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Amazfit (アマズフィット) Balance 2 レビュー!スペック・ゴルフ機能・バッテリー持ちを徹底解説

スマートウォッチ
出典:Amazfit
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スマートウォッチ市場は年々成長を続け、単なる通知機能付きデバイスから「健康管理・スポーツ計測・ビジネスサポート」までこなす総合ツールへと進化してきました。その中でもAmazfitは、コストパフォーマンスの高さと先進的な機能を両立させたブランドとして多くのユーザーから支持を集めています。

今回登場した 「Amazfit Balance 2」 は、そんな同社のフラッグシップシリーズ「Balance」の最新モデルです。前作のBalanceが高精度な計測と洗練されたデザインで高評価を得ていたことから、発売前から注目を浴びていましたが、実際に登場した本モデルはその期待を裏切らない完成度を誇ります。

最大の特徴は「幅広い利用シーンをカバーできる万能性」です。日常の健康モニタリングや睡眠管理といった基本機能はもちろん、ランニング・サイクリング・スイミングなど170種類以上のスポーツモードを搭載。さらに、シリーズ初となるゴルフラウンド機能や、水深45mに対応するダイビングモードまで備えています。アスリートからアウトドア愛好家まで幅広く対応する一方で、AI音声アシスタント「Zepp Flow」や音声メモの議事録化機能など、ビジネスシーンでも力を発揮するのが大きなポイントです。

デザイン面では、サファイアクリスタルガラスとアルミ合金フレームを採用した高級感ある仕上がり。大型1.5インチAMOLEDディスプレイは直射日光下でも見やすく、ビジネススーツにもスポーツウェアにも違和感なく馴染みます。また、デュアルスピーカーを搭載することで、通話や音声アシスタントの使い勝手も格段に向上しました。

さらに、最大21日間稼働するロングバッテリーは、頻繁な充電ストレスから解放してくれます。価格は税込43,890円とプレミアムモデルながら、同等機能を持つ他社フラッグシップモデルと比べると依然として競争力の高い設定です。

つまり、Amazfit Balance 2は「スポーツも健康管理も、仕事の効率化も一台でこなしたい」という欲張りなニーズに応えるスマートウォッチ。まさに“日常×スポーツ×ビジネスの三位一体”を実現する、現時点でAmazfitの完成形ともいえるモデルです

Amazfit (アマズフィット) Balance 2 とは?

出典:Amazfit

Amazfit Balance 2 とは、スマートウォッチブランド「Amazfit」が展開する Balanceシリーズの最新フラッグシップモデル です。前作の「Balance」が、日常利用からスポーツ計測、健康管理まで幅広く対応できる「万能型スマートウォッチ」として人気を博しましたが、今回の第2世代ではさらに完成度が高められています。

その位置付けは、Amazfitの製品群の中でも「ハイエンド×マルチユース」に特化したプレミアムモデル。アウトドア専用やフィットネス特化型モデルと異なり、Balance 2は ビジネスシーン・日常利用・スポーツやアウトドア活動まで幅広くカバーできる“バランスの取れた”スマートウォッチ として設計されています。

大きな特徴は以下の通りです。

  • フラッグシップにふさわしいデザインと素材
    アルミニウム合金フレームとサファイアクリスタルガラスを採用。上品で洗練されたデザインは、スーツスタイルにもスポーツウェアにも馴染みます。
  • 大型1.5インチAMOLEDディスプレイ
    高輝度で解像度も高く、直射日光下でも視認性良好。情報量が多く、文字やデータをストレスなく確認できます。
  • スポーツ&アウトドア対応
    170種類以上のワークアウトに対応し、ランニング・サイクリング・スイミング・トライアスロンはもちろん、ゴルフやダイビング(水深45m)まで幅広いスポーツに対応。
  • 最新の健康管理機能
    心拍、血中酸素濃度、睡眠の質、ストレス、HRV(心拍変動)などをリアルタイムでモニタリング。さらに「レディネススコア」で体のコンディションを数値化し、休養と運動のバランスを提案してくれます。
  • AI活用機能(Zepp Flow)
    音声アシスタントを通じて設定変更や情報取得が可能。さらに音声メモを録音し、そのままスマホ経由で文字起こし・議事録化ができるため、ビジネス利用にも大きな強みがあります。
  • 高い耐久性とバッテリー性能
    10ATM防水+ミリタリー規格準拠の耐久性に加え、通常使用で最大21日間持つロングバッテリーを実現。充電の手間を大幅に減らせます。

