スマートウォッチやスマートバンドの進化が加速する中で、「軽量で着け心地が良く、健康管理に使えるモデルが欲しい」というニーズがございます。そんな中で登場したのが、Fitbit Charge 6 です。
Fitbit は Google のブランドであり、健康やフィットネス機能に特化したデバイスをどんどんリリースしてきました。中でもCharge シリーズは、スマートバンドとスマートウォッチの中のような一気にで、高機能でありながら非常にスリムなデザインが特徴です。
今回ご紹介するFitbit Charge 6 は、前モデルのCharge 5 から各機能が強化され、SuicaやGoogleサービスとの連携にも対応しています。 さらに、心拍数の精度が向上し、より正確なヘルスケアデータの取得が可能ですまた、Musicやまた、YouTube MusicやGoogleマップとの連携、独自でのGPS機能搭載など、日常生活でも活用できる機能が多く含まれています。
特に注目すべき点は、日本国内でSuicaに対応した数少ないスマートバンド型デバイスであるということ。 この点だけでも、通勤・通学など日常の快適性を重視するユーザーにとって大きな魅力となるだろう。
この記事では、Fitbit Charge 6 の基本情報やデザイン、スペック、そして実際に使って感じたリアルな使用感を余すところなくお届けします。また、他のモデルとの比較や、どんな人に向いているかなどの視点でも解説していきますので、購入を検討されている方はぜひ最後までご覧ください。

Fitbit(フィットビット) Charge 6 とは?

出典:Google
Fitbit Charge 6 とは、Google独自のヘルスケアブランド「Fitbit」が開発・販売しており、バンド型の高機能フィットネストラッカーです。スマートウォッチのような多機能性と、スマートバンドのようなスリムで軽快なデザインを両立したモデル、多くのユーザーから注目を集めています。
スマートバンドの中でも高性能な「全部入り」モデル
Fitbit Charge 6 は、シリーズ中で最も機能が充実しているモデルです。以下のような機能が搭載されており、日常の健康管理からフィットネス、決済まで1台でカバーできます。
- 心拍数の24時間測定
- 睡眠スコアの表示と詳細な分析
- ストレス管理のための皮膚電気活動(EDA)スキャン
- 血中酸素濃度(SpO2)や皮膚温の変動検知
- GPS搭載によるルート記録と距離計測
- SuicaやVisaタッチによる非接触型決済
- GoogleマップとYouTube Musicとの連携
Google連携によって進化したスマートバンド
Fitbit Charge 6 ではGoogleとの連携が全般に強化されています。YouTube Musicの再生コントロール、Googleマップのナビゲーション表示など、Googleアカウントと接続することでよりスマートな使い方が可能になりました。
これにより、運動中でもスマホを出た瞬間にナビを確認したり、音楽を切り替えたり、より実用的な日常使いができるようになりました。
充実の健康管理機能で「知る・整える・守る」
Fitbit は長年にわたって健康データの精度に不安があり、Fitbit Charge 6 もその例外ではありません。 特に心拍数の測定精度は業界でもトップクラスで、その間の測定やトレーニング中の心拍ゾーンの表示などが正確です。
また、皮膚電気活動(EDA)によるストレスチェックや、夜間の血中酸素の変動阻止、睡眠ステージの平和化など、「自分の体調を知り、整える、守る」を意識して設計が行われています。
バンドタイプなのにSuica対応。 希少性の高いモデル
日本で販売されているスマートウォッチの中でも、Suicaに対応しているバンド型デバイスは非常に限られています。
