スマートバンド市場は年々進化を遂げ、いまや単なる歩数計や通知デバイスを超えて、健康管理やフィットネスのパートナーとして欠かせない存在となっています。そんな中、2025年に登場したのが HUAWEI Band 10 です。
この新モデルは、前作「HUAWEI Band 9」の優れた機能を継承しつつ、デザインや性能、使いやすさの面で大幅な進化を遂げています。特に アルミニウム合金を採用した高級感あるデザイン、精度が向上した睡眠モニタリング機能、そして 747種類以上の豊富な文字盤 といった特徴は、幅広い層のユーザーから注目を集めています。
さらに、約6,000円台から手に入るという圧倒的なコストパフォーマンスも魅力のひとつです。健康管理を手軽に始めたい初心者はもちろん、日常生活に溶け込むデザイン性を求める方にもおすすめできるスマートバンドとなっています。
今回は、私自身が HUAWEI Band 10 を実際に1週間ほど使用した体験をもとに、その使い心地や魅力を徹底レビューしていきます。
これから購入を検討している方や、どのスマートバンドが自分に合っているのか迷っている方にとって、きっと参考になる内容になるはずです。

HUAWEI (ファーウェイ) Band 10 とは?

出典:HUAWEI
HUAWEI Band 10 は、Huawei(ファーウェイ)が2025年に発表した最新のスマートバンドで、日常の健康管理・運動サポート・ライフスタイルの向上を目的として開発された多機能ウェアラブルデバイスです。
このシリーズは長年にわたりコスパの高さと実用性で人気を集めてきましたが、HUAWEI Band 10 ではさらに 洗練されたデザイン性と快適な装着感、そして 健康データの精度向上 が追求されています。
主な特徴は以下の通りです:
- 1.47インチの有機EL(AMOLED)ディスプレイを搭載し、明るく鮮明な表示で視認性が抜群。
- 24時間の心拍・血中酸素・ストレス・情緒モニタリングなど、日々の健康を多角的に記録。
- ワークアウトモードは100種類以上に対応し、運動の記録・成果をしっかりサポート。
- バッテリーは最大14日間持続し、さらに45分でフル充電できる急速充電にも対応。
- 価格は6,000円台からと、エントリーモデルとしても手を出しやすい設定。
他のスマートバンドと一線を画すポイント
HUAWEI Band 10 は単なる「活動量計」にとどまらず、まるでパーソナルヘルストレーナーのように、ユーザーの体調や心の状態を“見える化”してくれるのが大きな特長です。
また、新たに加わった「情緒モニタリング機能」は、ストレスの蓄積や心のバランスまでチェックでき、心身の健康管理に対してより深いアプローチが可能になりました。
さらに、Androidスマホとの高い連携性を持ち、LINEのクイック返信や音楽操作、Googleカレンダー連携など、実用的なスマホ連携機能も豊富です。
「健康管理をもっとスマートに、もっと身近に」というテーマのもと、HUAWEI Band 10 はコスパと実用性を両立したスマートバンドとして、多くの人にフィットする製品となっています。
HUAWEI (ファーウェイ) Band 10 の外観とデザイン

出典:HUAWEI
HUAWEI Band 10 は、スマートバンドの中でも非常に完成度の高いデザインが特徴です。従来の「健康ガジェットらしいチープさ」を払拭し、アクセサリー感覚で日常使いできる洗練されたルックスに仕上がっています。
2種類のモデル展開
モデル | 材質 | 重量 | カラーバリエーション |
---|---|---|---|
通常モデル | 樹脂 | 約14g | ブラック、ピンク |
アルミニウムモデル | アルミニウム合金 | 約15g | マットブラック、ホワイト、ブルー、パープル、グリーン |
アルミニウム合金モデルの高級感
特に今回の注目は「アルミニウム合金モデル」です。前作Band 9は樹脂のみでしたが、Band 10では高級感のあるメタルボディを選べるようになりました。
サイド部分にはダイヤモンドカット加工が施されており、光の当たり方によってさりげなくキラリと輝きます。これにより、オフィスやフォーマルな場面でも自然に着けられるデザインになっています。
