スマートフォン市場は年々進化を続けており、特にハイエンドモデルは目覚ましい性能向上を見せています。しかしその分、価格も高騰し、10万円を超える機種が当たり前という状況に悩まされている方も多いのではないでしょうか?そんな中、「性能は妥協したくない、でも予算も大事」というユーザーにとって救世主となる存在が登場しました。それがXiaomi POCO F7 Pro です。
このXiaomi POCO F7 Pro は、Snapdragon 8 Gen 3というフラグシップ級のSoCを搭載しながらも、価格帯は非常に抑えられており、いわゆる“ハイコスパ機”として注目を集めています。ただ安いだけではなく、ディスプレイ・カメラ・バッテリー・充電スピード・OSサポートに至るまで、あらゆる面で妥協のない設計がなされており、2025年現在、最もバランスの取れたAndroidスマートフォンの一つと言えるでしょう。
さらに、Xiaomi POCO F7 Pro は同時に発表された「POCO F7 Ultra」と比べても、やや抑えられた価格でありながら、実用性や性能面で大きな違いがないという点も魅力です。実際に使ってみると、その快適さと完成度の高さに驚かされるはずです。
本記事では、そんなXiaomi POCO F7 Pro の魅力を余すところなくご紹介していきます。スペックや機能だけでなく、実際の使用感や注意点、どんな人に向いているかまで詳しく解説しますので、購入を検討している方はぜひ最後までご覧ください。

Xiaomi (シャオミ)POCO F7 Pro とは?

出典:Xiaomi
POCO F7 Proとは、中国の大手スマートフォンメーカー「Xiaomi(シャオミ)」のサブブランド「POCO(ポコ)」が手がける、ハイエンド性能と高いコストパフォーマンスを両立したスマートフォンです。
POCOブランドは、元々「高性能×低価格」のコンセプトで展開されており、特に若年層やゲーマーを中心に人気を集めています。その中でもFシリーズは、上位機種に位置付けられ、毎年“価格破壊”と言えるスペックで登場しています。
2025年モデルであるこのF7 Proは、次のような特徴を持っています:
- Snapdragon 8 Gen 3というフラグシップ向け最新SoCを搭載
- 高解像度の2K AMOLEDディスプレイで映像体験が向上
- 6000mAhの大容量バッテリーと90W急速充電により長時間駆動を実現
- 最大512GBのストレージと12GBの大容量メモリであらゆる用途に対応
- 4世代のOSアップデートと6年間のセキュリティ保証で長く使える
つまり、Xiaomi POCO F7 Pro は「性能は妥協したくないけど、価格は抑えたい」という多くのユーザーのニーズに応える製品となっており、ゲームプレイヤー、動画視聴が多い人、SNSを重視する人など幅広い層にフィットする一台です。
また、同時に発表されたF7 Ultraや、より低価格帯のX7 Proと並ぶ形で選択肢が広がっており、ハイエンド機をお得に手に入れたい方にとっては中間の最適解ともいえる存在です。
惜しむらくは、おサイフケータイ(FeliCa)やeSIMに非対応といった、日本の一部ユーザーにとってマイナスとなりうる仕様もありますが、それを差し引いてもなお魅力的なスペック構成となっています。
Xiaomi POCO F7 Pro は、まさに価格破壊のハイエンドスマホとして、2025年を代表するコスパモンスターといえるでしょう。
Xiaomi (シャオミ)POCO F7 Pro の外観とデザイン

出典:Xiaomi
Xiaomi POCO F7 Pro は、その内部スペックの高さだけでなく、外観にも細かなこだわりが詰まったデザイン性の高いスマートフォンです。実際に手に取ってみると、価格帯からは想像できないほどの完成度に驚かされました。
