近年、タブレット市場では大型モデルが主流になりつつありますが、コンパクトな8インチクラスのタブレットは依然として根強い人気を誇っています。そのような中、Xiaomiのサブブランド「Redmi」から、待望の新モデルRedmi Pad SE 8.7 4Gが登場しました。
このタブレットの最大の特徴は、驚異的なコストパフォーマンスです。Wi-Fiモデルは1万6000円、4G対応のSIMフリーモデルでも1万9000円と、他社の同等スペック製品と比べても圧倒的な低価格を実現しています。特に4G版は、日本の主要キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天)すべてのプラチナバンドに対応しており、どこでも通信可能な高い利便性を備えています。
また、本機は電子書籍の閲覧や動画視聴、車載用途を強く意識した設計となっており、軽量で持ち運びしやすい8.7インチのサイズ感や、90Hzリフレッシュレート対応のディスプレイ、Dolby Atmos対応のステレオスピーカーを搭載。エンタメ用途に最適なデバイスとなっています。
しかし、搭載されているプロセッサ(Helio G85)はエントリークラスの性能であり、3Dゲームや高度な作業には向かない可能性があります。そのため、購入前に使用目的をしっかりと見極めることが重要です。
本記事では、Redmi Pad SE 8.7 4Gのスペック、実際の使用感、Q&Aなどを詳しく解説し、このタブレットがどのような人におすすめなのかを検証していきます。

Xiaomi Redmi Pad SE とは?

出典:Xiaomi
Xiaomiが手掛けるエントリークラスのタブレットであり、8.7インチのコンパクトなサイズながら、価格を抑えつつ実用性を重視したモデルです。
特にこのタブレットの魅力は、手頃な価格と4G通信対応にあります。Wi-Fi版は1万6000円、4G版は1万9000円と、競合製品と比べても非常に安価でありながら、日本の主要キャリアすべてのプラチナバンドに対応しているため、どこでも安定した通信が可能です。
また、用途を明確に電子書籍の閲覧、動画視聴、車載タブレットに特化させることで、必要な機能をしっかりと押さえつつ、余計なスペックを省いた設計が特徴です。ディスプレイは8.7インチのHD解像度で、フルHDではないものの、電子書籍や動画視聴には十分なクオリティを持っています。また、90Hzのリフレッシュレートに対応しており、一般的なエントリークラスのタブレットよりも滑らかなスクロールが可能です。
加えて、エンタメ用途に適したDolby Atmos対応のステレオスピーカーを搭載し、手軽に動画や音楽を楽しめる仕様となっています。さらに、3.5mmイヤホンジャックも備えているため、有線イヤホンや外部スピーカーを接続して楽しむこともできます。
一方で、搭載されているHelio G85はローエンドのプロセッサであり、性能は控えめです。高負荷なゲームや複数アプリを同時に動かす作業には向いていません。しかし、電子書籍の閲覧や軽いブラウジング、動画視聴といった用途であれば、問題なく使用できます。
Redmi Pad SE 8.7 4Gは、特にコストを抑えながら、日常的なエンタメ用途に適したタブレットを探している人向けの製品です。価格以上の価値を持ちながら、シンプルにタブレットを活用したい方に最適な1台となっています。
Xiaomi Redmi Pad SE の外観とデザイン

出典:Xiaomi
デザインは、シンプルかつ実用性を重視した設計となっています。
- サイズ:8.7インチ(片手で持ちやすいコンパクト設計)
- 厚み:8.8mm(少し分厚く感じるが、耐久性を考慮)
- 重量:374g(片手で持てるが、長時間の使用では若干の疲れを感じる)
- ボディ素材:プラスチック製(軽量化とコスト削減を重視)
全体的に、エントリークラスのタブレットらしくプラスチック製のボディを採用しています。高級感はないものの、持ちやすさと軽さを重視した設計となっています。
ボタン・ポートの配置
- 右側:電源ボタン、音量ボタン
- 左側:SIMスロット(microSDカードスロットも兼用)
- 底面:USB-Cポート、3.5mmイヤホンジャック
特に、最近では省略されがちな3.5mmイヤホンジャックが搭載されている点は、メディア用途を想定しているユーザーにとって大きなメリットとなります。
カメラ・背面デザイン
背面デザインは、シンプルながらも細かなテクスチャー加工が施されており、指紋が目立ちにくい仕上がりになっています。カメラユニットは円形デザインで、シンプルながらもワンポイントとなっています。
- リアカメラ:8MP
- フロントカメラ:5MP(ビデオ通話や簡単な自撮り向け)
持ちやすさとケースの選択肢
8.7インチのコンパクトサイズのため、片手での操作が可能ですが、厚みが8.8mmあるため、ややずっしりとした印象を受けます。
また、専用のレザー調ハンドストラップケースが用意されており、片手での持ち運びをサポートします。このストラップは、スタンドとしても利用できるため、動画視聴時に便利です。ただし、ストラップの取り付け位置が中央に配置されているため、縦持ち時には若干の違和感を覚えるかもしれません。
デザイン面では、コストカットの影響を感じる部分もありますが、実用性を重視した設計になっており、特に車載タブレットとしての使用に適している印象です。
Xiaomi Redmi Pad SE のスペック詳細