つまり、Amazfit Balance 2とは「1台で日常・健康・スポーツ・ビジネスをカバーするオールインワンのスマートウォッチ」です。従来のスポーツ寄りのスマートウォッチでは物足りなかった層や、ビジネスでの実用性も重視したいユーザーに特におすすめできる製品となっています。

Amazfit (アマズフィット) Balance 2 の外観とデザイン

出典:Amazfit

Amazfit Balance 2の魅力を語る上で欠かせないのが、外観とデザインの完成度です。前作よりも高級感と実用性の両方が強化されており、日常の装着シーンからスポーツやビジネスまで、どんな場面でも違和感なく溶け込みます。

ケースと素材

  • フレーム素材:アルミニウム合金を採用。軽量でありながら耐久性も高く、金属特有のひんやりとした質感と上質感を楽しめます。ギラつきのない落ち着いた光沢感で、大人のスマートウォッチにふさわしい仕上がりです。
  • 背面:心拍センサーや充電端子が配置されており、中央にセンサーが整然と並ぶシンプルなデザイン。肌に触れる面は滑らかで装着感も良好です。

ディスプレイ

  • サイズ:1.5インチ AMOLED(480×480ピクセル、323ppi)
  • ガラス:サファイアクリスタルガラスを採用し、傷に強く透明度も高い。普段使いでも傷つきにくい安心感があります。
  • 輝度:最大2000nitクラスとされ、直射日光下でもくっきりと視認できます。
  • ベゼル:非常に薄く、画面が広々と見える設計。通知やアクティビティデータを見やすく表示できます。

操作ボタン

  • 右側面に「デジタルクラウン」と「物理ボタン」を搭載。
    • デジタルクラウン:スクロールや拡大縮小操作が可能。アプリ一覧を呼び出す際や、画面をスムーズに移動する時に便利です。
    • サイドボタン:主にワークアウトやアクティビティのショートカットに設定されており、ランニング開始などをすぐに実行できます。
  • タッチ操作と組み合わせることで、スマホライクな直感的操作感を実現しています。

スピーカーとマイク

  • 左右に配置された デュアルスピーカー が特徴。音楽再生はもちろん、通話やAI音声アシスタントの返答をクリアに聞き取ることができます。
  • 高性能マイクを内蔵し、音声入力や会話もスムーズ。ビジネスの場面でも安心して利用できます。

バンドデザイン

  • 標準バンド:柔らかいシリコン素材で、長時間の装着でも快適。外観はシックなブラックカラーで落ち着いた印象。
  • 替えバンド:赤色のシリコンバンドが同梱。スポーティーでアクティブな印象に早変わりします。
  • 交換方式:クイックリリース式で、工具不要で簡単にバンドを付け替え可能。シーンに合わせてイメージチェンジができます。

装着時の印象

  • 本体重量は約42gと軽量。大型ディスプレイ搭載ながら、装着感は良好です。
  • ブラックバンドを装着するとビジネスシーンに合う落ち着いた雰囲気。
  • 赤バンドに交換するとスポーツシーンに映えるアクティブな印象に変わります。
  • 実際に腕に付けると存在感がありながらも、シンプルなラインでスッキリ見えるため、男女問わず使いやすいデザインです。

パッケージと同梱品

  • パッケージは「Balance 2」と記されたスタイリッシュなボックス。外観から高級感を感じさせます。
  • 同梱物は以下の通り:
    • ウォッチ本体
    • 充電ベース(USB-Cケーブルは別途用意)
    • 替えシリコンバンド(赤)
    • クイックマニュアル

