スマートフォン市場は、高価格なハイエンドモデルと低価格のエントリーモデルの二極化が進んでいます。その中で、コストパフォーマンスの高いミドルレンジスマートフォンの存在は、多くのユーザーにとって重要な選択肢となっています。FCNT「arrows We2 Plus 」は、そんなミドルレンジ市場において、性能と価格のバランスが取れた1台として登場しました。
本機は、かつての富士通グループから独立した fcnt によって開発され、日本市場向けに特化した設計がされています。特に、耐久性の高さや日本人向けの便利機能が豊富に搭載されている点が魅力です。
価格帯は5万円台と手頃でありながら、最新の Snapdragon 7s Gen 2 を搭載し、144Hzの高リフレッシュレートディスプレイを採用するなど、性能面でも優れています。また、大容量のバッテリーや防水・防塵性能、さらにはイヤホンジャックの搭載など、日本のユーザーが求める要素をしっかりと抑えたモデルです。
本記事では、FCNT「arrows We2 Plus 」のスペックやデザイン、使用感について詳しくレビューし、どのようなユーザーに最適なスマートフォンなのかを解説していきます。
![]() | 価格:6390円 |

FCNT arrows We2 Plus とは?

出典:FCNT
arrows We2 Plus は、2024年に登場したミドルレンジスマートフォンで、日本国内のユーザー向けに設計されたモデルです。従来の arrows シリーズと同様に、日本市場のニーズを反映した機能が多数搭載されている点が特徴です。
本機は、Snapdragon 7s Gen 2 を採用し、8GB または 12GB のメモリを搭載することで、日常使用はもちろん、ゲームやマルチタスクにも対応できる処理性能を備えています。また、6.5インチの FHD+ ディスプレイは 144Hz のリフレッシュレートに対応しており、滑らかな画面表示が可能です。
さらに、防水・防塵 (IP68) や耐衝撃性能を備えており、頑丈さを求めるユーザーにとっても安心できる仕様となっています。おサイフケータイや顔認証・指紋認証など、日本で求められる機能も完備されており、日常の使い勝手にも優れています。
バッテリーは 5000mAh の大容量で、長時間の使用にも対応。イヤホンジャックや microSD カードスロットも搭載されているため、拡張性にも優れています。
arrows We2 Plus は、手頃な価格でありながら、日常使用に十分なスペックと日本人向けの便利機能を兼ね備えたスマートフォンです。特に、耐久性を重視する人や、日本市場向けの機能を求める人に適した1台となっています。
FCNT arrows We2 Plus の外観とデザイン

出典:FCNT
シンプルで落ち着いたデザイン
シルバーとシャンパンゴールドの2色展開で、どちらも落ち着いた色合いが特徴です。背面はマットな仕上げで、指紋がつきにくく、高級感のある質感となっています。
また、カメラユニットのデザインもシンプルで、極端な出っ張りがなく、フラットな背面デザインが保たれています。全体的に、無駄な装飾を省いたミニマルなデザインが採用されており、幅広い世代に受け入れられるルックスになっています。
サイズ・重量
- サイズ: 約 162 × 75 × 8.9 mm
- 重量: 約 182g
手に持った際のバランスがよく、片手操作も十分可能なサイズ感です。重量も軽すぎず重すぎず、長時間持っていても負担になりにくい設計です。
ボタン配置とインターフェース
- 右側:音量調節ボタン、電源ボタン(指紋センサー一体型)
- 左側:SIMスロット(SIMピン不要の引き出し式、microSDカード対応)
- 下部:
- イヤホンジャック(3.5mm)
- USB Type-C 充電ポート
- スピーカー
- マイク
- 上部:シンプルなデザイン(センサーホールのみ)
電源ボタンは指紋センサーと一体型になっており、片手でもスムーズにロック解除が可能です。また、SIMスロットはSIMピン不要の引き出し式を採用しており、簡単にSIMやmicroSDカードの交換が行えます。
ディスプレイ
6.5インチの液晶ディスプレイは、FHD+(2400×1080)の高解像度に対応し、144Hzの高リフレッシュレートで滑らかな表示を実現しています。
- 画面比率:20:9
- ベゼル:上下のベゼルは若干太めながら、左右はスリムに仕上がっている
