ランニング愛好家にとって、スマートウォッチはもはや単なるガジェットではなく、トレーニングの質を高め、健康状態を的確に把握するための「頼れる相棒」となっています。中でもGarmin（ガーミン）は、高精度なGPS機能と豊富なフィットネス機能を備えた製品で、多くのランナーから絶大な信頼を集めてきました。
そのGarminの中核を担う人気シリーズ「Forerunner（フォアランナー）」から、ついに新カテゴリーとなる500番台の最新モデル「Forerunner 570」が登場しました。
このForerunner 570 は、これまでの265シリーズをベースにしながらも、AMOLEDディスプレイの大幅な進化、アルミニウムベゼルによる高級感のある外観、そしてスピーカーとマイクの内蔵による通話機能など、数々の新機能が盛り込まれています。
さらに、Garminが誇る第5世代光学式心拍センサーを初めてForerunnerシリーズに搭載し、より正確な健康モニタリングが可能になりました。ランナーだけでなく、日常使いとしてスマートウォッチを活用したい方にも魅力的なモデルに仕上がっています。
これから購入を検討している方、265シリーズからの買い替えを迷っている方にとって、参考になる内容をお届けしますので、ぜひ最後までご覧ください。
ポチップ
- Garmin （ガーミン） Forerunner 570 （フォアランナー） とは？
- Garmin （ガーミン） Forerunner 570 （フォアランナー） の外観とデザイン
- Garmin （ガーミン） Forerunner 570 （フォアランナー） のスペック詳細
- Garmin （ガーミン） Forerunner 570 （フォアランナー） とForerunner 265の比較
- Garmin （ガーミン） Forerunner 570 （フォアランナー） を使用した私の体験談
- Garmin （ガーミン） Forerunner 570 （フォアランナー） に関するQ&A
- Garmin （ガーミン） Forerunner 570 （フォアランナー） が向いている人・向いていない人
- Garmin （ガーミン） Forerunner 570 （フォアランナー） レビューまとめ
Garmin （ガーミン） Forerunner 570 （フォアランナー） とは？
出典：Garmin
Garmin Forerunner 570（ガーミン フォアランナー570）とは、Garminが開発した最新のGPSランニングウォッチで、これまでのForerunnerシリーズとは一線を画す“500番台”という新しいモデル番号で登場した注目の製品です。
従来の人気モデルであるForerunner 265の後継機としての性格を持ちながら、ハードウェア・ソフトウェアの両面で大きな進化を遂げています。シリーズで初めてスピーカーとマイクを搭載し、スマートウォッチ単体で通話が可能になったことは、大きなトピックのひとつです。
また、高解像度のAMOLEDディスプレイを搭載し、これまで以上に見やすく、鮮やかな表示が可能に。ランニング中でも瞬時に情報を確認しやすくなっており、日常生活の中でも洗練されたデザインと機能で活躍します。
Forerunner 570の特徴を一言でまとめると…
「トレーニング性能」と「スマートウォッチとしての使いやすさ」を高次元で融合した、ランナーのためのプレミアム・ランニングウォッチ
となります。
以下のような機能が、Forerunner 570 を特別な存在にしています：
- AMOLEDディスプレイによる視認性の向上
- 第5世代光学式心拍センサーによる計測精度の強化
- スピーカー＆マイク搭載でスマートフォンなしで通話・音声操作が可能
- スタイリッシュなアルミベゼルによるデザイン性の向上
- イブニングレポートなど日常生活を支える情報の提供
Garminは、長年にわたりGPS技術を軸にした製品開発を行ってきたブランドであり、その技術力はこのForerunner 570 にも余すことなく注ぎ込まれています。まさに「走る人のための最適解」ともいえる一台です。
これからランニングを始めようとしている初心者から、日々トレーニングに励む上級者まで、あらゆるレベルのランナーにおすすめできるモデルとなっています。
Garmin （ガーミン） Forerunner 570 （フォアランナー） の外観とデザイン