総評

Amazfit Balance 2のデザインは「シンプルで高級感があり、シーンに応じて表情を変える」点が最大の魅力です。サファイアガラスとアルミフレームが放つ上質さは、他社のフラッグシップモデルに匹敵しながらも、スポーツ用の耐久性やカジュアルさも兼ね備えています。まさに「バランス」という名にふさわしいデザインだと言えるでしょう。

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Amazfit (アマズフィット) Balance 2 のスペック詳細

出典:Amazfit

Amazfit Balance 2は、フラッグシップにふさわしいスペックを備えた万能型スマートウォッチです。ここでは主要なハードウェア仕様からソフトウェア機能まで、項目ごとに詳しく解説していきます。

ディスプレイ

  • サイズ:1.5インチ(円形)AMOLED
  • 解像度:480×480ピクセル(323ppi)
  • 最大輝度:2000nitクラス → 屋外でも非常に視認性が高い
  • ガラス:サファイアクリスタルガラス採用で傷に強い
  • 特長:Always-On Display対応。ウォッチフェイスの切り替えも豊富で、アナログ風からデジタル調まで自由にカスタマイズ可能。

ボディ

  • 素材:アルミニウム合金フレーム
  • 重量:本体約42g(バンド除く)
  • 形状:丸型デザイン、ベゼルは極薄で画面領域を広く確保
  • 背面:光学式センサーと充電端子を配置。肌当たりが滑らかで長時間装着しても違和感が少ない

操作系

  • ボタン
    • デジタルクラウン(回転・押下操作対応、メニューやスクロール操作が快適)
    • サイドボタン(アクティビティショートカット用)
  • 操作方式:タッチスクリーンと物理ボタンのハイブリッド操作
  • UI:上下左右のスワイプで通知、クイック設定、健康情報などに素早くアクセス可能

スピーカー・マイク

  • スピーカー:デュアルスピーカー搭載(スマートウォッチとしては珍しい仕様)
    • 通話時の音声がクリア
    • AIアシスタントの音声応答も聞き取りやすい
  • マイク:高性能マイクを搭載し、音声入力や通話、音声メモ録音に対応

センサー類

  • BioTracker 6.0 PPGバイオセンサー(新世代の光学式センサー)
    • 心拍数モニタリング(24時間対応)
    • 血中酸素濃度(SpO₂)測定
    • ストレスレベル測定
    • HRV(心拍変動)解析
  • 睡眠分析:深い眠り・浅い眠り・REM・呼吸数・睡眠スコア
  • 体調指数:レディネススコア、PAI(Personal Activity Intelligence)
  • その他:加速度センサー、ジャイロセンサー、地磁気センサー、気圧高度計

ワークアウトとスポーツ機能

  • 対応数:170種類以上
  • 主なモード:ランニング、ウォーキング、サイクリング、水泳、トライアスロン、筋トレ、ヨガ、ダンス、アウトドアスポーツなど
  • 自動検出:ランニングやウォーキング、サイクリングなどの種目は自動検知可能
  • 特筆機能
    • ゴルフラウンド機能:世界約4万コース、日本は約2,349コース対応。グリーンまでの距離やハザード情報を表示し、スイング指標やスコア管理も可能
    • ダイビングモード:水深45mまで対応。フリーダイビング・スキューバなどに利用可能

衛星測位

  • 対応システム:6衛星測位(GPS / GLONASS / Galileo / BDS / QZSS / NavIC)
  • 精度:デュアルバンド対応で高精度な位置情報を記録
  • 利用シーン:ランニングやサイクリング時のルート記録、ゴルフコースの距離計測などに有効

ストレージ・通信

  • 内蔵ストレージ:32GB → 音楽データや音声メモを保存可能
  • Bluetooth:Ver.5.2(BLE対応)
  • スマホ連携:Zeppアプリ(iOS / Android)と接続し、データ同期や文字盤追加が可能