※画像はイメージです。
スペックを詳細に見ていきます。
主要スペック一覧
項目 | スペック |
---|---|
ディスプレイ | 8.7インチ、解像度1340×800(HD)、LCD、90Hzリフレッシュレート |
プロセッサ(SoC) | MediaTek Helio G85(AnTuTuスコア:約25万点) |
メモリ | 4GB RAM |
ストレージ | 64GB(microSD対応、最大1TBまで拡張可能) |
バッテリー | 5,000mAh(10W充電対応、USB-Cポート) |
スピーカー | デュアルステレオスピーカー(Dolby Atmos対応) |
イヤホンジャック | あり(3.5mm) |
カメラ | リア:8MP / フロント:5MP |
OS | MIUI for Pad(HyperOSベース) |
ネットワーク | 4G対応(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル対応) |
GPS | あり(4G版のみ) |
Wi-Fi | Wi-Fi 5(802.11ac)対応 |
Bluetooth | 5.0 |
重量 | 374g |
パフォーマンスと動作感
本機に搭載されているHelio G85は、エントリークラスのプロセッサであり、AnTuTuスコアは約25万点程度です。そのため、Web閲覧や電子書籍、動画視聴には十分な性能ですが、3Dゲームや高負荷のアプリには向いていません。
また、メモリ(RAM)は4GBと最低限の仕様であり、アプリの複数同時起動には限界があります。例えば、YouTubeを見ながら別のアプリを開くと、動作がややもたつくことがあるでしょう。
ディスプレイ性能
本機のディスプレイは8.7インチのHD解像度(1340×800ピクセル)で、90Hzのリフレッシュレートに対応しています。一般的な60Hzのディスプレイと比べてスクロールがスムーズに感じられ、電子書籍やWebブラウジングが快適に行えます。
また、ピーク輝度は600ニトと、屋内での使用には十分な明るさですが、直射日光下ではやや視認性が落ちる可能性があります。
バッテリー持ち
5,000mAhのバッテリーを搭載しており、
- 動画視聴:約8時間
- Webブラウジング:約10時間
- 待機時間:数日間
といったバッテリー持ちが期待できます。ただし、充電は最大10Wまでしか対応しておらず、フル充電には約2時間半かかる点には注意が必要です。
通信性能
Wi-Fi版と4G版の2種類があり、特に4G版は日本のすべてのキャリアのプラチナバンドに対応しているのが大きな特徴です。これにより、どのキャリアのSIMカードを挿しても安定した通信が可能です。
また、GPSも4Gモデルのみ搭載しているため、車載タブレットとしての使用にも適しています。
以上のように、Redmi Pad SE 8.7 4Gは価格を抑えながらも、エンタメ用途に特化したバランスの良いスペックを備えたタブレットとなっています。
Xiaomi Redmi Pad SE との比較

