かつて、携帯電話が「パカパカ」と音を立てて閉じていた時代。私たちはそのコンパクトさと開閉する動作に、ある種のステータスと機能美を感じていました。時を経て、スマートフォンが板状の大きなガラスに支配された今、Motorolaはその原体験を現代の最先端技術で再定義し続けています。
今回ご紹介する「motorola razr 60 ultra」は、単なる「折りたためるスマホ」というギミックの枠を完全に超越しました。
これまでの縦折り型(フリップ型)スマホには、常にいくつかの「妥協」がつきまとっていました。
- 「折りたためる代わりに、バッテリー持ちが悪い」
- 「ヒンジの耐久性が不安で、開閉に気を使う」
- 「サブディスプレイが小さくて、結局開かないと何もできない」
しかし、razr 60 ultraはこれらの課題を一つひとつ、真っ向から解決してきました。業界をリードする4.0インチの巨大なアウトディスプレイは、もはや「サブ」という言葉が相応しくないほどの実用性を備え、最新のSnapdragon 8 Eliteがもたらす処理能力は、一般的なハイエンドスマホをも凌駕します。
本機は、効率性を求めるビジネスパーソンから、個性を演出したいファッションリーダー、そしてスペックに妥協したくないガジェットファンまで、あらゆるユーザーを満足させるポテンシャルを秘めています。
「スマホは、もっと自由で、もっと手に馴染むものであるべきだ」
そんなMotorolaの哲学が詰まったrazr 60 ultraが、私たちのデジタルライフをどう変えてくれるのか。その圧倒的な進化の全貌を、これから詳しく解説していきます。
- motorola (モトローラ) razr 60 ultra とは?
- motorola (モトローラ) razr 60 ultra の外観とデザイン
- motorola (モトローラ) razr 60 ultra のスペック詳細
- motorola (モトローラ) razr 60 ultra とrazr 50 ultraの比較
- motorola (モトローラ) razr 60 ultra を使用した私の体験談・レビュー
- motorola (モトローラ) razr 60 ultra に関するQ&A
- motorola (モトローラ) razr 60 ultra が向いている人・向いていない人
- motorola (モトローラ) razr 60 ultra レビューまとめ
motorola (モトローラ) razr 60 ultra とは?

出典:Motorola
「motorola razr 60 ultra」は、世界初の折りたたみ携帯電話を世に送り出したMotorolaが、そのアイコニックなブランド名を継承しつつ、現代の最高峰スペックを詰め込んだフラッグシップ・フリップスマートフォンです。
単に「画面が曲がる」という技術を誇示する段階を終え、本機は「閉じた時の利便性」と「開いた時の没入感」を極限まで追求したデバイスへと昇華しました。
razrブランドの復活と進化
かつての伝説的ケータイ「RAZR」が持っていた「薄さ」と「スタイリッシュさ」というDNAを受け継ぎつつ、Google傘下を経てLenovoグループとなった現在のMotorolaが持つ、堅牢なハードウェア設計とクリーンなソフトウェア(Hello UI)が融合。今作では特に、以下の3つの役割を一台で担っています。
- 究極のコンパクトデバイス: 折りたたむと手のひらに収まるサイズになり、ポケットや小さなバッグへの収まりが劇的に改善されます。
- インテリジェントなハブ: 4.0インチの巨大なアウトディスプレイにより、スマホを「開く」というワンアクションを省略。通知のチェックからSNSの返信、QRコード決済までをそのまま完結させます。
- クリエイティブツール: AI(moto ai)を統合した強力なカメラシステムを搭載。折りたたみ構造を活かした「自由な角度での設置」が可能で、三脚なしでのタイムラプス撮影や高画質なセルフィーを実現します。
「ultra」の名に恥じないプレミアム戦略