実際に私が使用したホワイトのアルミモデルは、マットな質感とキラッと光る縁がとても上品で、スポーツバンドというよりおしゃれなスマートアクセサリーの印象でした。
つけ心地の良さ
バンド部分にはフルオロエラストマー素材が採用されています。これにより:
- 長時間つけてもかゆくなりにくい
- 汗をかいてもべたつかない
- 軽量で柔らかく肌に馴染む
という快適な着け心地が実現されています。私は普段から長時間装着していますが、夏場でも蒸れや不快感を感じませんでした。特に寝るときの装着感は重要ですが、Band 10 は装着していることを忘れるほど自然です。
薄さと軽さが抜群
Band 10 は約 8.99mmという薄型ボディで、非常にスリムです。
重量も 約14~15g と超軽量なため、1日中付けていても手首への負担がほとんどありません。
これはスポーツ用途だけでなく、就寝時の睡眠モニタリングでも大きなメリット。ごつめのスマートウォッチと違い、「夜だけ外す」という必要がなくなります。
ディスプレイ周りの印象
- ディスプレイサイズ:1.47インチ AMOLED
- 解像度:194×368ピクセル
ディスプレイは適度なサイズ感と高い発色で、視認性がとても良好です。
屋外の明るい環境でもしっかり見えるレベルの明るさが確保されています。
唯一の気になる点としては、ディスプレイのベゼル(黒縁)はやや広めに感じました。文字盤のデザインによってはこのベゼルが目立つこともありますが、背景が黒系の文字盤を選べば気にならなくなります。
スマートバンドは日常生活で常に身につけるものだからこそ、デザイン性や着け心地はとても重要な要素です。
HUAWEI Band 10 は、こうした点でも非常に完成度の高い製品に仕上がっていると感じました。
HUAWEI (ファーウェイ) Band 10 のスペック詳細

出典:HUAWEI
HUAWEI Band 10 は、エントリー価格帯のスマートバンドながらも、上位モデルに匹敵するスペックと 使い勝手の良さ を兼ね備えている点が大きな特徴です。
基本スペック
項目 | 内容 |
---|---|
ディスプレイ | 1.47インチ AMOLED(有機EL) |
解像度 | 194×368 ピクセル |
薄さ | 約8.99mm |
重量 | 通常モデル:約14g / アルミ合金モデル:約15g |
バッテリー容量 | 180mAh |
バッテリー持続時間 | 最大14日(通常使用) / 約9日(ヘビーユース時) |
充電方式 | マグネット式充電(約45分でフル充電) |
防水性能 | 5ATM(50メートル防水)※プール利用可 |
ワークアウトモード | 100種類以上対応 |
GPS | 内蔵なし(スマホ連携でGPS使用可能) |
センサー | 光学式心拍センサー、血中酸素センサー(SpO2)、ストレスモニタリング、情緒モニタリング |
通知機能 | LINE、SMS、メール、SNSアプリ通知、クイック返信(Androidのみ) |
睡眠トラッキング | 詳細な睡眠分析(心拍変動、血中酸素、呼吸数含む) |
常時表示(AOD) | 9種類対応(文字盤により設定可) |
文字盤 | 747種類以上+カスタム文字盤対応 |
対応OS | Android / iOS |
その他機能 | アラーム、タイマー、ストップウォッチ、音楽コントロール、天気情報、スマホ探索、呼吸エクササイズ、カレンダー連携、懐中電灯 |
健康管理機能(詳細解説)
機能 | 内容 |
---|---|
心拍モニタリング | 24時間リアルタイム心拍数測定、異常時アラート対応 |
血中酸素(SpO2)測定 | 常時計測可能、異常時アラート対応 |
ストレスモニタリング | HUAWEI TrueRelax技術によるストレスレベル計測 |
情緒モニタリング | 感情の状態を可視化(快適/普通/不快の3段階表示) |
睡眠トラッキング | 詳細な睡眠ステージ(深睡眠、浅睡眠、レム睡眠、覚醒)を分析。心拍変動指数やベースラインとの比較も可能 |
女性向け健康管理 | 生理周期トラッキング機能搭載 |
呼吸エクササイズ | ガイド付き呼吸トレーニングでリラックスをサポート |
ワークアウト・運動機能
HUAWEI Band 10 は、100種類以上のワークアウト に対応しており、日常的な運動から本格的なトレーニングまで幅広くカバーしています。