その中で、実売価格2万円台前半という手頃な価格帯でSuicaが使えるFitbit Charge 6 は、非常に貴重な存在だと言えるでしょう。
スマートウォッチではなく「スマートバンド」を選ぶ理由
スマートウォッチと比べてバンドは「画面が小さい」「できることが限界になる」という印象を持たれがちですが、その分以下のような暇があります。
- 軽くて装着感が快適(睡眠中も迷惑にならない)
- バッテリーが見える(最大7日間)
- 見た目がシンプルでどんな服装にも合わせやすい
Charge 6 は、スマートウォッチほどの機能は求めていませんが、健康管理や運動の記録はしっかり取りたいという方に最適な選択肢です
Fitbit(フィットビット) Charge 6 の外観とデザイン

出典:Google
スマートウォッチよりもスリム。シンプルで洗練されたデザイン
Fitbit Charge 6 は、見た目の第一印象として「とてもスリムでスタイリッシュ」という言葉がぴったりのデザインになっています。スマートウォッチのようなゴツさがなく、スマートバンドとして非常にシンプルかつ洗練された形状です。
縦長のディスプレイは細くて主張しすぎないため、ビジネスシーンからカジュアルな日常使いまで幅広くフィットします。 サイズ感としても、男性の腕でも女性の腕でも違和感がなく、ユニセックスなデザインです。
ディスプレイと本体構造
項目 | 詳細 |
---|---|
ディスプレイ | AMOLED(有機EL)タッチ対応、常時表示機能付き |
ケース | アルミニウム |
バンド素材 | シリコン |
対応サイズ | 手首周り130mm~210mmまで対応 |
防水性能 | 50メートル耐水(プールやシャワー) |
重量 | 約28g(バンド込み)/ケースのみ約14g |
本体はアルミニウム素材で作られており、プラスチック製のスマートバンドに比べて見た目に高級感があります。また、マットな質感と堅固なエッジ加工により、見た目も触りも上品になっています。
カラーバリエーションと印象
Fitbit Charge 6 は3つのカラー展開があります。それぞれの組み合わせでケースの色とバンドの色が異なるため、好みに合わせた選択ができます。
カラー名 | ケース色 | バンドカラー |
---|---|---|
ブラック/オブシディアン | ブラック | ブラック |
シルバー/ポーセリン | シルバー | ホワイト系 |
ゴールド/コーラル | シャンパンゴールド | コーラルオレンジ |
バンドは最初から短め・長めの2サイズが付属しているため、手首が細くても太い方でも問題なくフィットします。 さらに、Fitbit公式サイトからは交換用バンドも別途で購入可能で、レザーやファブリックなど素材の選択肢も豊富です。
着け心地と実際の使用感
実際に手首に装着してみると、「とにかく軽い」というが率直な感想です。
また、本体とバンドの一体感が強く、手首のカーブに自然にフィットする形状になっているため、違和感を感じることはありませんでした。
操作ボタンとUI設計
Fitbit Charge 6 では、シリーズとして久しぶりに「サイドボタン(触覚式)」が搭載されました。物理的に押し込むボタンではなく、指でタッチとバイブとともに反応する触覚フィードバック式のボタンです。
- 1回押す:画面オン/戻る操作
- 2回先:SuicaやVisa決済の手数料
- 長押し:特定のショートカット(設定可能)
また、ディスプレイのタッチ操作も非常にスムーズで、上下左右スワイプによる直感的なUI設計が行われています。
視認性とディスプレイの表示品質
AMOLEDディスプレイは発色が非常によく、黒が締まって見えるため、全体的に見て、高級感のある表示です。
常時表示ディスプレイ(AOD)に対応している点も特筆すべきポイントです。 表示はシンプルで必要最低限に絞られていますが、「時間・歩数・心拍数」などを常に確認できるのは非常に便利です。