- パンチホールカメラ:前面カメラはディスプレイ内にパンチホール型で配置
- 保護ガラス:強化ガラス採用で、耐久性も確保
高リフレッシュレートにより、スクロール時やゲームプレイ時の映像が非常にスムーズに動きます。また、視認性の高いディスプレイで、屋外でも十分な視認性を確保しています。
FCNT arrows We2 Plus のスペック詳細

出典:FCNT
項目 | 詳細 |
---|---|
ディスプレイ | 6.5インチ LCD, 144Hz リフレッシュレート, 20:9比率 |
解像度 | FHD+ (2400×1080) |
プロセッサ | Qualcomm Snapdragon 7s Gen 2 (4nmプロセス) |
メモリ (RAM) | 8GB / 12GB (LPDDR4X) |
ストレージ | 256GB (UFS 2.2, microSD対応 最大1TB) |
バッテリー | 5000mAh, 急速充電対応 (18W) |
充電 | USB Type-C, 有線充電のみ (ワイヤレス非対応) |
カメラ(背面) | 50MP (広角, f/1.8, OIS) + 10MP (超広角) |
カメラ(前面) | 16MP (f/2.0) |
OS | Android 14 (最大3回のOSアップデート保証) |
防水・防塵 | IP68 |
イヤホンジャック | あり (3.5mm) |
通信 | 5G (sub6), Wi-Fi 6E, Bluetooth 5.3 |
生体認証 | 顔認証・指紋認証 (側面センサー) |
スピーカー | ステレオスピーカー, Dolby Atmos対応 |
高性能なプロセッサ、広いストレージ容量、高リフレッシュレートのディスプレイなど、ミドルレンジとは思えない充実したスペックを備えています。特に、日本市場向けの機能(防水・防塵、おサイフケータイ、イヤホンジャック、microSD対応)を求める方には最適な選択肢となるでしょう。
FCNT arrows We2 Plus と arrows We の比較
arrows We2 Plus は、前モデルである arrows We (2022年発売) と比較して、性能や機能が大きく向上しています。以下の表で違いを詳しく見ていきましょう。
項目 | arrows We (前機種) | arrows We2 Plus |
---|---|---|
ディスプレイ | 5.7インチ HD+ (1520×720) | 6.5インチ FHD+ (2400×1080), 144Hz |
プロセッサ | Snapdragon 480 5G | Snapdragon 7s Gen 2 |
メモリ (RAM) | 4GB | 8GB / 12GB (LPDDR4X) |
ストレージ | 64GB / 128GB (eMMC) | 256GB (UFS 2.2, microSD最大1TB対応) |
バッテリー | 4000mAh, 10W充電 | 5000mAh, 18W急速充電 |
カメラ(背面) | 13MP (メイン) + 2MP (マクロ) | 50MP (広角, f/1.8, OIS) + 10MP (超広角) |
カメラ(前面) | 8MP | 16MP (f/2.0) |
防水・防塵 | IP68 | IP68 |
イヤホンジャック | あり | あり (3.5mm) |
通信規格 | 5G (sub6), Wi-Fi 5, Bluetooth 5.1 | 5G (sub6), Wi-Fi 6E, Bluetooth 5.3 |
生体認証 | 顔認証 | 顔認証・指紋認証 (側面センサー) |
スピーカー | モノラル | ステレオスピーカー, Dolby Atmos対応 |
OSアップデート | 2回 | 最大3回 |
大きな進化ポイント
- ディスプレイの向上
- HD+ から FHD+ に進化し、144Hz の高リフレッシュレートに対応。
- 画面サイズが5.7インチから6.5インチに拡大し、視認性が向上。
- プロセッサの進化
- Snapdragon 480 から 7s Gen 2 に変更され、処理能力が大幅に向上。
- ゲームやマルチタスク時の快適さが増し、よりスムーズな動作を実現。
- メモリ・ストレージの拡張
- メモリが 4GB から 8GB / 12GB へ大幅に増加。
- ストレージは UFS 2.2 になり、読み書き速度が向上。