カラーバリエーションと素材感
Xiaomi POCO F7 Pro は、全3色展開です。
- シルバー
- ブルー
- ブラック
この中でも、筆者が特に気に入っているのが「シルバー」モデルです。上部は金属のような光沢感があり、まるでメッキ処理されたかのようなシャープな輝きを放ちます。下部はすりガラス調のマット仕上げとなっており、触感も上品で、指紋もつきにくいのが好印象です。
背面全体が「光沢×マット」の質感ミックスで構成されており、飽きの来ない洗練されたデザインに仕上がっています。
フレームとボディの一体感
サイドフレームも背面と同色のシルバーで統一されており、全体として非常に高い一体感があります。安価なスマホにありがちな「チープなフレーム感」が一切なく、見た目の高級感も抜群です。
また、Proモデルの側面は比較的フラットな形状となっていて、角ばった印象がありながらも、手にフィットするような工夫がなされています。兄弟機種のF7 Ultraは背面がわずかにカーブしており、そこが両者のデザインの違いとも言えます。
カメラデザイン
カメラユニットは丸みを帯びたデザインで、シリーズ全体としての統一感があります。F7 Ultraと比較しても、大きく違和感のある点はなく、F7シリーズとしてのブランディングがしっかりとされています。
ややカメラ周辺が盛り上がっているため、机に置いた際にはわずかにガタつきがありますが、付属ケースや市販ケースでカバーすれば問題ありません。
実際の使用感とサイズ感
- 重量:206g
- 厚み:薄型でスリムな印象
- 操作感:滑りづらく持ちやすい
ディスプレイ側も極薄ベゼルが採用されており、画面占有率が非常に高く、映像の没入感が格段にアップしています。
また、付属ケースがグレーのTPU素材であり、これがデザインを隠してしまうという点は少し残念ですが、クリアケースを別途用意すればその美しさを損なうことなく使えます。
指紋の付きやすさは?
背面上部の光沢部分は指紋が目立ちやすいのが正直なところです。ただし、マット部分に関してはほとんど指紋が気になりません。全体として清潔感を保つには、こまめな拭き取りやケース装着がおすすめです。
Xiaomi (シャオミ)POCO F7 Pro のスペック詳細

出典:Xiaomi
Xiaomi POCO F7 Pro は、フラグシップモデルに引けを取らないハイパフォーマンスなスペックを誇りながら、価格帯はあくまでミドルレンジに近く、まさにコスパ最強と呼ぶにふさわしい内容となっています。
以下に主要スペックを項目ごとに詳しく解説していきます。
パフォーマンス性能(SoC・RAM・ストレージ)
項目 | 内容 |
---|---|
SoC(チップセット) | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3 |
RAM(メモリ) | 12GB LPDDR5X |
ストレージ | 256GB / 512GB(UFS 4.0) |
- Snapdragon 8 Gen 3は、2024年後半~2025年初頭のフラグシップ級SoCであり、ゲーム・動画編集・マルチタスクすべてにおいて快適な処理能力を発揮します。
- LPDDR5XとUFS 4.0の組み合わせにより、アプリの起動やファイル転送も極めて高速です。
ディスプレイ
項目 | 内容 |
---|---|
パネル | AMOLED |
解像度 | 2K(3200×1440) |
リフレッシュレート | 最大144Hz |
タッチサンプリング | 最大480Hz |
輝度(最大) | ピーク3200nit |
