かつてSF映画の中でしか見ることができなかった「折りたためるディスプレイ」が現実のものとなって数年。スマートフォン市場は今、かつてない大きな転換期を迎えています。しかし、これまでのフォルダブル端末(折りたたみスマホ)には、常に「ある種の妥協」がつきまとっていました。
「大画面は魅力的だが、閉じると分厚くてポケットに入らない」 「性能は高いが、あまりにも高価で手が出しにくい」 「革新的ではあるが、日常の使い勝手が犠牲になっている」
そんなユーザーの切実な声に対し、一つの究極の回答を提示したのが、今回ご紹介する「nubia Fold」です。
nubia(ヌビア)は、これまでにもゲーミングスマホ「REDMAGIC」シリーズなどで、常にエッジの効いた尖った技術を市場に投入し、ガジェットファンを熱狂させてきました。そのnubiaが満を持して放つこの横開きフォルダブルは、単なる「画面が大きなスマホ」ではありません。
- 究極の薄さ: 閉じた状態でも、従来のハイエンドスマホと遜色ない「厚さ約11mm」を実現。
- 圧倒的な没入感: ほぼ正方形に近い約8インチの広大なキャンバス。
- 日本市場への最適化: 待望のFeliCa(おサイフケータイ)対応という、国内ユーザーが最も求めていたローカライズ。
これまでの折りたたみスマホが抱えていた「重い・厚い・使いにくい」という3大障壁を、nubiaはどのように打ち破ったのか。そして、この1台が私たちの日常のルーティン——SNSのチェックから電子書籍の読書、ビジネスシーンでのマルチタスクまで——をどう変貌させるのか。
私が実際にnubia Foldと過ごした日々の中で感じた「驚き」と「発見」を、余すことなくお届けします。スマートフォンの未来を形にしたこのデバイスの真価を、ぜひ一緒に見極めていきましょう。
nubia (ヌビア) Fold とは?

出典:Nubia
「nubia Fold」を語る上で欠かせないのは、このデバイスが単なる新製品ではなく、フォルダブルスマホの「民主化」と「完成形」を同時に目指した戦略モデルであるという点です。
独自の進化を遂げる「nubia」ブランドの結晶
nubiaは、通信機器大手ZTEのグループブランドとして誕生し、常に「他社がやらないこと」を形にしてきました。世界初の空冷ファン搭載ゲーミングスマホや、ベゼルレスデザインへの執着など、その高い技術力は折りたたみスマホという最も設計が難しいジャンルで真価を発揮しています。nubia Foldは、そのnubiaが蓄積してきた高密度実装技術と、最新のディスプレイ技術を融合させた、ブランドの威信をかけたフラッグシップ機です。
フォルダブルの「3大課題」への回答
これまで横開き型の折りたたみスマホ(ブック型)は、以下の3つの大きな壁に直面していました。
- 携帯性の欠如: 2台分の厚みによる「重厚長大」なサイズ。
- 価格の壁: 20万円、30万円という、一般的なユーザーには手が出しにくい高価格設定。
- 実用性の不透明感: 閉じた時の画面が使いにくく、結局開かないと何もできない不便さ。
nubia Foldは、これらの課題に対して明確な回答を持っています。航空宇宙グレードの強靭かつ軽量な素材をヒンジ(蝶番)に採用することで、「閉じた時の普通のスマホ感」を徹底追求。さらに、サプライチェーンの最適化により、競合他社のハイエンド機を凌駕するスペックを持ちながら、より手に取りやすい価格帯を実現したことで、市場に大きな衝撃を与えました。
「開けばタブレット、閉じればスマホ」の理想形
このデバイスの真髄は、「シームレスな体験の移行」にあります。 外側の「カバーディスプレイ」は、一般的なスマートフォンとほぼ同じアスペクト比(画面比率)で設計されており、SNSやメールの返信、地図の確認といった日常のタスクを「閉じたまま」完璧にこなせます。そして、より深い情報収集やクリエイティブな作業、エンターテインメントが必要な瞬間、指一本で「8インチのプライベートシアター」へと変貌するのです。
日本市場に向けた「本気」のローカライズ
さらに特筆すべきは、グローバルモデルでありながら「日本専用のカスタマイズ」が行われている点です。特に「おサイフケータイ(FeliCa)」への対応は、日本のユーザーにとってメイン機として採用するための必須条件でした。nubia Foldは、その期待に完璧に応え、日本のライフスタイルに深く根ざした「最強の常用折りたたみスマホ」としての地位を確立しました。
nubia (ヌビア) Fold の外観とデザイン

出典:Nubia
nubia Foldを一目見て、そして手に取って感じるのは、これまでの折りたたみスマホが持っていた「ガジェット特有の無骨さ」が消え、洗練された「モダンな高級感」に昇華されているということです。
驚異の「超薄型」プロファイル
デザイン面で最も特筆すべきは、やはりその薄さです。 開いた状態の厚みは約5.4mm。これはUSB-Cポートの厚みギリギリまで攻めた設計であり、手に持つと「板状のディスプレイだけを掴んでいる」ような不思議な感覚に陥ります。
さらに、閉じた時の厚みは約11.1mm。多くのブック型フォルダブルが13〜15mm程度ある中で、この数ミリの差が「ポケットに入れた時の収まり」や「片手での持ちやすさ」に決定的な違いをもたらしています。
航空宇宙グレードの「ゼロギャップ・ヒンジ」
折りたたみスマホの心臓部であるヒンジには、航空宇宙産業で使用される高強度合金が採用されています。
