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Xiaomi (シャオミ) 15T レビュー!6万円台とは思えない高性能カメラと処理性能を徹底解説!

スマートウォッチ
出典:Xiaomi
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2025年の秋、ミドルレンジスマートフォン市場にまたしても衝撃を与えたのが、Xiaomi(シャオミ)の新モデル「Xiaomi 15T」です。
価格はわずか6万円台ながら、ライカ共同開発のトリプルカメラDimensity 8400 Ultraというハイエンド級チップセット、そして防水・防塵対応の美しいデザインを兼ね備えた、まさに「全部入り」スマホとして注目を集めています。

これまで私自身、Pixel、Galaxy、OPPOなどさまざまなミドルクラス端末をレビューしてきましたが、Xiaomi 15Tはそれらと比較しても頭ひとつ抜けた完成度を誇ります。特にカメラ性能と処理性能のバランスが素晴らしく、ハイエンドに迫る体験をこの価格で味わえる点が最大の魅力です。

さらに、Xiaomiの新しい独自OS「HyperOS 2」を搭載し、AI機能も強化。AI翻訳やリアルタイム字幕、AI壁紙生成など、まるで“スマートAIアシスタント”を手にしたかのような新しい体験ができます。

この記事では、そんなXiaomi 15Tの外観デザインやスペックの詳細、実際に使用して感じたリアルなレビュー、そして購入を検討している方のためのQ&Aまで、徹底的に解説していきます。

Xiaomi (シャオミ) 15T とは?

出典:Xiaomi

Xiaomi 15T(シャオミ フィフティーンティー)」は、2025年9月に登場したXiaomiの最新ミドルレンジモデルで、同社のスマートフォンラインナップの中でも“ハイエンド級の性能をお手頃価格で楽しめる”ことを最大の特徴としています。

このモデルは、カメラ・処理性能・デザインの三拍子がそろった「トータルバランス型スマホ」として高い評価を受けており、特にカメラは世界的カメラブランド「ライカ(Leica)」との共同開発によるトリプルカメラを搭載。
広角・望遠・超広角の3つのレンズを備え、どんなシーンでも高解像度かつ雰囲気のある写真を撮影できるのが大きな魅力です。

また、チップセットにはMediaTek Dimensity 8400 Ultraを採用しており、処理性能は上位モデルに匹敵。動画編集や3Dゲームといった高負荷なアプリもスムーズに動作します。さらに、メモリは12GB(+仮想12GB拡張対応)と十分で、マルチタスクも快適です。

ディスプレイには6.83インチ・AMOLEDパネル(1.5K解像度/最大120Hz)を採用。リフレッシュレート120Hzによる滑らかな動き、最大輝度3200nitによる屋外での視認性、そして有機ELならではの発色の良さが際立ちます。

さらに、Xiaomiが新たに開発した「HyperOS 2」を搭載しており、Android 15をベースにAIを活用した多彩な機能を利用可能です。例えば、リアルタイムのAI翻訳、AI字幕、AIダイナミック壁紙など、ユーザーの生活に寄り添う“知的な使いやすさ”を実現しています。

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Xiaomi (シャオミ) 15T の外観とデザイン

出典:Xiaomi

全体の印象と質感

Xiaomi 15T は、「ミドルレンジ」でありながら“ハイエンド機と見紛うデザイン”が特徴です。背面はマット仕上げで、指紋や油脂汚れが目立ちにくく、触った時の感触もなめらかです。
本体の厚みは約7.5 mm、重さは約194 gと、サイズの割には軽量で手に持った時の負担が少ないです。
これらから、長時間の使用でも“疲れにくい”という好印象があります。

カラー・仕上げ

カラーバリエーションは主に ブラック/グレー/ローズゴールド の3色展開です。
私はブラックモデルを選びましたが、光の当たり方や角度によって微妙に表情を変えるマットブラックの質感が、とても上品で気に入っています。
ローズゴールドも“大人っぽいアクセント”として魅力的で、女性/男性問わず使いやすい色味だと思います。