出典：Garmin
Garmin Forerunner 570 は、従来のForerunnerシリーズのスポーティーな雰囲気を継承しつつ、アルミニウム素材とディテールへのこだわりによって、より洗練されたスマートウォッチへと進化しています。普段使いにも映えるファッショナブルなルックスは、多くのユーザーに好評です。
ベゼル素材と質感
本体の最大の特徴は、アルミニウム製のベゼルが採用されたことです。これまでの樹脂素材から一新され、メタリックでシャープな印象が加わりました。このベゼルは光を受けると繊細に反射し、高級感と存在感を演出してくれます。ベゼルの外周部にはスピンドル加工が施されており、光の角度によって表情を変える美しい仕上がりとなっています。
ディスプレイの見やすさ
1.4インチの円形AMOLEDディスプレイは、454×454ピクセルの高解像度表示に対応。従来モデルと比較しても明るさや発色が格段に向上しており、屋外でも日差しの下でしっかりと視認できます。ランニング中に瞬時にデータを確認できる視認性の高さは、実用性の面でも大きなポイントです。
ボタン配置と操作性
ウォッチの物理ボタンは、右側に2つ・左側に3つ配置されています。Garminユーザーにはおなじみの構成で、タッチ操作に加えてグローブを着けた状態でも扱いやすい設計です。
特に注目すべきは、ボタンの押し心地です。カチカチっとした感触でフィードバックが明確にあり、ストレスのない操作が可能です。
背面の構成
ウォッチの背面には、第5世代光学式心拍センサーと、専用の充電端子が搭載されています。心拍センサーは中央に配置されており、しっかりと肌に密着するよう設計されています。これにより、運動中でも高い計測精度が維持されます。
バンドデザインと質感
付属のシリコンバンドは、22mmのクイックリリース仕様で、簡単に交換が可能です。さらに、バンドの一部がスケルトンデザインとなっており、通気性とデザイン性の両立を図っています。このスケルトン部分からはわずかに内部が透けて見え、軽やかで未来的な印象を与えます。
また、バンドの先端には「RUN」の刻印があり、スポーツ向けモデルとしてのこだわりが感じられます。
サイズとカラー展開
| サイズ | カラー展開 |
|---|---|
| 47mm | ブラック、ホワイトアンプ、イエローパープル |
| 42mm | ブラック、ホワイト、クラウドラズベリーマンゴ |
手首が細めの方には42mmがおすすめで、どちらのサイズもデザイン性に優れ、男女問わず装着しやすいのが魅力です。
装着感とフィット感
実際に腕に装着してみると、見た目よりも軽量で、長時間の使用でもストレスを感じません。時計本体とバンドを含めて約50gという軽量設計は、トレーニング時の負担を最小限に抑えてくれます。
また、ウォッチをテーブルの上に置いたときにもフラットに安定するため、日常使いにも非常に扱いやすいと感じました。
Garmin （ガーミン） Forerunner 570 （フォアランナー） のスペック詳細
出典：Garmin
Garmin Forerunner 570 は、トレーニングと日常使いを両立させたハイエンド仕様のスマートウォッチです。以下では本機の詳細スペックを機能ごとに分類して、わかりやすくご紹介します。
基本スペック
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | Garmin Forerunner 570 |
| 本体サイズ | 47mm / 42mm（2サイズ展開） |
| ディスプレイ | 1.4インチ AMOLED（円形） |
| 解像度 | 454 × 454 ピクセル |
| ベゼル素材 | アルミニウム |
| レンズ素材 | Corning Gorilla Glass 3 |
| 本体重量 | 約50g（バンド込み） |
| バンド幅 | 22mm（クイックリリース式） |
| 防水性能 | 5ATM（水深50m防水） |
バッテリー駆動時間
| 使用モード | 駆動時間 |
|---|---|
| スマートウォッチモード | 約11日間 |
| GPSモード（GNSS単独） | 約18時間 |
| GPSモード（SATIQ自動切替） | 約16時間 |
| 音楽＋GPSモード | 約6.5時間 |
| バッテリー節約ウォッチモード | 最大20日間 |
