近年、スマートフォン市場では価格と性能のバランスが重要視されています。その中で、POCO X7 Pro は驚異的なコストパフォーマンスを誇るモデルとして登場しました。本機種は、ハイエンド級の性能を備えつつも、5万円以下というリーズナブルな価格帯を実現しています。
POCO X7 Pro の最大の魅力は、その高性能なスペックと耐久性、そして充実した機能性です。MediaTek Dimensity 8200 Ultra を搭載し、ゲームプレイやマルチタスク処理においてもスムーズな動作を提供します。さらに、120Hzの有機ELディスプレイを採用し、滑らかなスクロールと鮮やかな映像体験を実現。6000mAhの大容量バッテリーにより、一日中安心して使用できる点も大きなメリットです。
本記事では、POCO X7 Pro の詳細なスペックや外観デザイン、前モデルとの比較、実際の使用感、Q&A、そしてどのようなユーザーに向いているのかを詳しく解説していきます。これからスマートフォンを購入しようと考えている方にとって、POCO X7 Pro が最適な選択肢となるかどうか、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

Xiaomi(シャオミ) POCO X7 Pro とは?

出典:Xiaomi
POCO X7 Pro は、中国のスマートフォンメーカー「POCO」によって開発された高性能スマートフォンです。POCO は、Xiaomi(シャオミ)のサブブランドとして誕生し、高品質でコストパフォーマンスに優れたスマートフォンを提供することで知られています。
本機種は、ミドルレンジクラスに属しながらも、ハイエンド級の性能を誇るスマートフォンとして注目されています。特に、最新の MediaTek Dimensity 8200 Ultra チップセットを搭載し、快適なゲームプレイや動画視聴、高速なアプリ動作を実現しています。
また、POCO X7 Pro は 6.66インチの有機ELディスプレイ を採用し、120Hzのリフレッシュレートに対応。これにより、スクロールやゲームプレイが非常になめらかになり、視認性も向上しています。さらに、 6000mAhの大容量バッテリー と 90W急速充電 に対応しており、長時間の使用でもバッテリー切れを気にせずに使うことができます。
デザイン面でも特徴的な ツートンカラーの背面 を採用し、ユニークな外観を持っています。カメラ性能も強化されており、 5000万画素のメインカメラ により、高画質な写真撮影が可能です。
POCO X7 Pro は、ゲーマーやパワーユーザー向けのスマートフォンとしても適しており、特に 高性能なスマホを低価格で手に入れたい人 にとって魅力的な選択肢となっています。
Xiaomi(シャオミ) POCO X7 Pro の外観とデザイン

出典:Xiaomi
POCO X7 Pro は、スタイリッシュで特徴的なツートンカラーのデザインを採用しています。価格帯を超えた高級感があり、実際に手に取った際の質感や細部の作り込みにもこだわりが見られます。
カラーバリエーション
本機種は イエロー、グリーン、ブラック の3色展開となっており、それぞれ異なる雰囲気を持っています。
- イエロー:最も目立つカラーで、鮮やかな発色が特徴。スポーティーで個性的な印象を与える。
- グリーン:落ち着いた色合いで、大人っぽく洗練された印象を持つ。
- ブラック:シンプルかつスタイリッシュで、どんなシーンにも馴染みやすい。
背面デザインと素材
- 背面はレザー調のテクスチャー を採用し、指紋が付きにくく、滑りにくい仕上がり。
- 背面は ツートンデザイン になっており、カラーによって異なる質感を持つ。
- カメラ部分はすっきりとしたデザイン で、縦に並んだデュアルカメラがスタイリッシュ。
- ロゴの配置が絶妙で、全体的に洗練された印象を与える。
ボタン配置と操作性
- 右側に 電源ボタンと音量ボタン を配置。
- 電源ボタンはアクセントカラー になっており、デザインのポイントになっている。
- 指紋認証センサーは 画面内に搭載 されており、スタイリッシュな外観を損なわない。
- 物理SIMスロットは 本体下部に配置 されており、スムーズな取り出しが可能。
本体サイズと重量
項目 | 数値 |
---|---|
本体サイズ | 縦162.2mm × 横75.8mm × 厚さ8.9mm |
重量 | 199.2g(軽量モデル) |
- 画面サイズが 6.66インチ あるにもかかわらず、 厚み8.9mmと比較的スリム で持ちやすい。
- 199.2gの軽量設計 により、長時間の使用でも負担になりにくい。
防水・防塵性能
- IP68対応 であり、水濡れやホコリに強い。
- お風呂や雨の日でも安心して使用できる。
POCO X7 Pro は、価格以上のデザイン性と使いやすさを兼ね備えており、どの色を選んでも満足できる外観となっています。
Xiaomi(シャオミ) POCO X7 Pro のスペック詳細

