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ASUS Zenfone 12 Ultra レビュー!スペック・カメラ・バッテリー・口コミなどを徹底解説

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出典:ASUS
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近年、スマートフォン市場は各社がフラッグシップモデルを次々と投入し、性能競争はかつてないほど激化しています。特にゲーム性能やカメラ機能においては「次世代の体験」を実現する端末が多く登場しています。その中でASUSが送り出した Zenfone 12 Ultra は、「パフォーマンス」「デザイン」「実用性」をバランス良く兼ね備えた1台として注目を集めています。

ASUSといえばゲーミングに特化した「ROG Phone」シリーズが有名ですが、Zenfoneシリーズは日常使いとハイエンド性能の両立を目指して進化を続けてきました。その最上位機にあたるのがZenfone 12 Ultraです。最新の Snapdragon 8 Elite を搭載し、ゲーミングスマホ並みの処理能力を誇りながら、デザイン面では大人のユーザーが持っても違和感のないシックな仕上がり。さらに、5500mAhの大容量バッテリーや最新のAI機能、3眼カメラシステムを備え、幅広いニーズに応える万能機となっています。

また、価格設定にもASUSらしい戦略が見られます。ハイエンド機の多くが20万円前後に達する中で、Zenfone 12 Ultraは15万円前後から購入可能です。インフレが進むスマホ市場において「最上位性能をより手の届きやすい価格で提供する」という点は、多くのユーザーにとって大きな魅力でしょう。

本記事では、そんなZenfone 12 Ultra の 外観・デザイン、スペック詳細、カメラ性能、使用感レビュー をじっくりと紹介していきます。さらに、前機種との違いや実際に使って感じたメリット・デメリット、Q&A形式での疑問解消まで徹底的にまとめています。購入を検討している方、あるいは最新スマホの動向を知りたい方にとって参考になる内容をお届けします。

ASUS Zenfone 12 Ultra とは?

出典:ASUS

ASUS Zenfone 12 Ultra は、2025年に登場したASUSの最新フラッグシップモデルです。これまでZenfoneシリーズは「コンパクトながら高性能」という路線を重視してきましたが、本機はその枠を超えた 「ウルトラ」の名を冠する特別な存在 です。

最大の特徴は、現行で最高峰の性能を誇る Qualcomm Snapdragon 8 Elite を搭載している点です。これにより、ゲームや動画編集といった高負荷処理を快適にこなすことができます。さらに、16GBまでのLPDDR5Xメモリや512GBストレージに対応しており、まさにハイエンドスマホの名にふさわしい構成です。

また、ディスプレイは6.78インチのAMOLEDで、120Hz駆動(ゲーム時は最大144Hz)に対応。最大輝度は2500nitと非常に明るく、屋外でも視認性が抜群です。強化ガラスにはCorning Gorilla Glass Victus 2を採用しており、耐久性にも優れています。

カメラは3眼構成で、広角50MP・望遠32MP・超広角13MPを搭載。最新のAI撮影機能と組み合わせることで、風景からポートレート、さらには流し撮りまで多彩なシーンに対応可能です。

さらに、 バッテリーは5500mAh と大容量。最大65Wの有線急速充電に加え、15Wワイヤレス充電にも対応しています。長時間の利用でも安心できるタフさを備えており、普段使いからゲーム用途までカバーします。

OSは最新の Android 15 を搭載し、数年にわたるアップデート保証があるため、長期的な利用にも安心です。通信面ではWi-Fi 7とBluetooth 5.4に対応し、5Gネットワークも利用可能。国内仕様ではNFC・おサイフケータイにも対応しており、日本市場に合わせた利便性も考慮されています。

総じて、Zenfone 12 Ultraは「高性能」「大画面」「AI活用」をキーワードに、あらゆるユーザーが満足できるよう設計された万能フラッグシップです。他社のハイエンドスマホが軒並み20万円を超える中で、15万円前後という価格設定も大きな魅力となっています。

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ASUS Zenfone 12 Ultra の外観とデザイン

出典:ASUS

Zenfone 12 Ultra の外観は、一見するとシンプルですが、細部にこだわりが詰め込まれており、所有する満足感をしっかりと与えてくれる仕上がりになっています。

