2025年、Apple Watchシリーズに待望の最新エントリーモデル「Apple Watch SE 3」が登場しました。
これまでSEシリーズといえば、「必要十分な機能を、手の届きやすい価格で提供するモデル」として多くのユーザーに親しまれてきましたが、第3世代となる今回は、その“必要十分”の範囲を大きく超えてきました。
最大のトピックは、ついに常時表示ディスプレイに対応したこと。
従来モデルでは、画面が真っ暗になっている状態から手首を持ち上げるか、画面をタップして時間を確認する必要がありました。しかしSE 3では、常に文字盤がうっすらと表示され、ちらっと腕を見るだけで時間や天気、心拍数などのコンプリケーション情報を確認できます。これにより、Apple Watchとしての“時計としての完成度”が一気に上がりました。
さらに、高速充電にも対応。
お風呂の間や朝の支度時間など、わずか45分ほどで0%から80%まで充電できるため、バッテリーを気にせず日々のサイクルに組み込みやすくなりました。Apple Watchの弱点とされてきた「充電タイミングの難しさ」が、この高速充電によって大きく改善されたと言っていいでしょう。
そしてもう一つ注目したいのが、健康モニタリング機能の進化です。
手首の皮膚温を計測できるようになり、睡眠スコアの表示や睡眠時無呼吸の兆候通知など、ヘルスケア面での進化も確実に感じられます。これまで上位モデルだけの特権だった“健康管理の可視化”が、SEシリーズでも使えるようになったのは大きなポイントです。
Apple Watchをまだ使ったことがない方にとっても、買い替えを迷っている方にとっても、「SE 3」は間違いなく2025年の本命モデル。
この記事では、そんなApple Watch SE 第3世代の魅力を、デザイン・スペック・機能・実際の使い心地まで徹底的に掘り下げて紹介していきます。
Apple Watch SE 3 とは?

出典:Apple
Apple Watch SE 3は、Appleが2025年に発売したスマートウォッチのスタンダードモデルです。
「手に取りやすい価格で、必要な機能をしっかり搭載する」というSEシリーズのコンセプトを継承しながらも、今回は単なる廉価版ではなく、上位モデルに迫る完成度へと進化しました。
SEシリーズの立ち位置
Apple Watchのラインナップは、常に3つの層に分かれています。
| モデルライン | 特徴 |
|---|---|
| Apple Watch Ultraシリーズ | チタンボディ・ダイビング対応・超高耐久など、プロ仕様の最上位モデル |
| Apple Watch Series | 最新機能・高精細ディスプレイ・心電図や血中酸素計測などを備えた上位モデル |
| Apple Watch SEシリーズ | 基本性能を保ちつつ、価格を抑えた軽量モデル |
このうちSE 3は、“最も多くの人にフィットする万能モデル”という位置づけです。
日常で役立つ通知・ヘルスケア・決済機能を網羅しながらも、価格は3万円台後半という圧倒的なコストパフォーマンスを実現しています。
Apple Watch SE 3 が生まれた背景
Appleは2020年に初代SEを投入して以来、「価格と性能のバランス」を重視する層の支持を着実に広げてきました。
そして第3世代では、上位機能を普及価格帯に落とし込むことで、より多くのユーザーが“Apple Watchの世界”を体験できるようにしています。
特に今回常時表示ディスプレイを搭載したことで、Apple Watchの使い勝手は一気に上位モデル並みに引き上げられました。
それでいて価格は従来よりわずか3,000円高いだけ。つまり、Series 11の半額以下で、実用面はほとんど同等という驚きのバランスなのです。
Apple Watch SE 3 の外観とデザイン

出典:Apple
Apple Watch SE 3 は、シンプルで飽きのこないデザインと実用性のバランスが非常に高いモデルです。
シリーズ11などの上位モデルと比べても、質感の差は思っているほど大きくなく、むしろ軽量で扱いやすい印象を受けました。ここでは、素材・カラー・サイズ・ディスプレイ・装着感など、細部まで詳しく紹介していきます。
ケースデザインと素材
SE 3のケース素材はアルミニウム製のみとなっています。
軽量で耐久性が高く、見た目にも清潔感のあるマットな質感が特徴です。長時間装着していても重さを感じにくく、ランニングや睡眠時などでも快適に使うことができます。
アルミニウムケースは、側面がやや丸みを帯びたフォルムで、肌や衣服との干渉が少なく自然に腕に馴染みます。