出典:Xiaomi
ミドルレンジながらもハイエンドスマートフォンに匹敵する性能を備えています。以下に、各項目のスペックを詳しくまとめました。
基本仕様
項目 | 詳細 |
---|---|
モデル名 | POCO X7 Pro |
発売日 | 2025年 |
OS | MIUIベースのAndroid 14 |
ディスプレイ
項目 | 詳細 |
サイズ | 6.66インチ |
パネル | 有機EL(AMOLED) |
解像度 | 2712×1220ピクセル |
リフレッシュレート | 120Hz |
輝度 | 最大3202ニト(直射日光下でも視認性が高い) |
タッチサンプリングレート | 480Hz |
パフォーマンス
項目 | 詳細 |
チップセット | MediaTek Dimensity 8200 Ultra |
CPU | 8コア(1×3.1GHz Cortex-A78、3×3.0GHz Cortex-A78、4×2.0GHz Cortex-A55) |
GPU | Mali-G610 MC6 |
RAM | 8GB / 12GB(LPDDR5X) |
ストレージ | 256GB / 512GB(UFS 3.1) |
microSDカードスロット | なし |
バッテリー & 充電
項目 | 詳細 |
バッテリー容量 | 6000mAh |
充電速度 | 90W急速充電(有線) |
ワイヤレス充電 | 非対応 |
付属充電器 | 90W充電器同梱 |
カメラ
項目 | 詳細 |
メインカメラ | 5000万画素(広角、f/1.8、OIS対応) |
超広角カメラ | 800万画素(120°視野角) |
マクロカメラ | なし |
インカメラ | 2000万画素(f/2.4) |
動画撮影 | 4K 60fps(メインカメラ)、1080p 30fps(超広角、インカメラ) |
接続性 & 通信
項目 | 詳細 |
SIM | デュアルSIM(nano SIM×2) |
5G対応 | あり(Sub-6GHz対応) |
Wi-Fi | Wi-Fi 6E(802.11ax) |
Bluetooth | 5.3 |
NFC | あり(Felica非対応) |
GPS | GPS / GLONASS / BeiDou / Galileo |
オーディオジャック | なし |
スピーカー | ステレオスピーカー(Dolby Atmos対応) |
防水・防塵 & 耐久性
項目 | 詳細 |
防水・防塵 | IP68(防水・防塵対応) |
生体認証 | 画面内指紋認証、顔認証 |
Xiaomi(シャオミ) POCO X7 Pro と POCO X6 Pro の比較

