かつて健康管理といえば、手首に巻くスマートウォッチが主流でした。しかし、多くのユーザーが共通の悩みを抱えていたのも事実です。「寝る時に腕時計をつけるのは違和感がある」「フォーマルな装いにシリコンバンドの時計は合わない」「毎日の充電が面倒で、結局引き出しに眠っている」……。
そんな中、2026年現在のガジェット市場で圧倒的な支持を集めているのが、指輪型デバイス「スマートリング」の完成形、Oura Ring 4です。
一見すると、どこにでもあるシンプルで美しいチタン製の指輪。しかしその内側には、従来のスマートウォッチを凌駕するほどの精密なセンサー群が、突起ひとつない滑らかなボディの中に凝縮されています。もはや「デバイスを身に着けている」という感覚すら過去のものです。
Oura Ring 4は、単に歩数や心拍数を測るための道具ではありません。あなたが眠っている間のわずかな体温変動を察知し、ストレス状態を読み取り、翌朝の「今日のあなたの限界値(コンディション)」を教えてくれる、いわば「自分の体の取扱説明書」をリアルタイムで生成してくれるデバイスなのです。
なぜ今、世界中のトップアスリートやテックCEO、そして健康を志向するミニマリストたちが、こぞってこの小さな指輪を選ぶのか。3世代にわたってOura Ringを使い倒してきた私が、その圧倒的な進化と、生活がどう変わるのかを徹底的にレビューしていきます。
Oura (オーラ) Ring 4 とは?

出典:Oura
Oura Ring 4は、フィンランド発のヘルステック企業「Oura(オーラ)」が、数年の開発期間を経て世に送り出した次世代型スマートリングのフラッグシップモデルです。
一言で言えば、「指先から得られる生体信号を24時間解析し、あなたの心身の状態をスコア化するデバイス」ですが、第4世代となった本作は、これまでのスマートリングの常識を根底から覆す進化を遂げました。
業界のゴールド標準としての地位
スマートリング市場には現在、多くの競合製品が参入していますが、その中でOuraが「ゴールド標準(業界基準)」と呼ばれ続ける理由は、その圧倒的な研究データ量とアルゴリズムの信頼性にあります。数多くの大学や研究機関と提携し、睡眠医学や生理学に基づいた解析を行っているため、単なる数値の羅列ではない「医学的根拠に近いフィードバック」が得られるのが最大の特徴です。
核心技術:Smart Sensing(スマート・センシング)
Oura Ring 4を語る上で欠かせないのが、新しく導入された「Smart Sensing」プラットフォームです。 従来のスマートリングは、センサーが指の特定の部位に固定されている必要がありました。しかし、指の形は人それぞれ異なり、日中の活動や睡眠中の動きでリングは微妙に回転してしまいます。
Oura Ring 4は、リング内に配置された18個のセンサー経路をリアルタイムで切り替えることで、リングがどの向きを向いていても、常に最適な血管の位置を特定して計測を継続します。これにより、従来の固定式センサーでは成し得なかった「24時間途切れないデータ取得」が可能になりました。
「引き算」の設計思想
スマートウォッチが「画面を追加し、機能を増やす」という足し算の進化を辿るのに対し、Oura Ring 4は「存在感を消し、精度を高める」という引き算の進化を追求しています。
- 画面がない: 通知に振り回されるデジタルデトックス効果。
- 振動がない: 睡眠を妨げない徹底したパッシブ(受動的)計測。
- 突起がない: 装着時の違和感をゼロにするフルチタン構造。
このように、ユーザーの生活を邪魔することなく、バックグラウンドで黙々と正確なデータを集め続ける。それがOura Ring 4というデバイスの正体です。
Oura (オーラ) Ring 4 の外観とデザイン

出典:Oura
Oura Ring 4のデザインを一言で表すなら、「機能美の極致」です。先代モデルのGen 3と比較しても、その洗練度は目を見張るものがあります。
完全にフラットになったインナーデザイン
今回のデザイン変更で最も称賛すべきは、リング内側の突起が完全に消失したことです。
