン・クイックガイド・安全ガイドのみで、ケースは付属していません
ただ、保護フィルムが最初から貼り付け済みだったので、そのまま電源を入れて使い始められるのは好印象でした。

初期設定と操作感

電源を入れてからの初期セットアップは非常にスムーズ。
Android 15ベースのColorOS 15は見た目も洗練されており、動作も軽快です。
最初に感じたのは「画面の滑らかさ」。90Hzリフレッシュレートのおかげで、スクロールがスッと動く感覚があります。
アプリのインストールやWi-Fi設定も問題なく、普段のAndroidスマホと同じ感覚で操作できました。

実際の使用シーンでの印象

動作スピード

YouTubeやChrome、LINE、X(旧Twitter)などの基本アプリは概ね快適に動作します。
アプリの起動はやや遅めですが、一度立ち上げてしまえば動作は安定しており、スクロールや画面遷移にカクつきは感じません。
ただし、Googleマップや画像編集アプリなどの重めのアプリでは、読み込み時に少し待たされることがあります。

ディスプレイ

HD+解像度ではありますが、実際に見ると非常に鮮やかで自然な発色
特にYouTubeで動画を視聴すると、肌の色味や風景の明暗表現も自然で、価格を感じさせない美しさです。
明るさも十分で、屋外の太陽光下でも視認性に困ることはありませんでした。
色温度が目に優しく、長時間見ていても疲れにくいのもポイントです。

バッテリー持ち

このスマホの一番の強みは間違いなくバッテリーです。
6,000mAhの大容量を搭載しており、YouTubeを2時間連続再生してもバッテリー消費はわずか10%前後。
普段使いなら2日は余裕で持ちます
原神を20分プレイしても5%程度の消費で、ゲーム後も本体の発熱はほとんど感じませんでした。
電池残量を気にせず使える安心感は、この価格帯では圧倒的です。

充電速度

45W急速充電対応ですが、実測では満充電に約2時間10分ほどかかりました。
途中で「もう満充電かな?」と思って確認しても、まだ90%台ということが何度かありました。
ただ、20%から100%までなら約1時間20分ほどで完了するので、実用上は問題なし。
寝る前や外出前の“ちょい足し充電”で十分対応できます。

カメラの使い心地

メインカメラは3,200万画素の単眼レンズ。
昼間の屋外撮影では、色味が自然で解像感も高く、価格以上の仕上がりです。
曇り空の日でも露出がしっかり調整され、空の階調がつぶれないのは好印象。
2倍ズームもデジタル処理ながら十分実用的で、文字や看板も読み取れるレベルです。

夜景モードも優秀で、白飛びや黒つぶれが抑えられ、看板の光も自然に写ります。
一方で、動画撮影時の手ブレ補正が非対応なため、歩きながら撮るとブレが目立ちます。
静止した状態での撮影や三脚使用なら問題ありません。
また、AIエディター機能が秀逸で、不要物消去やボケ除去、反射軽減など、ワンタップで写真を補正できるのは非常に便利でした。

音質・スピーカー

スピーカーはモノラルながら、「Ultra Volumeモード」を使うと音量を最大300%まで上げられます。
実際に使ってみると、ニュース動画や音声コンテンツではしっかり聞き取れる音量が出ます。
音質自体はフラットで低音の迫力は控えめですが、通話や動画視聴には十分。
Bluetoothイヤホンでも接続は安定していましたが、LDAC非対応のためハイレゾ音源を楽しむ用途には不向きです。
逆に、3.5mmイヤホン端子が搭載されているので、有線イヤホンを使う人には最適です。

ゲームプレイ時

「原神」を最低画質・30fpsで20分ほどプレイしました。
フレーム落ちは時々あるものの、プレイは成立するレベル。
一方で、3D負荷の高い場面では描画が一瞬止まることもあり、本格的なゲーム用には不向きです。
「パズドラ」「モンスト」「ウマ娘」などの軽量ゲームなら快適に動作しました。

通信・接続性

4G通信専用機ではありますが、IIJmioや楽天モバイルのSIMで問題なく動作しました。
通話品質も良好で、VoLTEにも対応。
Wi-Fi 5/Bluetooth 5.0と世代はやや古いですが、実用上は不便を感じませんでした。
赤外線リモコン機能も試してみましたが、テレビの電源やエアコン操作が問題なく可能で、地味に便利です。

発熱・安定性

真夏の屋内でYouTubeを2時間再生しても、本体温度は35〜36℃前後。
背面を触ってもほんのり温かい程度で、熱暴走などは一切なし。
冷却機構が目立つ設計ではありませんが、発熱制御はかなり優秀だと感じました。