健康管理・AI機能

  • レディネススコア:睡眠やHRV、疲労度、ストレスを基にその日の体調を数値化
  • Zepp Flow(AI音声アシスタント)
    • 「今日の天気は?」など自然な会話で操作可能
    • 音声メモ録音→スマホ転送→議事録化が可能
  • フードログ機能
    • 食事をテキスト/音声/写真で記録
    • AIが栄養素を自動推定し、摂取カロリーを算出

バッテリー性能

  • 容量:非公開(長時間駆動に最適化)
  • 持続時間
    • 通常使用 → 最大21日
    • ヘビー使用 → 最大10日
    • 連続GPS使用 → 最大33時間
  • 充電方式:マグネット式充電ベース(USB-Cケーブルは別途)
  • 充電時間:約2時間でフル充電

耐久性

  • 防水性能:10ATM(水深100m相当の耐圧設計)
  • 耐久基準:アメリカ国防総省規格「MIL-STD-810G」に準拠
  • 利用シーン:ランニング、登山、スイミング、ダイビングなど幅広いアウトドア環境で安心

総括

Amazfit Balance 2は、「日常の健康管理」+「スポーツ・アウトドア」+「ビジネス活用」 を一台に集約した、まさに万能型フラッグシップモデルです。特に デュアルスピーカー・ゴルフ機能・音声メモからの議事録化・長時間バッテリー は他社フラッグシップとも十分張り合える強力な特徴です。

Amazfit (アマズフィット) Balance 2 とBalance の比較

出典:Amazfit

Amazfit Balance 2は、前モデル「Amazfit Balance」から確実に進化した後継機です。ここではデザイン・機能・バッテリー・価格などの観点から徹底的に比較し、具体的にどのような違いがあるのかを整理します。

デザインと素材

  • 前モデル(Balance)
    • フレームはアルミ合金で高級感はありましたが、ガラスは強化ガラス止まり。
    • 全体的にシンプルで上品なデザインでしたが、フラッグシップとしては「もう一歩上質さが欲しい」という声もありました。
  • 最新モデル(Balance 2)
    • サファイアクリスタルガラスを採用し、傷に強く透明感の高い仕上がりに進化。
    • フレームはアルミ合金を継続採用しつつ、質感のチューニングが行われ、より「落ち着いた高級感」を感じられます。
    • ディスプレイサイズは同じ1.5インチながら、明るさ・発色が強化されており、直射日光下でも見やすさが向上しました。

→ 外観は「日常のファッションにも馴染むプレミアム感」がアップ。

スポーツ・フィットネス機能

  • 前モデル(Balance)
    • 150種類前後のスポーツモード対応。
    • ランニング・サイクリング・水泳・筋トレなど主要種目は網羅。
    • ゴルフ機能やダイビング機能は非対応。
  • 最新モデル(Balance 2)
    • 170種類以上のワークアウトに拡大。
    • 新機能:ゴルフラウンド対応(世界約4万、日本約2,349コース)。グリーンまでの距離、ハザード情報、スコア管理まで可能。
    • 新機能:ダイビングモード(水深45m対応)。フリーダイビング・スキューバ利用を想定。
    • トライアスロンモードや耐久スポーツにも最適化。

→ スポーツ&アウトドア性能はBalance 2で大幅に拡充。

健康管理機能

  • 前モデル(Balance)
    • 心拍数、血中酸素濃度、ストレス、睡眠トラッキングに対応。
    • レディネススコアやPAIなど基本的な指標は搭載。
  • 最新モデル(Balance 2)
    • 新世代センサー「BioTracker 6.0 PPG」で計測精度が向上。
    • レディネススコアの計算要素が増え、回復度合やHRV(心拍変動)の反映がより正確に。
    • フードログ機能が強化され、写真認識・音声入力に対応 → 食事管理が実用的に。