フレームと背面の質感

フレームは高級感のある 金属素材 を採用しており、マットな質感で落ち着いた印象を与えます。手に持ったときに冷たさと硬質感があり、確かな耐久性を感じます。指紋も付きにくく、ビジネスシーンで使用しても違和感のない大人向けの仕上がりです。

背面は ガラスのような光沢感を持ちながらもマット仕上げが施されたガンメタリック調の濃いグレー が印象的です。光の当たり方によって黒にもシルバーにも見える奥行きのあるカラーリングは、派手すぎず、それでいて高級感を漂わせます。他カラー展開も用意されていますが、このグレーは落ち着きとスタイリッシュさを両立しています。

カメラモジュールのデザイン

背面の左上に配置されたカメラモジュールは3眼構成で、ユニット全体がひとつのデザインアクセントになっています。

  • メインカメラ部は光沢仕上げ
  • 周囲のフレーム部分はマット加工

このコントラストによって、近くで見ると質感の違いが際立ち、精密機械らしい高級感を演出しています。派手さは控えめですが「じっくり見れば見るほどかっこいい」と感じられるデザインです。

正面ディスプレイの印象

フロントは6.78インチの大型AMOLEDディスプレイを搭載。

  • ベゼル(額縁)は非常に細く、特に上下のフレーム幅が抑えられている
  • パンチホール式のインカメラを採用し、没入感のある画面設計

全体的にシンプルながら「スクリーンが際立つデザイン」で、動画視聴やゲームプレイ時にコンテンツに集中できる構造です。

サイズ感と重量バランス

本体重量は約221g。6.78インチという大画面と金属フレーム採用を考えれば妥当な重量です。ただし、普段片手操作をする方にはやや重めに感じるかもしれません。両手で使う前提なら、安定感のあるしっかりした持ち心地と評価できます。

同梱ケースと拡張性

付属品としてシンプルな 透明ケース が同梱されています。薄型で装着してもデザインを損なわず、開封直後から保護して使えるのは安心です。市販のケースに切り替えるまでの「つなぎ」としても優秀で、ユーザー目線の配慮を感じます。

総評

全体のデザインは「派手さよりも質感重視」で、華美なデザインが苦手な方にぴったりです。ビジネスでもプライベートでもマッチする落ち着きと高級感を備えており、使い込むほどに愛着が湧く一台といえるでしょう。

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ASUS Zenfone 12 Ultra のスペック詳細

出典:ASUS

ASUS Zenfone 12 Ultra は、最新世代のハイエンド仕様をほぼすべて詰め込んだフラッグシップモデルです。基本スペックを以下の表にまとめ、さらに各項目を詳しく解説していきます。

スペック一覧表

項目内容
ディスプレイ6.78インチ AMOLED、解像度2400×1080(FHD+)、リフレッシュレート120Hz(ゲーム時最大144Hz)、最大輝度2500nit、Gorilla Glass Victus 2
プロセッサQualcomm Snapdragon 8 Elite(最新ハイエンドSoC)
メモリ(RAM)12GB / 16GB LPDDR5X
ストレージ256GB / 512GB UFS規格
カメラ(背面)メイン広角:50MP、望遠:32MP、超広角:13MP
カメラ(前面)32MP
バッテリー5500mAh、大容量セル搭載
充電有線65W急速充電、ワイヤレス15W
通信規格5G対応、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4
SIM構成デュアルSIM対応(nanoSIM×2)、一部市場でeSIM対応モデルもあり
生体認証画面内蔵指紋認証、顔認証
OSAndroid 15(複数年のアップデート保証あり)
サイズ / 重量約6.78インチ筐体、重量221g
その他機能NFC対応、おサイフケータイ対応、防水・防塵(生活防水レベル)

ディスプレイ

  • サイズ:6.78インチの大画面で動画視聴やゲームに最適
  • リフレッシュレート:通常は1〜120Hzの可変駆動、省電力に優れつつ、ゲーム時には144Hzに対応し滑らかな動作を実現
  • 最大輝度:通常1600nit、ピーク時2500nitと非常に明るく、屋外の直射日光下でも視認性抜群
  • 強化ガラス:Gorilla Glass Victus 2を採用し、落下や擦り傷にも強い

プロセッサ(SoC)