※ 使用環境や機能の使用状況により前後する場合があります。
スマート機能
| 機能 | 対応状況 |
|---|---|
| Bluetooth / Wi-Fi | ○ / ○ |
| 通話機能 | ○（スピーカー・マイク内蔵） |
| 音声アシスタント操作 | ○（スマホのAIアシスタントと連携） |
| 音楽保存 / ストリーミング同期 | ○（Spotify、Amazon Music、MP3など） |
| 通知機能 | ○（着信、LINE、SNSなど） |
| Garmin Pay（Suica対応） | ○ |
| 音声コマンド起動 | ○（例：「ランを起動」など） |
ウォッチフェイスと操作性
- 操作方法：物理ボタン＋タッチ操作
- カスタマイズ：ウォッチフェイス多数プリインストール、新デザインも充実
- 通知音：アクティビティ中のラップごとにユニークな通知音（マリオのコイン音のような音）
その他の仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| アプリ連携 | Garmin Connect（iOS / Android） |
| アップデート | Wi-FiまたはBluetooth経由で自動更新 |
| 価格（定価・税込） | ¥89,800（42mm / 47mm 同一価格） |
Garmin Forerunner 570 は、トレーニング用としての本格仕様に加えて、通話や音楽、スマート通知といった日常生活での利便性も妥協なく取り入れたハイブリッド型スマートウォッチです。
Garmin （ガーミン） Forerunner 570 （フォアランナー） とForerunner 265の比較
出典：Garmin
Garmin Forerunner 570 は、前機種であるForerunner 265 をベースとしながら、デザイン性・操作性・スマート機能・計測精度の大幅な進化を遂げたモデルです。ここでは、両機種の違いをスペック、機能性、実際の使用感の観点から詳しく比較します。
比較表：Forerunner 570 vs Forerunner 265
| 項目 | Forerunner 570 | Forerunner 265 |
|---|---|---|
| モデル名 | 新モデル（2025年） | 前モデル（2023年） |
| 価格（税込） | ¥89,800 | ¥62,800 |
| サイズ展開 | 47mm / 42mm | 46mm / 41mm |
| ベゼル素材 | アルミニウム（高級感） | 繊維強化ポリマー（軽量） |
| ディスプレイ | AMOLED（454×454）/1.4インチ | AMOLED（416×416）/1.3インチ |
| ディスプレイ輝度 | 明るく進化 | 標準レベル |
| スピーカー／マイク | 搭載：通話・音声操作対応 | 非搭載 |
| 通話機能 | あり（Bluetooth経由） | なし |
| 音声アシスタント対応 | あり（スマホと連携） | なし |
| 音楽保存／ストリーミング | ○ | ○ |
| 心拍センサー | 第5世代（高精度） | 第4世代 |
| ECG（心電図）機能 | 非対応 | 非対応 |
| イブニングレポート | 新搭載 | 非搭載 |
| モーニングレポート | ○ | ○ |
| バッテリー（スマートウォッチモード） | 約11日間 | 約13日間 |
| GPSモード駆動時間 | 約18時間（シングル） | 約20時間（シングル） |
| 防水性能 | 5ATM | 5ATM |
| GPS測位 | GPS / GLONASS / Galileo / BeiDou / SATIQ | GPS / GLONASS / Galileo / BeiDou |
| バンド交換 | 22mm クイックリリース | 同上 |
| 重量 | 約50g（サイズにより前後） | 約47g（軽量） |
| ウォッチフェイス数 | 多数（新デザイン追加） | 標準 |
主な進化ポイント
1. デザイン性の向上
Forerunner 570は、アルミニウム製のベゼルに変更され、一気に高級感が増しました。普段着にもなじみやすく、ビジネスシーンでも使える洗練された外観が特徴です。
2. 視認性の飛躍的向上
新しいAMOLEDディスプレイは、旧モデルよりも明るさと発色が大幅に向上しています。特に屋外での使用時に、画面の見やすさが段違いで、日中でも視認性が落ちません。