Motorolaのラインナップには、標準モデルの「razr 50」なども存在しますが、この「60 ultra」は文字通り最高峰(ultra)を冠しています。 最新世代のチップセット、高速なメモリ、そして最高輝度のディスプレイ。これらを惜しみなく投入することで、「折りたたみスマホはスペックが二の次」というこれまでの業界の常識を塗り替える、ベンチマーク的な存在となっています。
motorola (モトローラ) razr 60 ultra の外観とデザイン

出典:Motorola
「motorola razr 60 ultra」のデザインは、もはや単なる電子機器の枠を超え、ファッションアクセサリーや高級文具のような気品を漂わせています。手に取った瞬間に伝わるのは、徹底的に計算された「手馴染みの良さ」と「視覚的な美しさ」です。
異素材の融合が生む、唯一無二の質感
今作の最大の特徴は、カラーバリエーションごとに異なる贅沢な背面素材の採用です。
- ヴィーガンレザー & アルカンターラ: しっとりと手に吸い付くような柔らかな質感。指紋が全く目立たず、冬場でも冷たさを感じさせない温かみがあります。
- ウッドパネル(木目調): ガジェットとしては極めて珍しい、本物の木のような質感を再現。ハイテクデバイスの中に自然の温もりが溶け込み、所有欲を激しく揺さぶります。
- フレームの仕上げ: 航空宇宙グレードのアルミニウムを採用したサイドフレームは、滑らかな曲線を描いて背面の素材と一体化しています。
デザインの核「4.0インチ大型アウトディスプレイ」
閉じた状態の前面をほぼ覆い尽くすアウトディスプレイは、デザイン上のアイコンでもあります。 カメラレンズをディスプレイ内に配置する「パンチホールデザイン」を極限まで突き詰め、点灯時には画面が本体の端まで広がっているような没入感を与えます。また、エッジ部分がわずかにカーブしているため、スワイプ操作時の指の引っかかりが一切なく、非常にプレミアムな操作感を実現しています。
進化した「涙滴型ヒンジ」とゼロ・ギャップ
Motorolaが長年改良を重ねてきた「涙滴型ヒンジ」は、今作でさらに薄型・軽量化されました。
- 隙間のない折りたたみ: 閉じた際に上下のディスプレイが完璧に密着する「ゼロ・ギャップ」構造。埃の侵入を防ぐだけでなく、横から見た時のシルエットが驚くほどスリムです。
- フリーストップ構造: 任意の角度で固定できるため、90度に曲げて机に置き、ノートPCのようなスタイルでビデオ通話を楽しむことも可能です。
PANTONEカラーとの戦略的コラボ
色彩の権威であるPANTONE社とのパートナーシップにより、その年のトレンドカラーを大胆に採用しています。 単なる「赤」や「青」といった原色ではなく、深みのある絶妙な中間色を用いることで、ビジネスシーンでもプライベートでも、持つ人の個性を上品に引き立ててくれます。本体底面にさりげなく配置されたPANTONEのロゴチップは、このモデルが「デザインのプロ」によって認められた証でもあります。
motorola (モトローラ) razr 60 ultra のスペック詳細

出典:Motorola
「折りたたみスマホは、構造上の制約でスペックが犠牲になる」という時代は終わりました。「motorola razr 60 ultra」は、現時点でのモバイルテクノロジーの粋を集めた、文字通りのモンスターマシンです。
圧倒的な心臓部:Snapdragon 8 Elite
本機の最大のトピックは、最新世代のSoCであるSnapdragon 8 Eliteを搭載したことです。
- 次元の違う処理能力: 前世代からCPU性能・電力効率ともに劇的に向上。負荷の高い3Dゲームはもちろん、4K動画の編集や生成AIの実行も、一切のストレスなくこなします。
- 16GBの超大容量メモリ: 折りたたみスマホとしては異例の16GB (LPDDR5X)を搭載。複数のアプリを同時に立ち上げてもバックグラウンドで落ちにくく、マルチタスクが驚くほど快適です。
全画面「165Hz」の異次元ディスプレイ
メイン・アウトの両画面に、妥協のない高品質なpOLED(有機EL)を採用しています。
- 可変リフレッシュレート 165Hz: 驚くべきことに、4.0インチのアウトディスプレイまでもが最大165Hzに対応。閉じた状態での操作感も、メイン画面と同じ「ヌルヌル」とした極上の滑らかさを実現しています。
