スマートフォン市場は今、高価格化が進む一方、低価格帯でも実用性の高いモデルが次々と登場しています。
一昔前であれば 「安いスマホは性能がイマイチ」 というイメージが強かったですが、今では 3万円前後のスマホでも高性能・高品質なモデルが選べる時代になりました。
今回ご紹介する Xiaomi POCO M7 Pro 5G は、そんなコストパフォーマンス重視のユーザーに 強くおすすめできる一台 です。
実際に私が 約2週間 使用した中で感じたのは、単にスペック表だけではなく 実使用感の完成度が非常に高い ということ。
ディスプレイの発色や滑らかさ、スピーカーの音質、そしてバッテリー持ちといった 日々の体験の質が価格を大きく超えていると感じました。
もちろん、おサイフケータイ非対応・eSIM非対応 といった 割り切りが必要な部分 もありますが、そこさえ納得できれば 「普段使いのメインスマホ」としても十分活躍できる実力 を備えています。
「スマホに10万円以上は出したくない」「でも快適に日常使いしたい」
そんな方にとって、間違いなく候補に入れるべき一台だと自信を持っておすすめできます。
この記事では、そんな POCO M7 Pro 5G の 詳細なスペック、実際に使って感じたメリット・デメリット、購入前に知っておきたいポイントまで、徹底的に解説していきます。
購入を迷っている方は、ぜひ最後まで読んでご参考にしてください!

- Xiaomi (シャオミ)POCO M7 Pro 5G とは?
- Xiaomi (シャオミ)POCO M7 Pro 5G の外観とデザイン
- Xiaomi (シャオミ)POCO M7 Pro 5G のスペック詳細
- Xiaomi (シャオミ)POCO M7 Pro 5G とM6 Pro 5G と M5 の比較
- Xiaomi (シャオミ)POCO M7 Pro 5G を使用した私の体験談
- Xiaomi (シャオミ)POCO M7 Pro 5G に関するQ&A
- Xiaomi (シャオミ)POCO M7 Pro 5G が向いている人・向いていない人
- Xiaomi (シャオミ)POCO M7 Pro 5G レビューまとめ
Xiaomi (シャオミ)POCO M7 Pro 5G とは?

出典:Xiaomi
POCO M7 Pro 5G は、Xiaomi(シャオミ) が展開する サブブランド「POCO」 から登場した コストパフォーマンス重視のスマートフォン です。
POCOブランドは、高性能かつ低価格なスマホ を数多く世に送り出してきました。
エントリーモデル?でも中身はミドルレンジ級
Xiaomi POCO M7 Pro 5G は、価格帯としては約3万円以下 と、いわゆる エントリーモデルの枠 に入るスマホです。
ですが、実際に搭載されている CPUやディスプレイ、バッテリー、スピーカー などのスペックは、中価格帯のミドルレンジモデルに匹敵する水準 に仕上がっています。
例えば…
- Dimensity 7025 Ultra というミドルクラスの高性能チップ搭載
- AMOLEDディスプレイ 採用(エントリーモデルはLCDが多い)
- 120Hzリフレッシュレート 対応で滑らか操作
- ステレオスピーカー+ドルビーアトモス 対応
- 5000万画素の高性能カメラ 搭載
このように、価格を見ただけでは信じられないほど スペックが充実 しています。
POCOブランドの位置づけ
POCO はXiaomi本体と比べると、より「価格性能比」に特化したブランド として位置づけられています。
つまり…
「多少の高級感や細かな作り込みよりも、とにかく性能の良さを低価格で提供する」 という明確なコンセプトがあります。
そのため、eSIM非対応 や おサイフケータイ非搭載 といった コストを削る部分 はありますが、性能に直結する部分には一切妥協がない のが魅力です。
「安かろう悪かろう」という概念は、Xiaomi POCO M7 Pro 5G には全く当てはまりません。
むしろこの価格帯で ここまで詰め込んだスマホが登場するとは驚き とさえ言えます。
Xiaomi (シャオミ)POCO M7 Pro 5G の外観とデザイン