3. スピーカーとマイクの追加
これは570最大の革新点のひとつです。スマートフォンと連携することで、ウォッチ単体で通話が可能になり、音声操作や音楽の再生にも対応。265にはなかった利便性が追加されています。
4. 心拍センサーの進化
第5世代の心拍センサーを搭載することで、より正確な生体データの計測が可能になりました。特に運動時の細かな心拍変動を正確に把握できるようになったのは大きな進化です。
5. 新機能「イブニングレポート」
モーニングレポートに加え、就寝前に当日の疲労やスケジュールなどを確認できる「イブニングレポート」が新搭載。1日の締めくくりに役立ちます。
注意点・ダウングレードポイント
- バッテリー駆動時間は若干短縮
スマートウォッチモードでの駆動時間は265が約13日間だったのに対し、570は約11日間とやや短くなっています（これはAMOLEDの明るさ向上やスピーカー搭載の影響と思われます）。 - 価格差が大きい
Forerunner 265（約6.3万円）に対して、570は約9万円と、2.5万円以上の価格差があります。機能差を考えれば納得ですが、コストパフォーマンスを重視する方にとっては慎重な検討が必要です。 - 地図機能は非搭載
Forerunner 965のようなフルマップ表示機能は搭載されていません。ナビゲーション機能を重視する方は、965の方が向いています。
総評：買い替え・乗り換えはアリか？
| シーン | 結論 |
|---|---|
| Forerunner 265からの買い替え | ◎ 明確な進化あり。特に通話・視認性重視ならおすすめ。 |
| 初めてのGarmin購入 | ○ コストは高めだが、機能は非常に充実しており後悔しにくい。 |
| マップ重視のロングランナー | △ Forerunner 965も検討の余地あり。 |
| 軽さとコスパ重視 | △ Forerunner 265の方がやや適している。 |
Garmin （ガーミン） Forerunner 570 （フォアランナー） を使用した私の体験談
出典：Garmin
Garmin Forerunner 570 を実際に使用してみて、これはまさにランナーのための“完成形に近い”スマートウォッチだと感じました。私はこれまでForerunner 265 を愛用していたのですが、570に乗り換えてから、日常の使い心地とランニング時の快適さが大きく向上しました。
視認性が抜群に良くなった
まず最初に驚いたのは画面の見やすさです。新しくなったAMOLEDディスプレイは、屋外の強い日差しの中でもハッキリと情報を表示してくれます。特にランニング中に現在のラップペースや心拍数を確認したい時、一瞬で情報が目に飛び込んでくるというのは思った以上に快適です。
Forerunner 265 のディスプレイも十分綺麗だと思っていましたが、570はその上をいく明るさと解像度。視認性の向上は、間違いなく体験価値を大きく押し上げてくれます。
通話機能の便利さを実感
570を使い始めてすぐに便利だと感じたのが通話機能です。Bluetoothでスマートフォンとペアリングしていれば、時計単体で電話の発着信ができるため、ランニング中にポケットからスマホを出さなくて済むのは非常に助かります。
実際に「走っている最中に電話が鳴ったが、時計からそのまま応答できた」という経験もありました。音質は思ったよりもクリアで、相手の声もしっかりと聞き取れました。これはガーミンウォッチでは初めて体験した機能で、想像以上に実用的です。
第5世代心拍センサーの信頼性
570にはガーミン最新の第5世代光学式心拍センサーが搭載されており、トレーニング中の心拍変動をより正確に捉えてくれます。以前は坂道やインターバルのような強度変化のある場面で、センサーがやや追従しにくいと感じることもありましたが、570ではしっかりと追いかけてくれます。
実際に、心拍ゾーンの推移やリカバリー時間の算出結果もリアリティが増し、トレーニングの調整がしやすくなりました。
GPS精度とラップペースの応答性
ランニング時に使用したところ、GPSの補足が非常に早く、ペースの変化に対する反応も俊敏です。特に驚いたのは、ラップごとのペース表示が非常に早く、実際の体感と数字のズレがほとんどなかった点です。