Fitbit Charge 6 の外観は、スマートウォッチのような機能性と、スマートバンドらしい快適互換したデザインになりました。軽量・薄型でありながら、アルミ製のケースで質感も高く、「普段使いやすいのにしっかりカッコいい」という印象です。
Fitbit(フィットビット) Charge 6 のスペック詳細

出典:Google
Fitbit Charge 6 は、バンド型のスマートウォッチとしてはトップクラスの機能を誇ります。
基本スペック一覧表
項目 | 内容 |
---|---|
サイズ | 縦 約38.7 |
重量 | 約28g(バンド込み) |
ディスプレイ | AMOLED(有機EL)タッチ対応、常時表示(AOD) |
解像度 | 非公開(視認性は高く、滑りやすい) |
素材 | ケース:アルミニウム、バンド:シリコン |
防水性能 | 水深50mまでの耐水性 |
バッテリー持続時間 | 最大約7日(AODオフ時)/約2.5日(AOD) |
GPS | 内蔵GPS対応(スマホなしでも) |
操作方法 | タッチ操作 |
センサー機能一覧
搭載センサー | 説明 |
---|---|
心拍数センサー | 24時間 |
皮膚電気活動(EDA)センサー | ストレス状態を測定する |
血中酸素(SpO2)センサー | 睡眠中の酸素 |
皮膚温センサー | 体表温 |
高度計 | 高低差 |
対応アプリ・連携サービス
機能・サービス | 内容 |
---|---|
スイカ | 対応。フィットビットアプリから設定。非接触決済可能 |
Visaタッチ | 対応。PayPay銀行・ソニー銀行などの一部デビットカードに制限する |
YouTubeミュージック | 対応(プレミアム会員限定) |
Googleマップ | 対応 |
Googleウォレット | 対応(Suica/Visaタッチの設定・管理) |
通知機能 | LINE・メール・カレンダー・着信などの通知を表示(一部表示のみ) |
エクササイズ | 屋内外ランニング、ウォーキング、バイク、HIITなど約40種類対応 |
バッテリーと充電
- バッテリー持続時間:
- 常時表示オフ:最大7日間持続(実際の使用で約6〜7日)
- 常時表示オン:約2.5日(1日あたり40%程度減少)
- 充電方法:
- 専用マグネット式充電ケーブル(USB Type-A)
- 約2時間でフル充電完了
- 充電ポート:非公開(本体裏面にマグネット接続)
特筆すべき特徴
- 常時表示ディスプレイ(AOD)搭載
必要な情報(時刻、歩数、心拍など)を画面に常時表示可能。AOD対応スマートバンドは珍しいため、視認性を重視する方におすすめです。 - 単体GPS搭載
スマホがなくても、屋外ランニングやサイクリングのルートを記録できます。ルートはアプリで地図表示され、ラップ・心拍・カロリーも確認できます。 - 決済機能(Suica・Visaタッチ)
日本国内の主要交通機関やコンビニでスムーズに非接触決済が可能です。特にSuica対応スマートバンドは非常に貴重です。 - Fitbit Premium(6ヶ月無料)プレミアム
会員になると、ストレススコアの詳細、睡眠コーチング、健康トレンドの長期分析などが利用可能です。非課金でも基本機能は十分に使えます。
Fitbit Charge 6 は、軽量なスマートバンドながらも、GPS・心拍・SpO2・Suica・YouTube Music・Googleマップ連携など、スマートウォッチに匹敵する多機能性を実現しています。
特に、健康管理を中心に使いたい人にとっては、これ一台でかなりの満足感が得られるはずです。バンドタイプでここまでのスペックを備えた製品はなく、「軽さ×多機能×実用性」を求める方に非常におすすめのモデルです。