光の当たり方によって微妙に色合いが変わる質感は、Appleらしい上品さを感じさせるポイントです。
裏面はナイロン複合素材とサファイアクリスタル調のプレートで構成されています。
中央には光学式心拍センサーが配置されており、鏡面のように輝く質感が美しく、見た目にも高級感があります。日常的に肌に触れる部分ですが、ツルッとした仕上げのため不快感はありません。
カラーバリエーション
Apple Watch SE 3で選べるカラーは、
- ミッドナイト(濃紺に近いブラック)
- スターライト(シャンパン系の明るいベージュ)
の2色です。
上位モデルのようにローズゴールドやシルバー、スペースグレーといった多色展開はありませんが、どちらもシーンを選ばず使える万能な色合いです。
ケースサイズと厚み
SE 3は、前世代と同じく40mmモデルと44mmモデルの2サイズ展開です。
手首の太さや使い方に合わせて選べます。
| モデル | サイズ | 重量(GPSモデル) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 40mmモデル | 約40×34mm | 約26g | コンパクトで軽量。手首の細い人や女性に最適。 |
| 44mmモデル | 約44×38mm | 約32g | 画面が大きく、視認性重視の人におすすめ。 |
私が使用しているのは40mmモデルですが、ディスプレイの見やすさは十分で、軽快に使えます。
ケース厚は上位モデルよりもわずかに厚めで、側面に丸みを持たせたデザインが特徴です。実際に装着しても出っ張り感はほとんど感じません。
ディスプレイとベゼル
Apple Watch SE 3 のディスプレイは、シリーズ10 / 11に搭載されている有機ELの常時表示Retinaディスプレイを採用しています。
ついにSEシリーズにも常時表示が追加され、腕を上げなくても時計や情報を常に確認できるようになりました。
画面の明るさは最大約1,200ニトクラスとされており、屋外の直射日光下でも十分に視認可能です。
日差しの中で時刻を確認しても、白飛びや反射で見えづらいことはほとんどありません。視野角も広く、斜めからでも情報が読み取りやすい点は、Apple製ディスプレイの完成度を感じます。
ディスプレイを覆うガラスは、従来比で約4倍の耐傷性を実現した強化ガラスに進化しています。
軽い擦れや日常の小傷には強く、普段使いなら保護フィルムを貼らなくても安心して使用できます。
実際に1週間ほど使用しても、金属机やバッグの金具などに触れても目立つ傷はついていません。
ベゼルはシリーズ10/11よりわずかに太いものの、ミッドナイトモデルでは黒が背景と自然に溶け込み、数字やグラフィックが浮かび上がるように見えます。
この“余白の黒”がむしろ画面を引き締め、アナログ文字盤などが際立つのも魅力です。
ボタンとクラウン
右側面には、Apple Watchらしいデジタルクラウンとサイドボタンを配置。
クラウンを押すとアプリ一覧へ、回すとスムーズにスクロールできます。回転操作の感触はカチッと軽く、クリック感が気持ちよい設計です。
下のサイドボタンを押すとコントロールセンターが開き、よく使う設定(Wi-Fi、サイレント、懐中電灯など)にすぐアクセスできます。
物理ボタンの配置やサイズ感はシリーズ10/11と同じで、持ち替えた際にも違和感がありません。
バンドと装着感
Apple Watch SE 3 の魅力のひとつが、豊富なバンド互換性です。
以前のApple Watchシリーズのバンドとも完全に互換性があるため、過去のアクセサリをそのまま使うことができます。
私が選んだのは「アンカーブルーのスポーツループ」モデルです。
柔らかく、通気性のあるナイロン素材で、マジックテープ式のため長さ調整も簡単。ランニングや睡眠中などでも蒸れにくく、肌への当たりも優しいです。
ベルクロの粘着力も高く、長時間装着してもずれたり外れたりすることはありませんでした。
Apple純正の他にも、レザー、ステンレス、シリコンなどさまざまなサードパーティ製バンドが選べるため、
スポーティーからフォーマルまで、シーンに合わせたカスタマイズが楽しめます。
デザイン総評
Apple Watch SE 3の外観は、決して“廉価版”とは思えない完成度です。
アルミニウムボディの軽やかさと、ミニマルな設計、丁寧な質感処理によって、見た目も着け心地も、シリーズモデルと遜色のない仕上がりとなっています。
- 軽くて疲れにくい
- 黒縁と画面が自然に一体化した美しいフェイス
- スポーツにもビジネスにも合う上品なデザイン
これらがすべて3万円台後半で手に入るという点で、SE 3はデザイン面でもコスパ抜群です。