- カメラ性能の向上
- メインカメラが 13MP から 50MP にアップグレード。
- 超広角カメラが追加され、撮影の幅が広がる。
- フロントカメラも 8MP から 16MP に強化。
- オーディオ品質の改善
- モノラルスピーカーから ステレオスピーカー & Dolby Atmos に進化。
- 音の広がりと立体感が向上し、動画やゲーム体験がより快適に。
- バッテリーと充電速度の向上
- 4000mAh から 5000mAh へ増加。
- 急速充電が 10W から 18W へ向上し、充電時間が短縮。
- 通信性能の強化
- Wi-Fi 5 から Wi-Fi 6E に進化し、高速通信が可能に。
- Bluetooth 5.1 から Bluetooth 5.3 に進化し、安定した接続が可能。
全体的に、arrows We2 Plus は 前モデルと比べて大幅に進化 しており、特にディスプレイ、プロセッサ、カメラ、バッテリー、オーディオ性能の向上が目立ちます。ミドルレンジモデルの中でも、性能のバランスが良いスマートフォンとなっています。
FCNT arrows We2 Plus を使用した私の体験談

※画像はイメージです。
実際に使用してみた感想を、ディスプレイ、バッテリー、カメラ、ゲーム性能、オーディオ品質、耐久性の各ポイントごとに詳しく紹介します。
ディスプレイの快適さ
144Hz の高リフレッシュレートディスプレイは、スクロール時の滑らかさが際立っています。SNSのフィードやニュース記事を読む際にストレスを感じることがなく、レスポンスも非常に良好です。屋外でも明るさは十分で、直射日光の下でも視認性に問題はありません。ただし、有機ELと比較すると黒の沈み込みが浅く、コントラストの差を感じる場面はあります。
バッテリー持ち
5000mAh のバッテリーを搭載しているため、1日フルに使用しても十分持続しました。YouTube を Wi-Fi 環境下で連続再生したところ、約 17時間45分 持続し、バッテリーの持ちは優秀です。ただし、18Wの急速充電は競合機種と比べるとやや遅く、フル充電まで約1時間半ほどかかりました。
カメラ性能
- 昼間の撮影 50MP のメインカメラは、十分な解像度と自然な色味を再現してくれます。特に青空や緑の色合いがナチュラルで、編集なしでも美しい写真が撮影できます。
- 夜間撮影 スーパーナイトモードを使用すると、暗所でも明るめに撮影可能ですが、細部のディテールがややぼやける傾向があります。明るい場所での夜景はしっかり映るものの、真っ暗な環境ではノイズがやや目立ちました。
- ポートレートモード 背景のボケ感は自然で、人物を際立たせる効果は十分です。ただし、髪の毛の細かい部分では時々エッジ処理が甘くなることがありました。
ゲーム性能と発熱
原神や崩壊スターレイルをプレイした際、60fps 設定では動作が不安定になり、カクつきを感じました。設定を 30fps にすれば比較的快適に動作します。ゲーム中の発熱はやや気になるレベルで、特に負荷の高い場面では本体背面が熱を持ちやすいです。
プリコネやモンストなどの軽量ゲームは問題なく快適に動作し、144Hz の画面を活かした滑らかな操作感が得られます。
オーディオ品質
ステレオスピーカーを搭載し、音質はクリアでバランスの良い音が楽しめます。Dolby Atmos にも対応しているため、イヤホン使用時には広がりのある音響効果が得られました。イヤホンジャックも備えており、有線イヤホンを愛用している人には嬉しいポイントです。
耐久性と防水性能
IP68の防水防塵仕様で、水に濡れても問題なく動作しました。試しに水滴がついた状態で画面操作を試したところ、誤反応もなく快適に使用できました。また、MIL規格準拠の耐衝撃性もあり、落下時の耐久性も期待できます。
総合評価
ミドルレンジスマートフォンとしては非常にバランスの取れた1台です。特に、ディスプレイの滑らかさ、バッテリー持ち、オーディオ性能 が優れており、日常使いには十分な性能を持っています。一方で、ゲーム性能や夜間撮影には若干の課題がある ため、重い3Dゲームをプレイする人や、ナイトモードを多用する人には向かないかもしれません。
全体として、コストパフォーマンスが高く、日本市場向けの機能が充実した使い勝手の良いスマートフォンだと感じました。
FCNT arrows We2 Plus に関するQ&A

※画像はイメージです。
Q.防水性能はどのくらい?