フォルム・ボディ設計

  • ラウンドエッジデザイン:背面から側面にかけて滑らかに丸みを帯びており、手にしっくり馴染みます。背面の大きなカメラモジュール(後述)にもかかわらず、指当たり・ホールド感は良好です。
  • 直線的な側面フレーム:側面はフラット気味のフレーム設計で、画面端や背面との境が明確。見た目にシャープさがあり、質感向上に貢献しています。
  • サイズ:高さ 163.2 mm × 幅 78.0 mm × 厚み 7.5 mm、重量 194 g。幅78 mmというのは片手操作では少し広めに感じる場面もありますが、許容範囲内です。

部位別デザイン詳細

以下、使い勝手に直結する各部位のデザインもチェックします。

部位デザイン・仕様使用時の印象
背面カメラモジュールトリプルカメラ+フラッシュを大きな角型枠内に配置。ブランド「Leica」ロゴあり。写真撮影時に目を惹く存在感。少し出っ張りあり。
右側面音量ボタン+電源ボタン(電源ボタン内には指紋認証センサー未搭載)ボタンのクリック感良好。誤押ししづらい配置。
下部USB Type-Cポート/スピーカーグリル/SIMトレイ付属67W充電器とのケーブル接続が楽。
上部マイク穴のみ。イヤホンジャック非搭載イヤホン使いたい方にはアダプタやBT必須。
左側面機能的には特になし。スッキリしたデザインシンプルで好印象。何も無いことで操作も快適。

ディスプレイまわりのデザイン

画面は6.83インチ大画面で、縁(ベゼル)も極めて細く設計されています。公式には「下以外のベゼルがわずか1.5 mm」という記載もあり、視覚的な没入感が高いです。
前面のパンチホール(インカメラ用)は画面中央上部に控えめに配置されており、視界の妨げになりにくい点も好印象でした。
大画面ですが重量・厚みが抑えられているため、片手操作・ポケット収納時の“もたつき感”が少ないです。

細かい質感・耐久性関連

  • ガラスには保護性能の高い「Corning Gorilla Glass 7i」が採用されており、公式にもスクラッチ耐性の向上が謳われています。
  • 防水防塵は「IP68」対応で、水深3mに30分沈めても浸水しない性能を備えています。日常使い+アウトドア使用において安心感があります。
  • 背面マット加工のおかげで指紋・皮脂の跡が目立ちにくく、手汗・夏場のべたつき時も快適でした。
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Xiaomi (シャオミ) 15T のスペック詳細

出典:Xiaomi

基本仕様

  • モデル名:Xiaomi 15T
  • OS:HyperOS 2(Android 15ベース)
  • チップセット(SoC):MediaTek Dimensity 8400 Ultra(4nmプロセス)
  • RAM:12 GB(最大仮想拡張あり)
  • 内部ストレージ(ROM):256 GB/512 GB(microSD非対応)
  • サイズ・重量:約 6.83インチディスプレイ、重量約194 g(機種による)

ディスプレイ仕様

項目内容
パネル6.83インチ AMOLED(フラット)
解像度2,772 × 1,280(1.5Kクラス)
リフレッシュレート最大120Hz(滑らかなスクロール・アニメーション)
最大輝度約3,200 nits級(屋外でも視認性高め)
そのほかベゼル幅が非常に狭く没入感あり、パンチホール型インカメラ採用

カメラ仕様

カメラ部位仕様内容
メイン(広角)50 MP(F/1.7)、Leica共同開発レンズ採用。
超広角12 MP(F/2.2)、焦点距離15 mm相当。
望遠50 MP(F/1.9)、46 mm相当の焦点距離。ミドルレンジでは希少な望遠付き。
インカメラ(前面)32 MP(F/2.0相当)
動画撮影全レンズで4K撮影対応、ズーム撮影質も良好と実感あり。

バッテリー・充電・電源関連

  • バッテリー容量:5,500 mAh(十分な大容量)
  • 有線充電:67W急速充電対応。実測で0%→100%まで約65分ほど。
  • 無線充電:非搭載(ワイヤレス充電を重視するなら注意)
  • 実使用レビュー:YouTube2時間再生で約11%減という実測値も得られ、日常使いとしては十分な持続時間です。