これまでのモデルには、血管の情報を読み取るためにセンサー部分が小さく盛り上がった「バンプ」が3箇所ありました。Oura Ring 4では、センサーを内壁と完全に一体化させることに成功。
指を通した瞬間に感じるのは、一点の曇りもない滑らかなチタンの感触です。これにより、指がむくみやすい就寝中や、長時間のデスクワークでも、特定の部位が圧迫されるストレスから完全に解放されました。
フルチタン構造による「本物」の質感
外側はもちろん、指に触れる内側まで医療グレードのチタンで覆われています。
先代は内側が樹脂製(エポキシ樹脂)だったため、どこか「ガジェット感」が残っていましたが、新型はどこから見ても高級感のあるジュエリーそのものです。
- 耐久性: チタンは軽量でありながら非常に強靭です。日常生活での衝撃に強く、長く愛用できる安心感があります。
- 低アレルギー性: 24時間365日肌に触れ続けるデバイスとして、金属アレルギーに配慮されたフルチタン化は、肌の弱いユーザーにとって非常に大きなメリットです。
全方位「ホライゾン」スタイルへの統一
デザインの形状は、途切れのない円形を描く「ホライゾン(Horizon)」スタイルに一本化されました。
以前のモデルにあった、一部が平らになっている「ヘリテージ(Heritage)」デザインは廃止。どの角度から見ても完璧な真円であるため、ファッションの邪魔をせず、他の指輪(結婚指輪やファッションリング)との重ね付けも非常にスマートに決まります。
6色のプレミアム・フィニッシュ
カラーバリエーションは、個性を引き立てる6つの美しい仕上げが用意されています。
| カラー名 | 特徴と印象 |
| シルバー | 最もクラシックで、どんな時計やアクセサリーとも相性抜群。 |
| ブラック | 光沢感のある深い黒。洗練されたガジェット感を楽しみたい方に。 |
| ステルス | マットな質感のダークグレー。指元を主張しすぎない渋い選択。 |
| ゴールド | 18金のような輝き。ジュエリーとしての存在感を放つ高級仕様。 |
| ローズゴールド | 肌馴染みが良く、上品で柔らかな印象を与える人気カラー。 |
| ブラッシュドシルバー | 表面にヘアライン加工を施した、落ち着きのある大人のシルバー。 |
実際に指に嵌めてみると、厚みはわずか2.88mmに抑えられており、隣の指と干渉することもほとんどありません。周囲の人からは、これがまさか心拍や体温を測るハイテク機器だとは気づかれないでしょう。
Oura (オーラ) Ring 4 のスペック詳細

出典:Oura
Oura Ring 4の真価は、その小さな筐体に詰め込まれた「研究用グレード」のセンサー群にあります。見た目の美しさ以上に、内部の技術仕様は前世代から飛躍的な進化を遂げました。
スマート・センシング:18の信号経路
最大の進化ポイントは、センサーの「数」ではなく「経路(パス)」の増加です。
従来のGen 3では信号経路が8つでしたが、Oura Ring 4では18の信号経路へと倍増。指の太さ、形状、肌の色、さらにはリングが指の上で回転してしまった状態など、あらゆる条件下でAIが「今、最も正確に測れるルート」をリアルタイムで選択します。これにより、夜間の心拍計測精度が31%向上し、血中酸素(SpO2)の信号品質は120%も改善されました。
詳細スペック一覧
| 項目 | スペック詳細 | 補足事項 |
| 素材 | 医療グレード・チタン(内外両面) | 金属アレルギーに配慮。内側までフルチタン。 |
| 重量 | 約3.3g 〜 5.2g | サイズにより変動。1円玉数枚分という驚異の軽さ。 |
| 厚さ / 幅 | 厚さ:2.88mm / 幅:7.90mm | 一般的な結婚指輪とほぼ同等の厚み。 |
| サイズ展開 | 4号 〜 15号(全12サイズ) | 業界最多クラスの展開。より細い指にも対応。 |
| 防水性能 | 100m防水(10ATM / 水泳可) | シャワー、プール、シュノーケリングも装着のままOK。 |
| バッテリー | 最大8日間(サイズにより5〜8日) | サイズが大きいほどバッテリー容量も増加。 |
| 充電時間 | 20分 〜 80分 | バッテリー残量により変動。専用充電器を使用。 |
搭載センサーの役割