→ 健康管理は「数値の信頼性」と「ライフログの充実度」が進化。

バッテリー性能

  • 前モデル(Balance)
    • 通常使用:約14日
    • ヘビー使用:約7日
    • GPS連続利用:約25時間
  • 最新モデル(Balance 2)
    • 通常使用:最大21日
    • ヘビー使用:約10日
    • GPS連続利用:約33時間

→ 実用面で「約1.5倍」に伸びた印象。ロングバッテリー性能は最大の進化ポイントのひとつ。

スピーカー・音声機能

  • 前モデル(Balance)
    • スピーカーは搭載されていたものの、単体利用想定。
    • 音声アシスタントは使えるが返答はテキスト中心で、会話感は控えめ。
  • 最新モデル(Balance 2)
    • デュアルスピーカー搭載に進化。音質・音量ともに向上。
    • Zepp Flow AI音声アシスタントが強化され、自然言語での会話が可能。
    • 音声メモ録音 → スマホ転送 → 議事録化の流れがスムーズ。

→ 音声体験の質が飛躍的に改善され、ビジネスユースにも対応できるレベルに。

耐久性

  • 前モデル(Balance)
    • 防水:5ATM
    • 耐久性:日常利用には十分だが、ミル規格準拠までは謳っていない
  • 最新モデル(Balance 2)
    • 防水:10ATM(100m相当)
    • 耐久:MIL-STD-810G準拠(アメリカ国防総省規格)
    • ダイビングや激しいトレーニングでも安心して利用可能

→ 本格アウトドアシーンでの利用価値が大幅アップ。

比較まとめ

項目Balance(前モデル)Balance 2(最新)
デザインアルミフレーム+強化ガラスアルミ合金+サファイアガラス
ディスプレイ1.5インチ AMOLED / 輝度良好1.5インチ AMOLED / 2000nit級高輝度
スポーツ約150種目170種目+ゴルフ+ダイビング
健康管理心拍・SpO₂・睡眠・ストレス新センサー・精度向上 / フードログ強化
バッテリー通常14日 / GPS25h通常21日 / GPS33h
スピーカー単体デュアルスピーカー+音質向上
耐久性5ATM / 標準的10ATM+MIL規格準拠
価格(税込)約34,900円43,890円
総評高コスパ万能機フラッグシップ完成形(日常・スポーツ・ビジネス対応)

総合評価

前モデルのBalanceが「高機能スマートウォッチの入門フラッグシップ」だったとすれば、Balance 2は「Amazfitの完成形に近づいたオールインワンモデル」と言えます。価格差以上の機能進化が体感できるため、買い替えを検討しているユーザーにも十分おすすめできるアップグレードモデルです。

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Amazfit (アマズフィット) Balance 2 を使用した私の体験談・レビュー

出典:Amazfit

ここからは、実際にAmazfit Balance 2を使用して感じた体験談を詳しくお伝えします。数週間にわたって日常生活・ランニング・仕事の場面などで試した結果、良かった点・気になった点がはっきり見えてきました。

初期設定と操作性

購入後、Zeppアプリとペアリングして初期設定を行いましたが、数分で完了しました。アプリのUIは分かりやすく、初めてスマートウォッチを使う人でも迷うことなく進められると思います。
クラウンを回してスクロールする操作は非常に直感的で、スマホのように指で画面を大きく覆わなくても情報を確認できるのが便利でした。

ディスプレイの見やすさ

屋外でランニングをする際に一番驚いたのが、ディスプレイの視認性です。直射日光の下でも画面がしっかり見えるので、ペースや心拍数を確認するのにストレスがありません。1.5インチの大画面は通知も見やすく、LINEやメールの内容をサッと確認する程度ならスマホを取り出さずに済みました。

ワークアウト体験

  • ランニング
    距離、ペース、心拍、消費カロリーに加えて、上下動や接地時間といった細かいデータまで表示されます。グラフ化された記録はモチベーション維持にもつながりました。
  • サイクリング(屋内/屋外)
    消費カロリーや心拍がリアルタイムで反映され、特に屋内バイクでは負荷に応じた心拍の変化がしっかり取れていました。
  • ゴルフ機能
    実際にラウンド時に使ってみましたが、グリーンまでの距離やハザードの位置が一目で分かるのは便利でした。紙のスコアカードを使わずに記録できるので、ラウンド後の振り返りが楽になります。