- 隙間のない密閉性: 閉じた際にディスプレイの間に隙間ができない「ゼロギャップ構造」を実現。埃の侵入を防ぐとともに、折りたたんだ姿を一つの美しいブロックのように見せています。
- スムーズな開閉体験: ヒンジの動作は非常に滑らかで、ある程度の角度で固定できる「フリーストップ」にも対応。動画視聴時のスタンド代わりとしても機能します。
背面デザイン:光と影の演出
背面パネルには、指紋が付きにくい特殊なサテン仕上げのガラスが採用されています。 光の当たる角度によって、しっとりとした金属のような光沢を放ち、ビジネスシーンでも違和感なく馴染む落ち着いたトーンに仕上がっています。
中央に鎮座する円形の大型カメラユニットは、高級腕時計のベゼルを彷彿とさせる意匠が施されており、nubiaのアイデンティティを象徴しています。レンズの周囲には繊細なローレット加工(滑り止めのような細かな溝)があり、精密機器としての所有欲を満たしてくれます。
左右対称の「完璧なバランス」
開いた状態では、左右のベゼル(縁)が等幅になるよう設計されており、視覚的なノイズが極限まで抑えられています。また、重量バランスも計算されており、片手で持った際にどちらか一方に重心が偏ることがなく、長時間の読書でも疲れにくい設計となっています。
インターフェースと配置
- ボタン類: 右側面に集約されており、指紋認証センサーを兼ねた電源ボタンは、手探りでも押しやすい絶妙な高さに配置されています。
- スピーカー: 上下(開いた状態では左右)にステレオスピーカーを搭載。開いた状態では理想的なステレオ音場を形成し、映像体験を音質面からもサポートします。
nubia (ヌビア) Fold のスペック詳細

出典:Nubia
nubia Foldが他のフォルダブル端末を圧倒しているのは、その「薄さ」だけではありません。内部に詰め込まれたスペックは、2026年現在のハイエンドスマートフォンの中でも最高峰の部類に入ります。
基本スペック一覧
| 項目 | 詳細スペック |
| OS | Android 15 |
| チップセット (SoC) | Qualcomm Snapdragon 8 Elite (3nmプロセス) |
| メモリ (RAM) | 12GB (LPDDR5X) |
| ストレージ (ROM) | 256GB (UFS 4.0) ※外部メモリ非対応 |
| メインディスプレイ | 約8.0インチ / 有機EL / 2,480×2,200 / 120Hz |
| カバーディスプレイ | 約6.5インチ / 有機EL / 2,748×1,172 / 120Hz |
| リアカメラ (3眼) | 広角:5,000万画素 (OIS対応) 超広角:5,000万画素 マクロ:500万画素 |
| インカメラ (2基) | メイン側:2,000万画素 カバー側:2,000万画素 |
| バッテリー容量 | 6,560mAh (業界最大級) |
| 充電速度 | 55W急速充電 (PD/PPS対応) |
| 生体認証 | 側面指紋認証 / 顔認証 |
| 防水・防塵 | IPX4 (生活防水) / IP5X (防塵) |
| 日本向け機能 | おサイフケータイ (FeliCa) 対応 |
| 重量 | 約249g |
スペックの注目ポイント解説
次世代SoC「Snapdragon 8 Elite」の衝撃
心臓部には、Qualcommの最新フラッグシップSoC「Snapdragon 8 Elite」を搭載しています。従来のモデルと比較して、CPU・GPU性能が飛躍的に向上しており、高グラフィックな3Dゲームや、AIを駆使した写真編集も驚くほど滑らかです。特に「8インチの大画面でマルチタスク(3画面同時操作など)」を行う際も、動作に一切の澱みがありません。
折りたたみスマホ最大の「6,560mAh」バッテリー
多くの折りたたみスマホが4,000〜5,000mAhに留まる中、nubia Foldは6,560mAhという驚異的な容量を確保しました。本体の厚みがわずか5.4mmであることを考えると、この高密度実装は技術的な奇跡と言えます。1日中大画面でブラウジングや動画視聴をしても、余裕を持って夜まで使い続けられる安心感があります。
高リフレッシュレート対応のデュアル・ディスプレイ
メイン・カバー共に120Hzの高リフレッシュレートに対応。カバー画面からメイン画面へ切り替えた際も、視覚的な違和感がなく、どちらの画面でもヌルヌルとした快適な操作感が維持されます。
日本仕様への「完全対応」
グローバル版ベースでありながら、日本版はしっかりとおサイフケータイ(FeliCa)を搭載。これにより、メイン機としての実用性が格段に上がっています。また、nanoSIMとeSIMのデュアルSIM構成により、仕事とプライベートの使い分けも容易です。
nubia (ヌビア) Fold とnubia Flip 5Gの比較

出典:Nubia
nubia Foldは、nubiaにとって初の「ブック型(横開き)」フォルダブルスマートフォンです。これまでの「Flip(縦折り)」シリーズからの飛躍、そして市場の王者であるGalaxy Z Foldシリーズと比べて何が優れているのかを、具体的なデータで紐解きます。
nubiaフォルダブル・ラインナップの進化