以前のForerunner 265 では、わずかに遅れて反映されることがありましたが、570では「今、まさにこのペースで走っている」という実感と表示が一致している印象を受けました。
雨の日に走った際も、画面は濡れていても操作感は変わらず、GPSの測位精度も問題ありませんでした。
データの見やすさとモチベーション維持
Garmin Connectにデータを同期すると、570で取得したランニングログは非常に滑らかで、マップ上の走行ルートも綺麗に記録されていました。ラップごとのペースやピッチ、心拍ゾーン、ランニングパワーまで細かく確認でき、トレーニング効果を振り返るには非常に役立ちます。
また、ウォッチフェイスの種類が豊富で、毎日気分に合わせて切り替える楽しさもあります。音やアニメーションの工夫もされており、モチベーションの維持にも一役買っていると感じました。
重量感とフィット感
47mmモデルを使用していますが、装着感は非常に良好で、重量のわりに手首への負担はほとんど感じません。走っていてもズレにくく、ベルトのスケルトンデザインは見た目だけでなく通気性にも貢献しています。
気になった点
1つ注意点としては、スマートウォッチモードでのバッテリー持続時間が265よりも短くなったことです。AMOLEDの明るさや通話機能を考えれば妥当なトレードオフですが、長期の山行などで充電できない環境ではやや不安が残るかもしれません。
また、ECG（心電図）機能は非搭載のため、医療レベルのデータ取得を求めている方には向かない印象です。
総評
Forerunner 570 は、「見る・測る・話す」という3つの体験が強化され、単なるランニングウォッチを超えたスマート・アクティビティパートナーです。視認性、通話機能、計測精度と、どれを取っても明確な進化があり、日々のトレーニングが楽しくなりました。
「スマートウォッチとしての完成度が欲しいランナー」にとって、これは非常に満足度の高い一本だと断言できます。
Garmin （ガーミン） Forerunner 570 （フォアランナー） に関するQ&A
Q. Forerunner 570で通話できますか？
・Bluetooth接続したスマートフォンと連携することで通話が可能です。
Q. 心拍計は新しくなりましたか？
・第5世代光学式心拍センサーが搭載され、精度が向上しています。
Q. AMOLEDディスプレイは見やすいですか？
・非常に明るく、屋外でも見やすくなっています。
Q. GPS精度はどうですか？
・SATIQ対応で、衛星の自動切り替えによる高精度な測位が可能です。
Q. Forerunner 265から買い換える価値はありますか？
・通話機能やディスプレイ、心拍センサーの進化を重視するなら大きな価値があります。
Q. 音楽はどのように再生できますか？
・SpotifyやAmazon Musicなどのプレイリストを保存し、Bluetoothイヤホンで再生可能です。
Q. スマホ通知は受け取れますか？
・メールやSNSなどの通知をウォッチで確認できます。
Q. 睡眠トラッキング機能はありますか？
・さらにイブニングレポートも追加され、就寝前の情報確認が可能です。
Q. 地図機能はありますか？
・詳細なマッピング機能はありません。地図を重視するならForerunner 965がおすすめです。
Q. バンドの交換はできますか？
・クイックリリース仕様で簡単に交換可能です。
Q. ラップごとの音はカスタマイズできますか？
・デフォルトでユニークな通知音が設定されており、変更も可能です。
Garmin （ガーミン） Forerunner 570 （フォアランナー） が向いている人・向いていない人
出典：Garmin
Garmin Forerunner 570 は、高度なランニングサポート機能とスマートウォッチとしての利便性を兼ね備えたモデルです。そのため、万人向けというよりは、ある程度「目的が明確な人」に適しているデバイスです。ここでは、どのような人に向いていて、どのような人にはやや不向きかを具体的に解説します。
Garmin （ガーミン） Forerunner 570 （フォアランナー） が向いている人
1. ランニングやトレイルを継続的に行う人
Forerunner 570は、GPS測位の精度、ラップ表示のスピード、心拍ゾーンの追従性など、ランナーの「知りたい情報」が即座に確認できる仕組みが整っています。競技志向・タイム向上を目指すランナーには特に最適です。