Oura Ring 4には、以下の4種類の主要センサーが隙間なく配置されています。
- マルチ波長PPG(光学式心拍)センサー
- 緑色LED: 日中の心拍数と心拍変動(HRV)を計測。
- 赤色LED: 睡眠中の血中酸素ウェルネス(SpO2)を計測。
- 赤外線LED: 睡眠中の心拍数、心拍変動、呼吸数を深く分析。
- デジタル体表温センサー
- 皮膚温度の微細な変化(±0.1℃単位)を24時間監視。発熱の予兆や女性の生理周期予測、ストレスによる体温変化を検知します。
- 3D加速度計
- 歩数だけでなく、40種類以上のアクティビティを自動検出。寝返りの回数や睡眠の質(浅い・深い・レム)の判定にも使用されます。
- Smart Sensing アルゴリズム
- これら全てのセンサーから得られる膨大なデータを、電力消費を最適化しながら高精度に処理する専用チップ。
接続性とプライバシー
- Bluetooth Low Energy (BLE): スマホとの同期時のみ最小限の電波を発信。
- 機内モード搭載: 電磁波を気にする方や飛行機移動の際、通信を完全にオフにできます(データはリング内に最大1週間分保存されます)。
Oura (オーラ) Ring 4 とGen 3の比較

出典:Oura
一見すると似ている両モデルですが、実際に手に取るとその差は歴然です。単なる「マイナーチェンジ」ではなく、スマートリングとしての「完成形」への到達を感じさせるアップデートとなっています。
ハードウェアの劇的な進化
最も大きな違いは、リング内側の構造です。Gen 3では、センサーを指に密着させるために3つの目立つ「突起(バンプ)」がありました。これが指に食い込んだり、跡がついたりすることがありましたが、Oura Ring 4ではこの突起がほぼ消失し、0.3mmという極薄の埋め込み式センサーへと進化しました。
| 比較項目 | Oura Ring Gen 3 | Oura Ring 4 |
| 内装素材 | 樹脂(エポキシ樹脂) | フルチタン |
| 内側の形状 | センサー部分に3つの突起あり | 完全にフラット(滑らか) |
| 信号経路数 | 8経路 | 18経路(Smart Sensing) |
| サイズ展開 | 6号 〜 13号 | 4号 〜 15号(より細い/太い指に対応) |
| 重量 | 4g 〜 6g | 3.3g 〜 5.2g(軽量化) |
| デザイン | Heritage / Horizon の2種 | Horizon(真円)のみに集約 |
計測精度の向上(Smart Sensingの効果)
Gen 3までは「リングが指の上で回転してしまうと精度が落ちる」という弱点がありましたが、Oura Ring 4はこれを克服しました。
- 心拍計測の安定性: センサー経路が8個から18個に増えたことで、リングが多少回っても最適な信号を拾い続けます。これにより、夜間の心拍計測精度が31%向上しました。
- 血中酸素(SpO2)の精度: 信号の質が従来の120%向上。睡眠時無呼吸の兆候など、より細かな呼吸の状態を正確に捉えられるようになっています。
日常使いでのメリット
- バッテリー寿命: Gen 3の最大7日間から、Oura Ring 4では最大8日間へと1日延びました。この「1日の差」が、旅行時などに充電器を持ち歩くかどうかの心理的な境界線になります。
- 装着感の向上: 内側までチタンになったことで、樹脂特有のペタつき感がなくなり、サラリとした肌触りが持続します。また、わずかに軽量化されたことで、長時間のタイピング時などの違和感がさらに軽減されました。
- サイズ選びの柔軟性: 4号という小さなサイズが登場したことで、これまで「どの指にも大きすぎる」と諦めていた女性ユーザーや、15号までの対応で指が太めの方でも安心して選べるようになりました。
Oura (オーラ) Ring 4 を使用した私の体験談・レビュー

出典:Oura
数多くのスマートウォッチやリング型デバイスを渡り歩いてきた私ですが、Oura Ring 4を指にはめて過ごしたこの数ヶ月間は、まさに「自分の体との対話」が変わる体験でした。
装着感:24時間「無意識」でいられる贅沢