これまでnubiaは「nubia Flip 5G」などで、「手軽に買える折りたたみ」というニッチな市場を攻めてきました。しかし、今回のnubia Foldはターゲットを「ハイエンド志向のプロユーザー」へと一気にシフトさせています。
| 比較項目 | nubia Flip 5G (前世代の別ライン) | nubia Fold (本機種) |
| 画面サイズ | 6.9インチ (縦長) | 8.0インチ (大画面) |
| カバーディスプレイ | 1.43インチ (円形・簡易) | 6.5インチ (フルスペック) |
| CPU (SoC) | Snapdragon 7 Gen 1 | Snapdragon 8 Elite |
| バッテリー | 4,310mAh | 6,560mAh |
| 充電速度 | 33W | 55W |
| 用途 | 携帯性・ファッション性 | 生産性・エンタメ・メイン機 |
ライバル機(Galaxy Z Fold 6/7)との比較
世界シェア1位のGalaxy Z Foldシリーズと比較すると、nubia Foldがいかに「薄さ」と「スタミナ」に全振りしているかが浮き彫りになります。
- バッテリー容量の圧倒的差: Galaxyが伝統的に4,400mAhに留まっているのに対し、nubia Foldは6,560mAh。これは物理的な使用時間に数時間の差をもたらします。
- 「閉じた時」の使い勝手: Galaxyは閉じた時の画面がやや細長く、キーボード入力が窮屈に感じることがありますが、nubia Foldのカバー画面は「普通のスマホ(約6.5インチ)」と同じサイズ感です。そのため、開かずに操作を完結させる頻度が高くなり、結果として快適性が向上しています。
- おサイフケータイ対応の衝撃: これまで「海外メーカーの折りたたみはFeliCa非対応」が常識でしたが、nubia Foldは日本版でこれをクリア。Galaxy一択だった日本のユーザーにとって、強力な選択肢となりました。
進化のポイントまとめ
- 「サブ機」から「メイン機」へ: Flipシリーズではサブ的な立ち位置でしたが、FoldはPC代わりにもなる処理能力を獲得しました。
- 実用的なディスプレイ比率: 閉じた時の不自然な細長さを解消し、開いた時はより正方形に近い、動画も漫画も楽しみやすい比率へ。
- 長時間駆動の実現: 折りたたみの最大の弱点だった「電池持ち」を、クラス最大のバッテリー搭載で克服しました。
nubia (ヌビア) Fold を使用した私の体験談・レビュー

出典:Nubia
nubia Foldをメイン端末として使い始めて1週間。結論から言うと、この端末は「スマホとタブレットの境界線」を完全に消し去りました。 私が日常生活の様々なシーンで感じたリアルな体験を詳しく共有します。
「閉じた時の普通さ」がもたらすストレスフリーな日常
多くの折りたたみスマホは、閉じた時の画面が細長すぎてキーボードが打ちにくかったり、逆に広すぎて片手で持てなかったりします。 しかし、nubia Foldのカバー画面(約6.5インチ)は、「これ、普通のスマホだよね?」と錯覚するほど自然なサイズ感です。駅の改札でのおサイフケータイ利用や、歩きながらのLINE返信など、わざわざ「開く」必要がない場面での使い勝手が抜群に良く、フォルダブル特有の「儀式」を強要されないのが非常に快適でした。
電子書籍(漫画・雑誌)体験:もうiPad miniはいらない
私が最も感動したのは、開いた時の「8.0インチ大画面」での読書体験です。
- 漫画: 見開きページが途切れることなく表示され、迫力が段違いです。セリフの小さなルビまでくっきり読めるため、目を細める必要がありません。
- 雑誌: Kindleなどでフルカラーの雑誌を読む際も、8インチあれば写真のディテールまで楽しめます。 この体験をしてしまうと、通常のスマホの画面が「情報の覗き窓」のように小さく感じてしまい、戻れなくなります。
マルチタスク:3画面同時操作の圧倒的生産性
仕事中、nubia Foldは最強の相棒になりました。 「左側にブラウザで調査資料、右側にSlack、下にフローティングウィンドウで電卓」といった3つのアプリを同時起動しても、Snapdragon 8 Eliteのパワーのおかげで動作はヌルヌルです。YouTubeでガジェットレビューを見ながら、スペックをメモし、同時にSNSで実況する。そんな贅沢な使い方が手のひらの中で完結します。
ゲーミング:最高画質で「原神」が動く快感
最新のSoCを搭載しているだけあり、重いゲームの代表格『原神』も最高画質設定でほぼ60fpsに張り付いたままプレイ可能です。 何より、8インチの大画面でプレイするオープンワールドは没入感が凄まじく、操作ボタンが指で隠れる面積も少ないため、視認性が大幅に向上します。独自の「ゲームスペース」機能でCPUの挙動を制御できるのも、nubiaらしいゲーマーへの配慮を感じました。
驚異のバッテリー持ちと意外な欠点
6,560mAhの大容量は伊達ではありません。 朝から晩まで8インチ画面で動画を見たりブラウジングをしたりしても、就寝時に30%程度残っていることが多かったです。他のフォルダブル機では午後には充電を気にしていたので、この安心感は革命的です。 ただし、ワイヤレス充電非対応な点は唯一の不満です。寝る前にポンと置くだけの習慣がある人にとっては、ケーブルを差す一手間が少し気にかかるかもしれません。
nubia (ヌビア) Fold に関するQ&A