搭載されているのは Snapdragon 8 Elite。現行世代で最上位に位置するチップであり、Geekbench 6でシングルスコア3000超、マルチコア9000台半ばを記録。動画編集や3Dゲームなどの高負荷処理も快適にこなします。省電力性も向上しており、発熱管理も良好です。

メモリとストレージ

  • メモリ:最新規格のLPDDR5Xを採用。12GBと16GBの構成があり、重いアプリのマルチタスクも余裕。
  • ストレージ:256GBまたは512GBの大容量を選択可能。高速UFS規格でアプリの起動やデータの読み書きもスムーズ。

カメラシステム

  • メイン広角(50MP):日常撮影から夜景まで幅広く対応し、AI補正により自然でクリアな仕上がり
  • 望遠(32MP):ポートレートやズーム撮影に強く、被写体をしっかりと引き立てる
  • 超広角(13MP):風景や建物を迫力ある構図で撮影可能
  • 前面カメラ(32MP):自撮りやビデオ通話でも高解像度で鮮明

また、AI流し撮りやシネマモードなど、従来では難しかった撮影手法を簡単に楽しめるのも特徴です。

バッテリーと充電

  • 容量:5500mAhと大容量。
  • 駆動時間:Web閲覧で約14時間、動画ストリーミングで約21時間、SNS利用で約22時間と長時間駆動。
  • 充電:有線は最大65Wで、約30分で半分以上充電可能。さらにワイヤレス15Wにも対応しており、利便性も高いです。

通信とSIM

最新の Wi-Fi 7Bluetooth 5.4 に対応。5G通信はもちろん、デュアルSIM仕様により海外利用や仕事用とプライベート用の2回線運用も可能です。

OSとアップデート

出荷時から Android 15 を搭載。セキュリティアップデートやOSアップデートが複数年提供されるため、長期的に安心して利用できます。

生体認証

  • 画面内蔵指紋認証:レスポンスが速く、ロック解除はスムーズ
  • 顔認証:マスク着用時は精度が落ちるが、日常使いには十分

総評

Zenfone 12 Ultra は、ハードウェアの基本性能からソフトウェアの利便性まで、現行のフラッグシップに求められる要素をすべて網羅した一台です。処理性能・カメラ・バッテリーの三拍子がそろっており、ゲームユーザーから一般ユーザーまで幅広い層にマッチします。

ASUS Zenfone 12 Ultra とZenfone 11 の比較

出典:ASUS

Zenfone 12 Ultra は、名前の通り「ウルトラ」の冠を持つ特別モデルであり、前機種にあたるZenfone 11 から大幅に進化を遂げています。特に プロセッサ性能、カメラ構成、ディスプレイ、バッテリー の4点は大きな違いとして実感できる部分です。

スペック比較表

項目Zenfone 11Zenfone 12 Ultra
発売時期2024年モデル2025年モデル
SoCSnapdragon 8 Gen 3Snapdragon 8 Elite
メモリ8GB / 12GB12GB / 16GB
ストレージ128GB / 256GB256GB / 512GB
ディスプレイ6.67インチ AMOLED、最大輝度2000nit、120Hz6.78インチ AMOLED、最大輝度2500nit、120Hz(ゲーム時144Hz)
強化ガラスGorilla Glass VictusGorilla Glass Victus 2
バッテリー5000mAh、45W急速充電5500mAh、65W急速充電+15Wワイヤレス
背面カメラ広角50MP+超広角12MP広角50MP+望遠32MP+超広角13MP
前面カメラ16MP32MP
重量約205g約221g
OSAndroid 14Android 15
通信5G、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.35G、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4
価格帯約10〜12万円台約15〜17万円台

進化ポイントの詳細解説

プロセッサ性能の進化

Zenfone 11が搭載していた Snapdragon 8 Gen 3 も十分高性能でしたが、Zenfone 12 Ultraではさらに進化した Snapdragon 8 Elite を採用。シングルコア・マルチコアともにスコアが伸びており、最新の3Dゲームや動画編集、AI処理でも余裕を持って対応できます。

メモリとストレージ容量の増加

Zenfone 11では最大12GB RAM/256GBストレージでしたが、Zenfone 12 Ultraでは 16GB RAM/512GBストレージ に拡大。アプリの同時起動や写真・動画の保存にも余裕があり、プロ用途でも安心して使えます。