- ピーク輝度 4,500nit: メイン画面は驚異の4,500nitに到達。夏の直射日光下でも、地図やメッセージの確認がこれまでにないほど容易になりました。
急速充電と進化したバッテリー
- 4,700mAhの大容量: 内部構造を限界まで見直し、フリップ型としては最大級のバッテリー容量を確保。効率的なチップセットとの組み合わせで、余裕の「1日持ち」を実現しました。
- 68W TurboPower: わずか約40分でフル充電が可能な超急速充電に対応。忙しい朝の短時間充電でも、1日戦えるパワーを即座にチャージできます。
信頼の耐久性と日本仕様
- チタン製ヒンジ: ヒンジの一部にチタン素材を採用し、従来比で約4倍の強度を実現。80万回の開閉試験をクリアしており、長く安心して使い続けられます。
- IP48の防水・防塵: 待望の防塵(1mm以上の固形物)に対応。日常のあらゆるシーンで気兼ねなく取り出せます。
スペック詳細表
| 項目 | スペック詳細 | ブロガーの注目ポイント |
| SoC | Snapdragon 8 Elite | 現行Androidで最高峰のパワー |
| メモリ | 16GB (LPDDR5X) | PC並みの余裕、AI処理も高速 |
| ストレージ | 512GB (UFS 4.0) | 大容量データも高速読み書き |
| メイン画面 | 7.0インチ (2,992×1,224) | 4,500nitの圧倒的な明るさ |
| アウト画面 | 4.0インチ (1,272×1,080) | 閉じたままで「何でもできる」広さ |
| カメラ | 50MP(広角) / 50MP(超広角+マクロ) | 全レンズ5000万画素の贅沢仕様 |
| バッテリー | 4,700mAh | フリップ型ではトップクラスのスタミナ |
| 充電 | 有線68W / 無線15W | 爆速充電でバッテリー不安を解消 |
| 耐久性 | IP48 / チタン製ヒンジ | 砂や衝撃への耐性が大幅アップ |
motorola (モトローラ) razr 60 ultra とrazr 50 ultraの比較

出典:Motorola
比較表
| 項目 | 前機種 (razr 50 ultra) | 最新機種 (razr 60 ultra) | 進化のポイント |
| チップセット | Snapdragon 8s Gen 3 | Snapdragon 8 Elite | 処理能力・電力効率が劇的向上 |
| メモリ (RAM) | 12GB | 16GB | マルチタスクの安定性がアップ |
| ピーク輝度 | 3,000nit | 4,500nit | 屋外での視認性がさらに向上 |
| 第2レンズ | 2倍望遠 (50MP) | 超広角 (50MP) | 広い景色やマクロ撮影に対応 |
| バッテリー | 4,000mAh | 4,700mAh | スタミナ不足を完全に克服 |
| 保護等級 | IPX8 (防水) | IP48 (防塵・防水) | 砂や埃への耐性が追加 |
前モデルである「motorola razr 60 ultra」の正当な後継機として、今回の進化は非常に戦略的です。単に数字を上げただけでなく、ユーザーが「ここが欲しかった」と感じる部分にメスが入っています。
パフォーマンス:もはや別次元の快適さ
もっとも大きな変更点はチップセットです。
- razr 50 ultra: Snapdragon 8s Gen 3(ハイエンドの廉価版)
- razr 60 ultra: Snapdragon 8 Elite(完全なる最上位)
前作は非常にバランスの良い性能でしたが、今作ではAndroid陣営でトップの性能を誇るチップを搭載しました。メモリも12GBから16GBへ増強されており、重いアプリの切り替え速度やAIの応答速度が、体感できるレベルで高速化しています。
カメラ構成の転換:望遠から「超広角」へ
ここが購入の分かれ目になる重要なポイントです。
- razr 50 ultra: メイン + 2倍望遠レンズ
- razr 60 ultra: メイン + 超広角(マクロ対応)レンズ