以下は主な対応ワークアウト例です:
- ランニング(屋外/屋内)
- ウォーキング(屋外/屋内)
- サイクリング(屋内)
- 水泳(プール)
- 縄跳び
- 筋トレ
- ダンス
- 格闘技系
- エリプティカル
- ローイング
- 自由トレーニング
ワークアウト中は、心拍数・消費カロリー・距離・ペース・時間などをリアルタイムで確認可能。
また、自動検出機能により、ウォーキング/ランニング時に自動でワークアウトがスタートする便利な機能も備えています。
スマホ連携機能
- LINEやGmailなどの通知をバンドで即確認可能。
- Androidスマホの場合はLINEのクイック返信にも対応。
- Googleカレンダーと連携し、予定確認がバンド上で可能。
- 音楽の再生/一時停止/曲送り/音量操作に対応。
- スマホ探索機能付き(バンドからスマホの音を鳴らせます)。
バッテリー性能と充電
- 通常使用:約14日間
- ヘビーユース:約9日間
- 5分の充電で約2日間の利用が可能
- 約45分でフル充電
特に急速充電対応は大きな魅力です。出先や忙しい朝でも短時間の充電でしっかりバッテリーが復活します。
1万円以下の価格帯でここまで揃っているスマートバンドは希少で、コストパフォーマンスの高さが際立つ1台です。
HUAWEI (ファーウェイ) Band 10 とBand 9 の比較

出典:HUAWEI
HUAWEI Bandシリーズは、コストパフォーマンスに優れたスマートバンドとして人気の定番シリーズです。
その中で HUAWEI Band 10 は、デザイン性・健康機能の強化・価格戦略において大きな進化を遂げたモデルです。
前機種 HUAWEI Band 9 との違いを、以下の表にまとめます。
項目 | HUAWEI Band 9 | HUAWEI Band 10 |
---|---|---|
デザイン | 樹脂ボディのみ | 樹脂モデル+アルミニウム合金モデル追加 |
重量 | 約14g | 約14g(樹脂)/約15g(アルミ) |
厚さ | 約8.99mm | 約8.99mm(同等) |
ディスプレイ | 1.47インチ AMOLED | 1.47インチ AMOLED |
画面解像度 | 194×368 | 194×368(同等) |
ベゼル幅 | やや広め | ベゼル幅は据え置き(変更なし) |
睡眠モニタリング | スタンダード機能 | 心拍変動指数・ベースライン追加、より高精度 |
情緒モニタリング | 非搭載 | 新搭載(快適/普通/不快の可視化) |
ワークアウト対応数 | 約100種類 | 約100種類(微増・種類増加) |
AOD常時表示 | 8種類 | 9種類(やや増加/汎用性は限定的) |
文字盤数 | 約600種類 | 約747種類(増加)+カスタム対応 |
通知機能 | LINE通知/スマホ通知 | 同等+LINEクイック返信強化(Androidのみ) |
バッテリー持ち | 約14日(通常)/約9日(ヘビー) | 約14日(通常)/約9日(ヘビー)(同等) |
充電時間 | 約45分 | 約45分(同等) |
進化したポイント
アルミニウム合金モデルが新登場
→ 高級感とデザイン性が大幅に向上。カラバリも豊富。
→ 個人的にも「アルミモデルはかなり満足度が高い」と感じました。
睡眠モニタリングがさらに正確に
→ 心拍変動指数/ベースライン導入でよりパーソナライズされた睡眠分析が可能に。
→ スコア化も精度が高く、改善アドバイスも充実。
情緒モニタリング機能を新搭載
→ 日々のストレスや感情の状態を3段階で表示。
→ 気分の乱れを客観的に把握しやすくなった。
文字盤数が大幅増加
→ 約747種類以上に対応。カスタム文字盤で背景に自分の写真を設定可能。
→ 時計の見た目の自由度が向上。
据え置き/やや残念なポイント
ベゼル幅は据え置き
→ デザイン面で唯一気になったのは、ベゼルがやや広めな点が前作と変わらなかったこと。
→ 背景を黒系にすれば目立たなくできるが、次回作ではぜひ「狭ベゼル化」に期待したいところ。
AOD常時表示の種類は限定的
→ AODのデザイン数はわずか9種類。
→ 有料文字盤でも多くは共通のAODしか適用されないため、AODカスタマイズ性はまだ課題が残る。
GPSは非搭載のまま
→ これはシリーズのコンセプト上、スマホ連携型で割り切っている。