Fitbit(フィットビット) Charge 6 と Charge 5 の比較

出典:Google
Fitbit Charge 6 は、前モデルである Fitbit Charge 5 の後継機にあたります。デザインは似ていて見えると違いがほとんど見えませんが、問題機能や面では大きく進化しています。
以下では、二人を多角的に比較して、どこが進化し、変わったのかを詳しく解説します。
基本スペック比較表
項目 | Charge 5 | Charge 6 |
---|---|---|
発売年 | 2021年 | 2023年 |
ディスプレイ | AMOLED(有機EL) | 同左(表示品質はほぼ同等) |
常時表示(AOD) | ○ | ○ |
サイドボタン | × | ○(触覚式サイドボタン追加) |
GPS | 内蔵 | 内蔵(とにかく精度とスピード向上) |
心拍センサー | 第6世代(旧型) | 第7世代(新型・高精度) |
血中酸素(SpO2) | ○(睡眠中のみ) | ○(同様) |
ストレス管理(EDA) | ○ | ○ |
皮膚温センサー | ○ | ○ |
Suica対応 | ○ | ○ |
Googleサービス連携 | × | ○(YouTube Music、Google Mapsなど) |
音楽操作 | Spotifyアプリ連携なし | YouTube Music連携(再生・停止・音量など) |
Fitbit Premium体験 | 6ヶ月 | 6ヶ月 |
決済 | Suica、Visaタッチ | Suica、Visaタッチ |
操作性 | タッチ操作のみ | タッチ操作+ボタンで直感 |
機能の進化ポイント
心拍計の精度が大幅アップ(第7世代センサー搭載)
Charge 6 では新しい心拍センサーを搭載し、特にワークアウト中の心拍計測精度が向上。これにより、ランニングやHIITなど心拍ゾーンが重要なトレーニングにもより正確に対応できます。
物理ボタン復活で操作性アップ
Charge 5 では完全なタッチ操作だったので、濡れた手や手袋着用時などに操作に短い場面がありましたが、Charge 6 では触覚式のサイドボタンが復活しました。これにより、ワークアウト中の操作や決済画面の呼び出しがしやすくなりました。
Googleサービスとの連携
Googleの取り組みとなったことで、Google独自の機能連携が本格化しました。
- Googleマップ:スマホでナビを開始すると、チャージ6 に進む方向が表示される
- YouTube Music:プレミアム会員なら、曲の再生・停止・曲送り・音量操作が可能
Charge 5 にはこれらの機能は搭載されておらず、「Google色」の強化はCharge 6 ならではの大きな進化です。
運動機器との接続(Bluetooth心拍送信)
Charge 6 では、対応するフィットネスマシン(例:ノルディックトラックなど)とBluetoothで心拍数を共有することができます。ジムでのトレーニング時に、マシンの画面に自分の心拍数を表示することが可能です。Charge 5 にはこの機能はありませんでした。
GPSの精度と一瞬の時間の向上
Charge 6 では、GPSの安定速度が改善され、約30秒〜1分で安定接続されるようになっています。Charge 5では最大2分ほどかかることもあり、実用面で進化を実現できます。
Fitbit Charge 6 は、見た目こそCharge 5 と大きな違いはないものの、操作性・連携性・計測精度において明確なアップグレードが行われています。特に心拍センサーの精度向上、Googleサービスとの連携、そしてサイドボタンの復活は実使用において体感できる進化です。
「ちょっとだけの違いで価格がかかるだけ」と思われがちですが、日々の使いやすさ・満足度を重視するなら、安心にFitbit Charge 6 を!