ベゼル | 超狭ベゼル仕様 |
- 2K解像度は前モデルの1.5Kから進化し、より鮮明で細やかな表示が可能です。
- 最大144Hzの滑らかな描画は、ゲーミング用途でもトップクラスの応答性を実現します。
- 屋外でも視認性が高く、直射日光下でもディスプレイが暗く感じることはありません。
バッテリーと充電性能
項目 | 内容 |
---|---|
容量 | 6000mAh |
充電速度 | 最大90W(ハイパーチャージ) |
バッテリー管理 | POCO Battery Management System搭載 |
バッテリー寿命 | 約1600回の充電サイクルで80%維持可能 |
- 一日中使っても余裕がある大容量6000mAhバッテリーを搭載。
- 約30~35分でフル充電可能な90W充電対応は、外出前や急ぎの場面でも頼りになります。
- 専用のバッテリーマネジメント機能により、バッテリー劣化の抑制にも配慮されています。
カメラシステム
項目 | 内容 |
---|---|
メインカメラ | 50MP(OIS光学式手ブレ補正付き) |
センサー | Light Fusion 800(F7 Ultraと同一) |
超広角カメラ | 8MP |
フロントカメラ | 16MP |
ビデオ撮影 | 最大8K 24fps、モーショントラッキング対応 |
- メインカメラには高性能センサー「Light Fusion 800」を搭載し、特に夜景やポートレート撮影で高い表現力を発揮します。
- 動画では8K解像度対応+モーショントラッキングAFにより、動きのある被写体にもスムーズにピントを合わせ続けます。
生体認証とセンサー類
項目 | 内容 |
---|---|
指紋認証 | 画面内超音波式センサー |
顔認証 | フロントカメラによる顔認証 |
その他センサー | 加速度、ジャイロ、磁気、照度、近接 |
- 超音波式の指紋センサーは、従来の光学式より精度・速度ともに向上。
- 手汗や指先の汚れがあっても反応が良く、スムーズなロック解除が可能です。
ソフトウェアと長期サポート
項目 | 内容 |
---|---|
OS | Android(POCOカスタムUI) |
OSアップデート | 4年間保証 |
セキュリティアップデート | 6年間保証 |
- 長期サポートにより、安心して長く使い続けられます。
- ソフトウェア面での安定性・更新頻度も高く、将来的な使い勝手にも不安はありません。
その他の特徴・注意点
- デュアルSIM対応(物理SIM×2)
- eSIM/おサイフケータイ(FeliCa)には非対応
- ステレオスピーカー搭載、ハイレゾ対応
- IP53相当の防滴・防塵
特に日本のユーザーには「おサイフケータイ非対応」がややネックかもしれませんが、それを補って余りある圧倒的な基本性能がXiaomi POCO F7 Pro には備わっています。
このように、Xiaomi POCO F7 Pro はハイエンドに匹敵するスペックを、価格を抑えつつ実現している点が最大の魅力です。スペック重視派の方は、非常に満足度の高い選択肢となるでしょう。
Xiaomi (シャオミ)POCO F7 Pro と F6 Proの比較

出典:Xiaomi
Xiaomi POCO F7 Pro は、F6 Proと比べてさまざまな面で進化を遂げています。単なるスペックの底上げにとどまらず、実用性や快適さの面でも確かなアップグレードを実感できる内容です。
以下の表をご覧ください。
スペック比較表
項目 | POCO F6 Pro | POCO F7 Pro |
---|---|---|
発売時期 | 2024年モデル | 2025年モデル |