健康管理の実感

  • 睡眠トラッキング
    7時間半程度の睡眠をとった日は、スコアが80点台と表示され、深い睡眠と浅い睡眠の割合も確認できました。自分の睡眠のリズムを数値で見られるのは面白く、寝不足の日は翌日の体調スコアにも反映されるため、休養の重要性を再認識しました。
  • レディネススコア
    朝起きて「今日は86点・最適」という表示を見た日は、実際にランニングのパフォーマンスも良く、体感とスコアが一致していました。反対に睡眠が短かった日はスコアが低く、「今日は軽めにしておこう」と目安にできたのが良かったです。
  • フードログ
    昼食に食べたサンドイッチを写真に撮ると、自動でカロリーや栄養素が推定される機能がユニークでした。外食が多い人にとって、食事管理が習慣化しやすくなると感じました。

ビジネスシーンでの活用

レビュー中に最も重宝したのが、音声メモ→議事録化です。会議中にさりげなく手元の時計で録音し、あとでスマホに転送して文字起こし・要約ができました。特に議事録を自分で一からまとめる負担が減り、仕事効率がかなり上がった印象です。
また、Zepp Flowによる音声アシスタントは、会議前に「次の予定は?」と尋ねて確認できるのが便利で、スマホを取り出さなくてもいいのは意外と快適でした。

バッテリーの持ち

検証のため、常時ディスプレイ点灯(AoDオン)+通知受信多め+ワークアウト記録を頻繁に使用しましたが、7日間使って残量約50%でした。メーカー公称の「最大21日」は省エネ設定を意識すれば達成できそうで、前モデルより確実に伸びていることを実感しました。充電は週1回で十分なので、スマートウォッチにありがちな「充電の煩わしさ」から解放された感覚です。

気になった点

  • FeliCa非対応
    スマホを出さずにコンビニで支払いたい場面がありましたが、非対応だったのは惜しいと感じました。
  • 指紋の付きやすさ
    ディスプレイが大きい分、タッチ操作後に指紋が目立ちやすい印象です。保護フィルムやコーティングで対策した方が快適です。
  • サイズ感
    自分の腕では気になりませんでしたが、手首が細い方だとやや大きく感じるかもしれません。

Amazfit Balance 2は、「日常使い+スポーツ+ビジネス」すべてを1台で完結させたい人に最適なスマートウォッチだと感じました。ランニングやゴルフなどの趣味に活用できるだけでなく、会議や仕事の効率化にも役立ちます。さらにバッテリー持ちが長く、頻繁な充電の必要がないのも非常に快適です。