Fitbit(フィットビット) Charge 6 を使った私の体験談

出典:Google
Fitbit Charge 6 を実際に使い始めてから数週間が経ちましたが、日常生活にしっかりと慣れ親しまれていて、何度も「これは完成度の高いスマートバンドだな」と感じています。ここでは、日常使いから運動・睡眠・決済・通知機能まで、私の体験を具体的にご紹介します。
使い始めの印象:「軽い・シンプル・でも多機能」
最初から装着されていた短いバンドでしっかりフィットし、違和感があった箱を開けて最初に手に取ったときの感想は、「思ったよりかなり軽い!」というものでした。
Suicaの使用感:スムーズで、もう財布に手が伸びません
設定後は2回ボタンを押すことで支払い画面が表示されるので、駅の改札でもコンビニでもスムーズにタッチ決済ができます。
気になる点としては、一度腕から外して再装着した場合、パスコードの入力が必要になること。 4桁のコードを小さな画面で入力するのは、やや面倒ですが、セキュリティの観点では安心とも言えます。
日常の健康管理:これが「無意識」でできるのがすごい
心拍数の自動測定が便利すぎる
Charge 6 では、24 時間連続で心拍数が計測され、安静時や運動時の変化を常に記録してくれます。
睡眠トラッカーの精度に驚いた
睡眠については「睡眠スコア」「各睡眠ステージ(浅い・深い・レム)」がしっかり記録されます。目覚めた時の気分とスコアが一致していることが多く、信頼性が高いと感じました。
また、皮膚温の変動や睡眠中の血中酸素の時間も記録されており、「ここまでできるのか」と感心しました。 特に風邪をひいたときに体温の変動が少し上がっていたのにはびっくりしました。
ワークアウト中の使用感:タップ操作で見たいデータがすぐ見られる
私は主にランニングとウォーキングで使っています。ワークアウトを開始すると、画面には「距離・ペース・心拍数・時間」などが表示され、画面をタップすることで情報を保持できます。
GPSのわかりやすさは屋外で約30秒〜1分ほど。走ったルートは上でマップとして確認でき、ラップタイムや心拍ゾーンの時間など詳細なデータがグラフで確認できるので、モチベーションアップにもつながっています。
また、エクササイズの一覧には「スピニング」や「筋トレ」、「HIIT」、「ヨガ」など多様な運動が選べるため、日によって運動内容を変更しても柔軟に対応できます。
通知機能のリアルさ:スマホから少し解放される
LINEやGmail、カレンダーなどの通知はすぐに届きます。 特にLINE通知では、送信者の名前とメッセージの念が確認でき、返信こそできませんが「誰から来たのか・急いでいるのか」が認識できるのは便利です。
通知が来た時々軽い振動でお知らせしてくれるのですが、この振動が思った以上に強めで確実に気づけるのがありがたいです。
バッテリーの持ち
私は常時表示ディスプレイ(AOD)をONにした状態で使用したところ、ほぼ2.5日〜3日でバッテリーがなくなるという感じでした。 もちろん、心拍・睡眠・血中酸素の計測もすべてONにしていた状態です。
朝の運動中だけAODをオンにするなど、状況に応じて利用すればストレスなく運用できます。
気になった点・改善してほしい点
- 決済画面への2回押し+パスコード入力は鋭いまで少し面倒に感じた
- ワークアウト中に最新時刻が表示されないのは不便(アップデートに期待)
- 天気アプリが非搭載で、天気予報を手元で見れないのは少し残念
ただ、これらの扱いは、使い続けるうちにあまり気にならなくなりました。 それよりも「軽さ・快適さ・機能性の高さ」が日常の中での満足度を上回ってくれます。
総評:日常にそっと寄り添う、「本当に使えるスマートバンド」
Fitbit Charge 6 を使って感じたのは、「このバンド、なくなったら生活が不便になるな」という存在感です。派手な機能はないけど、健康の持続化、サクサクとした快適さ、キャッシュレス対応と、日々の暮らしの中で「あってよかった」と感じる瞬間が多々ありました。
特に、初めてスマートバンド・スマートウォッチを使う方や、かなり手軽に健康管理を始めたい方にはぴったりだと思います。
Fitbit(フィットビット) Charge 6 に関するQ&A

※画像はイメージです。
Q.Suicaは誰でも使えますか?
・Fitbitアプリから登録できます。Android・iPhoneどちらでも簡単に使えます。
Q.Fitbit Charge 6クレジットカードは使えますか?
・Visaタッチに対応していますが、使えるのは一部の銀行発行のカードのみです(例:ソニー銀行、PayPay銀行)。
Q.ディスプレイの見やすさは?
・屋内では非常によく見えますが、屋外の屋外日光下ではやや視覚性が落ちる印象です。
Q.文字盤の切り替えは簡単ですか?
・本体ではできず、電話からのみの操作となります。
Q.LINE通知の内容は確認できますか?
・通知は届きますが、内容の全文表示や返信は不可です。
Q.音楽の操作はできますか?