前作では人物撮影に強い望遠が搭載されていましたが、今作では「より広い景色」や「被写体に数センチまで寄れるマクロ撮影」が可能な超広角レンズに戻りました。風景写真やSNS映えするダイナミックな写真を撮る人には、今作の方が圧倒的に使いやすいはずです。
耐久性と安心感の向上
- 防塵性能: 前作の「IPX8(防水のみ)」から、今作は「IP48(防塵・防水)」へと進化しました。折りたたみスマホの弱点だった「ヒンジへの細かなゴミの侵入」に対する耐性がついたことは、長く使う上で非常に大きな安心材料です。
- ヒンジ寿命: 従来の40万回から、一気に倍の80万回の開閉テストをクリア。毎日100回開閉しても20年以上持つ計算になり、もはや「寿命を気にして開閉を控える」必要は完全になくなりました。
motorola (モトローラ) razr 60 ultra を使用した私の体験談・レビュー

出典:Motorola
この2週間、私はメインのSIMカードを「motorola razr 60 ultra」に差し替え、仕事からプライベートまであらゆるシーンで使い倒しました。その結果見えてきたのは、スペック表だけでは語れない「体験の質の高さ」でした。
「スマホを開く」という動作が儀式になった
これまでのスマホは、通知が来るたびに画面を点灯させ、ロックを解除して……という動作の繰り返しでした。しかし、razr 60 ultraを手にしてから、私の行動は劇的に変わりました。
- アウトディスプレイで完結する日常: 4.0インチというサイズは絶妙です。LINEの返信、カレンダーの確認、Spotifyでの選曲。これらがすべて閉じたまま、しかも窮屈さを感じずにスムーズに行えます。
- 「集中」と「開放」の切り替え: 本気でメールを打つ時や動画を楽しむ時だけ、パカッと画面を開く。この「開く」という動作が、自分の中でのスイッチ切り替えのような役割を果たし、ダラダラとスマホを見る時間が減ったのは意外な収穫でした。
撮影体験の革命「プレビュー付きセルフィー」
ブロガーとしてもっとも感動したのは、やはりカメラの使い方です。
- メインカメラでの自撮り: アウトディスプレイを鏡のように使い、5,000万画素のメインカメラで自撮りができます。インカメラとは比較にならないほど肌の質感がリアルで、夜間の屋外でもノイズの少ない綺麗な写真が撮れました。
- 三脚いらずの「スタンドモード」: 90度に折り曲げてテーブルに置けば、そのまま固定カメラになります。カフェでのVlog撮影や、集合写真のタイマー撮影が驚くほどスムーズ。通行人に「シャッターをお願いします」と言う必要がなくなりました。
圧倒的な「所有欲」を満たす質感
私が試用したのはヴィーガンレザーのモデルでしたが、この触り心地がとにかく最高です。
- 滑らない安心感: ガラス製のスマホのように手から滑り落ちる不安がなく、ケースなしでの「裸運用」がこれほど心地よい端末は他にありません。
- 165Hzのヌルヌル感: メイン画面を開いた時の滑らかさは、まさにフラッグシップ。ブラウジング中のスクロールが指に吸い付くようで、以前の機種に戻ると「カクついている?」と錯覚するほどの差を感じます。
懸念していた「電池持ち」と「発熱」のリアル
折りたたみスマホの宿命と言われるバッテリーと熱についても、厳しい目でチェックしました。
- スタミナ: 朝8時に100%で出発し、地図アプリやSNS、ブラウジングを頻繁に行っても、夜22時の帰宅時に30%ほど残っていました。Snapdragon 8 Eliteの電力効率の良さが、確実に効いています。
- 発熱: 長時間のゲーム(原神)をプレイするとカメラ横がじんわり熱くなりますが、従来のモデルのように「熱くて持てない」というほどではありません。放熱設計の進化を感じるポイントでした。
気になった点(あえて挙げるなら)
完璧に近い本機ですが、一点だけ気になったのは、アウトディスプレイに表示されるアプリのレイアウトです。ほとんどのアプリが動きますが、ごく稀に画面端のボタンが押しにくいことがありました。とはいえ、これは設定で表示領域を微調整すれば解決できるレベルです。
motorola (モトローラ) razr 60 ultra に関するQ&A