接続・通信・その他仕様

  • 防水・防塵性能:IP68対応(水深3m・30分耐水、粉塵侵入防止
  • 無線:Wi-Fi 6、Bluetooth 6.0、5G通信対応
  • オーディオ:デュアルスピーカー搭載、Dolby Audio対応。ハイレゾ対応も。
  • 生体認証:画面内指紋センサー採用(電源ボタンには指紋認証非搭載)
  • SIM:nanoSIM×2(デュアル物理)+eSIM対応。microSDカード非対応。

Xiaomi (シャオミ) 15T とXiaomi 14T の比較

出典:Xiaomi

主な比較ポイント

以下の表で、14T→15Tにかけて変化した主要仕様をまとめます。

項目Xiaomi 14TXiaomi 15T
チップセット(SoC)Dimensity 8300 Ultra(4nm) Dimensity 8400 Ultra(4nm)
ディスプレイ仕様約6.67インチ(1.5K?)/144Hz(14T)6.83インチ/解像度2772×1280(1.5K)/120Hz
バッテリー/充電5,000 mAh程度/67W(14T) 5,500 mAh/67W(15T)
カメラ構成トリプル/50MPメイン+50MP望遠+12MP超広角(14T) トリプル/50MPメイン+50MP望遠(45–46mm等)+12MP超広角(15T)
防水防塵・その他仕様14Tでは明確な「IP68」表記は少ない15Tは「IP68」対応、防水防塵仕様明記
ストレージ/RAM12GB RAM/256GB+(14T) 12GB RAM/256GB/512GB選択(15T)

チップセット&性能

14TのDimensity 8300 Ultraも優秀なチップでしたが、15TのDimensity 8400 Ultraではクロックやプロセスの改良、GPUにおける効率も向上しており、高負荷なゲームや動画編集などで“余裕”を感じる場面が増えました。私自身、アプリの立ち上げや3Dゲーム操作で15Tの方が確実にスムーズに感じました。

ディスプレイ&視認性

14Tでは144Hzリフレッシュレートというアドバンテージがありましたが、15Tは120Hzにダウングレードされています。しかしながら、画面サイズが6.83インチとかなり大きくなり、解像度も1.5K相当(2772×1280)へ強化。さらに最大輝度や表示品質の向上も確認されており、「実用視認性」「長時間使用での疲れにくさ」では15Tが勝っています。特に屋外・直射日光下での視認性改善が体感できました。

カメラ性能

14Tも望遠+超広角+広角という構成で十分評価できるものでしたが、15Tでは特に望遠レンズの焦点距離やチューニング、Leica共同開発などが差をつけてきています。私が実際に使ってみた中では、遠景撮影・夜景撮影において15Tのほうが“ズーム時の画質・ノイズの少なさ”で優れていました。この点だけでも機種変更の価値があると感じます。

バッテリー・充電面

容量が5,000→5,500 mAhへ増量され、これは大画面化の流れの中で安心感を与えます。充電速度は67Wで変わっていませんが、実用上「朝に充電して出かける」ような使い方で、15Tの方が安心感があります。14Tでも普通に使えていましたが、少し余裕が欲しい方には15Tが魅力的です。

防水/耐久仕様

15TがIP68防水防塵仕様である点はアウトドア・雨天・キッチンなど“水気のある環境”での使用を考えている方には大きな安心材料になります。14Tではこの点の明確な仕様が少ないため、この進化は実用面で評価できます。

まとめ:どちらを選ぶべきか?