出典:Xiaomi
POCO X7 Pro は、前モデルの POCO X6 Pro と比較すると、デザイン・性能・バッテリー・カメラなど、さまざまな面で進化しています。以下の表で、各スペックの違いを詳しく比較してみましょう。
POCO X7 Pro と POCO X6 Pro の比較
項目 | POCO X7 Pro | POCO X6 Pro |
---|---|---|
ディスプレイ | 6.66インチ 有機EL | 6.67インチ 有機EL |
解像度 | 2712×1220ピクセル | 2400×1080ピクセル |
リフレッシュレート | 120Hz | 120Hz |
ピーク輝度 | 3202ニト | 1300ニト |
プロセッサ | MediaTek Dimensity 8200 Ultra | MediaTek Dimensity 8100 |
GPU | Mali-G610 MC6 | Mali-G610 MC6 |
RAM | 8GB / 12GB(LPDDR5X) | 6GB / 8GB(LPDDR5) |
ストレージ | 256GB / 512GB(UFS 3.1) | 128GB / 256GB(UFS 3.1) |
バッテリー容量 | 6000mAh | 5000mAh |
充電速度 | 90W急速充電 | 67W急速充電 |
メインカメラ | 5000万画素(広角、OIS対応) | 5000万画素(広角、OIS非対応) |
超広角カメラ | 800万画素(120°視野角) | 800万画素(120°視野角) |
マクロカメラ | なし | 200万画素 |
インカメラ | 2000万画素 | 1600万画素 |
動画撮影 | 4K 60fps | 4K 30fps |
防水・防塵 | IP68 | IP53 |
SIM | デュアルSIM(nano SIM×2) | デュアルSIM(nano SIM×2) |
5G対応 | あり(Sub-6GHz) | あり(Sub-6GHz) |
Wi-Fi | Wi-Fi 6E(802.11ax) | Wi-Fi 6(802.11ax) |
Bluetooth | 5.3 | 5.2 |
NFC | あり(Felica非対応) | あり(Felica非対応) |
スピーカー | ステレオスピーカー(Dolby Atmos対応) | ステレオスピーカー |
生体認証 | 画面内指紋認証・顔認証 | 側面指紋認証・顔認証 |
重量 | 199.2g | 202g |
改善点と変更点
- ディスプレイの進化
- 解像度が向上し、より鮮明な画質を提供。
- 最大輝度が 1300ニト → 3202ニト に大幅向上し、屋外での視認性がアップ。
- パフォーマンス向上
- CPUが Dimensity 8100 → Dimensity 8200 Ultra へアップグレードされ、処理能力が向上。
- RAMが LPDDR5 から LPDDR5X に進化し、より高速なメモリアクセスが可能に。
- バッテリーと充電速度の改善
- バッテリー容量が 5000mAh → 6000mAh に増加。
- 充電速度も 67W → 90W となり、より短時間でフル充電可能。
- カメラの強化
- メインカメラの OIS(光学式手ブレ補正) が追加され、撮影時の安定性向上。
- インカメラが 1600万画素 → 2000万画素 へ進化し、より高品質な自撮りが可能に。
- 4K撮影が 30fps → 60fps に進化。
- 防水・防塵性能の向上
- IP53(防滴レベル) → IP68(完全防水レベル) にアップグレード。
- オーディオと認証の変更
- Dolby Atmos対応のステレオスピーカー で、より臨場感のあるサウンドを提供。
- 指紋認証が 側面から画面内へ 移行し、よりスマートなデザインに。
まとめ
POCO X7 Pro は、前モデル POCO X6 Pro と比較すると、 ディスプレイ、プロセッサ、バッテリー、カメラ、充電速度、防水性能 など、あらゆる面で進化しています。特に、バッテリーの大容量化、90W急速充電、IP68防水対応、OIS付きカメラは、日常使いにもゲーム用途にも嬉しいアップグレードとなっています。