実際に使って感じた「良かった点」と「惜しい点」

良かった点:

  • バッテリーが圧倒的に長持ち
  • マットな背面が高級感あり
  • 3.5mmイヤホン端子と赤外線リモコン搭載
  • 発熱が少なく、長時間の動画視聴に最適
  • AIエディターが実用的で面白い

惜しい点:

  • アプリの起動速度が遅め
  • 動画撮影の手ブレ補正なし
  • LDAC非対応(音質重視の人には物足りない)
  • 充電速度は“45W対応”の割にやや遅い

実用性の高い「日常用サブスマホ」

OPPO A5xは、メイン機としては性能的に控えめですが、
「動画視聴・SNS・通話・地図アプリ」などのライトユースなら完璧なスマートフォンです。
動作の安定性やバッテリーの安心感、そして丁寧な作り込みを考えると、2万円以下とは信じがたい完成度です。

私は普段、レビュー用のスマホを多数試していますが、A5xは「価格と実用性のバランス」で非常に満足度の高い1台でした。
特に「安くて長く使えるサブ機」「通話・動画専用の端末」「シニア層向け初スマホ」としておすすめできます。

OPPO (オッポ) A5x に関するQ&A

Q. OPPO A5xは5Gに対応していますか?

・4Gまでの対応です。通信速度よりも価格・電池持ち重視の設計です。

Q. おサイフケータイ(FeliCa)は使えますか?

・非対応です。決済用に使うなら別の端末/スマートウォッチとの併用をおすすめします。

Q. eSIMは使えますか?

・非対応です。物理nanoSIMでの運用になります。

Q. 防水性能はどの程度ですか?

・IP65相当(耐塵+耐噴流)です。雨滴や水しぶきは耐えますが、入浴や水没は不可です。

Q. 電池持ちは実際どうでしたか?

・YouTube連続2時間で約10%消費。ライト用途中心なら1.5〜2日いけます。

Q. 充電は速いですか?

・45W対応ですが、満充電の実測は2時間強。短時間の“ちょい足し充電”運用が現実的です。

Q. ゲーム目的でも買いですか?

重い3Dゲーム中心なら非推奨。最低設定なら遊べますが、快適重視なら上位機を。

Q. カメラはどのくらい撮れますか?

・日中の静止画は良好。夜景モードも健闘。ただしインカメ夜間と動画の手ブレは弱点です。

Q. 音はどうですか?

・モノラルで低音は控えめ。3.5mm端子の有線イヤホンや外付けスピーカーを推奨します。

Q. 赤外線リモコンは本当に使えますか?

・対応家電ならテレビ/エアコン等の操作が可能で、意外と便利でした。

Q. ストレージは足りますか?

・128GBに加え、microSD最大1TBまで増設できるので心配は少ないです。

スポンサーリンク

OPPO (オッポ) A5x が向いている人・向いていない人

出典:OPPO

OPPO A5xは、ただ安いだけの格安スマホではありません。
実際に使ってみると、「用途さえ合えば驚くほど快適に使える」反面、「性能を求めすぎる人には物足りない」スマホでもあります。

OPPO (オッポ) A5x が向いている人

コスパを最優先する人

「とにかく安くてしっかり動くスマホが欲しい」という人に最もおすすめです。
価格が2万円を切るにも関わらず、バッテリー・ディスプレイ・デザインなど基本性能が非常に優秀。
SNS、通話、ネット閲覧、動画視聴といったライトな使い方ならまったくストレスを感じません。
“コスパの塊”という言葉がぴったりの1台です。

バッテリー重視の人

A5xは6,000mAhの大容量バッテリーを搭載し、YouTubeを連続で20時間以上再生できるほどのスタミナを誇ります。
一度充電すれば1日半〜2日程度は余裕で持つため、モバイルバッテリーを持ち歩かなくても安心。
「出張先や旅行先で電池切れが怖い」という人に特に向いています。

サブスマホ・2台目を探している人

メイン機を高性能スマホにして、A5xをサブ機として使うのは非常におすすめです。動画視聴や音楽再生、地図アプリ専用端末としての運用にぴったり。
デュアルSIMにも対応しているため、「通話専用+データ専用」の2台持ちスタイルを1台で実現できます。

スマホ初心者・シニア層

操作が分かりやすく、ColorOSのUIも直感的。側面の指紋センサーや顔認証も精度が高く、ロック解除がスムーズです。
さらに、画面が明るく大きいので文字が読みやすく、目にも優しい。「初めてスマホを持つ」「とりあえず簡単に使いたい」という人に最適です。