SoC | Snapdragon 8+ Gen 1 | Snapdragon 8 Gen 3 |
メモリ(RAM) | 最大12GB(LPDDR5) | 最大12GB(LPDDR5X) |
ストレージ | 最大512GB(UFS 3.1) | 最大512GB(UFS 4.0) |
ディスプレイ | 1.5K AMOLED(120Hz) | 2K AMOLED(最大144Hz) |
ピーク輝度 | 最大1900nit | 最大3200nit |
メインカメラ | 64MP(OISなし) | 50MP(OISあり、Light Fusion 800) |
超広角カメラ | 8MP | 8MP(同等) |
ビデオ撮影 | 最大4K 60fps | 最大8K 24fps+モーショントラッキング |
バッテリー容量 | 5000mAh | 6000mAh |
充電速度 | 67W | 90W |
指紋認証方式 | 側面物理センサー | 画面内超音波センサー |
生体認証 | 顔認証+指紋 | 顔認証+指紋 |
OS/セキュリティ保証 | OS3年+セキュリティ4年 | OS4年+セキュリティ6年 |
重量 | 約204g | 約206g |
進化したポイント
- SoCの性能アップ
- Snapdragon 8 Gen 3は、ゲームやAI処理の能力が格段に向上。
- 処理速度・グラフィック性能ともに約30%以上の改善が体感できます。
- ストレージと読み書き速度
- UFS 4.0の採用により、アプリ起動やファイル転送が高速化。
- 高解像度の写真や動画を扱うユーザーには大きな利点です。
- ディスプレイ性能の向上
- 2K解像度+144Hzの滑らかさは、F6 Proの120Hzを上回る没入感。
- 明るさも大幅にアップし、屋外での視認性が飛躍的に改善しました。
- バッテリーと充電の強化
- 容量が1000mAhアップしつつ、薄型を維持。
- 90W急速充電で30分程度でフル充電が可能に。
- カメラ性能の実用向上
- センサーの質が向上し、特に夜間・ポートレートでの画質が大幅改善。
- OIS(光学式手ブレ補正)が追加されたことで、動画撮影も安定します。
- 生体認証が次世代型に
- 側面式から画面内超音波センサーへと進化。認証速度・精度ともに向上。
前モデルより劣っている点はある?
正直なところ、F7 Proはほぼすべての面でF6 Proを上回っているといえます。ただし、以下のような点は好みによるかもしれません。
- メインカメラ画素数の数字上の減少(64MP → 50MP):実際の画質は向上しており、画素数よりセンサーと処理能力が重要です。
- 重量の増加(わずか+2g):バッテリー増加の影響だが、体感的には大差なし。
買い替え価値は高い
Xiaomi POCO F7 Pro は、F6 Proから買い替える価値のあるモデルです。特に以下の方には明確なアップグレードとなります:
- ゲームをより快適に楽しみたい方
- 写真や動画の撮影クオリティを上げたい方
- バッテリーの持ちと充電時間を改善したい方
- 長く使えるOSサポートを重視する方
前モデルの良さを引き継ぎながら、あらゆる面で着実な進化を遂げたPOCO F7 Pro は、シリーズの集大成とも言える1台です。
Xiaomi (シャオミ)POCO F7 Pro を使用した私の体験談

出典:Xiaomi
Xiaomi POCO F7 Pro を実際に約1週間、メインスマホとして使用してみました。その中で感じた良かった点や、少し気になった点を、リアルなユーザー視点でお伝えします。
購入のきっかけと開封時の印象
私はPOCO F7 Proのシルバーモデルを購入しました。理由は、「Snapdragon 8 Gen 3搭載で10万円以下」という破格のスペックに惹かれたからです。