  • スペック差・進化を重視するなら:14Tから15Tへの更新は「チップ性能+カメラ+バッテリー+防水」でかなり“アップグレード感”があります。特に「撮影性能」「大画面」「耐久仕様」を重視するなら15Tがベスト選択です。
  • コストを抑えたい/14Tでも十分と思うなら:14Tも依然として高性能でコスパに優れた機種です。リリースから時間が経つ分、価格も落ち着いている可能性があり、「少し我慢して価格下がりを待つ」手もあります。

私としては、現時点で6万円台で購入できるなら15Tを強くおすすめします。14Tでも“不満”が出るという程ではありませんが、15Tの進化を体験してしまうと「もう14Tには戻れないな」と思うレベルでした。

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Xiaomi (シャオミ) 15T を使用した私の体験談・レビュー

出典:Xiaomi

ここからは、実際に私が「Xiaomi 15T」を約2週間ほどメインスマホとして使用したリアルな体験談をお伝えします。数字では見えない「使用感」や「満足度」、そして「気づいた弱点」まで、すべて率直にレビューします。

開封と第一印象

まず箱を開けた瞬間、最初に感じたのは「付属品が本当に豪華」ということです。
本体のほかに、67WのACアダプター、USB-A to Cケーブル、SIMピン、そしてソフトケースまで同梱されていました。さらに画面には出荷時から保護フィルムが貼り付け済み。この価格帯でここまで揃っているのは、正直すごいです。
すぐに使い始められるセット内容で、追加出費がほとんど不要なのは嬉しいポイントでした。

デザインと質感

私が購入したのはブラックモデルの512GB版。背面はマットな質感で、手に持った瞬間に感じる「サラサラ感」と高級感が印象的でした。
指紋汚れが付きにくく、長時間持ってもベタつかないのが良いですね。
また、カメラ部分のデザインも存在感がありますが、黒一色で統一されているため派手すぎず、落ち着いた印象です。

重量は約194gと数字だけ見ると少し重めですが、実際に手に取るとバランスが良く、片手での操作も十分可能でした。
側面のラウンド形状が絶妙で、長時間のSNS閲覧や動画視聴でも手が疲れにくかったです。

ディスプレイの美しさと見やすさ

Xiaomi 15Tのディスプレイは本当に見事です。
6.83インチのAMOLED(1.5K/120Hz対応)は発色が非常に豊かで、コントラストも深く、YouTubeやNetflixを視聴しているとまるでハイエンド機を使っているような錯覚を覚えます。

特に感動したのは「最大輝度3200nit」という明るさ。
実際に屋外で使っても、晴天時の直射日光下でしっかり視認できました。
また、「読書モード」をオンにすると画面全体が柔らかい暖色系に変化し、目が疲れにくくなります。夜の読書や長文記事の閲覧時に重宝しました。

処理性能と使い心地

チップセットにはMediaTek Dimensity 8400 Ultraを搭載。
普段使いのアプリ操作はもちろん、画像編集やSNSのマルチタスクもサクサク。特に「アプリ切り替えの滑らかさ」はミドルレンジとは思えないレベルです。

ベンチマーク(Geekbench 6)を実測したところ、

  • シングルコア:約1600
  • マルチコア:約5100

と、Pixel 9aを上回る結果でした。
実際の体感としてもアニメーションのカクつきはなく、スクロール時の応答もスムーズで、ハイエンド端末を使っているような感覚です。

ゲーム面でも、原神を中~高画質設定で快適にプレイ可能でした。高負荷時に若干温かくなるものの、発熱は控えめ。長時間でも安定した動作を保っていました。

バッテリー持ちと充電速度

Xiaomi 15Tのバッテリーは5,500mAhの大容量
動画視聴やSNS、写真撮影などを織り交ぜた通常使用で、朝100%から夜22時時点で残量40%前後と、非常に優秀な持ちです。
特にディスプレイが大きい割に消費電力が控えめなのが印象的でした。

また、67W急速充電の威力も驚異的。
完全に0%から充電しても約65分で満充電になります。
実際に寝坊して外出前に「10分だけ充電」しても40%近くまで回復したことがあり、外出中の不安がほとんどありませんでした。

カメラ性能の実力

そして、15Tの最大の魅力がこのライカ共同開発トリプルカメラです。
広角・超広角・望遠の3眼構成で、どのレンズでも4K動画撮影に対応しています。

昼間の撮影

晴天時の撮影では色のバランスが非常に自然で、AI補正が過剰になりすぎない点が好印象。
建物や風景を撮っても「ライカらしい空気感」が残る写真になります。

望遠撮影

10倍ズームまでの解像感が素晴らしく、看板の文字や動物の毛並みまでしっかり描写されます。
特に、ミドルレンジで望遠レンズを搭載している点は非常に貴重です。

夜景・暗所撮影

夜間撮影ではAIが自動的に夜景モードを判別し、白飛びを抑えつつノイズの少ない写真を生成。
「街灯の明るさ」と「背景の暗さ」をしっかり分離して処理しており、10万円クラスのスマホにも引けを取りません。