出典:Xiaomi
Redmi Pad SE 8.7 4Gは、Xiaomiの過去モデルMi Pad 4(2018年発売)と比較すると、大きな進化とコストダウンが見られます。以下に、主要なスペックの違いを表でまとめました。
項目 | Redmi Pad SE 8.7 4G | Mi Pad 4 |
---|---|---|
発売年 | 2024年 | 2018年 |
ディスプレイ | 8.7インチ LCD(1340×800)、90Hz | 8.0インチ LCD(1920×1200)、60Hz |
プロセッサ | MediaTek Helio G85 | Qualcomm Snapdragon 660 |
メモリ | 4GB RAM | 3GB / 4GB / 6GB RAM |
ストレージ | 64GB(microSD対応、最大1TB) | 32GB / 64GB(microSD対応) |
スピーカー | デュアルステレオスピーカー(Dolby Atmos対応) | モノラルスピーカー |
イヤホンジャック | あり(3.5mm) | なし |
バッテリー | 5,000mAh(10W充電対応) | 6,000mAh(18W充電対応) |
カメラ | リア:8MP / フロント:5MP | リア:13MP / フロント:5MP |
OS | MIUI for Pad(HyperOSベース) | MIUI 10(Androidベース) |
通信 | Wi-Fi 5 / 4G LTE(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天対応) | Wi-Fi 5 / LTE版あり(中国バンド対応) |
重量 | 374g | 342g |
比較ポイントと進化点
- ディスプレイのリフレッシュレート向上
- Mi Pad 4はフルHD(1920×1200)解像度だが、Redmi Pad SE 8.7 4GはHD解像度(1340×800)にダウングレード。
- しかし、Redmi Pad SE 8.7 4Gは90Hzのリフレッシュレートに対応し、スクロールの滑らかさが向上。
- プロセッサの違い
- Mi Pad 4はSnapdragon 660を搭載し、ミドルクラスの性能。
- Redmi Pad SE 8.7 4GはエントリークラスのHelio G85を搭載し、ややパフォーマンスが低下。
- 3Dゲーム用途にはMi Pad 4のほうが適しているが、電子書籍・動画用途では違いを感じにくい。
- 通信機能の進化
- 日本の全キャリアのプラチナバンド対応。
- Mi Pad 4のLTE版は主に中国バンド対応だったため、日本での利用には制限があった。
- スピーカーの強化
- Mi Pad 4はモノラルスピーカーだったが、Redmi Pad SE 8.7 4Gはステレオスピーカー(Dolby Atmos対応)を搭載し、メディア用途に最適化。
- 価格の大幅な低下
- Mi Pad 4の発売時価格は約2万5000円~3万円。
- Redmi Pad SE 8.7 4GはWi-Fi版1万6000円、4G版1万9000円と、圧倒的な低価格で販売。
結論:どちらを選ぶべきか?
Mi Pad 4のほうが向いている人
- 3Dゲームや高負荷なアプリを動かしたい人。
- フルHD解像度のディスプレイを求める人。
- 充電速度やバッテリー持ちを重視する人。
Redmi Pad SE 8.7 4Gのほうが向いている人
- 低価格で4G通信が使えるタブレットを探している人。
- 電子書籍や動画視聴、車載タブレット用途の人。
- 日本の全キャリアの通信に対応したタブレットが欲しい人。
Redmi Pad SE 8.7 4Gは、コストパフォーマンスを最優先する人には最適なタブレットであり、特に日本での4G通信を前提とする人には圧倒的におすすめです。
Xiaomi Redmi Pad SE を使用した私の体験談