ディスプレイの強化

画面サイズは6.67インチから6.78インチへ微増。解像度は同等ですが、最大輝度が2000nitから2500nitに強化され、炎天下でも視認性が格段に向上しました。また、ゲームプレイ時は最大144Hz駆動が可能となり、より滑らかな映像体験が得られます。

バッテリーと充電性能

バッテリー容量は 5000mAh → 5500mAh に拡張。有線充電も45Wから65Wへ進化し、さらに ワイヤレス充電15W に対応。日常的な利便性が大きく向上しました。

カメラシステムの拡張

Zenfone 11は2眼構成(広角+超広角)でしたが、Zenfone 12 Ultraでは 広角+望遠+超広角の3眼構成 に進化。さらに前面カメラも16MPから32MPへ強化され、セルフィーやビデオ会議でも高画質になりました。

通信規格の刷新

Wi-Fi 6Eから最新の Wi-Fi 7 へ、Bluetoothも5.3から5.4へ進化。将来的なネットワーク環境にも対応できる仕様です。

サイズと重量

筐体サイズはわずかに大型化し、重量も205gから221gへ。バッテリーやカメラの強化の影響ですが、片手操作ではやや重さを感じる可能性があります。

総評

Zenfone 12 Ultra は、Zenfone 11の正統進化版でありながら、 「ウルトラ」という名にふさわしい性能強化 がなされています。
特にバッテリー・カメラ・充電性能はユーザー体験を大きく変える進化点であり、前機種からの買い替えを検討している方にとっては十分なアップグレードと言えるでしょう。

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ASUS Zenfone 12 Ultra を使用した私の体験談・レビュー

出典:ASUS

実際にASUS Zenfone 12 Ultra を数日間メインスマホとして使用してみました。スペック表だけではわからない「使用感」を率直にお伝えします。

開封と第一印象

箱を開けるとまず目に入るのは本体と付属の透明ケース。最近はケースが付属しないメーカーも多い中、最初から最低限の保護ができるのは安心感がありました。初めて手に持ったときは 「大画面で重厚感がある」 という印象。221gという重量は決して軽くありませんが、金属フレームとマット仕上げのおかげでグリップ感は良好でした。

ディスプレイの使用感

6.78インチのAMOLEDディスプレイは、動画視聴やゲームで圧倒的な没入感を与えてくれます。特にYouTubeやNetflixでHDR動画を再生した際の色鮮やかさとコントラストは素晴らしく、他のスマホと並べても見劣りしません。屋外でSNSをチェックしたときも、2500nitの高輝度のおかげでしっかり視認でき、夏の日差しの下でもストレスがありませんでした。

パフォーマンスとゲーム体験

搭載されているSnapdragon 8 Eliteのパワーは圧巻です。Geekbench 6でのベンチマークスコア(シングル3000超、マルチ9000台半ば)も驚異的ですが、実際のゲームプレイでこそ違いを感じました。
特に「原神」や「Call of Duty Mobile」などの重いゲームを高画質設定でプレイしてもフレーム落ちを感じることはなく、144Hz駆動時はヌルヌル感が段違いです。長時間プレイすると背面がほんのり温かくなりますが、不快な発熱ではなく安定していました。

カメラ性能の印象

カメラは期待以上でした。昼間の風景写真はもちろん、夜景モードで撮影した際のノイズの少なさと明暗の表現力は素晴らしいです。
特に感動したのは AI流し撮り機能。電車を被写体に試してみたところ、被写体だけをしっかり捉え、背景を流れるようにぼかす写真が撮れました。正直、数回は失敗しましたが、慣れてコツを掴むと本当に面白い写真が撮れるので「スマホ写真の楽しさ」を改めて実感しました。

また、32MPのインカメラはビデオ会議で大活躍。オンラインミーティング中に相手から「画質がクリアで見やすい」と言われ、従来のスマホとは一味違うと感じました。

バッテリーと充電体験

5500mAhの大容量バッテリーは、1日中SNS、動画視聴、ゲームをバランスよく使っても夜まで余裕で持ちました。以前のスマホでは夕方には充電が必要でしたが、Zenfone 12 Ultraでは「バッテリー残量を気にせず1日過ごせる安心感」があります。
さらに65Wの急速充電を試したところ、30分で約60%まで充電でき、本当に便利でした。就寝前にうっかり充電を忘れても、朝の準備中にサッと充電すれば十分に使えます。ワイヤレス15Wも試しましたが、置くだけで充電できる手軽さはやはり快適です。