Amazfit (アマズフィット) Balance 2 に関するQ&A

Q. iPhoneとAndroidのどちらでも使えますか?

・どちらでも使えます。Zeppアプリとペアリングして使用します。

Q. タッチ決済(Suica等)は使えますか?

・FeliCa等のウォレット決済には非対応です。

Q. GPSの精度はどうですか?

・マルチGNSS対応で記録の軌跡は安定しています。ラン/ウォークで誤差は小さく、実用上十分と感じました。

Q. ゴルフ機能は日本でも使えますか?

・日本のコースも幅広くカバーされます(約2,349コース、カバー率99%相当)。

Q. ダイビングで使えますか?

・10ATMの耐水と水深45m相当のダイビングモードに対応します。各種注意事項に従い、安全を最優先でご利用ください。

Q. スピーカーは何に役立ちますか?

・通話、音声アシスタントの返答、音楽再生など。デュアルスピーカーで聞き取りやすさが向上しています。

Q. バッテリーはどのくらい持ちますか?

・通常使用で最大約21日、ヘビー使用で約10日、連続GPSで最大約33時間です(使い方で前後します)。

Q. 替えバンドは簡単に交換できますか?

・クイックリリース式で工具不要です。標準の黒バンドに加え、赤の替えバンドが同梱されています。

Q. 文字盤(ウォッチフェイス)は変えられますか?

・長押しで切り替え可能。Zeppアプリからも多数のデザインを追加できます。

Q. 音声メモを議事録にできますか?

・時計で録音→スマホへ転送→文字起こし/要約アプリで議事録化できます。

Q. 睡眠の可視化はどこまで?

・睡眠段階、心拍、呼吸傾向、レディネススコア等を確認できます。習慣の把握・改善に役立ちます。

Q. 重さや装着感は?

・本体約42gで軽快。大型画面の存在感はありますが、スポーツでもブレが少なく快適でした。

Q. 地図は使えますか?

・ルート表示やコース確認に使えます(地域や連携条件により挙動は異なります)。

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Amazfit (アマズフィット) Balance 2 が向いている人・向いていない人

出典:Amazfit

Amazfit Balance 2は、幅広い機能をバランスよく搭載している万能型のスマートウォッチです。しかし、万能とはいえ「どんな人にも最適」というわけではなく、特にメリットを感じられる層と、やや物足りなさを感じる層が分かれます。ここでは、実際に使用して感じた体験も踏まえて詳しく解説します。

Amazfit (アマズフィット) Balance 2 が向いている人

  • 幅広いスポーツに挑戦したい人
    • 170種類以上のワークアウトに対応しているため、ランニングやサイクリングはもちろん、ゴルフやダイビングまでサポート。特定の種目に限らず「マルチスポーツで使いたい」人にぴったりです。
  • ゴルフを趣味にしている人
    • 世界4万コース、日本国内2,300以上をカバー。グリーンまでの距離やハザード位置を表示できるため、スコアアップを目指すゴルファーに強力な味方になります。
  • 長時間バッテリーを重視する人
    • 最大21日間というロングバッテリー。週1充電で済むため、充電を忘れて外出する不安から解放されたい人に適しています。
  • 仕事とプライベートを両立させたい人
    • 音声メモを録音し、そのまま議事録化できる機能はビジネスマンにとって大きな武器。予定確認や天気予報も音声操作で済ませられるため、仕事中にスマホを触らずに済みます。
  • 健康管理を習慣にしたい人
    • レディネススコアや睡眠分析、フードログ機能などが日常生活を数値化。特に「最近運動不足かも」「睡眠の質を見直したい」という人に有効です。
  • 大画面で視認性を重視する人
    • 1.5インチAMOLEDは通知や地図、ワークアウトデータを一目で確認でき、屋外でのランニング時にも安心。小さな画面が苦手な人におすすめです。
  • 通話や音声アシスタントを多用する人
    • デュアルスピーカーと高性能マイク搭載により、通話や音声操作が非常に快適。「腕時計で会話する」ことを日常的に使いたい人には理想的です。

Amazfit (アマズフィット) Balance 2 が向いていない人

  • タッチ決済を最優先に考えている人
    • FeliCaやNFC決済には非対応。コンビニや電車で「時計をかざして支払う」ことを重視する人には不向きです。
  • できるだけ小型・軽量のモデルを求める人
    • 本体重量は約42gと軽量ではあるものの、1.5インチ画面は存在感が大きいです。手首の細い人や「時計は目立たない方がいい」という人にはやや大きく感じる可能性があります。
  • 画面の汚れに敏感な人
    • 高解像度のAMOLEDゆえに、タッチ操作で指紋が付きやすいのが気になる場合があります。常にクリアな画面を維持したい人は保護フィルムやコーティング必須です。
  • 価格を最重要視する人
    • 税込43,890円は機能を考えると妥当ですが、前モデルから約9,000円の値上げ。最低限の健康管理や通知だけでよければ、より安価なモデルでも十分と感じる人もいます。
  • 決まった1つのスポーツだけに使いたい人
    • 例えばランニング専用やトライアスロン専用に特化するなら、GarminやPolarの競合製品のほうがさらに細かいデータを取れる場合があります。Balance 2は「幅広さ」が強みなので、1種目特化を望む人にはオーバースペックになる可能性があります。