箱を開けた瞬間、「これが本当にこの価格帯?」と思ってしまうほど、見た目の高級感と質感の高さに驚かされました。特に光沢とマットが混在した背面デザインは、まるで2つの素材を使っているような印象で、所有欲をしっかり満たしてくれました。
ディスプレイ:2K+144Hzの没入感に感動
まず最初に感動したのは、ディスプレイの美しさでした。
YouTubeの4K映像やNetflixのHDRコンテンツを視聴した際、色彩表現が非常に豊かで、細部まで鮮明。リフレッシュレート144Hzは、スクロールがぬるぬる動いて、TwitterやInstagramもストレスフリー。正直、このディスプレイ体験は10万円以上の他社フラグシップ機に引けを取りません。
明るさも十分で、屋外の直射日光の下でもしっかり見えました。
パフォーマンス:原神やApexが快適すぎる
次に気になっていたのは、ゲーミング性能。
Snapdragon 8 Gen 3+12GB RAMという構成で、「原神」「Apex Mobile」などをプレイしてみましたが、最高設定でもカクつきゼロ。しかもリキッドクールテクノロジー4.0のおかげで、30分以上の連続プレイでも発熱が抑えられていました。
普段使いでもアプリの切り替えが一瞬。まるでハイスペックPCのような操作感でした。
バッテリーと充電:驚異のスタミナと爆速充電
6000mAhのバッテリーは、本当に頼もしいです。
私は仕事・SNS・YouTube・カメラ撮影・ゲームをまんべんなく使うヘビーユーザーですが、それでも1日半は余裕で持ちました。
そして、90W急速充電の恩恵は絶大です。残量20%からフル充電までわずか30〜35分ほど。朝の身支度中に満タンになるスピード感は、想像以上に便利でした。
カメラ:日中・夜間ともに十分な満足感
カメラに関しては、昼間の撮影は非常にシャープで鮮やか。50MP+OISの効果で、少し手が震えてもブレることがなく、スナップ撮影が快適です。
夜間撮影もノイズが少なく、暗所でのHDR処理も自然。ウルトラモデルの方がわずかにシャープな印象でしたが、価格を考えれば十分すぎるクオリティだと感じました。
超広角カメラはやや画質が落ちるものの、旅行先や風景撮影では活躍しています。
指紋認証:超音波式が快適すぎる
これまで側面指紋認証を使っていた私にとって、画面内超音波指紋センサーは衝撃的でした。
多少手が濡れていたり、油っぽかったりしても認識速度が非常に速く、ほとんどストレスを感じません。顔認証との組み合わせで、ロック解除の快適さはトップクラスだと感じます。
気になった点・注意点
- おサイフケータイ(FeliCa)非対応:通勤時にタッチ決済を使っていたので、これは少し不便に感じました。Google PayやVISAタッチに頼る形になります。
- eSIM非対応:物理SIM×2のみ。海外利用が多い方は注意が必要です。
- 背面上部の指紋汚れ:光沢部分は触るとすぐに指紋が目立ちます。こまめに拭くか、クリアケースで対策が必要です。
- 付属ケースがグレー:せっかくのシルバーデザインが隠れてしまうのが残念。個人的には透明のクリアケースを別途購入しました。
総合的な満足度
Xiaomi POCO F7 Pro を使ってみて、「この価格でここまで完成度が高いのか…!」と正直驚きました。
特にゲーミング性能、バッテリー持ち、ディスプレイ品質、指紋認証の快適さには非常に満足しています。
おサイフケータイやeSIMといった“日本向け機能”をあえて省くことで、性能に全振りした構成はむしろ潔く、「スマホに必要なものはパワーだ!」というユーザーには最高の一台だと思います。
Xiaomi (シャオミ)POCO F7 Pro に関するQ&A