Xiaomi(シャオミ) POCO X7 Pro を使用した私の体験談

出典:Xiaomi
POCO X7 Pro を実際に使用してみた結果、価格以上のパフォーマンスを発揮するスマートフォンであることがわかりました。以下のポイントごとに、詳しく体験談を紹介します。
ディスプレイの使用感
6.66インチの有機ELディスプレイは、発色が非常に鮮やかで、直射日光下でも視認性が高いです。特に 3202ニトのピーク輝度 は屋外使用時に効果を発揮し、日差しの強い場所でも画面がはっきりと見えました。
120Hzのリフレッシュレートにより、スクロールやゲームの動きが非常になめらかです。アニメーションや動画再生時もカクつくことがなく、視覚的にストレスのない体験ができます。
バッテリー持ち
6000mAhの大容量バッテリーを搭載しているため、通常使用では 2日間持続 しました。以下のような使い方でも、十分なバッテリー持ちを実感できます。
- SNSやブラウジング(2時間)
- YouTube視聴(2時間)
- ゲームプレイ(1時間)
- メール・メッセージの送受信
一日中ハードに使用しても、夜には 30~40%のバッテリー残量 がある状態でした。
また、90W急速充電対応のおかげで、10分の充電で約30%回復 し、40分程度でフル充電可能です。充電が速いため、外出前にサッと充電できるのは非常に便利でした。
ゲーム性能
ベンチマークテストでは、Antutuスコア163万点 を記録し、2023年のハイエンドスマホ並みのパフォーマンスを発揮しました。
実際に 原神、PUBG Mobile、Call of Duty Mobile などをプレイしたところ、最高設定でも快適に動作しました。
- 原神(最高設定):平均55~60FPS
- PUBG Mobile(ウルトラHD設定):平均60FPS
- Call of Duty Mobile(最高設定):平均120FPS(リフレッシュレート対応)
30分以上のゲームプレイでは、若干の発熱を感じましたが、持てなくなるほどの温度ではなく、快適にプレイを続けることができました。
カメラの使用感
メインカメラ(5000万画素)は 昼間の撮影では非常に鮮明 で、細かいディテールまでしっかりと描写されました。
- 日中の写真:高解像度で、青空や建物のディテールも美しく再現
- 夜景モード:ノイズが少なく、明るさのバランスが良い
- 超広角カメラ:画角は広いが、若干ディテールが甘め
- インカメラ(2000万画素):自撮りでも肌の質感が自然で、SNS向けの写真が簡単に撮れる
特に、OIS(光学手ブレ補正)があるため、動画撮影時の手ブレが抑えられており、動きながらの撮影でも安定した映像を撮ることができました。
スピーカーと音質
Dolby Atmos対応の ステレオスピーカー は、音の広がりがあり、映画鑑賞や音楽視聴でも満足度が高いです。
- 低音:迫力があり、音がこもらない
- 中音域:クリアで、人の声がはっきりと聞こえる
- 高音:シャリつかず、バランスが良い
ゲームプレイ時には、音の定位感がしっかりしているため、敵の位置を正確に把握しやすくなりました。
防水・防塵性能
IP68の防水・防塵対応なので、お風呂や雨の日でも安心して使えます。
実際に 水滴がついた状態でもタッチ操作がスムーズ で、誤作動することはありませんでした。
まとめ
POCO X7 Pro を実際に使用してみて、以下の点が特に優れていると感じました。
◎ 良かった点
- 価格以上のパフォーマンス(Antutuスコア163万点)
- 明るく視認性の高いディスプレイ(最大3202ニト)
- 長時間持続するバッテリー(6000mAh)
- 急速充電が超高速(90W対応)
- ゲームプレイが快適(最高設定でも安定)
- カメラ性能が向上(OIS搭載で手ブレ補正あり)
- 防水・防塵(IP68対応)
△ 気になった点
- ワイヤレス充電非対応
- おサイフケータイ(Felica)非対応
- 超広角カメラの画質がやや劣る
全体的に、5万円以下のスマートフォンとしては驚異的なスペックと使い心地で、特に ゲームプレイを快適に楽しみたい人、バッテリー持ちを重視する人 に最適な1台だと感じました。
Xiaomi(シャオミ) POCO X7 Pro に関するQ&A