Q. 画面の折り目は気になりますか?
・正面から見ている分にはほとんど気になりません。斜めから光を当てると分かりますが、使用中にストレスを感じることは稀です。
Q. 耐久性は大丈夫?
・最新のヒンジ構造により、数万回の開閉テストをクリアしています。普通に使用する分には数年は問題ない設計です。
Q. 日本版でおサイフケータイは使えますか?
・対応しています。閉じた状態でもかざすだけで決済可能です。
Q. 防水性能はどうですか?
・IP54等級です。生活防水レベルですので、お風呂での使用や水没には注意が必要です。
Q. バッテリーは1日持ちますか?
・8インチ画面を多用すると減りは早いですが、標準的な使い方なら丸一日は十分に持ちます。
Q. 片手で操作できますか?
・閉じた状態なら可能です。開いた状態では両手操作が基本となります。
Q. フィルムは最初から貼ってありますか?
・メインディスプレイには専用の保護フィルムが貼付されています。剥がすと故障の原因になるため、そのまま使用してください。
Q. 重さは気になりますか?
・約249gですので、一般的なスマホ(約200g)よりは重いですが、このサイズのタブレットとしては驚異的な軽さです。
Q. ケースは付属していますか?
・基本的に保護ケースが同梱されていますが、販売ルートによって異なるため確認が必要です。
Q. ワイヤレス充電には対応していますか?
・本機種は薄型化を優先しているため、ワイヤレス充電は非対応となっています。付属の急速充電器を使用してください。
Q. 画面分割は何アプリまで可能?
・基本的に2画面分割+浮遊ウィンドウの形で、最大3つ程度のアプリを同時に表示・操作できます。
nubia (ヌビア) Fold が向いている人・向いていない人

出典:Nubia
nubia Foldは非常に個性が強い端末です。一歩間違えると「宝の持ち腐れ」になりかねない一方で、ハマる人には「これ以外の選択肢はない」と思わせる魔力があります。
nubia (ヌビア) Fold が向いている人
- 漫画・雑誌・資料を「見開き」でストレスなく読みたい人
- 8.0インチというサイズは、一般的な電子書籍リーダー(iPad miniなど)とほぼ同等です。スマホの小さな画面で漫画のセリフを拡大しながら読んでいたストレスから完全に解放されます。
- 「折りたたみの電池持ち」に絶望したことがある人
- これまでのフォルダブル機は、構造上バッテリーを2つに分ける必要があり、容量が犠牲になりがちでした。nubia Foldは6,560mAhという、並のタブレットをも凌駕する容量を搭載しています。「大画面を使いたいけれど、モバイルバッテリーは持ち歩きたくない」というワガママな願いを叶えてくれます。
- 仕事の効率化(マルチタスク)を手のひらで行いたい人
- カレンダーを確認しながらメールを打ち、同時にブラウザで調べ物をする。この3画面同時操作が実用レベルでこなせるのは、Snapdragon 8 Eliteのパワーと8インチの広さがあってこそです。
- 「おサイフケータイ」を諦めたくないフォルダブル志望者
- 海外メーカーの折りたたみスマホはFeliCa(おサイフケータイ)非対応なことが多いですが、日本版のnubia Foldならメイン機として改札もコンビニもこれ一台で完結します。
nubia (ヌビア) Fold が向いていない人
- カメラ、特に「ズーム性能(望遠)」を最重視する人