まさに「誰がつけても似合うApple Watch」と呼ぶにふさわしい仕上がりです。
Apple Watch SE 3 のスペック詳細

出典:Apple
Apple Watch SE 3 は、見た目こそ従来のSEシリーズと似ていますが、中身は確実に進化しています。
特にチップ性能の向上やディスプレイ機能の強化、健康・充電まわりのアップグレードが顕著で、実用面ではほぼ上位モデルに迫る性能を持っています。ここではそのスペックを、項目ごとに詳しく解説していきます。
Apple Watch SE 3 スペック表
| 項目 | Apple Watch SE(第3世代)詳細情報 |
|---|---|
| モデル構成 | GPSモデル / GPS+セルラーモデル(5G対応) |
| ケースサイズ | 40mm(324×394ピクセル)/44mm(368×448ピクセル) |
| ケース素材 | アルミニウム(軽量・マット仕上げ) |
| カラー | ミッドナイト / スターライト |
| ディスプレイ | Retinaディスプレイ(常時表示対応) |
| 最大輝度 | 約1,200ニト(屋外でも高い視認性) |
| ガラス素材 | 強化Ion-Xガラス(従来比4倍の耐傷性) |
| チップ | S10 SiP(64ビットデュアルコアプロセッサ) |
| GPU性能 | S9比で約10〜15%の効率改善(消費電力が少ない) |
| OS | watchOS 26(最新OS対応) |
| ストレージ容量 | 64GB(SE2の倍増) |
| センサー | 第2世代光学式心拍センサー、加速度・ジャイロ・環境光・皮膚温センサー |
| 皮膚温トラッキング | 対応(毎晩の手首温度変化を自動記録) |
| 睡眠モニタリング | 対応(睡眠スコア・睡眠ステージ表示・無呼吸傾向の検出) |
| 心電図(ECG)・血中酸素測定 | 非対応(上位モデルのみ対応) |
| 防水性能 | 50メートル耐水(プールやシャワー対応) |
| GPS / コンパス | 内蔵(高精度GPS測位) |
| Bluetooth / Wi-Fi | Bluetooth 5.3 / Wi-Fi 2.4GHz・5GHz対応 |
| 通信(セルラー) | eSIMによる5Gセルラー通信(対応モデルのみ) |
| バッテリー駆動時間 | 約18時間(常時表示ONでもほぼ同等) |
| 低電力モード | 約32時間(表示や機能を制限して長時間運用可能) |
| 充電方式 | マグネット式ワイヤレス充電(高速充電対応) |
| 充電速度 | 約45分で0→80%、約75分でフル充電 |
| 重量 | 約26g(40mm)/約32g(44mm) |
| 対応デバイス | iPhone 8以降、iOS 18以降 |
| バンド互換性 | すべての既存Apple Watchバンドと互換性あり |
チップ性能 ― S10 SiPの実力
SE 3には、新しいS10チップ(SiP)が搭載されています。
このチップはSeries 11と同系統で、前世代のS9チップに比べて消費電力を抑えながらもレスポンスが向上しているのが特徴です。
アプリの起動速度、スクロール操作、ウォッチフェイスの切り替えなど、全体的な動作がよりスムーズになっており、ラグを感じることがほとんどありません。
特に通知やアプリ起動時のレスポンスが速く、体感としては上位シリーズ10/11とほぼ同等です。
また、watchOS 26との組み合わせにより、省電力時のタスク管理が最適化され、常時表示をオンにしてもバッテリー持ちが変わらないという点も、S10チップの恩恵です。
ディスプレイ性能 ― 常時表示Retinaの恩恵
SEシリーズとして初めて「常時表示Retinaディスプレイ」を採用。
これにより、腕を上げたりタップしたりせずとも、時計やウィジェット情報が常に見えるようになりました。
明るさは最大約1,200ニトで、屋外でも十分見やすく、曇天や直射日光下でもはっきり視認できます。
常時表示時は明るさを自動的に落とし、静止画モードでバッテリー消費を抑制。秒針など一部の動きは止まりますが、視認性は良好です。
また、有機EL特有の高コントラスト表示により、黒背景のフェイスは特に引き締まって見えます。
ガラスはIon-X強化ガラスで、耐衝撃性・耐擦傷性が向上。
日常使用の中で、金属机やドア枠に軽く当たる程度ではほぼ傷がつきません。
このガラスはSeries 10/11の標準ガラスと同等レベルであり、エントリーモデルとしては十分な強度です。
ストレージ ― 64GBで音楽・アプリも余裕
SE 3では内部ストレージが32GB → 64GBに倍増しました。