・YouTube Musicと連携可能ですが、プレミアム会員限定です。他の音楽アプリには非対応です。
Q.GPSのわかりやすさは早いですか?
・屋外で約30秒〜1分ほどかかります。その後は精度は良好です。
Q.ボタン操作は快適ですか?
・押し込みはありませんが、触覚で操作感はしっかりしています。
Q.睡眠の質は正確に測れますか?
・詳細なデータ(浅睡眠・深睡眠・レム睡眠)が記録され、グラフ表示も可能です。
Q.Apple Watchとの違いは?
・Apple Watchは大画面・音声アシスタント・アプリ追加が可能です。Charge 6はコンパクトで軽量な健康特化型。
Q.ウォッチフェイスのカスタマイズ性は?
・カスタマイズは限定的で、表示項目の一部のみ変更可能です。
Fitbit(フィットビット) Charge 6 が向いている人・向いていない人

出典:Google
Fitbit Charge 6 は、スマートウォッチとスマートバンドのちょうど中間に位置するような製品です。多機能でありながら軽量・コンパクトという特徴があり、「何を重視するか」で評価が大きく変わるモデルです。ここでは、どんな人にフィットするのか、逆に合わないのはどんな人の話、具体的なニーズや生活スタイルをもとに詳しくご紹介します。
向いている人
健康管理を「無理なく続けたい」人
- 毎日の心拍数や睡眠の質、ストレス状態を知りたい
- 健康診断の結果が気になる年齢になってきた
- 体調の変化に早く気付きたいが、難しい操作記録やは苦手
Charge 6 は身に着けているだけで自動的にデータを記録してくれるため、意識せずとも「見える化」された健康情報が得られます。
軽くて邪魔にならないスマートバンドを探している人
- 一日中に着ていても疲れないものが良い
- 寝るときもつけっぱなしにできる快適さがほしい
- 派手なデザインよりも、服装に似合うシンプルさを重視したい
約28gの軽さとスリムな形状は、軽く「つけてるのを忘れる装着感」日中も睡眠時もノンストレスです。
ランニング・ウォーキング・ジムなど運動の習慣がある人
- ワークアウト中の心拍数やペースを把握したい
- GPSを使ってランニングルートを記録したい
- ジムマシンと連携して心拍を表示したい
本体GPS・心拍ゾーン表示・Bluetooth心拍送信機能により、フィットネス用途でもしっかり活用できます。
キャッシュレスを身軽に使いたい人(Suica対応が最優先)
- 通勤や買い物でSuicaをスマートに使いたい
- 財布を持って歩かずに出かけたい
- クレジットカード(Visaタッチ)にも対応していると便利
バンド型でSuicaに対応しているデバイスは非常に少ないため、このサイズで交通・買い物両方対応しているのは貴重です。
スマホを頻繁に見る習慣を減らしたい人
- 通知が手元で確認できれば、スマホ見て時間を短縮してる
- 「今すぐ確認すべきかどうか」だけ分かれば十分
チャージ6 はLINEやメールなどの通知を手元で即確認時に可能です。スマホ依存を少し減らしたい方におすすめです。
向いていない人
大画面で細かい情報を操作・確認したい人
- グラフやデータを時把握でじっくり確認したい
- 小さい画面が苦手、文字が読みにくいと感じる
データの詳細確認は前提が前提です。画面操作で全てを上映したい方には不向きかもしれません。
音声アシスタントを活用したい人(SiriやAlexaなど)
- 音声で通信設定、天気確認、リマインダーをしたい
- 「Hey Google」や「OK Siri」で操作する習慣がある
Charge 6 にはマイク・スピーカーが非搭載のため、音声アシスタントには対応していません。これらを日常的に使いたい人には足りない可能性があります。
通知に対して返信や通話をしたい人
- LINEにそのまま返信したい
- 着信に手元で応答したい
通知は受け取られますが、返信や通話には対応しておりません。スマホとの連携は受信のみに限定させていただきます。