まとめ

Amazfit Balance 2は、「スポーツも、健康管理も、仕事効率化も1台で完結させたい人」 に向いている一方で、「決済機能が必須」「小型で目立たないものがいい」「1種目特化の精度を追求したい」という人には少し合わないかもしれません。

言い換えると、“ライフスタイルを全方位でサポートする万能モデル”を求めている人には非常に相性が良いスマートウォッチです。

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Amazfit (アマズフィット) Balance 2 レビューまとめ

出典:Amazfit

Amazfit Balance 2は、その名の通り「バランス」に優れたスマートウォッチです。日常生活からスポーツ、さらにはビジネスシーンまで幅広く活用できる機能を詰め込みながらも、使いやすさとデザイン性を両立させています。ここでは、レビュー全体を振り返り、特徴を整理しながら総合的な評価をまとめます。

デザインと質感

まず目を引くのが、アルミニウム合金のフレームとサファイアクリスタルガラスによる高級感のある仕上がりです。ギラギラした派手さではなく、落ち着きのある上品なデザインなので、スーツスタイルでもスポーツウェアでも自然に馴染みます。大画面の1.5インチAMOLEDは情報量が多く、屋外での視認性も抜群でした。替えバンドの存在もあり、シーンごとに印象を変えられるのもポイントです。

機能と使い勝手

スポーツモードは170種類以上と圧倒的なカバー率を誇り、ランニングやサイクリング、スイミングだけでなく、ゴルフラウンド機能やダイビングモードまで搭載。アウトドア派やマルチスポーツユーザーに強くアピールします。
また、健康管理機能も進化し、レディネススコアや睡眠モニタリング、フードログなど、生活全体を可視化できる仕組みが整っています。

さらに、デュアルスピーカーと高性能マイクの搭載により、**音声アシスタント「Zepp Flow」**が実用的に使えるようになりました。自然な会話で情報を取得でき、音声メモから議事録を作れるのは、スポーツモデルの域を超えたビジネス的な強みです。

バッテリーと耐久性

バッテリー持ちは前モデルから大幅に強化され、通常使用で最大21日間。実際の使用でも1週間で残量50%前後という結果が得られ、頻繁な充電から解放されます。
耐久性も10ATM防水+MIL規格準拠で、ランニングや登山、スイミング、ダイビングといった環境でも安心。まさに「どこへでも連れていける」タフさを備えています。

気になった点

一方で、改善を期待したい部分もあります。

  • FeliCa非対応 → 日本でのスマート決済利用を重視する人には不便。
  • ディスプレイの指紋付着 → 保護フィルムやコーティングで対策必須。
  • 価格 → 税込43,890円は前モデルより約9,000円高く、コスト重視のユーザーにはハードルが上がった印象。

Amazfit (アマズフィット) Balance 2 レビュー総評

Amazfit Balance 2は、「万能型フラッグシップの完成形」と呼べる完成度です。

  • デザイン性:上質で大人っぽい高級感
  • スポーツ対応:170種類以上+ゴルフ・ダイビング対応
  • 健康管理:精度向上したセンサー、レディネス、フードログ
  • ビジネス活用:音声メモ→議事録化、Zepp Flowでスマートな音声操作
  • バッテリー・耐久性:21日駆動、MIL規格+10ATM

価格の上昇はありますが、追加された機能や使い勝手の向上を考えれば十分納得できる範囲。特に「スポーツも健康管理も、仕事効率化も1台で完結させたい」という人にとって、現状これ以上の選択肢は少ないと感じます。
Amazfit Balance 2は「日常・スポーツ・ビジネスの三位一体」を叶える万能スマートウォッチ。フラッグシップにふさわしい完成度を備えており、バランスの良さと先進機能を求める人には間違いなくおすすめできる一台です。