音楽データやPodcast、写真をローカルに保存しておけるため、セルラーモデルならiPhoneなしでも音楽再生やワークアウトログが快適に行えます。
実際に音楽を約2,000曲分(およそ20GB前後)保存しても、アプリやヘルスデータを加えてもまだ余裕がありました。
今後watchOSが進化してアプリ容量が増えたとしても、安心して使い続けられる仕様です。
センサーと健康機能
SE 3は、健康管理機能も大幅にアップデートされています。
特に注目すべきは、皮膚温トラッキングと睡眠時無呼吸通知の追加です。
皮膚温センサー
手首の温度を自動で計測し、前日との変化をグラフで可視化します。
これは「体温」そのものではなく、体調変化の兆候を把握するための指標です。
体が疲れている日や風邪気味の日には、平常時より+1〜2℃上昇していることがわかるなど、コンディションの目安になります。
睡眠スコア・無呼吸傾向通知
睡眠の深さや時間、レム・ノンレムの推移を記録し、スコアとして表示。
また、睡眠中に呼吸が一時的に止まっている傾向が検知された場合は通知を送ってくれます。
これは医療用ではありませんが、早期の健康意識づけには非常に有効です。
光学式心拍センサー(第2世代)
1分あたりの心拍数をリアルタイムで記録し、異常な上昇・下降を検知した場合に通知します。
運動時のペース管理や、ストレス・体調変化の把握にも役立ちます。
バッテリーと高速充電
Apple Watch SE 3のバッテリー持ちは最大18時間。
常時表示をオンにしても、1日しっかり使える実用レベルにチューニングされています。
加えて、高速充電に対応したことで、日常運用が格段に便利になりました。
| 充電時間 | バッテリー回復量(目安) |
|---|---|
| 約15分 | 約40%(睡眠トラッキング前の短時間充電に最適) |
| 約30分 | 約70% |
| 約45分 | 約80%(ほぼ1日分の使用可能) |
| 約75分 | フル充電(100%) |
つまり、「お風呂の時間」や「朝の支度時間」など30〜45分の隙間で充電しておけば、その後1日安心して使えるというサイクルが実現します。
また、低電力モードをONにすれば約32時間の連続稼働が可能です。
旅行や出張の際にも、電源が確保できない環境で安心して使えます。
防水性能と耐久性
防水性能は50メートル耐水。
プールやシャワーでの使用は問題なく、汗や雨でも安心です。
ただし、上位のSeries 10/11に搭載されている水深計や水温センサーなどの“ダイビング向け機能”は非対応となっています。
日常使用においては、十分な防水性と堅牢性を備えています。
まとめ:スペックのポイント
- 常時表示ディスプレイで日常使いが劇的に快適
- 高速充電+18時間駆動で運用ストレスが大幅減
- S10チップ搭載で動作スムーズ&省電力
- 64GBストレージで音楽やアプリも余裕
- 皮膚温計測・睡眠スコア・無呼吸検知で健康モニタリング強化
- 価格は3万円台後半と圧倒的コスパ
このスペック構成で3万円台というのは、Apple Watchの歴代モデルの中でも最もバランスが取れた構成といえます。
実際の使用感でも、上位モデルとの差を感じる場面は非常に少なく、日常使いには“ほぼ完結した一本”です。
Apple Watch SE 3 とApple Watch SE 2の比較

出典:Apple
Apple Watch SE 3 は、前モデルであるApple Watch SE 2から約3年ぶりのアップデートモデルです。
見た目は大きく変わらないものの、内部構造や機能面では“見た目以上の進化”が詰まっています。
Apple Watch SE 第2世代との違い
| 比較項目 | SE 第2世代 | SE 第3世代(今回) |
|---|---|---|
| ディスプレイ | Retina(非常時表示) | 常時表示Retinaディスプレイ |
| チップ | S9 SiP | S10 SiP |
| ストレージ容量 | 32GB | 64GB |
| 皮膚温センサー | 非対応 | 対応 |
| 睡眠スコア | 簡易計測のみ | スコア化+無呼吸傾向通知 |
| ジェスチャー操作 | 非対応 | 対応(フリック/ダブルタップ) |
| 高速充電 | 非対応 | 対応(約45分で80%充電) |
| 常時表示時のバッテリー | ― | 18時間(効率維持) |
| 通信 | 4Gまで対応 | 5Gセルラー対応 |
SE 2では「価格重視」の設計で、常時表示や高速充電などが省かれていました。
それが今回、SE 3では一気に上位モデル並みに近づいた形になります。
つまり、「実際に使う部分」の進化が中心で、体感できる便利さが大きく向上しています。