サードパーティ製アプリを自由に追加したい人
- Spotify、天気アプリ、ニュースアプリなども使いたい
- ウェアOSやwatchOSのようなアプリ追加を楽しみたい
Charge 6 はGoogleの一部サービス(YouTube MusicやGoogle Maps)には対応していますが、アプリ追加の自由度は限りなく低いです。
バッテリーを週1も充電したくない人
- 毎日の充電すら面倒に感じる
- 10日以上持つようなバッテリー持続性を求めている
通常使用で5〜7日持ちますが、常時表示をオンにする場合は2.5日程度で充電が必要です。とんでもない格安モデルではありません。
Fitbit Charge 6 は、「使いやすさ・快適さ・実用性」をバランス良く備えたスマートバンドです。派手な機能はありませんが、日々の暮らしにそっと寄り添い、「これがあると安心する」と思ってくれる存在です。
「操作よりも記録」「スマホよりもシンプル」「大画面よりも軽いさ」を求める方にとって、まさに理想的な一台です。
Fitbit(フィットビット) Charge 6 レビューまとめ

※画像はイメージです。
Fitbit Charge 6 は、スマートウォッチの高機能さとスマートバンドの軽快さを見事に融合した、非常に完成度の高い1本です。ここでは、実際に使って感じた魅力や、ユーザーにとっての価値を総括的に振り返ります。
総合評価:バンドの決定版。日常を“整える”一台
Fitbit Charge 6 は、派手さよりも実用性と着け心地を重視したスマートバンドです。使い込むほどに、「これは毎日身に着けられる価値がある」と思わせてくれます。 特に以下の3つのポイントで非常に優秀でした。
健康管理機能がとにかく高精度・高機能
- 24時間の心拍数追跡
- 睡眠の質の持続化とスコア化(浅睡眠・深睡眠・レム睡眠)
- 血中酸素・皮膚温・皮膚電気反応(ストレス)まで自動計測
- プレミアム会員でより詳細な分析も可能
健康意識が高い方はもちろん、普段の生活の中で「自分の体調を知る」習慣がつきます。記録されるだけでなく、あくまでグラフ化・言語化されるのがポイントです。
キャッシュレス時代にフィットする決済機能(Suica・Visa)
- Suica対応のスマートバンドは日本市場で非常に希少
- 駅の改札でもコンビニでもタッチで支払い完了
- Visaタッチ対応のカードを登録すれば非接触クレカ決済も可能
キャッシュレス決済をスムーズにしたい方のために、Charge 6 は財布代わりになる「最小のデバイス」と言えます。
軽さと快適さ、日常への自然なフィット感
- 約28gの軽さで24時間装着していてもストレスなし
- シンプルなデザインでビジネス・カジュアルにもどちらにもマッチします
- 防水対応でシャワーやプールでも装着可能
- バッテリーは常時表示オフなら最大7日間持続
見た目も機能も「出しゃばらず」、でもしっかり仕事をしてくれる。
改善を期待したい点
- 音声アシスタント(Siri・Google Assistant)には非対応
- 天気の確認機能がない(随時で確認は可能)
- ワークアウト中に現在時刻が表示されないのは不便
- 通知には返信できない/着信への応答も不可
- 音楽操作がYouTube Music限定(プレミアム会員必須)
これらの点が問題になるのは、スマートウォッチ的な操作性を求める方。に、通知確認や健康管理が主目的の方にとっては逆に大きくなりません。
結論
Fitbit Charge 6 は、「スマートバンド」というカテゴリの中で見れば、ほぼフラッグシップモデルです。特にSuica対応でここまで軽量・高性能なモデルはほとんど存在しません。
スマートウォッチほどの多機能はないもの、必要な機能にしっかり特化しております、「毎日の健康と生活をちょっと良くする」という目的には最適解となる1台です。
機能・価格・実用性のバランスが非常に良いため、初めてのスマートウォッチ選びにも、自信を持っておすすめできるモデルです。