有線イヤホンを使いたい人

3.5mmイヤホン端子が搭載されている点は、近年のスマホでは貴重です。Bluetoothイヤホンに慣れていない人や、音ズレが嫌いな人にとって大きなメリット。特に音ゲーや動画編集など、音の遅延を避けたい人には理想的です。

写真を“気軽に撮りたい”人

カメラ性能は高級機ほどではありませんが、AI補正が優秀で、明るい場所での撮影は非常にきれい。
オートで撮るだけで自然な色味に仕上がり、SNS投稿や日常の記録には十分です。
AIエディターを使えば不要物削除や反射除去もでき、写真整理も簡単です。

OPPO (オッポ) A5x が向いていない人

高速処理やゲーム性能を求める人

CPU(Snapdragon 6s Gen 1)はエントリーレベル。
普段使いには十分ですが、3Dゲームやマルチタスクには明確な限界があります。
「原神」や「PUBG」など重いゲームでは、最低設定でもカクつきが発生。
ゲームをメインにしたい人は、OPPO A79 5GやPOCO F7シリーズなど上位機種を選んだ方がよいでしょう。

写真・動画を本格的に撮りたい人

A5xのカメラは昼間の撮影には強いものの、夜間や室内ではノイズが目立ちます。
また、動画撮影では手ブレ補正(EIS/OIS)が非対応のため、歩き撮りではブレが顕著です。
「Vlogを撮りたい」「SNS用に高画質動画を撮影したい」といったクリエイティブ用途には向いていません。

高速通信や5G環境を重視する人

A5xは4G専用モデルで、5Gには非対応です。
都市部で高速通信を重視する人や、今後の通信環境の変化に備えたい人には不向きです。
5G環境を活かしたい場合は、A79 5Gなどの上位モデルをおすすめします。

キャッシュレス決済を頻繁に使う人

おサイフケータイ(FeliCa)やNFCタッチ決済には非対応です。
PayPayなどQRコード決済は問題なく使えますが、SuicaやiDなどを日常的に使いたい人には不便です。
駅改札やコンビニでタッチ決済をしたい場合は、FeliCa対応機種を選びましょう。

オーディオ品質にこだわる人

BluetoothはaptXまでの対応で、LDACやLHDCなどの高音質コーデックは非対応。
モノラルスピーカーのため、ステレオ音場も得られません。
音質重視の音楽リスナーや映画鑑賞好きにはやや物足りない印象です。

高速充電を重視する人

公称45W充電対応とされていますが、実測では0→100%に約2時間以上かかりました。
短時間でフル充電したい人には向きません。
ただし、20%→80%の“部分充電”なら1時間以内で済むため、日常的な補充充電なら問題ないレベルです。

スポンサーリンク

OPPO (オッポ) A5x レビューまとめ

出典:OPPO

実際にOPPO A5xを使い込んでみて、私は「2万円以下でここまで完成度の高いスマホが出たのか」と正直驚きました。
もちろんハイエンドモデルのようなパワーはありませんが、「必要なことはしっかりできる」ことに徹して作られた、誠実なエントリースマホです。ここでは、A5xの魅力と注意点を改めて整理しながら、総合的な評価をお伝えします。

性能:日常使いなら快適、重い処理は割り切り

Snapdragon 6s Gen 1搭載で、AnTuTuやGeekbenchのスコアは控えめ。
とはいえ、ブラウジング・SNS・YouTube視聴・LINE・メールなどの基本操作は非常に快適です。
アプリの立ち上げ時に一拍遅れることはありますが、一度動作してしまえば安定しており、操作のもたつきは感じませんでした。
発熱も少なく、真夏でも安心して使えるのが好印象です。

ただし、重い3Dゲームや複数アプリを同時に動かすような使い方には不向き。
ライトユーザーやサブ機利用を想定した“日常用途中心のチューニング”です。

バッテリー:驚異の6,000mAh。実用2日超えも可能

A5x最大の魅力がこのバッテリー性能。
6,000mAhの大容量バッテリーは、他の格安機を大きく上回るスタミナを誇ります。
YouTubeを2時間再生しても消費は10%前後、原神を20分プレイしても5%の減りに留まりました。
動画専用端末や旅行用のサブ機として最適です。
充電速度は公称45Wですが、実測では満充電に約2時間10分。
公式値よりは遅いものの、20〜80%の部分充電はスピーディーで、実用面では不満を感じません。

カメラ:価格以上の仕上がり。AI編集が楽しい

カメラは32MPの単眼構成ですが、明るい場所での撮影は非常に良好。
AIによる自動補正が優秀で、空や風景の色味が自然に仕上がります。
夜景モードも白飛び・黒つぶれが少なく、2万円以下とは思えないレベル。
さらに、AIエディター機能が驚くほど使いやすく、写真の不要物を消したり、反射を軽減したりといった編集がワンタップで可能です。