2. スマートウォッチ機能も重視したい人
通話、通知、音楽、音声アシスタントなど、スマートウォッチとしての機能が強化されており、日常生活でもスマートウォッチとして活用したい方にぴったりです。スマホを取り出さずに操作できる点は、特にビジネスマンや子育て中の方にも便利です。
3. より正確な健康管理をしたい人
第5世代心拍センサーやHRVステータス、ストレスレベル、ボディバッテリー、睡眠スコアなどのデータが豊富。自身の体調や回復度を数値で把握して、日々の生活や運動に活かしたい人には大きな価値があります。
4. 視認性やデザイン性を重視する人
AMOLEDディスプレイの美しさ、アルミベゼルの高級感、豊富なウォッチフェイスデザインは、「機能も欲しいけど見た目も大事！」というユーザーの満足度を高めてくれます。
5. Forerunner 265や245など旧モデルからの買い替えを検討している人
570では明確な進化（ディスプレイ、音声機能、心拍センサー）があるため、旧モデルの不満を感じていた人には「これが欲しかった！」と思えるポイントが多くあります。
Garmin （ガーミン） Forerunner 570 （フォアランナー） が向いていない人
1. GPSマップやナビ機能を重視する人
Forerunner 570には地図の表示・ルートナビゲーション機能は搭載されていません。トレイルランや登山など、地図でのルート確認が必要な人はForerunner 965やFenixシリーズの方が適しています。
2. バッテリー持ちを最優先したい人
AMOLEDディスプレイの明るさと通話機能の追加により、前モデル（265）よりもバッテリー持続時間は短めです。1週間以上の長期山行や充電が頻繁にできない環境では不向きな場合があります。
3. 通話機能や音声機能を使わない人
スピーカー・マイクの搭載は大きな特徴ですが、通話や音声アシスタントを使う予定がない人にとっては無用の長物となり、価格分の価値を感じにくい可能性があります。
4. スマートウォッチの価格帯として8万円以上は高いと感じる人
税込8万9800円という価格は、スマートウォッチとしてはやや高めの部類に入ります。「まずは気軽に使ってみたい」というエントリーユーザーにはコスト面でハードルが高く、Forerunner 255や265の方が適しているかもしれません。
5. 超軽量・最小サイズにこだわる人
47mmモデルでは約50gとそこそこ軽量ですが、絶対的な軽さを求める方には42mmやSモデル、もしくは他社のより軽量なモデルの方が好みに合う可能性があります。
まとめ：どんな人に最適か？
Forerunner 570は、トレーニング機能＋スマート機能＋美しいデザインを1本にまとめたい人に最適な1台です。
日々のランニングパートナーとしても、生活をスマートにするデバイスとしても、多機能で洗練された選択肢となるでしょう。
Garmin （ガーミン） Forerunner 570 （フォアランナー） レビューまとめ
出典：Garmin
Garmin Forerunner 570 は、これまでのForerunnerシリーズの良さを継承しながら、「デザイン性」「スマート機能」「計測精度」という3つの柱において明確な進化を遂げたモデルです。ランナーだけでなく、日常生活でもスマートに活用したい方に向けた“プレミアム・ランニングウォッチ”と言えるでしょう。
特に優れているポイント
- 視認性が段違いに良くなったAMOLEDディスプレイ
- ウォッチ単体での通話・音声アシスタント操作が可能
- 第5世代光学式心拍センサーによる高精度な計測
- デザイン性が高く、ビジネスやカジュアルにもマッチ
- 「イブニングレポート」など新しい生活サポート機能の追加
Garmin （ガーミン） Forerunner 570 （フォアランナー） レビュー総評
「本気で走る」かつ「日常でも使いたい」人にとっては、非常におすすめできる1本です。
これまでのGarminウォッチではやや物足りなさを感じていた「使い勝手」「見やすさ」「音声機能」といった要素が確実に改善され、ランナー目線とユーザー体験のバランスがとれた傑作モデルとなっています。
265ユーザーが乗り換える価値は十分にあり、特に「スマホをなるべく使いたくない」「トレーニングデータを正確に残したい」と考えている方には、Garmin Forerunner 570は最良のパートナーになるでしょう。
ポチップ