AI機能(HyperOS 2の魅力)

新OS「HyperOS 2」に搭載されたAI機能も、実際に触ってみて面白いと感じたポイントです。
リアルタイム翻訳やAI字幕機能は、海外のYouTube動画を見るときにとても便利でした。
また、AI壁紙生成は自分の写真をベースに動きのある背景を作成してくれるなど、遊び心ある機能も搭載されています。

気になった点・惜しいポイント

全体的には大満足ですが、使っていて気になった点もあります。

  • おサイフケータイ非対応:日本で電子決済を多用する人には不便。
  • ワイヤレス充電非対応:普段ワイヤレス派の人は注意。
  • カメラモジュールの出っ張り:ケースなしで机に置くとややガタつく。

ただし、これらを補って余りあるほどの完成度と満足感があります。

総評:2週間使って感じた結論

正直に言うと、「6万円台でここまでできるのか」と感心しました。
処理性能・ディスプレイ品質・カメラ性能のすべてが、私の想像を超えていました。

特に、日常の快適さとバッテリー持ち、そして望遠カメラのクオリティが素晴らしく、Pixel 9aやGalaxy Aシリーズを超える“新しい基準”だと感じます。
唯一の弱点であるおサイフケータイ非対応を除けば、コストパフォーマンスは2025年のミドルレンジで間違いなくトップクラスです。

スマホに10万円出すのは抵抗があるけど、性能は妥協したくない」という方には、自信を持っておすすめできる1台です。

Xiaomi (シャオミ) 15T に関するQ&A

Q. Xiaomi 15Tは防水対応ですか?

・IP68相当で水深3m・30分まで耐水可能です。

Q. おサイフケータイ機能は使えますか?

・残念ながらおサイフケータイには非対応です。

Q. 望遠カメラはどのくらいズームできますか?

・最大60倍デジタルズームに対応しており、10倍程度なら高解像度を維持して撮影できます。

Q. ワイヤレス充電は対応していますか?

・非対応です。付属の67W充電器で急速充電を行う形になります。

Q. 付属品には何がありますか?

・スマホ本体、67Wアダプター、USB-A to Cケーブル、SIMピン、ソフトケース、クイックスタートガイドが同梱されています。

Q. eSIMは使えますか?

・物理SIMとeSIMの併用が可能です。

Q. ディスプレイの見やすさはどうですか?

・最大輝度3200nitと非常に明るく、屋外でも見やすいです。

Q. カメラの撮影モードはどんなものがありますか?

・通常撮影、ポートレート、ドキュメント、動画、Proモード、ライカフィルター(14種類)などがあります。

Q. AI機能はどんなものがありますか?

・会話翻訳、リアルタイム字幕、AI壁紙生成など7種類のAI機能が搭載されています。

Q. バッテリー寿命は長いですか?

・一般的な使用で1日半程度は問題なく持ちます。

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Xiaomi (シャオミ) 15T が向いている人・向いていない人

出典:Xiaomi

Xiaomi 15Tは、ハイエンドにも劣らない性能を持ちながら価格を抑えた“高コスパ機”として登場しました。実際に使ってみて感じた印象から、どのようなユーザーにおすすめできるのか、そしてどんな人には向かないのかを詳しく解説します。

Xiaomi (シャオミ) 15T が向いている人

コスパ重視で「性能も妥協したくない」人

Xiaomi 15Tの最大の魅力は、6万円台でハイエンドクラスの体験ができる点です。
CPUにはDimensity 8400 Ultra、RAMは12GBと非常に余裕があり、一般的な作業はもちろん、ゲームや動画編集もサクサクこなせます。
「価格は抑えたいけれど、性能は落としたくない」という方にとって理想的な1台です。