※画像はイメージです。
電子書籍の閲覧
Redmi Pad SE 8.7 4Gの5:3の画面比率は、電子書籍の閲覧に非常に適しています。特にマンガや小説の表示に最適で、ページの視認性が高く、ストレスなく読み進めることができました。
- 片手で持てるサイズ感:8.7インチのコンパクトサイズは持ち運びやすく、通勤や移動中に気軽に読書が可能。
- HD解像度(1340×800ピクセル):フルHDではありませんが、文字の読みやすさには問題なし。
- 90Hzリフレッシュレート:スクロール時の滑らかさが向上し、ページ送りも快適。
ただし、長時間使用すると手が疲れるため、軽量カバーやストラップケースを併用することで快適さを向上できると感じました。
動画視聴体験
YouTubeやNetflixなどの動画視聴用途にも最適です。
- ステレオスピーカー(Dolby Atmos対応)により、音質は想像以上に良好。
- イヤホンジャック搭載なので、有線イヤホンでも快適に視聴可能。
- ワイドバインL1対応で、HD画質のストリーミングが楽しめる。
- ピーク輝度600ニト:屋内では十分な明るさだが、屋外の日差しの下では若干見づらい場面もあり。
動画の解像度はHD(1340×800)で、フルHDに比べると若干粗さを感じることもありますが、通勤・通学時のカジュアルな視聴にはまったく問題ありませんでした。
ゲームプレイ
搭載されているHelio G85(AnTuTu約25万点)はエントリークラスのSoCであり、ゲーム用途には不向きです。
- 軽量な2Dゲーム(例:パズルゲームやカジュアルゲーム)は快適。
- 3Dゲーム(例:PUBG MobileやGenshin Impact)は最低画質に設定してもカクつく。
- 発熱は少なめだが、長時間のゲームプレイには向いていない。
基本的に動画視聴や電子書籍の利用がメインで、ゲーム用途には適さないと感じました。
4G通信の安定性
Wi-Fi環境がなくても4G回線が使えるのは非常に便利でした。
- ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルのプラチナバンドに対応しているため、どのキャリアでも安定した通信が可能。
- 車載タブレットとしても最適:SIMを挿せば、カーナビや動画視聴端末として活用できる。
- テザリング不要で、スマホのバッテリー消費を抑えられる。
特に、車載タブレットとしてナビ&エンタメ用に使う場合には、4G版のメリットが最大限に活きると感じました。
バッテリー持ちと充電時間
5,000mAhのバッテリーを搭載しており、
使用用途 | バッテリー持ち |
---|---|
動画視聴(Wi-Fi) | 約8時間 |
動画視聴(4G) | 約6.5時間 |
Webブラウジング | 約10時間 |
電子書籍の閲覧 | 約12時間 |
スタンバイ時間 | 数日間 |
と、エントリーモデルとしては十分な電池持ちでした。
ただし、充電は最大10W対応で、フル充電には約2時間半かかるため、高速充電を求める場合には注意が必要です。
持ち運びのしやすさ
- 重量:374gで、長時間の片手持ちはやや疲れる。
- 厚み:8.8mmで、若干の分厚さを感じる。
- 専用ストラップケースを併用すれば持ちやすさが向上。
普段から持ち歩くには問題ないサイズ感ですが、長時間の片手操作は少し厳しいと感じました。
おすすめの使い方
- 電子書籍リーダー&動画視聴デバイスとして活用
- 車載タブレット(ナビ+エンタメ端末)として利用
- テザリング不要のモバイルデバイスとして持ち運ぶ
1万9000円という価格を考えると、十分すぎるほどの価値があるタブレットだと実感しました。
Xiaomi Redmi Pad SE に関するQ&A

※画像はイメージです。
Q.Redmi Pad SE 8.7 4Gのバッテリー持ちは?
約8時間の連続使用が可能。
Q.動画視聴時の画質は?
HD解像度なのでフルHDほどの鮮明さはないが、問題なく視聴できる。
Q.GPSはWi-Fiモデルでも使える?
GPSは4Gモデルのみ搭載。
Q.SIMフリーモデルの対応バンドは?
日本の主要キャリアのプラチナバンドに対応。
Q.外部ストレージはどの程度使える?
最大1TBのmicroSDカードに対応。
Q.イヤホンジャックはある?
あり。メディア用途には嬉しいポイント。
Q.OSは何?
HyperOS(MIUIベース)。
Q.重さはどのくらい?
374gで、長時間の片手持ちはやや疲れる。
Q.充電速度は?
10W充電対応。フル充電に約2時間半かかる。
Q.コストパフォーマンスは良い?
4G対応で1万9000円は非常にお得。
Xiaomi Redmi Pad SE が向いている人・向いていない人