- nubia Foldは広角と超広角には強いですが、光学式の望遠レンズを搭載していません。遠くの被写体(お子様の運動会や野鳥撮影など)を綺麗に撮りたい場合、100倍ズームなどを備える他のハイエンド機(Galaxy SシリーズやPixel Proなど)の方が満足度は高いでしょう。
- お風呂やプールサイドなど、水場での使用が多い人
- 防水性能はIPX4(生活防水)に留まります。雨に少し濡れる程度は耐えられますが、水没には一切耐性がありません。構造的に隙間が多い折りたたみ端末であることを理解し、慎重に扱う必要があります。
- ワイヤレス充電(Qi)が生活習慣に組み込まれている人
- 本機はワイヤレス充電に非対応です。デスクの充電スタンドに置くだけで充電していた人は、USB-Cケーブルを抜き差しするスタイルに戻る必要があります。
- とにかく「軽さ」が正義だと感じる人
- 約249gという重さは、手に持つとはっきりと「重さ」を感じます。特に寝転がって片手で操作するようなシーンでは、顔に落とした時のダメージも相応のものです。軽さを求めるなら、縦折り型の「nubia Flip」シリーズを検討すべきです。
nubia (ヌビア) Fold レビューまとめ

出典:Nubia
1週間の徹底レビューを通じて見えてきたのは、nubia Foldが単なる「画面の大きいスマホ」ではなく、私たちの生活スタイルそのものをアップデートしてくれるデバイスだということです。
プロが認める「ここが買い!」の決定打
nubia Foldの最大の功績は、「折りたたみスマホは電池が持たない」「閉じた時に分厚くて不便」という二大不満を、2026年現在の最新技術で完全に粉砕したことにあります。
特に、Snapdragon 8 Eliteの圧倒的な処理能力と、6,560mAhという超大容量バッテリーの組み合わせは、ビジネスシーンでもエンタメでも「残量を気にせず、やりたいことをやり切れる」という真の自由をもたらしてくれました。
購入前に再確認すべき「割り切り」ポイント
一方で、薄型化と大容量バッテリーを両立するために、以下の点は「割り切り」が必要です。
- ワイヤレス充電の非搭載: ケーブル充電がメインになります。
- 防水性能(IP54): お風呂や水辺での使用は厳禁です。
- ズーム性能: 遠くの被写体を撮るのが好きな人には向きません。
これらが自分のライフスタイルにおいて許容できるのであれば、nubia Foldを選んで後悔することはないでしょう。
nubia (ヌビア) Fold レビュー総評
これまで私たちがフォルダブル端末に対して抱いていた「未完成な部分への妥協」を、nubia Foldは見事に払拭してくれました。厚みや重さ、そして何よりバッテリー持ちという物理的な制約を最新の技術で克服したこの一台は、もはや実験的なデバイスではなく、私たちの日常を支える確かな実用機へと大きな進化を遂げています。
もちろん防水性能の限定やワイヤレス充電の非搭載といった面で、すべての人にとって完璧な一台とは言えないかもしれません。しかし、それを補って余りある広大なディスプレイ体験と、次世代の処理性能がもたらす恩恵は、私たちのデジタルライフの質を根本から引き上げてくれるものです。
スマートフォンの機動力とタブレットの圧倒的な情報量を一つのポケットに収めるという、かつての理想が、今このデバイスによって最も洗練された形で現実のものとなりました。未来のモバイル体験を誰よりも早く、そして何より快適に手に入れたいと願うすべての人にとって、nubia Foldは今手にすべき最良の解答であると私は確信しています。
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