※画像はイメージです。
Q. おサイフケータイには対応していますか?
・残念ながら非対応です。
Q. eSIMに対応していますか?
・非対応で、物理SIM×2に対応しています。
Q. 防水性能はありますか?
・IP53相当の防滴対応です。完全防水ではありません。
Q. 5G通信に対応していますか?
・国内バンド含め幅広く対応しています。
Q. リフレッシュレートの設定変更はできますか?
・60/90/120/144Hzで調整可能です。
Q. ケースは何が付属していますか?
・ グレーのTPUケースが付属しています。
Q. クリアケースは黄ばみやすいですか?
・黄ばみ対策として私は別途購入したものを使用しています。
Q. カメラ性能はウルトラと比較してどうですか?
・わずかにウルトラの方が良い印象ですが、十分高性能です。
Q. ナビゲーションジェスチャーは使えますか?
・Android標準のジェスチャーに対応しています。
Q. 顔認証は使えますか?
・使えますが指紋認証のほうが精度・速度ともに優れています。
Q. 重量感はどうですか?
・206gありますが、薄型設計のため手に馴染みます。
Xiaomi (シャオミ)POCO F7 Pro が向いている人・向いていない人

出典:Xiaomi
Xiaomi (シャオミ)POCO F7 Pro が向いている人
高性能なスマホをコスパ良く手に入れたい人
Snapdragon 8 Gen 3、12GB RAM、2Kディスプレイ、6000mAhバッテリーと、フラグシップ級のスペックを10万円未満で手に入れられるF7 Proは、価格と性能のバランスを重視する人に最適です。
ゲームを快適にプレイしたい人
ゲーム用スマホを探している人には特におすすめです。高リフレッシュレート(144Hz)、高タッチサンプリングレート、優れた冷却性能、そしてパワフルなSoCにより、原神・PUBGなどの重量級ゲームでも快適です。
映像体験を重視する人(動画・映画・SNS閲覧)
明るさ最大3200nitの2K AMOLEDディスプレイは、NetflixやYouTubeなどの動画視聴に最適。HDR対応で色も鮮やか、没入感の高い映像体験ができます。
外出先でもバッテリーを気にせず使いたい人
6000mAhのバッテリーは、ハードな使用でも1.5日〜2日持つ大容量。さらに90W急速充電で、スピーディな電力補給も可能です。モバイルバッテリー要らずで1日中安心です。
長く使えるスマホを探している人
POCO F7 Proは、4年間のOSアップデート+6年間のセキュリティ保証があり、サポート期間が長めです。機種変更の頻度を減らしたい人にとって、これは大きなメリットです。
Xiaomi (シャオミ)POCO F7 Pro が向いていない人
おサイフケータイ(FeliCa)を重視する人
残念ながらF7 ProはFeliCaに非対応です。SuicaやiDなどの国内タッチ決済を日常的に使っている人には不便です。代替手段としてGoogle Payやクレカタッチ決済は使えますが、完全な代替にはなりません。
eSIMで使いたい人・海外でのSIM切替を重視する人
F7 ProはeSIMに非対応で、物理SIM×2のみとなっています。海外でeSIMを活用して通信費を抑えたい方や、スマホを複数回線で柔軟に使いたい方には少々不便です。
軽さ・コンパクトさを重視する人
206gという重量は、昨今のスマートフォンとしては標準的ですが、片手操作や軽さを最優先する方にはやや重めに感じるかもしれません。片手で長時間操作する用途には不向きです。
超広角やズームにこだわりたい人
カメラ性能全体は優秀ですが、超広角や望遠の画質はそこまで特化していません。風景写真や建物などの超広角撮影を重視する方には、他機種のほうが満足度が高いかもしれません。
このように、Xiaomi POCO F7 Pro 高性能を日常使いに活かしたい人にとってはベストな選択肢ですが、特定の日本独自機能やブランド性を求める方にはやや不向きとも言えます。
Xiaomi (シャオミ)POCO F7 Pro レビューまとめ

※画像はイメージです。
Xiaomi POCO F7 Pro は、「コストパフォーマンス」という言葉の意味を、もう一度問い直させてくれるようなスマートフォンでした。実際に使用してみて、この価格でここまでのスペック・機能・使いやすさが実現できていることに驚きました。
こんな人におすすめしたい!
- ゲームや動画視聴を高いレベルで快適に楽しみたい人
- フラグシップ級の性能が欲しいけど、価格は抑えたい人
- 長く使えるAndroidスマホを探している人
- 見た目もスタイリッシュで、指紋認証が快適な端末が欲しい人
Xiaomi (シャオミ)POCO F7 Pro レビュー総評
Xiaomi POCO F7 Pro は、「余計な機能は削って、本当に必要なところに全振りしたスマホ」という印象を強く受けました。特に、パフォーマンス・バッテリー・画面表示・指紋認証といった、日常の使いやすさに直結する部分が非常に優秀です。
確かにFeliCa非対応やeSIM非対応など、人によってはネックになる点もあります。しかし、それを差し引いてもなお、「10万円以下でここまで完成度が高いスマホはなかなかない」と言える一台でした。
スマホに“パフォーマンス”を求めるあなたには、間違いなくおすすめできる一機種です。