→ GPS単体利用を求める場合は、HUAWEI Watchシリーズを選ぶべき。
HUAWEI Band 10 は「完成度の高い正当進化モデル」といえます。
特に デザイン面と睡眠分析の進化 は体感できる変化であり、実売価格が下がった点も非常に大きな魅力です。
前作Band 9ユーザーが買い替える価値は 十分にあり。
初めてスマートバンドを購入する方には 「まずはBand 10から試してみる」という選択肢はとてもおすすめです。
HUAWEI (ファーウェイ) Band 10 を使用した私の体験談

出典:HUAWEI
HUAWEI Band 10 を実際に約1週間、日常生活で使ってみました。結果から言うと、「装着感・操作性・機能性のバランスが非常に良く、毎日着けたくなるスマートバンド」だと感じました。ここでは特に印象に残ったポイントを場面ごとに紹介していきます。
着けた瞬間に分かる“軽さと薄さ”
まず手に取った時点で、「軽っ!」という第一印象。
私が使用したのはアルミニウム合金モデル(約15g)ですが、それでも非常に軽く、着けていることを忘れるほどのフィット感でした。
さらに厚さ約8.99mmのスリムな筐体は、長袖シャツの袖に引っかからず、ビジネスシーンでも違和感ゼロ。
Apple Watchのようなゴツさがなく、スマートに装着できる点が気に入りました。
睡眠モニタリングの精度が高い
私が最も驚いたのは睡眠分析の精度です。
寝つきが悪い日、逆にぐっすり眠れた日、それぞれでスコアやアドバイスに違いが出るのが面白かったです。
特に優秀だと感じたのが以下の点:
- 深睡眠・レム睡眠・浅い睡眠の推移がグラフで見やすい
- 平均心拍数や呼吸数まで細かく記録されている
- スコア化されることで睡眠の質を数値で把握できる
私は睡眠時間が短くなる傾向があるのですが、「今日は覚醒回数が多いですね」と通知されたときは、実際に夜中に何度か目覚めた感覚と一致していて驚きました。
データを元に生活改善ができるのは、やはり“使って良かった”と思える大きなポイントです。
通知機能が便利すぎる(特にAndroid)
Androidスマホと連携させて使用していますが、LINEの通知→クイック返信までバンドで完結できるのは本当に便利。
仕事中などスマホを手に取れない場面でも、「了解!」「今向かってます」など、事前に設定したメッセージで即返信できるのは、ちょっと感動レベルでした。
ただしこの機能はiPhone非対応なので、iOSユーザーは要注意です。
ワークアウト中の使用感
ワークアウトは週に3〜4回ジムで筋トレ・ランニングをしています。
その中で使ってみた感想:
- 自由トレーニングやエリプティカルマシンの対応もあり便利
- 心拍数・消費カロリー・運動時間がリアルタイムで見える
- 終了後はアプリに詳細な記録が反映され、チャートで推移をチェック可能
特にありがたかったのが運動中の汗にも強いこと。
フルオロエラストマーバンドはサラサラした感触で汗を吸いにくく、不快感が一切ありませんでした。
バッテリー持ちは優秀、充電も早い
約1週間のうち、充電したのはたった1回。
しかも45分でフル充電できてしまうので、朝の準備中に充電すれば一日余裕で持ちます。
5分の充電でも2日程度は使えるのもありがたい点です。
文字盤のカスタマイズが楽しい
文字盤の種類が豊富で、気分に合わせて着せ替え感覚で変更できるのが楽しいです。
私はお気に入りの写真を背景にしたカスタム文字盤を作り、時刻の位置・色・フォントも細かく変更してみました。
自分だけの時計を作れる感じが気に入っています。
日常生活とのなじみやすさ
HUAWEI Band 10 は、見た目がシンプルでスタイリッシュなので、
・仕事中
・ジム
・私服の外出
・寝るとき
と、どんなシーンでも浮きません。
通知・睡眠・健康・運動と、日常生活をトータルでサポートしてくれる万能ツールだと実感しました。
総合的な印象
「軽くて、快適で、ちゃんと役立つ」
それが私が1週間使用して感じたHUAWEI Band 10 の印象です。
1万円以下のスマートバンドとしては完成度が非常に高く、
「高級スマートウォッチまで必要ないけど、健康管理はちゃんとやりたい」という方にとって、ベストな選択肢だと感じました。
HUAWEI (ファーウェイ) Band 10 に関するQ&A