操作性と日常使い

画面内指紋認証は反応が非常に速く、ロック解除の際にストレスを感じることはありませんでした。顔認証も使えますが、マスク着用時はやや精度が落ちるため、指紋認証のほうが安定しています。
また、Android 15の新しいUIは直感的で、AI要約機能や音声文字起こし機能も試しましたが、処理が非常に速く「ローカルでここまでできるのか」と驚きました。仕事で記事や会議メモをまとめるときに役立ちそうです。

気になった点

一方で、やや気になったのは 重量充電器が付属しない点。221gは長時間の片手操作には向きませんし、ゲームを寝転びながらプレイしていると手首に少し負担を感じました。また、充電器は別売りなので、65W対応の充電器を持っていない方は追加購入が必要です。

まとめ

数日間使ってみて感じたのは「万能でバランスの取れたフラッグシップ」ということです。ハイエンド機にありがちな「突出した一芸」ではなく、処理性能・ディスプレイ・カメラ・バッテリー・ソフトウェアのすべてが高水準でまとまっており、非常に満足度の高いスマホだと実感しました。

ASUS Zenfone 12 Ultra に関するQ&A

Q. 充電器は付属していますか?

・付属していません。USB-Cケーブルとケースは同梱されています。

Q. おサイフケータイは使えますか?

・対応しています。日常利用にも便利です。

Q. 重量は重く感じますか?

・221gなので片手操作はやや厳しいですが、慣れれば問題なく使えます。

Q. ゲームは快適にできますか?

・Snapdragon 8 Eliteと144Hz駆動により快適にプレイできます。

Q. カメラの特徴は?

・50MP広角、32MP望遠、13MP超広角の3眼構成で、ポートレートやAI流し撮り機能が魅力です。

Q. バッテリー持ちは?

・SNS利用で約22時間、動画ストリーミングで21時間と十分に長持ちします。

Q. 防水性能はありますか?

・公式ではIP規格の明記はありませんが、ある程度の生活防水に対応しています。

Q. ワイヤレス充電は?

・最大15Wに対応しています。

Q. 最新の通信規格は?

・Wi-Fi 7とBluetooth 5.4に対応しています。

Q. OSのアップデートは?

・Android 15搭載で、複数年のアップデートサポートが予定されています。

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ASUS Zenfone 12 Ultra が向いている人・向いていない人

出典:ASUS

ASUS Zenfone 12 Ultra が向いている人

  • 最新の性能を求めるヘビーユーザー
    Snapdragon 8 Elite、最大16GBメモリ、Wi-Fi 7対応といった最新スペックを備えているため、3Dゲームや動画編集、マルチタスクを快適にこなしたい方に向いています。
  • 大画面でエンタメを楽しみたい人
    6.78インチ AMOLEDの迫力あるディスプレイは、映画やYouTube、SNSを大画面で楽しみたい方に最適です。特にHDR対応の映像視聴は圧巻で、タブレットを持たずにスマホ1台で完結させたい方にもおすすめです。
  • 写真・動画撮影を楽しむ人
    広角・望遠・超広角の3眼カメラはもちろん、AI流し撮りやシネマモードなどユニークな機能も搭載。日常の記録から作品づくりまで幅広い用途に対応できるので、SNSに写真や動画を頻繁に投稿する方にピッタリです。
  • バッテリー持ちと充電スピードを重視する人
    5500mAhの大容量バッテリーと65W急速充電・15Wワイヤレス充電は、外出が多い方やモバイルバッテリーを持ち歩きたくない方に大きなメリットです。
  • 落ち着いたデザインを好む人
    金属フレームとマット仕上げのガンメタカラーは派手すぎず、ビジネスシーンでも違和感がありません。高級感と実用性を両立したデザインを求める方に適しています。
  • コストパフォーマンスを重視するハイエンド志向の人
    同等性能のiPhone ProシリーズやGalaxy Sシリーズが20万円近くする中で、Zenfone 12 Ultraは15万円前後。高性能を少しでもリーズナブルに手に入れたい方には魅力的です。