常時表示ディスプレイの違い
これが最大の進化ポイントです。
SE 2では、画面が消灯している状態では時刻も見えず、腕を上げるか画面をタップして初めて表示されました。
一方、SE 3では常に文字盤がうっすら表示され、時計らしい使い勝手を実現しています。
会議中や運転中、さりげなく時間を確認したいときも手首を自然に傾けるだけでOK。
秒針や細かな動作は簡略化されるものの、日常での利便性は格段に上がりました。
高速充電と電池持ちの改善
SE 2は18時間駆動ながら高速充電非対応でした。
そのため、毎日充電が必要でも「お風呂の間では間に合わない」と感じることがありました。
SE 3は高速充電対応で、約45分で80%充電が可能。
短時間で充電を終わらせ、寝る前の睡眠トラッキングにもすぐ使えます。
常時表示をオンにしても駆動時間はほぼ同じ18時間をキープしており、電力効率も向上しています。
ヘルスケア機能の強化
SE 3は、手首皮膚温度センサーを新搭載。
平熱との変化を可視化し、「なんとなく体が重い」「寝不足っぽい」といった体調変化をデータで確認できます。
また、睡眠スコアが表示されるようになり、睡眠の質を点数化してくれます。
さらに、睡眠中の無呼吸傾向を検知して通知する機能も追加。
これは医療用ではありませんが、健康リスクの早期発見につながる便利な指標です。
ジェスチャー操作の追加
SE 3では、手首フリックと指ダブルタップに対応しました。
手を使えない状況でも、軽い動作で画面を切り替えたり通知を閉じたりできます。
この機能は上位モデルにも搭載されており、操作性の面でもSeriesに近づきました。
チップ性能と動作スピード
S10チップは前世代より省電力で、アプリ起動やスワイプ操作の滑らかさがワンランク上です。
特に「心拍計測」や「ワークアウトアプリ」の起動が早くなり、実感できるレスポンスの改善があります。
全体的に動作がサクサクで、価格差を感じない快適さです。
Apple Watch SE 3 を使用した私の体験談・レビュー

出典:Apple
ここからは、実際に私がApple Watch SE 3 を1週間ほど使用して感じたリアルな体験談を詳しく紹介していきます。
レビュー用として購入したのは、
「40mm ミッドナイトアルミニウムケース × アンカーブルー・スポーツループ(GPSモデル)」。
結論から言うと、“上位モデルとの差を感じないほど快適で、日常生活のリズムが整う”、そんな印象を受けました。
開封と第一印象 ― 軽い、そして上品
まず箱を開けて手に取った瞬間、軽いのに安っぽくないという感覚でした。
アルミニウムケースはマットな質感で、指紋が付きにくく、持った時のひんやり感も心地よいです。
ミッドナイトのカラーは、光の加減でネイビーにも深いブラックにも見え、飽きのこない上品な印象。
アンカーブルーのスポーツループは肌当たりが柔らかく、装着して数分で「つけていることを忘れる」ほど。
通気性が良く、仕事中も就寝時も違和感がないのは驚きでした。
ディスプレイ体験 ― 常時表示の便利さを痛感
最も感動したのは、やはり常時表示ディスプレイです。
これまではSE 2を使っていたので、画面が真っ暗になり、腕を上げて点灯させる必要がありました。
しかしSE 3では、画面がうっすら点いており、腕を軽く傾けるだけで時刻や天気、予定が確認できます。
会議中や電車の中など、手を大きく動かしたくない場面でも自然に時間を確認できるのは非常に快適。
「時計としての完成度」がようやくフラッグシップ並みになったと感じました。
また、輝度は十分で、屋外でも視認性は高いです。
秋晴れの下でランニングしても、表示が白飛びせず、黒背景の文字盤がくっきり見えるのは好印象でした。
動作速度 ― サクサクで、シリーズ並みのレスポンス
S10チップの恩恵は想像以上です。
アプリの切り替えやスクロール、文字盤変更の滑らかさが格段に上がっており、Series 10を触ったときと遜色ありません。
特に便利だと感じたのは、「ワークアウトアプリ」の起動が非常に速い点。
以前は「1〜2秒待って計測開始」という感覚でしたが、SE 3ではほぼ瞬時に計測スタート。
ランニングやウォーキングを始めるときにテンポよく動けるのが気持ちいいです。
また、通知の遅延がほとんどなく、LINE・メール・カレンダー通知がほぼリアルタイムで届く点も優秀。
ストレスを感じる場面がほぼありませんでした。
バッテリーと充電 ― 1日の使い方にぴったりフィット
SE 3を1日中使っても、バッテリー残量は夜で約30〜35%ほど残ります。
常時表示ON・通知ON・心拍計測ONの状態でこの持ちなら十分実用的です。