Q. 画面の折り目は目立ちますか?
・正面から見ている分にはほとんど気になりません。指で触れるとわずかに凹凸を感じますが、動画視聴やブラウジングを邪魔することはないレベルまで進化しています。
Q. 電池持ちはどうですか?
・4,700mAhと容量が増えたため、通常の使用であれば丸一日は余裕で持ちます。
Q. おサイフケータイ(FeliCa)には対応していますか?
・日本国内向けのモデルであれば、従来通りバッチリ対応しています。
Q. 片手で開くことはできますか?
・ヒンジにしっかりとした剛性があるため、片手で「パカッ」と開くのは少し難しいです。両手で丁寧に開くことをおすすめします。
Q. 防塵性能IP48とはどの程度ですか?
・1mm以上の固形物の侵入を防ぎます。砂浜など細かい砂がある場所は注意が必要ですが、日常の埃であれば問題ありません。
Q. ケースは必要ですか?
・背面のレザーやウッドの質感が良いため裸運用も魅力的ですが、傷を防ぐなら薄型の専用ケースの使用をおすすめします。
Q. アウトディスプレイで動かないアプリはありますか?
・ほとんどのアプリが動作しますが、一部の特殊なアスペクト比を要求するアプリは表示が崩れる場合があります。
Q. 修理費用は高いですか?
・折りたたみ式の特殊パネルを採用しているため、通常のスマホより高額になる傾向があります。補償サービスへの加入を強く推奨します。
Q. スピーカーの音質はどうですか?
・Dolby Atmos対応のステレオスピーカーを搭載しており、本体のサイズからは想像できないほど広がりのある音が鳴ります。
Q. 付属品は何が入っていますか?
・基本的に急速充電器とUSB-Cケーブル、保護ケースが同梱されています(地域・販路により異なる場合があります)。
motorola (モトローラ) razr 60 ultra が向いている人・向いていない人

出典:Motorola
「motorola razr 60 ultra」は、非常に個性が強く、かつ完成度の高い端末ですが、すべての人にとっての正解というわけではありません。あなたのライフスタイルに本当にフィットするか、以下の項目でセルフチェックしてみてください。
motorola (モトローラ) razr 60 ultra が向いている人
- スマホの「大きさ」にストレスを感じている人 最近の大型スマホがポケットからはみ出したり、小さなバッグに入らなかったりすることに辟易しているなら、本機は最高の解決策です。閉じた時の驚異的なコンパクトさは、日常の機動力を劇的に高めてくれます。
- 「効率」を極めたいミニマリスト 「通知を確認するために画面を開く」という無駄な動作を減らしたい人に最適です。4.0インチのアウトディスプレイは、メールのアーカイブ、予定の確認、音楽操作などを閉じたまま完結させられるため、デジタルデトックスとまではいかなくとも、スマホとの距離感をスマートに保てます。
- 自撮りやVlog、SNS投稿を頻繁に行うクリエイター 「5,000万画素のメインカメラをプレビューしながら自撮りに使う」という体験は、一度使うと戻れません。ビデオ会議もスタンドなしで適切な角度に固定できるため、場所を選ばずクオリティの高い映像発信が可能です。
- 他人と被らない「個性」と「質感」を重視する人 どこを見ても同じような「板状のスマホ」に飽きていませんか?ウッドパネルやアルカンターラといった異素材を採用したrazrのデザインは、カフェのテーブルに置いてあるだけで会話のきっかけになるほどスタイリッシュです。
- 折りたたみでも「スペック」に妥協したくない欲張りな方 これまでの折りたたみ機は、構造上チップセットの性能が抑えられがちでした。しかし本機はSnapdragon 8 Eliteを搭載した真のフラッグシップ。最新ゲームを最高画質で遊びたいゲーマーにとっても、初めて「メイン機として選べる折りたたみ」になりました。
motorola (モトローラ) razr 60 ultra が向いていない人