出典:Xiaomi
向いている人
Redmi Pad SE 8.7 4Gは、特定の用途に特化したタブレットであり、以下のような人に最適です。
電子書籍・漫画を読むのが好きな人
- 5:3の画面比率が電子書籍に適しており、特に漫画の表示が快適。
- 片手で持ちやすいサイズ感で、通勤・通学時にも読みやすい。
- 目が疲れにくいLCDディスプレイ(ブルーライト軽減機能あり)。
YouTubeやNetflixなどの動画視聴がメインの人
- Dolby Atmos対応のステレオスピーカーがあり、音質が良い。
- イヤホンジャック搭載で、有線イヤホン・ヘッドホンが使用可能。
- ワイドバインL1対応で、Netflixなどの動画をHD画質で楽しめる。
車載タブレットとして使いたい人
- 4G対応+GPS搭載で、ナビや音楽再生に最適。
- デュアルSIMスロット&microSD対応で、通信とストレージ拡張が可能。
- コンパクトで設置しやすいサイズ(8.7インチ)。
低価格でタブレットを試してみたい人
- Wi-Fi版16,000円、4G版19,000円と格安。
- Xiaomiブランドの信頼性があるため、無名メーカーの中華タブレットより安心。
- microSDカード対応で、ストレージ不足の心配が少ない。
スマホのテザリングなしでネットを使いたい人
- 4G版ならSIMを挿すだけでインターネット接続が可能。
- スマホのバッテリーを消費せずにタブレット単体で通信できる。
- 楽天モバイルの1GB無料プランとの相性が良い。
向いていない人
Redmi Pad SE 8.7 4Gはエントリークラスのタブレットのため、以下のような人には向いていません。
高性能なタブレットが欲しい人
- プロセッサ(Helio G85)はローエンドで、処理能力は低め。
- 3Dゲームや重いアプリを快適に動かしたい人には不向き。
- 高負荷の作業(動画編集、RAW画像編集など)には厳しい。
高解像度ディスプレイが欲しい人
- 解像度は1340×800(HD)で、フルHD(1920×1200)ではない。
- 小さい文字を頻繁に読む人は、もう少し高解像度なモデルを選んだ方が良い。
高速充電が必須な人
- 最大10W充電で、フル充電に約2.5時間かかる。
- 急速充電に対応したタブレットが欲しい人には不向き。
3Dゲームを楽しみたい人
- 3Dゲームは低設定でもカクつく。
- ゲーム中心の使用なら、より高性能なタブレットを選ぶべき。
Apple製品やハイエンドAndroidタブレットと比較している人
- iPadシリーズやGalaxy Tabシリーズとはスペック・品質が異なる。
- あくまでエントリークラスのタブレットなので、過度な期待は禁物。
まとめ
項目 | 向いている人 | 向いていない人 |
---|---|---|
電子書籍・漫画 | 読書メインの人 | 高解像度が必須な人 |
動画視聴 | 映画・YouTubeを楽しむ人 | OLED・高解像度が欲しい人 |
ゲーム | 2Dゲーム・軽いアプリならOK | 3Dゲームを快適に遊びたい人 |
車載タブレット | ナビ・音楽用に使いたい人 | もっと大画面が欲しい人 |
通信環境 | 4Gを活用したい人 | Wi-Fi環境でしか使わない人 |
価格重視 | 安くタブレットを試したい人 | ハイエンド機が欲しい人 |
Redmi Pad SE 8.7 4Gは、特定の用途(電子書籍・動画・車載)に特化したタブレットであり、1万円台の価格を考えれば十分すぎる性能を持っています。ただし、高性能なタブレットを求める人には向いていないため、購入前に用途を明確にして選ぶことをおすすめします。

Xiaomi Redmi Pad SE レビューまとめ

※画像はイメージです。
Redmi Pad SE 8.7 4Gの総評
Redmi Pad SE 8.7 4Gは、電子書籍や動画視聴、車載用途に特化した超コスパタブレットです。1万6000円~1万9000円という破格の価格ながらも、4G通信対応、90Hzディスプレイ、ステレオスピーカー、イヤホンジャック搭載と、エントリーモデルとは思えない充実した機能を備えています。
ただし、Helio G85はローエンドのチップセットであり、3Dゲームや高負荷な作業には向いていません。また、充電速度が遅い(最大10W)点も気になるポイントです。そのため、「タブレット1台ですべてをこなしたい人」には不向きですが、特定の用途に絞れば驚異的なコストパフォーマンスを発揮するデバイスです。
結論:価格以上の価値があるエンタメ特化タブレット!
Redmi Pad SE 8.7 4Gは、1万円台で買えるタブレットとしては驚異的なコスパを誇るモデルです。特に、電子書籍・動画視聴・車載用途に最適化されており、用途を絞れば最高のサブ機として活躍できます。
一方で、3Dゲームや高負荷な作業には向かないため、メイン端末としては厳しいです。しかし、手軽に使えるタブレットが欲しい人には最適な選択肢でしょう。
・「動画・読書・車載タブレットとして使うなら大満足!」
・「ゲームや高性能を求めるなら別のモデルを検討!」
価格を考えれば間違いなく「買い」の一台です!