さらに感動したのが、高速充電の速さ。
夜、風呂に入る前に充電器に置いておき、出るころ(約40分後)には80%前後まで回復しています。
そのまま睡眠トラッキングに使っても翌朝には余裕で稼働できるので、「充電タイミングに悩まない」ことがこんなに快適とは思いませんでした。
この充電スピードは、Apple Watchユーザーにとってまさに“ストレスフリー革命”と言えるほどです。
健康・睡眠トラッキング ― 精度も見やすさもアップ
私が特に気に入っているのが、睡眠スコア機能と皮膚温の自動計測です。
寝る前に時計をつけたままにしておくだけで、翌朝には
「睡眠時間」「深い眠り・レム・浅い眠り」「心拍変動」「睡眠スコア」などが自動でグラフ化されます。
数字として“睡眠の質”を見られるのはモチベーションになります。
ある日、夜更かしして寝た日にはスコアが「67/100」と低く、翌朝はたしかにだるかったので、体感との一致度が高いと感じました。
また、皮膚温の変化グラフも便利で、風邪を引きそうなタイミングで「+1.4℃」と上がっていたことがあり、その日のうちに早く休む判断ができたのは個人的に助かりました。
ヘルスケアアプリとの連携もスムーズで、iPhoneで見返すとより詳細な分析が確認できます。
ジェスチャー操作 ― 地味だけど確実に便利
正直、最初は「ジェスチャー操作って本当に使うの?」と思っていました。
しかし実際に使ってみると、意外と使うシーンが多いです。
たとえば料理中にタイマーを止めたいとき。
手が濡れていても、手首を軽くクイッと回すだけで操作できます。
また、iPhoneの通知を見たあとに指を「ダブルタップ」すると、画面を閉じてホームに戻れるのも便利。
慣れると直感的に使えるようになり、ボタンを押すよりもスムーズでした。
不満点や気になった点
もちろん完璧ではありません。いくつか気になった点もあります。
- ベゼルがやや太い
Series 11と並べると、画面周囲の黒縁がわずかに太く見えます。
ただしミッドナイトモデルではほぼ気にならず、デザイン的には自然です。 - 血中酸素・心電図が非対応
健康管理を“医療レベル”で行いたい方には物足りないかもしれません。
ただ、日常の健康モニタリングには十分。 - バンドがやや柔らかめ
スポーツループは快適ですが、締め付けが弱いと心拍測定精度が落ちることがあるため、
少しきつめに装着するのがポイントです。
1週間使って分かった「SE 3の真価」
1週間使ってはっきり感じたのは、“上位モデルとの体験差がほとんどない”ということです。
通知、健康トラッキング、支払い、アプリ操作、バッテリーすべてが快適で、価格を考えれば「これはもうお得すぎる」と思いました。
私自身、これまでSeries 8・9・SE 2を使ってきましたが、日常生活の中で一番“気持ちよく使える”のはこのSE 3です。
総評:軽くて、気軽に使えて、それでいて満足度が高い
Apple Watch SE 3は、実際に使えば使うほど「ちょうどいい」という言葉がぴったり。
上位モデルほど重くなく、過剰な機能もない。
しかし、必要な機能はきちんと揃っており、どの場面でもスマートに使える。
デザイン・快適さ・性能・価格のバランスが非常に取れており、「初めてのApple Watch」にも「2台目のライトモデル」にも最適な完成度です。
私の中では、2025年に登場した数あるスマートウォッチの中でも、“総合バランスで最も満足度が高いモデル”として間違いなくおすすめできます。
Apple Watch SE 3 に関するQ&A

Q. Apple Watch SE 3は買いですか?
・買いです。特に「初めてのApple Watch」におすすめです。常時表示ディスプレイ・高速充電・睡眠スコアなど、日常でよく使う機能が一気に整って、3万円台後半から買えるのは非常に魅力的です。
Q. SE 第2世代から買い替える価値はありますか?
・常時表示が欲しい人、高速充電で運用をラクにしたい人、睡眠や皮膚温などの健康トラッキングを深めたい人には、十分に価値がある進化です。
Q. バッテリーは1日しか持たないって本当ですか?
・おおよそ1日(18時間)というイメージです。ですが高速充電に対応しているので、お風呂タイムなど30〜45分ほど充電すれば翌日も安心して使えるレベルまで戻せます。運用は思っているより楽です。
Q. Series 10 / Series 11と比べてどこが劣りますか?
・心電図アプリ(ECG)や血中酸素の自動計測、水深計・水温計など、一部の高度なヘルス/アウトドア機能はSE 3では使えません。また、デザインの薄さ・ベゼルの細さ・ディスプレイの視認性は上位モデルのほうが洗練 されています。