本機は IP68 の防水・防塵性能を備えており、水や埃に強い仕様です。雨やキッチンでの使用は問題ありませんが、水中での使用は推奨されていません。
Q.ワイヤレス充電には対応している?
ワイヤレス充電には非対応 です。有線充電のみとなっており、USB Type-Cの18W急速充電に対応しています。
Q.5G通信は利用できる?
5G(sub6) に対応しています。ただし、ミリ波には対応していません。
Q.顔認証はマスクをつけたままでも可能?
マスクをつけた状態でも顔認証が可能 です。ただし、環境によっては指紋認証の方が精度が高いため、併用することをおすすめします。
Q.イヤホンジャックはある?
3.5mmイヤホンジャックが搭載 されています。Bluetoothイヤホンも使用できます。
Q.ゲームの発熱はどのくらい?
高負荷のゲーム(原神、崩壊スターレイルなど)を長時間プレイすると、本体背面が温かくなります。通常使用ではそこまで気になりませんが、長時間のゲームプレイには冷却対策をするのがおすすめです。
Q.microSDカードは使える?
最大1TBのmicroSDカードに対応 しています。内部ストレージ256GBに加えて、さらに容量を拡張可能です。
Q.OSのアップデートは保証されている?
最大 3回のOSアップデート、4年間のセキュリティアップデートが保証されています。長く使える端末となっています。
Q.スピーカーの音質はどう?
ステレオスピーカー搭載 + Dolby Atmos対応 で、音の広がりやバランスが良いです。動画視聴や音楽再生にも適しています。
Q.どのキャリアで販売されている?
SIMフリー版が販売されており、楽天モバイル、IIJmio、OCNモバイルONEなどで取り扱いあり です。キャリアの販売状況は随時確認が必要です。
Q.画面のリフレッシュレートは変更できる?
144Hz / 60Hz の切り替えが可能 です。バッテリー消費を抑えたい場合は60Hzに設定することもできます。
Q.ナイトモード(夜間撮影)はどのくらい綺麗?
夜景撮影ではスーパーナイトモードが利用できますが、ノイズがやや目立つ ため、ナイトモードが強いスマホ(Google PixelやiPhone)と比べると若干劣ります。
Q.おサイフケータイは使える?
おサイフケータイ(FeliCa)に対応 しており、Suicaや楽天Edy、iD、QUICPayなどの電子決済が利用できます。
まとめ
arrows We2 Plus は、日本市場向けの便利機能を備えたコスパの高いミドルレンジスマホです。耐久性やバッテリー持ちの良さ、ステレオスピーカーの音質などが魅力ですが、ワイヤレス充電に対応していない点や高負荷ゲームでの発熱は考慮するべきポイントです。
FCNT arrows We2 Plus が向いている人・向いていない人

出典:FCNT
向いている人
- コストパフォーマンスを重視する人
- 5万円台で144HzディスプレイやSnapdragon 7s Gen 2を搭載。
- 防水・防塵、おサイフケータイ、指紋認証・顔認証など機能が充実。
- 日本市場向けのスマートフォンを求める人
- 日本メーカー設計で、日本人向けの機能が満載。
- SIMフリーモデルながら、おサイフケータイやワンセグに対応。
- 耐久性が高いスマホを求める人
- IP68の防水・防塵性能。
- MIL規格準拠の耐衝撃性能で、落下や水濡れに強い。
- 大容量バッテリーを求める人
- 5000mAhの大容量バッテリーで長時間使用可能。
- 普段の使用で1日以上持続し、連続動画視聴でも約17時間。
- イヤホンジャックやmicroSDスロットが必要な人
- イヤホンジャック(3.5mm)搭載で、有線イヤホンが使える。
- microSDカード(最大1TB)に対応し、ストレージ拡張が可能。
- 音質にこだわる人
- ステレオスピーカー搭載で、迫力のあるサウンド。
- Dolby Atmos対応でイヤホン使用時の音質が向上。