まず、手にして一番に感動したのは、その存在感のなさです。これまでのGen 3も十分に快適でしたが、やはり内側の3つの突起は「センサーが肌に触れている」という感覚を常に意識させていました。 しかし、Oura Ring 4は違います。内側が完全にフラットになったことで、朝起きたとき、手を洗うとき、重い荷物を持ったとき……あらゆる瞬間で「あ、今指輪をつけていたんだ」と思い出すほど、指に溶け込んでいます。特に、夏場のむくみやすい時期や、寝返りを頻繁に打つ夜間でも、一度も「外したい」と思わなかったのは驚異的です。
睡眠トラッキング:納得感のある「答え合わせ」
私の朝のルーティンは、目が覚めてすぐにOuraアプリで「睡眠スコア」と「コンディショニングスコア」を確認することから始まります。 「昨日は少しお酒を飲んだから、やっぱり深い睡眠が短いな」「寝る前のスマホを控えたら、翌朝の回復力が全然違う!」といった具合に、自分の行動と体調の因果関係が面白いほどクリアになります。 特に、Oura Ring 4になってから睡眠中の心拍データに欠損(グラフの途切れ)が一切なくなったことで、データの信頼性が格段に増し、毎朝の「答え合わせ」が楽しみになりました。
ストレス管理:目に見えない「疲れ」を可視化
日中の「ストレスレベル」のモニタリング機能には何度も救われました。 自分では「まだ頑張れる」と思っていても、アプリが「今はストレスが高まっています。数分間の呼吸エクササイズをしませんか?」と提案してくれるのです。実際にアプリの提案に従って休憩を取ると、午後の集中力が明らかに持続します。 根性論ではなく、データに基づいて「休む勇気」を持てるようになったことは、仕事のパフォーマンス向上に直結しています。
アクティビティ自動検出:ズボラな私に最適
「さあ、今から運動するぞ!」と意気込んでボタンを押す必要がないのも、このデバイスの素晴らしい点です。 早歩きでの通勤や、週末のサイクリングなど、10分以上動いていればリングが自動で検知し、「これはウォーキングですか?」と後から確認してくれます。この「頑張らなくても記録される」という気軽さが、運動へのハードルをぐっと下げてくれました。
バッテリーと充電:生活リズムに組み込める
公称「最大8日間」のバッテリーは、私のサイズ(10号)では実質6〜7日ほど持っています。 週に一度、日曜日の夜に充電するだけで良いので、「充電忘れ」によるデータ欠損がほとんどありません。また、専用の充電器が新しくなり、リングを置いた時の安定感が増したのも地味ながら嬉しい改善ポイントでした。
総評:生活を「整える」ための最良の投資
Oura Ring 4を使い始めてから、私は自分の体を一つの「精密機械」のように客観的に見られるようになりました。 「今日はスコアが低いから、無理せず早めに寝よう」「今日は絶好調だから、難しいタスクに挑戦しよう」といった判断を、データという根拠を持って下せる。この安心感こそが、Oura Ring 4が提供してくれる最大の価値だと確信しています。
Oura (オーラ) Ring 4 に関するQ&A

Q. サブスクリプション料金は必須ですか?
・すべての機能と詳細なデータ分析を利用するには、月額6.99ドル(または年払い)のOuraメンバーシップが必要です。
Q. サイズ選びはどうすればいいですか?
・専用の「サイジングキット」が必須です。Gen 3とはサイズ感がわずかに異なるため、過去のユーザーも新しいキットで24時間試着することをおすすめします。
Q. Androidでも使えますか?
・iOSとAndroidの両方に対応しています。
Q. お風呂やサウナで使っても大丈夫ですか?
・シャワーや入浴は問題ありませんが、サウナのような極端な高温環境はバッテリー劣化の原因になる可能性があるため、避けるのが無難です。
Q. Apple Watchと併用する意味はありますか?
・非常にあります。日中のワークアウトはApple Watch、睡眠や日常の体調管理はOura Ringと使い分けることで、より立体的な健康管理が可能になります。
Q. 傷はつきやすいですか?
・チタン製ですが、重い荷物を持ったり筋トレをしたりすると、表面に細かい傷がつくことがあります。特に「ステルス」や「ゴールド」は、使い込むと「味」が出るタイプです。