一方で、動画撮影には手ブレ補正がないため、歩きながらの撮影はブレが目立ちます。
静止撮影中心であれば問題ありませんが、Vlogなどには不向きです。

音とスピーカー:モノラルでも音量は十分

モノラルスピーカーながら、「Ultra Volumeモード」で音量を最大300%までブースト可能。
通話や動画再生ではしっかり音が出ており、音割れも少なめです。
低音の厚みは控えめですが、ニュースやドラマ視聴では十分実用的。
また、3.5mmイヤホン端子を備えている点は大きな利点。
有線イヤホンを使う派や、Bluetooth遅延を避けたい人には最適な仕様です。

ソフトウェアと使いやすさ

ColorOS 15(Android 15ベース)はUIが直感的で、初心者でも迷わず操作できます。
3本指でのスクリーンショット、ワンタップ翻訳、アプリごとのデータ管理など、地味ながら便利な機能が豊富。
指紋認証・顔認証ともに反応が早く、ストレスを感じませんでした。
細部の作り込みにOPPOらしい丁寧さを感じます。

弱点と割り切りポイント

もちろん、価格なりの制限もあります。

  • 5G非対応(4Gまで)
  • FeliCa/おサイフケータイ非搭載
  • LDAC非対応(aptX止まり)
  • モノラルスピーカー
  • 手ブレ補正なし

とはいえ、これらはコストダウンの範囲として納得できる内容です。
エントリーモデルに求められる「快適に日常をこなす」という軸では、一切の妥協がありません。

OPPO (オッポ) A5x レビュー総評

OPPO A5xは、スマートフォンの「本質的な使いやすさ」を追求した良心的な1台です。高性能を競うハイエンド機種とは異なり、無駄を省きながらも日常生活に必要な性能と快適さをしっかりと押さえています。

価格は2万円を切るにもかかわらず、デザインには上品さがあり、ディスプレイは鮮明で見やすく、そしてバッテリーは驚くほど長持ちします。派手さこそありませんが、実際に使うと「これで十分」と感じさせる完成度の高さがあります。動画視聴やSNS、通話、カメラなど、スマートフォンとしての基本的な用途において、ストレスなく快適に動作してくれるのはこの価格帯では希少です。もちろん、ハードなゲームや高画質撮影といった重い作業には不向きですが、そうした部分を求めなければ不満はほとんどありません。

丁寧な仕上げと実用性の高さ、そして長時間の安心感を兼ね備えたOPPO A5xは、スマホに多くを求めず、「使いやすく、長く、安心できる相棒」を探している人にぴったりのスマートフォンだと感じました。

\楽天ポイント4倍セール!/
楽天市場

関連記事

・Google Pixel 8a(グーグルピクセル) レビュー!スペック・カメラ性能・バッテリー・大きさなどを徹底検証

・MOTOROLA(モトローラ) moto g64 5G レビュー!スペック・カメラ・バッテリー性能を徹底検証

・Motorola(モトローラ) Edge 50 Pro レビュー!144Hzディスプレイ&125W急速充電の実力とは?

・SHARP AQUOS(アクオス) sense 9 レビュー!最新ミドルレンジスマホの本気を徹底解説!

・Xiaomi(シャオミ) 14T Pro レビュー!スペック・カメラ性能・バッテリー持ちを徹底解説!

・nubia Flip 2 (ヌビア フリップ 2) レビュー!8万円台で買える最強コスパ折りたたみスマホの実力とは?

・Samsung Galaxy A25 5G(ギャラクシー A25) レビュー!3万円以下で買える最強コスパスマホの実力とは?

・nubia(ヌビア) Z70 Ultra レビュー!最新Snapdragon 8 Elite搭載・カメラもバッテリーも最強

・REDMAGIC (レッドマジック)10 Pro レビュー!Snapdragon 8 Gen 3 Elite搭載ゲーミングスマホの実力とは?

・Nothing (ナッシング) Phone (3a) レビュー!5万円台で買える最強コスパスマホを徹底検証!

・Google Pixel 9a (グーグルピクセル9a) レビュー!スペック・カメラ性能・使い心地を徹底解説!

・AQUOS wish5 レビュー!1ヶ月使ってわかった評価とスペック・前機種比較などを徹底解説

・ASUS Zenfone 12 Ultra レビュー!スペック・カメラ・バッテリー・口コミなどを徹底解説

・Galaxy (ギャラクシー) Z Flip7 レビュー!折り目が消えた?進化したデザインとカバー画面の使いやすさを徹底検証!

・Google Pixel 10 レビュー!AIが進化したトリプルカメラ搭載スマホの実力やPixel 9の違いを比較!