- 滑らかなディスプレイを求める人
- 144Hzのリフレッシュレートで、スクロールやゲームの操作感が快適。
- FHD+解像度で、動画視聴時も綺麗な画面を楽しめる。
向いていない人
- 最高性能を求めるゲーマー
- ミドルレンジのSnapdragon 7s Gen 2では、重量級のゲーム(原神や崩壊スターレイルなど)を60fpsで快適に動かすのは難しい。
- 発熱がやや気になるため、長時間の高負荷ゲームには不向き。
- カメラ性能を最重視する人
- 昼間の撮影は良好だが、夜間撮影ではノイズが目立つ。
- 望遠カメラがなく、ズーム性能は他のハイエンド機種に劣る。
- ワイヤレス充電を重視する人
- ワイヤレス充電には非対応。
- 18Wの急速充電は競合機種と比べるとやや遅め。
- 軽量スマホを好む人
- 182gと軽すぎるわけではなく、持ちやすいが軽量モデルではない。
- コンパクトなスマホを好む人にはやや大きめ。
- エッジディスプレイや高級感のあるデザインを求める人
- 有機ELではなく、LCDディスプレイのため発色はやや控えめ。
- ベゼルが若干太めで、デザインの洗練さはハイエンド機には及ばない。
まとめ
arrows We2 Plus は、コスパ重視のミドルレンジスマホを求める人に最適です。特に、耐久性やバッテリー持ち、快適なディスプレイを重視するユーザーには魅力的な選択肢になります。一方で、ゲーム性能やカメラのクオリティ、ワイヤレス充電を重視する人には不向きかもしれません。
購入を検討する際には、自分のスマートフォンの使用用途に合っているかを確認しながら選ぶと良いでしょう。
FCNT arrows We2 Plus レビューまとめ

※画像はイメージです。
総合評価
arrows We2 Plus は、価格・性能・機能のバランスが取れた優秀なミドルレンジスマートフォン です。特に 144Hz のディスプレイ、耐久性の高さ、長時間持続するバッテリー などが魅力的なポイントとなっています。
長所
- 高リフレッシュレートディスプレイ
- 144Hz のディスプレイは、スクロール時の滑らかさが際立ち、動画やゲームの操作感も快適。
- 優れたバッテリー性能
- 5000mAh の大容量バッテリーを搭載し、動画視聴やWeb閲覧も長時間可能。
- 急速充電対応(18W)で、比較的短時間で充電が完了。
- 耐久性と防水・防塵性能
- IP68等級の防水・防塵に加え、MIL規格準拠の耐衝撃性を備え、日常生活での耐久性が高い。
- 日本市場向けの機能が充実
- おサイフケータイ、イヤホンジャック、microSDカードスロット対応。
- ステレオスピーカー搭載で音質が良い
- Dolby Atmos に対応し、音楽や映画視聴の際に立体感のある音響が楽しめる。
短所
- カメラ性能はそこそこ
- 昼間の撮影は綺麗だが、夜間撮影時にはノイズが目立つ。
- 望遠カメラがなく、ズーム撮影には不向き。
- 重いゲームには不向き
- Snapdragon 7s Gen 2 は、ミドルレンジクラスの性能のため、3Dゲームを快適にプレイするにはやや不足感あり。
- 高負荷なゲームでは発熱が気になる場面がある。
- ワイヤレス充電に非対応
- 18W の有線急速充電のみ対応で、ワイヤレス充電を求めるユーザーには不向き。
- デザインの高級感は控えめ
- 背面デザインはシンプルだが、ガラス仕上げの高級感はない。
- ベゼルがやや太めで、最新のデザイントレンドには劣る。
最終的な結論
arrows We2 Plus は、 日常使いに十分なスペックと機能を備えた、コストパフォーマンスの高いスマートフォン です。特に、日本市場向けの機能を重視し、耐久性の高いスマホを求めるユーザーにとっては、優れた選択肢となるでしょう。一方で、ゲーマーやカメラ重視のユーザーは、他の選択肢を検討したほうがよいかもしれません。
購入を検討する際には、自分の使い方に合ったスマートフォンであるかどうかを考えて選ぶことをおすすめします。