Q. バッテリーの寿命を延ばすコツは?
・バッテリーが20%〜80%の間を維持するように、毎日シャワーを浴びている間に少しずつ充電するのが理想的です。
Q. スマートアラーム(目覚まし)機能はありますか?
・リング自体に振動機能はないため、スマートウォッチのようなサイレントアラーム機能はありません。
Q. GPSは搭載されていますか?
・リング単体にGPSはありませんが、スマホのGPSと連動してランニングルートなどを記録することは可能です。
Q. どの指に装着するのがベストですか?
・Ouraは「人差し指」への装着を推奨していますが、中指や薬指でも正確な計測が可能です。
Q. 18歳未満でも使えますか?
・公式には18歳以上を対象として設計されています。
Oura (オーラ) Ring 4 が向いている人・向いていない人

出典:Oura
Oura Ring 4は非常に優れたデバイスですが、万能ではありません。ライフスタイルや何を優先するかによって、最高のパートナーにもなれば、宝の持ち腐れになってしまう可能性もあります。
Oura (オーラ) Ring 4 が向いている人
- 睡眠の質を科学的に改善したい人 「しっかり寝たつもりなのに疲れが取れない」という方にとって、これ以上のツールはありません。睡眠サイクルだけでなく、呼吸の安定性や体温変動から、あなたの眠りを妨げている真の原因を突き止めることができます。
- 「見張られている感」が苦手なミニマリスト スマートウォッチの通知(着信、LINE、SNS)に、日々の集中を乱されたくない方に最適です。画面がないため、ただの美しい指輪として静かにあなたのデータを収集し続けます。
- 腕時計との使い分けを楽しみたい時計愛好家 お気に入りの機械式腕時計を愛用している方でも、反対側の手の指にOura Ringをつけるだけで、スタイルを崩さずに最新のヘルスケア機能を手に入れることができます。
- 「自分の体の予兆」を察知したい人 体温変動のモニタリングに長けているため、風邪をひく直前の体調変化や、女性特有のバイオリズムを高い精度で予測したい方に非常に向いています。
Oura (オーラ) Ring 4 が向いていない人
- 月額コストを許容できない人 本体代金に加えて、機能をフル活用するにはサブスクリプション(月額料金)が必要です。「一度買ったら追加費用は払いたくない」という方には、買い切り型の他社製品の方が満足度が高いかもしれません。
- リング単体で全ての操作を完結させたい人 Oura Ring 4には画面もボタンもありません。計測したデータを確認するには必ずスマートフォンのアプリを開く必要があるため、リアルタイムで手元で数値を確認したい(例:ランニング中のペース確認など)人には不向きです。
- ハードな重量トレーニングが日課の人 バーベルやダンベルを握る際、金属同士が擦れてリングに傷がつく可能性が高いです。また、強い力がかかると指を痛めるリスクもあるため、筋トレ時は外す手間が発生します。
- スマホの通知を逃したくない人 バイブレーション機能も液晶もありません。「電話が来た時に手首で気づきたい」というニーズには、スマートウォッチの方が適しています。
Oura (オーラ) Ring 4 レビューまとめ

出典:Oura
数週間にわたりOura Ring 4を徹底的に使い込んできた結論として、このデバイスは単なるガジェットの域を超え、「2026年現在、最も生活に溶け込み、人生の質を底上げしてくれるヘルスケアツール」であると断言できます。
究極の「アンビエント・コンピューティング」の体現
Oura Ring 4を象徴するのは、その徹底した「控えめさ」です。 これまでのウェアラブルデバイスは、画面が光り、通知が鳴り、ユーザーに何かを「させる」ものが主流でした。しかし、Oura Ring 4は違います。 内側の突起をなくし、フルチタンの滑らかな質感を追求したことで、装着していることを完全に忘れさせてくれます。ユーザーが意識することなく、バックグラウンドで18の信号経路が静かに働き続け、医療機関レベルの精度でデータを蓄積していく。この「何もしていないのに、すべてが記録されている」という体験こそが、テクノロジーが目指すべき究極の姿(アンビエント・コンピューティング)だと感じました。
データが「習慣」と「マインド」を変える
私がこのレビューを通じて最もお伝えしたいのは、スペックの高さではありません。Oura Ring 4によって「自分の体に対する解像度が劇的に上がる」という体験です。
- 「なぜ今日は頭が重いのか?」が、昨夜の睡眠ステージや体温変動から論理的に理解できる。
- 「今、休むべきか動くべきか」を、主観的な根性論ではなく、客観的なデータで判断できる。 この積み重ねが、無理のないスケジュール管理や、質の高い睡眠習慣へと自分を自然に導いてくれます。
Oura (オーラ) Ring 4 レビュー総評
Oura Ring 4を数ヶ月間使い続けて確信したのは、これが単なる健康管理の道具ではなく、自分自身の「体調の波」を乗りこなすための不可欠なパートナーであるということです。
第4世代で実現した完全にフラットなチタンボディは、従来のスマートリングが抱えていた「異物感」を払拭し、ジュエリーとしての美しさとデバイスとしての機能性をかつてない次元で融合させました。画面や振動といった外向きの通知を排し、内側へ向けてひたすら正確なデータを紡ぎ出すその姿は、情報過多な現代において、自分自身と静かに向き合うための貴重な余白を与えてくれます。
一日の始まりにアプリを開き、前夜の睡眠データを確認する瞬間の納得感。日中の活動やストレスを可視化することで得られる、無理のない生活への自信。これらはすべて、Ouraが長年積み上げてきた信頼性の高いアルゴリズムと、新型のSmart Sensing技術がもたらした恩恵です。
初期費用や継続的なコストは確かに安くはありませんが、それによって得られるのは「なんとなくの不調」を論理的に解決し、毎日を最高のコンディションで過ごすという新しい生き方そのものです。もしあなたが、これからの人生をより豊かで健やかなものに変えたいと願うなら、この小さな指輪にその未来を託してみる価値は十分にあると、自信を持っておすすめします。
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