※画像はイメージです。
Q.防水ですか?
・IP68対応の防水性能があります。
Q.おサイフケータイは使えますか?
・Felicaには対応していません。
Q.ワイヤレス充電はできますか?
・非対応です。
Q.SIMカードは何枚入りますか?
・物理SIMが2枚まで対応可能です。
Q.SDカードは使えますか?
・microSDには対応していません。
Q.スピーカーの音質はどうですか?
・ステレオスピーカー搭載で、Dolby Atmos対応なので広がりのある音が楽しめます。
Q.ゲーム用スマホとしてどうですか?
・最高設定でのゲームプレイも可能な性能を持っています。
Q.充電時間はどのくらいですか?
・90W急速充電で、約40分でフル充電できます。
Q.カメラの画質はどうですか?
・メインカメラは非常に良好ですが、超広角カメラはやや画質が劣ります。
Q.指紋認証と顔認証はありますか?
・どちらにも対応しています。
Xiaomi(シャオミ) POCO X7 Pro が向いている人・向いていない人

出典:Xiaomi
特定のニーズに適したスマートフォンです。以下に、どのような人に向いているのか、また逆に向いていないのかを詳しく解説します。
向いている人
- 高性能なスマートフォンを低価格で手に入れたい人
- 5万円以下の価格で、ハイエンド級の性能を持つ。
- Antutuスコア163万点と、2023年のハイエンドスマホ並みのパフォーマンス。
- ゲームプレイを快適に楽しみたい人
- MediaTek Dimensity 8200 Ultraと120Hzディスプレイで、滑らかな動作。
- PUBG Mobile、原神、Call of Duty Mobile などを最高設定で快適にプレイ可能。
- 6000mAhのバッテリーで長時間のゲームプレイが可能。
- バッテリー持ちを重視する人
- 6000mAhの大容量バッテリーで、2日間の使用が可能。
- 90W急速充電対応で、10分の充電で約30%回復。
- ディスプレイの品質を求める人
- 6.66インチ有機ELディスプレイで、2712×1220の高解像度。
- 最大3202ニトの輝度で、屋外でも視認性が高い。
- 120Hzリフレッシュレートで滑らかな操作性。
- カメラ性能をそこそこ重視する人
- 5000万画素メインカメラ(OIS搭載)で、手ブレ補正の効いた写真が撮影可能。
- 夜景モードが優秀で、暗所撮影でも比較的明るく撮れる。
- 防水・防塵性能を求める人
- IP68対応で、雨の日や水場でも安心して使用可能。
- 防水性能を求める人には最適。
- 急速充電を重視する人
- 90Wの急速充電に対応し、40分でフル充電可能。
- 付属の充電器を使用することで、最速の充電ができる。
- コストパフォーマンスを重視する人
- 5万円以下でこれだけのスペックを持つスマホは少ない。
- 性能・バッテリー・カメラ・防水などバランスが良い。
向いていない人
- おサイフケータイ(Felica)を頻繁に利用する人
- 日本のモバイル決済サービス(Suica、iD、QUICPay)には非対応。
- QRコード決済(PayPay、楽天ペイ)で代用するなら問題なし。
- ワイヤレス充電を求める人
- ワイヤレス充電非対応のため、置くだけ充電はできない。
- 急速充電を活用すれば問題ないが、ワイヤレス充電派には不向き。
- 軽量なスマートフォンを求める人
- 6000mAhバッテリーを搭載しているため、重量が199.2gとやや重め。
- 軽さを重視するなら他の機種を検討すべき。
- カメラ性能に強いこだわりがある人
- 超広角カメラが800万画素で、細部の描写がやや甘い。
- 望遠カメラが搭載されていないため、ズーム撮影には不向き。
- 動画撮影時の手ブレ補正はあるが、ハイエンドスマホには劣る。
- 高級感のあるデザインを求める人
- 背面デザインはツートンカラーで個性的だが、ガラスボディのような高級感は少なめ。
- 見た目よりも実用性を重視する人向け。
- microSDカードでストレージを増設したい人
- microSDカードスロット非対応のため、拡張できない。
- 256GBまたは512GBのモデルを選択する必要がある。
- カスタムROMを頻繁に入れ替えたい人
- MIUIベースのOSはカスタマイズ可能だが、純粋なAndroidを求めるならPixelシリーズの方が向いている。
まとめ
POCO X7 Pro は、コストパフォーマンスに優れたスマートフォンであり、特に ゲームを快適に楽しみたい人、バッテリー持ちを重視する人、防水性能を求める人 に向いています。一方で、おサイフケータイやワイヤレス充電、軽量さ、高級感のあるデザイン を求める人には向いていないため、購入前に自分のニーズを確認することが重要です。
Xiaomi(シャオミ) POCO X7 Pro レビューまとめ

※画像はイメージです。
POCO X7 Pro は、価格を超えたパフォーマンスを誇るスマートフォンです。特にゲーム性能やバッテリー持ち、ディスプレイの品質においては、5万円以下のスマートフォンの中ではトップクラスの仕上がりとなっています。一方で、おサイフケータイやワイヤレス充電など、一部機能が省かれているため、用途によっては他の選択肢を検討する必要があります。
優れた点
- ハイエンド級のパフォーマンス:MediaTek Dimensity 8200 Ultra と LPDDR5X RAM により、ゲームやマルチタスクがスムーズ。
- 高品質なディスプレイ:6.66インチの有機ELディスプレイは、120Hzリフレッシュレートと3202ニトの高輝度で非常に見やすい。
- バッテリーの持ちと充電速度:6000mAhのバッテリーで長時間使用可能、90W急速充電で40分以内にフル充電可能。
- 防水・防塵対応:IP68対応で、水やホコリからしっかりと保護される。
- Dolby Atmos対応のステレオスピーカー:音の広がりが良く、動画や音楽を楽しめる。
- カメラの進化:5000万画素のメインカメラはOIS(光学手ブレ補正)対応で、夜景や動画撮影の品質が向上。
気になる点
- おサイフケータイ(Felica)非対応:日本国内の電子マネー決済を利用する人には不便。
- ワイヤレス充電非対応:90W急速充電があるとはいえ、ワイヤレス充電派の人には物足りない。
- 超広角カメラの画質が平凡:800万画素で、細かいディテールの描写がやや甘め。
- やや重めの本体:199.2gのため、軽量スマホを求める人には不向き。
最終的な評価
POCO X7 Pro は、5万円以下という価格帯を考えると、驚異的なスペックと性能を持つスマートフォンです。特に、ゲーム性能・バッテリー持ち・ディスプレイ品質・防水性能 の点で、他の同価格帯のスマホと比べても圧倒的に優れています。
一方で、Felicaやワイヤレス充電に非対応である点や、カメラ性能が一部のハイエンドスマホには劣る点を考慮する必要があります。もし ゲームや動画視聴、長時間使用を重視し、高コスパなスマホを求めるなら、POCO X7 Pro は最良の選択肢の一つとなるでしょう。