Q. SeriesじゃなくてSEを選んで後悔しませんか?
・「ヘルスケア機能をどこまで重視するか」で変わります。高血圧や不整脈など心電図で日々チェックしたい、自分の血中酸素をモニタしたい、ダイビング用の深度表示が欲しい、といったニーズがあるならSeriesを選んだほうが満足します。そこまで求めないならSE 3で後悔しにくいです。
Q. 40mmと44mmどっちがいいですか?
・手首が細めなら40mmで十分視認できますし、装着感も軽いです。表示領域を大きくしたい、文字盤や通知をもっと大きく見たいなら44mmを選ぶと良いです。私は40mmを選びましたが、特に見づらいとは感じていません。
Q. GPSモデルとセルラーモデルはどっちがいいですか?
・iPhoneと常に一緒ならGPSモデルで十分です。ジョギングや外出中にiPhoneを持たずに音楽・通話・メッセージも使いたいなら、セルラーモデル(5G対応)を選ぶ価値があります。
Q. 防水性能は大丈夫ですか?
・日常生活の水濡れ(汗・雨・手洗いなど)は基本的に問題なく使える想定です。ただしSeries 10 / 11のように水深計や水温計まで備えた「アクティビティとしての水中計測」レベルには対応していないので、本格的なダイビング用途には向きません。
Q. ガラスは傷つきやすいですか?
・SE 3のガラスは従来より耐傷性が上がっている設計で、約4倍の耐傷性をうたう強化ガラスになっています。ただし、上位のチタニウムモデル(サファイアガラス搭載のライン)と比べると、やはり微細な擦り傷は入りやすい傾向はあります。金属作業・DIYなどのときは注意したいです。
Q. iPhoneなしでも使えますか?
・初期セットアップや一部の機能管理は基本的にiPhoneありきです。iPhoneユーザー向けのスマートウォッチという位置づけは変わりません。
Q. 睡眠の無呼吸は本当にわかるんですか?
・Apple Watch SE 3は、睡眠時に「無呼吸の兆候があるかもしれない」という通知を出してくれるようになりました。これはあくまで“気づき”を与える機能で、医療的な診断ではありませんが、早めに気をつけるきっかけにはなります。
Q. 音楽は単体で聴けますか?
・SE 3では本体のスピーカーから音を出して再生できるようになりました。正直、長時間スピーカー再生する感じではないですが、「iPhoneを取り出しにくい状況でちょっとラジオ・音声を聞きたい」といったシーンでは便利です。64GBストレージあるので、楽曲をローカルに入れて運用する余裕もあります。
Q. これ1本でキャッシュレス決済はできますか?
・Apple Watchなので、もちろん日常のキャッシュレス決済(Suica系やQR系アプリ連携など)も想定されています。コンビニや電車で腕だけでピッといけるのはやっぱり便利です。
Apple Watch SE 3 が向いている人・向いていない人

出典:Apple
Apple Watch SE 3 は、シリーズ上位モデル(Series 10・11)と比べても「実用的な部分はすべて網羅」しており、価格も3万円台と非常に魅力的なモデルです。
しかし、すべての人にとってベストな選択肢とは限りません。
ここでは、実際に使ってみた印象をもとに、「SE 3が向いている人」と「向いていない人」を具体的に整理していきます。
Apple Watch SE 3 が向いている人
初めてApple Watchを購入する人
これが最も明確です。
Apple Watchの魅力を余すことなく体験できるのが、このSE 3。
上位機種にある血中酸素や心電図のような専門的な機能は省かれていますが、
通知・健康管理・ワークアウト・Apple Payといった「日常的に本当に使う機能」はすべて搭載されています。
- 初めてのスマートウォッチで失敗したくない
- とにかくiPhoneと連携して便利に使いたい
- 時計のように自然に身に着けたい
こういった方にはベストバランスな選択です。
複雑な設定も不要で、開封して10分後には生活に溶け込むような使い心地があります。
普段からiPhoneを使っている人
SE 3はiPhoneとの連携を前提に設計されています。
通知・通話・メッセージ・LINE返信・Apple Pay・マップ案内など、「iPhoneを取り出さなくてもできること」が圧倒的に増えます。
特に便利なのが、
- 通勤電車でiPhoneを出さずにSuica決済
- カレンダーの予定を手首で確認
- LINEの簡易返信を音声入力で実行
など、生活リズムそのものをスムーズにしてくれる点です。
iPhoneユーザーで「もう少し生活を効率化したい」と思っている人にこそおすすめです。
健康管理を“シンプルに”したい人
SE 3は、必要な健康データをバランスよく取得できるモデルです。
心拍数、睡眠スコア、皮膚温、活動量、無呼吸傾向の通知など、
「日々の体調を見える化する」という点では十分な機能を備えています。
過剰な分析や専門データが欲しいわけではなく、「体調変化を感じ取る目安として使いたい」という人にとっては最適なモデルです。