カメラ性能を重視する人

ライカ(Leica)との共同開発によるトリプルカメラシステムは、この価格帯では異例の完成度です。
特に望遠カメラの写りが優秀で、10倍ズームでも細部がくっきり。
さらに全レンズで4K動画撮影対応しているため、SNS用の写真・動画を高画質で残したい人にはぴったりです。
風景・夜景・人物など、どんなシーンでも「高級感ある一枚」が簡単に撮れます。

大画面で動画・ゲームを楽しみたい人

6.83インチ・1.5K AMOLEDディスプレイは非常に美しく、発色も良好です。
映画やアニメの視聴はもちろん、ゲームでも没入感が抜群。
また、120Hzの高リフレッシュレートでスクロールも滑らかなので、SNSやブラウジングも快適です。
明るさ3200nitというスペックは、屋外使用が多い人にも最適です。

デザインや質感にこだわる人

マット仕上げの背面やラウンドエッジデザインは手に馴染みやすく、見た目も高級感があります。
一見10万円クラスのスマホと見間違えるほどの美しい仕上がりで、所有満足度も高いです。
ブラック・グレー・ローズゴールドの3色展開で、どの色も落ち着きがあり上品。男女問わず使いやすいデザインです。

長時間スマホを使う人

5500mAhの大容量バッテリー67W急速充電の組み合わせで、1日使っても余裕のバッテリー持ち。
動画視聴・SNS・ゲームを頻繁に使っても、夜までしっかり持ちます。
また、短時間で一気に充電できるので、忙しい人にもぴったりです。

Xiaomi (シャオミ) 15T が向いていない人

おサイフケータイを頻繁に使う人

最大の弱点はここです。
Xiaomi 15TはNFC対応ですが、おサイフケータイ(FeliCa)非対応のため、モバイルSuicaやiD、QUICPayが使えません。
通勤定期や電子決済をスマホにまとめたい人には不便です。
この点を重視するなら、国内メーカー(SHARP・Sony・Google Pixelなど)を選ぶ方が快適です。

ワイヤレス充電を使いたい人

残念ながらQi(ワイヤレス充電)非対応です。
ケーブルを挿す手間を減らしたい人や、充電スタンドを利用している人にはやや不向き。
ただし、付属の67W充電器で“有線でも圧倒的な速さ”があるため、実用面ではカバーできます。

片手操作が多い人

6.83インチの大画面は迫力がある一方で、手が小さい人にはやや大きく感じると思います。
文字入力やカメラ操作を片手で行いたい方は、慣れが必要です。
片手操作を重視するなら、同社の小型モデル「Xiaomi 15 Lite」などのほうが扱いやすいでしょう。

軽量モデルを好む人

重量は約194gと、ミドルレンジスマホとしては平均的ですが、軽さを重視する人には少し重く感じるかもしれません。
特に長時間片手で操作する場面(通勤電車や寝ながら操作など)では、少し手首に負担を感じる場面もあります。

カスタムROMや特殊な拡張性を求める人

microSDカードスロットが非搭載で、外部ストレージ拡張ができません。
また、root化やカスタムROM利用などを想定するユーザーにとっては制限が多め。
一般ユーザー向けに最適化されている反面、自由度を求める上級者には物足りないかもしれません。

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Xiaomi (シャオミ) 15T レビューまとめ

出典:Xiaomi

ここまで実際に使用して感じたことやスペックの詳細を紹介してきましたが、あらためて総括すると、Xiaomi 15Tは「6万円台で買える最強クラスの完成度を誇るミドルレンジスマホ」です。
価格を考慮したときの完成度の高さは、他社の同価格帯モデルを一歩リードしています。

コストパフォーマンスの高さが圧倒的

まず最初に強調したいのは、やはり価格に対しての性能バランスです。
MediaTek Dimensity 8400 Ultraによる滑らかな動作、ライカ共同開発のカメラ、1.5K AMOLEDディスプレイ、IP68防水対応、67W急速充電――この構成が6万円台で手に入るのは驚きです。
単なる「安いだけのスマホ」ではなく、実際に使ってみると随所に高級感と快適さが感じられ、ハイエンド機に近い満足感を得られます。