ASUS Zenfone 12 Ultra が向いていない人

  • 軽量スマホを求める人
    重量は約221g。大画面と金属フレーム採用のため、長時間の片手操作や軽さを重視する人には不向きです。軽快な操作性を求めるなら、ミドルレンジや小型モデルのほうが合います。
  • カメラ特化型のスマホを探している人
    カメラ性能は十分高水準ですが、ライカ監修や超高倍率ズームを備えたカメラ特化型のスマホと比べると「究極のカメラ性能」を求める方にはやや物足りないかもしれません。
  • 充電器を同梱してほしい人
    本体に65W急速充電対応のケーブルは付属しますが、充電器は同梱されていません。既に急速充電器を持っていない場合は追加投資が必要になります。
  • 片手でコンパクトに使いたい人
    6.78インチという大画面は動画視聴やゲームには最適ですが、電車内など片手操作が中心の方にはサイズ的にやや扱いにくい可能性があります。
  • スマホに突出した「一芸」を求める人
    Zenfone 12 Ultraは「万能型」であることが強みですが、逆に言えば「極端に尖った特徴」はありません。
    例えば「最高レベルのカメラ体験」や「圧倒的なゲーミング特化」を最優先する方には、他ブランドの特化型モデルの方が満足度が高いかもしれません。

まとめ

Zenfone 12 Ultra は「バランス型フラッグシップ」として完成度が非常に高いスマホです。特に 万能性・安定性・価格とのバランス を重視する方にはベストな選択肢となりますが、軽さやカメラ特化を求めるユーザーには別の選択肢も考えられます。

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ASUS Zenfone 12 Ultra レビューまとめ

出典:ASUS

ASUS Zenfone 12 Ultra は、まさに 万能型のフラッグシップスマートフォン と呼ぶにふさわしい仕上がりでした。実際に使用してみて感じたのは、各要素が高い次元でバランスしているという点です。

まず、処理性能に関しては最新の Snapdragon 8 Elite を搭載していることで、ゲームや動画編集など高負荷な作業でも一切ストレスを感じませんでした。Geekbenchや実際のゲームプレイでもトップクラスのパフォーマンスを発揮し、将来的に数年間は十分通用するスペックだと実感します。

ディスプレイは6.78インチのAMOLEDで、120Hz可変リフレッシュレート(ゲーム時は144Hz対応)、最大2500nitという明るさを誇ります。屋外でも視認性が高く、動画やゲームの没入感は圧倒的でした。ガラスにはGorilla Glass Victus 2を採用しており、耐久性にも安心感があります。

カメラ性能も十分に満足できるものでした。広角・望遠・超広角の3眼システムは多様なシーンをカバーし、夜景やポートレートも自然で高精細に撮影可能。さらにAI流し撮りなどのユニークな撮影モードは「スマホカメラでここまでできるのか」という驚きを与えてくれます。

バッテリー面では、5500mAhの大容量と65W急速充電、15Wワイヤレス充電の組み合わせが非常に快適でした。外出先でも安心して長時間利用でき、短時間で充電できるのは日常的に大きなメリットです。

一方で、弱点として挙げられるのは 重量221gの重さ充電器が付属しない点。軽快な片手操作を求める方にはやや不向きで、別途急速充電器を用意する必要があります。ただし、これらは全体の完成度を大きく損なうほどの欠点ではありません。

価格面でも、同等クラスの他社フラッグシップ(Galaxy Sシリーズ、iPhone Proシリーズなど)が20万円近い価格設定である中、Zenfone 12 Ultra は15万円前後から購入可能です。「最上位性能をより手の届きやすい価格で提供する」 というASUSの姿勢は大きな魅力といえるでしょう。

ASUS Zenfone 12 Ultra レビュー総評

総合的に見て、Zenfone 12 Ultra は「どの性能も妥協したくない」「長く安心して使える万能型スマホが欲しい」という方に強くおすすめできる一台です。突出した一芸こそありませんが、処理性能・画面・カメラ・バッテリー・AI機能のすべてが高水準にまとまっており、購入後に後悔しない完成度を備えています。

バランス型フラッグシップ」として非常に優秀で、多くのユーザーにとって満足度の高い選択肢になるでしょう。