※画像はイメージです。
Q. iPhoneでも使えますか?
・使えます。ただしクイック返信など一部機能はAndroid専用です。
Q. 睡眠の計測はどれくらい正確ですか?
・入眠・覚醒の追跡精度が99%とされており、実際にかなり正確です。
Q. 防水性能はどのくらい?
・5ATM対応でプールでも使用可能です。
Q. ワークアウトの種類は?
・屋内外ランニング、スイミング、ダンスなど100種類以上に対応。
Q. GPSは内蔵されていますか?
・内蔵されていません。スマホ連携でGPS機能を補完します。
Q. 音楽再生はできますか?
・バンドから再生の操作(曲送り、停止等)は可能です。
Q. バンド交換は可能ですか?
・交換可能です。別売りのバンドに変更できます。
Q. 睡眠中の音楽再生は?
・ヒーリングミュージック機能で自然音などを再生可能です。
Q. 文字盤はどれくらい変更できますか?
・無料で747種類以上、有料含めて1万以上のデザインに対応。
Q. スマホを探す機能はありますか?
・バンドからスマホを鳴らして探すことができます。
HUAWEI (ファーウェイ) Band 10 が向いている人・向いていない人

出典:HUAWEI
HUAWEI (ファーウェイ) Band 10 向いている人
スマートバンド初心者の方
- スマートウォッチは少し高価でハードルが高いけれど、まずは手軽に健康管理や通知機能を試してみたい方。
- 初めてでも扱いやすく、コスパが抜群なので「最初の1本」に最適です。
睡眠の質を改善したい方
- 睡眠スコアや呼吸数、心拍変動などを細かく分析してくれるため、毎日の睡眠を可視化し、改善ポイントが分かります。
- 睡眠の質を意識した生活を送りたい方にぴったり。
装着感が気になる方
- 長時間の着用でも気にならない 軽量&薄型設計。
- 敏感肌の方でも安心して使用できるフルオロエラストマー製バンドが快適。
ランニングや日常的な運動をする方
- 100種類以上のワークアウト対応で、多彩な運動ログを残せます。
- 特に日々のウォーキングやジムでのトレーニングを記録したい方には便利。
スマホ通知をスマートに管理したい方(Androidユーザー)
- スマホを取り出さずに LINEやSNSの通知確認・簡易返信が可能。
- スマートウォッチほど高価なモデルは不要だが、通知は手元で確認したいという方におすすめ。
ファッション性を求める方
- アルミニウムモデルは高級感があり、カジュアルからビジネスシーンまで幅広く使えます。
- 文字盤の自由なカスタマイズで 自分好みの時計に仕上げたい方にもぴったり。
コスパを重視する方
- 1万円以下でここまで機能が充実しているスマートバンドは希少。
- 高価なスマートウォッチを買うほどの用途はないが、しっかりとした健康管理はしたい方に非常に向いています。
HUAWEI (ファーウェイ) Band 10 向いていない人
GPS内蔵のスマートバンドを求める方
- HUAWEI Band 10 は GPS非搭載。スマホと連携すればGPS記録は可能だが、バンド単体でのGPS記録は不可。
- ランニングやサイクリングをGPS単独で記録したい方は「HUAWEI Watch GTシリーズ」などが適しています。
高度な運動分析やアスリート向け機能を求める方
- VO2Max、詳細なトレーニング負荷・パフォーマンス分析、プロ向けランニング指標などは非対応。
- 本格的なスポーツトレーニング用のスマートウォッチが必要な方には物足りない可能性があります。
iPhoneユーザーでLINEクイック返信を重視する方
- クイック返信は Android限定の機能。iPhoneでは通常の通知受信のみになります。
- 返信機能を重視するiPhoneユーザーは別の選択肢が良いでしょう。
常時表示(AOD)のカスタマイズ性を重視する方
- AODは9種類とやや少なく、自由なAODデザインは非対応。