- 「望遠レンズ」での撮影を多用する人 今作では望遠レンズが廃止され、超広角レンズに置き換わりました。2倍程度までのデジタルズームは綺麗ですが、子供の運動会、遠くの野鳥、ライブ会場の後方からアップで撮りたいといったニーズには不向きです。
- 1つの端末を5年以上、長く使い倒したい人 MotorolaのOSアップデートサポートは、AppleやSamsung、Google(最大7年)と比較すると、3回(4年間のセキュリティパッチ)とやや短めです。また、折りたたみ構造は進化しているとはいえ、物理的な可動部があるため、5年以上の長期利用における物理的なリスクは一般的なスマホより高いと言わざるを得ません。
- 「コスパ」を最優先に考える人 本機は、最先端の技術とデザインへの「投資」に近い製品です。同じ金額を出せば、よりカメラ性能が高い、あるいはよりバッテリーが長持ちする板状のスマホは他に存在します。折りたたむという付加価値に、価格差分の魅力を感じられない場合は、他機種の方が満足度が高いでしょう。
- 究極の「タフネス」を求める環境で使う人 IP48という防塵・防水に対応しましたが、あくまで「日常の埃や飛沫」からの保護です。泥だらけになる現場や、非常に細かい砂が舞うような過酷な環境での使用は、精密なヒンジ構造にとって致命傷になりかねません。
motorola (モトローラ) razr 60 ultra レビューまとめ

出典:Motorola
「motorola razr 60 ultra」を徹底的に使い倒して見えてきたのは、Motorolaが数年かけて磨き上げてきた「折りたたみスマホのあるべき姿」の完成です。
かつて、折りたたみスマホは「未来を先取りする代わりの妥協」をユーザーに強いるデバイスでした。しかし、本機はその常識を鮮やかに塗り替えました。
妥協なき「真のフラッグシップ」へ
これまで弱点とされてきた「処理性能」「バッテリー持ち」「耐久性」の三要素において、razr 60 ultraは一般的な板状のハイエンドスマホと肩を並べる、あるいは凌駕するレベルにまで到達しています。 特に最新のSnapdragon 8 Eliteと16GBメモリの組み合わせは、折りたたみというギミックを単なる飾りではなく、最高峰のパフォーマンスを発揮するための「土台」へと昇華させました。
「閉じたまま」がメインになる体験
4.0インチという巨大なアウトディスプレイは、私たちのスマホとの付き合い方を根本から変えてくれます。 「通知を見るために開く」「地図を見るために開く」「音楽を止めるために開く」。こうした日常の些細な「手間」をすべて削ぎ落とした先にある快適さは、一度体験するともう二度と戻ることはできません。
motorola (モトローラ) razr 60 ultra レビュー総評
motorola razr 60 ultraは、これまでの折りたたみスマートフォンが抱えていたスペックや耐久性への不安を完全に見事に解消した、新時代のベンチマークと言える存在です。最新のSoCによる圧倒的な処理能力と、もはやメインディスプレイ並みに機能する巨大なアウトディスプレイの融合は、私たちの生活におけるスマートフォンの役割をより軽やかでスマートなものへと進化させてくれました。
デザインにおいても、多様な素材感と洗練されたカラーリングが所有する喜びを最大限に引き出しており、単なる道具としての枠を超えた愛着の湧く一台に仕上がっています。もちろん望遠カメラの不在といった小さな取捨選択はありますが、それ以上にこのコンパクトなボディに凝縮された未来の体験は、今のスマホ市場において何物にも代えがたい価値を持っています。
毎日使うものだからこそ、手に取るたびに高揚感を与えてくれるこの一台は、現状に満足していないすべてのガジェットファンに贈る、Motorolaからの最高の回答であると確信しています。この革新的なデバイスが、あなたの日常にどのような変化をもたらすのか、ぜひその手で確かめてみてください。
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