ランニングやフィットネスを気軽に楽しみたい人
GPS精度も高く、ワークアウトの種類も豊富。
Apple純正「ワークアウト」アプリでランニング、ウォーキング、筋トレ、ヨガ、サイクリングなどが簡単に記録できます。
防水性能も50m耐水なので、汗や雨を気にせず使えるのも魅力。
特にランニング・通勤・ジム通いなど日常運動を中心に活動する人にとって、軽量なSE 3は最高のパートナーになります。
Apple Watch SE 3 が向いていない人
医療レベルの健康管理を重視する人
SE 3は心拍や睡眠、皮膚温の計測は得意ですが、心電図(ECG)や血中酸素濃度(SpO₂)など、医療レベルのデータ測定は非対応です。
不整脈の兆候を検知したい、血中酸素を定期的にモニタリングしたい、といった方はSeries 10・11やApple Watch Ultraシリーズの方が向いています。
デザインや素材に強いこだわりがある人
SE 3のケース素材はアルミニウムのみ。
チタンやステンレススチールのような“高級感”や重厚さを求める人には物足りないでしょう。
また、ディスプレイ縁のベゼルがやや太めなので、フルスクリーン感を求める方にも不向きです。
「デザイン性・存在感を重視したい」なら、Series 11やUltraのチタンモデルがおすすめです。
バッテリーを数日持たせたい人
SE 3のバッテリー駆動時間は最大18時間。
低電力モードを使えば32時間まで伸びますが、基本的には毎日充電が前提です。
「1週間充電したくない」「旅行中は充電したくない」という方には、GarminやAmazfitなどの長時間駆動モデルの方が適しています。
ただし、SE 3は高速充電対応なので「1日運用サイクル」には非常に最適化されています。
Androidスマホを使っている人
Apple WatchはiPhone専用です。
Android端末とは連携できず、セットアップも使用も不可。
そのため、Androidユーザーでスマートウォッチを検討している場合は、Galaxy WatchやPixel Watchなどの選択肢が必要になります。
ダイビングや登山など過酷な環境で使いたい人
SE 3は耐水・耐衝撃性は十分ですが、水深計や水温センサー、登山向けの高精度気圧計などは搭載されていません。
そのため、本格アウトドア用途ではApple Watch Ultraシリーズの方が適しています。
Apple Watch SE 3 レビューまとめ

出典:Apple
Apple Watch SE 3 は、これまでのSEシリーズの「廉価版」という印象を完全に覆したモデルです。
実際に使ってみて感じたのは、“価格以上の完成度”と“上位モデルに迫る使い心地”でした。
Apple Watchの「ちょうどいい完成形」
SE 3は、常時表示ディスプレイ・高速充電・皮膚温計測といった、日常に直結する進化を遂げました。
上位のSeries 10や11にしかなかった利便性を、3万円台で体験できる──このコストパフォーマンスは圧倒的です。
特に常時表示ディスプレイの搭載は、使い勝手を根本から変える要素でした。
これまでSE 2では「腕を上げる」「画面をタップする」といった一手間が必要でしたが、SE 3では自然な動作のまま時刻や情報を確認でき、まさに“時計としての完成度”が大幅に向上しています。
見た目のデザインは従来のままですが、その中身は確実に進化しています。
動作の滑らかさ、通知の反応速度、充電スピード、健康データの信頼性──どれを取っても「ミドルレンジとは思えない」完成度でした。
Apple Watch SE 3 レビュー総評
Apple Watch SE 第3世代を実際に使って感じたのは、Appleが「誰にでもフィットするスマートウォッチ」という理想形を、ようやく手の届く価格で完成させてきたということです。これまでのSEシリーズは上位機種との差が明確で、「価格は安いけれど機能が物足りない」という印象を持たれがちでした。しかし今回のSE 3では、常時表示ディスプレイの搭載や高速充電、皮膚温センサーの追加など、実際に生活の中で体感できる便利さがしっかり盛り込まれています。使えば使うほど、“これで十分”と感じられる完成度の高さがあります。特に常時表示の快適さは想像以上で、時計を「見る」という動作がまるで自然に溶け込むように変わりました。
価格と性能のバランスが見事で、初めてApple Watchを手にする人にも、長年使ってきたユーザーの買い替えにもおすすめできる一本です。派手さはないものの、日々の生活を確実に便利に、そして快適にしてくれる。それがApple Watch SE 第3世代の本質だと思います。毎日腕に着けるたびに感じるのは、機能の多さではなく“ちょうどよさ”という安心感。このスマートウォッチは、まさに生活の中で自然に寄り添うパートナーと呼ぶにふさわしい存在です。
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