- AODにこだわりたい方はApple WatchやGarminなど、より高機能なスマートウォッチが向いています。
画面ベゼルが気になる方
- ベゼル幅は前モデルとほぼ同じでやや広めの印象。
- ベゼルレスなデザインが好みの方にはやや不満を感じるかもしれません(黒背景の文字盤である程度カバーは可能)。
まとめ
HUAWEI Band 10 は、以下のような方にぴったりの1本です:
- スマートバンドを初めて使う方
- 健康管理を気軽に始めたい方
- 睡眠の質を改善したい方
- 手頃な価格で日常使いに便利なスマートバンドを探している方
- 軽くて快適な着け心地を求める方
逆に、より専門的な運動機能やGPS単独利用、AODの豊富なカスタマイズを求める方は、上位のスマートウォッチを検討するのが良いでしょう。
HUAWEI (ファーウェイ) Band 10 レビューまとめ

※画像はイメージです。
HUAWEI Band 10 は、コストパフォーマンスの高さと日常使いでの実用性のバランスが非常に優れたスマートバンドです。
私が実際に使って感じたポイントを総括すると、以下のような印象にまとまります。
デザイン・装着感 → 大満足
- アルミニウム合金モデルの高級感は価格以上の価値を感じました。
- 約15gという軽さと薄型設計により、1日中快適に着けていられます。
- バンド素材がサラサラで、汗ばむ季節や就寝時でも不快感ゼロ。
→ 長時間着けるスマートバンドだからこそ、快適さは重要。 Band 10はその点で非常に優秀です。
健康管理機能 → 必要十分以上の内容
- 睡眠モニタリングの精度と分かりやすさは予想以上に良かったです。
- 心拍数・血中酸素・ストレス・情緒モニタリングがすべて常時計測可能。
- 睡眠時の心拍変動や呼吸数まで記録されるため、生活改善に直結するデータが得られる。
→ 毎日の健康状態をさりげなくサポートしてくれる存在になりました。
スマホ連携 → 非常に便利(特にAndroidユーザー)
- LINEのクイック返信が手元でできるのは実用性が高いです。
- 通知の確認も反応が速く、画面も見やすいため通知管理が快適。
- Googleカレンダーとの連携やスマホ探索機能など、日常のちょっとした便利さを感じました。
→ スマホをポケットやバッグからわざわざ出さなくても済むシーンが増えました。
運動サポート機能 → 日常使いなら十分
- 100種類以上のワークアウトに対応しており、日常のフィットネス用途には困りません。
- 自動ワークアウト検出も便利で、意識せずにデータが取れる安心感がありました。
- GPS単体機能はないため、本格的なランナーやサイクリストには上位モデルが必要。
→ 私のようにジムやウォーキング・ランニングを楽しむユーザーには 十分満足できる性能です。
バッテリー性能 → 圧倒的に優秀
- 約14日間の長持ちバッテリーで、週1回の充電でも安心。
- 約45分でフル充電、5分の充電でも2日程度使えるスピード感が非常に便利。
→ 「充電のストレスが少ないスマートバンド」というだけでも大きな魅力だと感じました。
購入時の注意点
- GPSは内蔵されていない → GPS単体記録が必要な場合はWatch GTシリーズを検討。
- iPhoneユーザーはLINEクイック返信は不可 → 通知確認のみOK。
- AOD(常時表示)の種類がやや少なめ → AODにこだわりが強い方はやや不満かも。
HUAWEI (ファーウェイ) Band 10 レビュー 総評
今回HUAWEI Band 10 を使ってみて、改めて 「この価格帯でここまで使えるスマートバンドはなかなかない」と実感しました。
特に デザイン性・快適性・健康機能・通知連携のバランスが非常に良く、毎日の生活にしっかり寄り添ってくれる存在になります。
「まずはスマートバンドを始めてみたい!」「健康管理を少し意識したい」「仕事中に通知を手元で管理したい」という方には、強くおすすめできる1本です。