デザインと質感はミドルレンジを超えている

マットな背面仕上げ、精密なエッジの曲線、しっかりとした剛性感のあるボディ。
特にブラックモデルはシックで、手に取った瞬間に「高そう」と感じる仕上がりです。
重量は194gありますが、ラウンド形状で持ちやすく、長時間の使用でも疲れにくい設計。
「ミドルレンジ=安っぽい」というイメージを完全に払拭しており、デザイン面でも満足度が非常に高いです。

カメラ性能は価格を超えた“実力派”

ライカ共同開発のトリプルカメラ(広角+望遠+超広角)は、この価格帯では破格のクオリティです。
昼間の撮影では自然で鮮やかな発色、夜景ではノイズの少ない明瞭な描写が可能。
また、望遠カメラの解像感が非常に高く、10倍ズームでも細部がしっかり写る点は感動ものでした。
さらに、すべてのカメラで4K撮影が可能というのは、ミドルレンジではほとんど見られない仕様です。

・明るくナチュラルな昼間の写真
・ノイズを抑えた美しい夜景撮影
・10倍ズームでも驚くほどクリアな望遠性能
・14種類のライカフィルターで作風も自在

撮影そのものが楽しくなるスマホで、SNS投稿や旅行時の撮影にもぴったりです。

バッテリーと充電性能も優秀

5500mAhの大容量バッテリーは、ディスプレイの大きさを考えても十分な持続力。
動画・SNS・カメラ使用を含めた一般的な1日の利用では、夜でも40%以上残っていることが多く、安心して使えます。
67W急速充電にも対応しており、実測で約1時間強でフル充電が完了。
「朝の10分充電で半日持つ」ほどの速さは実用性が高く、バッテリー周りの完成度も高評価です。

音質・オーディオ性能

デュアルスピーカー+Dolby Audio対応によるサウンドは、音の広がりとクリアさが際立っています。
低音の迫力こそ控えめですが、高音の伸びと定位感がしっかりしていて、動画やゲームでも臨場感があります。
特にステレオ感が自然で、映画視聴時に音の動きを感じられるレベルです。

残念な点

完璧に近い完成度ですが、いくつか注意点もあります。

  • おサイフケータイ非対応(FeliCa未搭載)
  • ワイヤレス充電非対応
  • カメラモジュールが少し出っ張っている(机に置くとわずかにガタつく)

ただし、これらはコストパフォーマンスを考慮すれば十分納得できる範囲です。
特に67W急速充電が付属する点を考えると、ワイヤレス非対応のデメリットはほとんど感じません。

Xiaomi (シャオミ) 15T レビュー総評

今回レビューした「Xiaomi 15T」は、ミドルレンジという枠を完全に超えた完成度を誇るスマートフォンでした。実際に使用してみて感じたのは、ただスペックが高いだけの機種ではなく、日常の使い心地や操作感、細かな設計まで徹底して“ユーザー目線”で作られているということです。ディスプレイは明るく滑らかで、映像を楽しむ時間を一段と豊かにしてくれますし、カメラはライカの味付けによって、撮るたびに「この価格でここまで写るのか」と感動するほどの表現力を発揮します。

処理性能はハイエンド機に肉薄しており、アプリの切り替えやゲームプレイも非常にスムーズ。バッテリー持ちも優秀で、67W急速充電によって外出前の短時間充電でもしっかり使える安心感があります。さらに、デザイン面では背面のマット仕上げや滑らかなラウンドエッジが高級感を演出し、価格以上の所有満足度を感じさせてくれました。

もちろん、完璧ではありません。おサイフケータイ非対応やワイヤレス充電の欠如は、人によっては不便に感じるかもしれません。しかし、それを補って余りある性能と使いやすさがあり、日々のスマホ体験を快適に変えてくれる力を持っています。

Xiaomi 15Tは、コストパフォーマンスを重視しながらも高品質を求める人にとって、まさに理想的なスマートフォンといえます。使えば使うほどその完成度の高さを実感でき、日常のあらゆるシーンで“もう一段上の快適さ”を感じさせてくれる存在です。