出典:Xiaomi
デザイン全体の印象
Xiaomi POCO M7 Pro 5G は 価格を感じさせないデザイン性 が大きな魅力のひとつです。
エントリーモデル=野暮ったいデザイン というイメージは完全に払拭されています。
まず背面は、ラメ入りの光沢加工 が施されており、光の角度によってきらりと反射する美しい仕上がり になっています。
私が購入した シルバー は非常に華やかで、手に取った瞬間に「この価格のスマホとは思えない」と感じました。
エッジはわずかに丸みを帯びており、手にフィットする滑らかな持ち心地。
カメラモジュールはやや大型ですが、バランスよく背面に配置されているため違和感や野暮ったさはありません。
カラーバリエーション
- シルバー
- グリーン
- パープル
カラーバリエーションによって 大きく雰囲気が異なる のも特徴です。私個人的には、グリーンが一番高級感があり万人受けする と感じました。パープルはややチープ感が強め なので好みが分かれるかもしれません。
背面素材と質感
背面は ポリカーボネート(樹脂)素材 ですが、光沢仕上げ+ラメ加工 により安っぽさは感じにくい です。
ただ、どうしても指紋はつきやすいため ケース使用は推奨 されます。
なお、初期付属のソフトケース(ブラック) は柔らかめのTPUタイプで、グリップ感も良好。
とりあえずこのケースで運用をスタートし、気に入ったケースが見つかるまで活用できます。
フレーム(側面)の作り
フレームも樹脂素材ですが、マット加工 になっており、光沢の背面との対比が美しいバランスです。
右側面には:
- 音量ボタン
- 電源ボタン(指紋センサー内蔵ではなく画面内認証型)
左側面は 完全なフラット面 で、ボタンやスロット類はありません。
上部には:
- 3.5mmイヤホンジャック
- セカンドスピーカー(ドルビーアトモス対応のステレオ構成)
- IRブラスター(赤外線リモコン)
- マイク
下部には:
- USB Type-Cポート
- メインスピーカー
- マイク
- SIMトレイ
SIMトレイ仕様
SIMトレイは:
- nanoSIM×2 もしくは
- nanoSIM×1 + MicroSDカード
というハイブリッド仕様です。
eSIMには非対応 なので、物理SIM派 の方には嬉しい設計と言えるでしょう。
ディスプレイとベゼル
前面は 6.67インチの大型AMOLEDディスプレイ が占めています。
左右ベゼルはかなりスリム に仕上がっており、上下ベゼルもエントリーモデルとしてはかなり細め。
パンチホール型の インカメラ(中央配置)がスタイリッシュさを際立たせており、全体としては ミドル〜ハイエンド機種と見間違えるレベル の前面デザインです。
重量と取り回し
実測重量は 約194g(保護フィルム込み)。
項目 | 数値 |
---|---|
公称重量 | 約190g |
実測重量 | 約194g(フィルム込み) |
サイズ感 | 大型だが比較的軽量バランス良好 |
6.67インチという大画面 でありながら 200gを切っている ので、手に持った時の重量バランスは非常に良好。
長時間の動画視聴やゲームでも 手の疲労感はあまり感じませんでした。
持ち心地のまとめ
Xiaomi POCO M7 Pro 5G は、低価格モデルとは思えないデザイン品質 を実現しています。
- キラキラと光る背面加工
- スリムなベゼル
- しっかりとしたフレーム感
- 軽量で扱いやすい重量感
この価格帯のスマホとしては トップクラスの完成度 と言えるでしょう。
ケースやフィルムも最初から用意されているため、開封してすぐに安心して使い始められるのも好印象でした。
Xiaomi (シャオミ)POCO M7 Pro 5G のスペック詳細

出典:Xiaomi
Xiaomi POCO M7 Pro 5G は 約3万円以下のスマホとは思えないほど高性能なパーツを搭載 しています。
特に ディスプレイ・CPU・バッテリー・音響性能 は、同価格帯の他機種と比べても 頭ひとつ抜けた完成度 です。
以下、各パートごとに 細かくスペックと実際の使用感 を詳しく解説していきます。
基本スペック表
項目 | 内容 |
---|---|
OS | Android 14 + HyperOS 1.0 |
CPU(SoC) | MediaTek Dimensity 7025 Ultra |
GPU | Arm Mali-G68 MC4 |
RAM | 8GB + 最大8GB仮想RAM拡張 |
ストレージ | 256GB(UFS 2.2規格 / MicroSDカード対応) |
ディスプレイサイズ | 6.67インチ AMOLEDディスプレイ |
解像度 | 2400 × 1080(FHD+) |
リフレッシュレート | 最大120Hz |
タッチサンプリング | 最大240Hz |
最大輝度 | ピーク 2100ニト / 通常時1200ニト |
メインカメラ(リア) | 5000万画素(Sony IMX882センサー)+深度センサー |
フロントカメラ(イン) | 800万画素 |
動画撮影(リア) | 最大1080p / 30fps |
動画撮影(インカメラ) | 最大1080p / 30fps |
スピーカー | ステレオスピーカー / ドルビーアトモス対応 |
イヤホンジャック | 3.5mm あり |
バッテリー容量 | 5110mAh |
充電速度 | 最大45W(急速充電対応) |
防塵防水 | IP64(防塵) / IPX4(防滴) |
生体認証 | 画面内指紋認証 / 顔認証 |
SIMスロット | nanoSIM×2 または nanoSIM+MicroSDカード |
eSIM対応 | 非対応 |
5G対応 | あり(国内主要バンド対応) |
Wi-Fi | Wi-Fi 5(IEEE802.11 a/b/g/n/ac) |
Bluetooth | Ver.5.3 |
NFC | 対応(おサイフケータイは非対応) |
IRブラスター | あり(赤外線リモコンとして利用可) |
サイズ(本体) | 約 161.1 × 75 × 8.2 mm |
重量 | 約 190g(実測 194g:保護フィルム含む) |
CPU(SoC)性能
搭載されている Dimensity 7025 Ultra は、TSMCの6nmプロセス で製造された 省電力性と性能のバランスが良いチップ です。
ベンチマーク結果(参考値)
項目 | スコア(実測例) |
---|---|
Geekbench 6 シングル | 約 1050前後 |
Geekbench 6 マルチ | 約 2350前後 |
このクラスでは 文句なしの性能。
SNS・動画視聴・Webブラウジング・写真撮影・軽めのゲーム なら全く問題なくサクサク動作します。
中~重めのゲーム は低〜中設定なら快適、高設定ではやや苦しくなる場面もありました(例:原神など)。
メモリ(RAM)/ストレージ(ROM)
- RAM:8GB(+ 最大8GB仮想拡張可能 → 最大16GBとして動作可能)
- ストレージ:256GB(UFS 2.2規格、MicroSDカードでさらに拡張可)
日常使いで RAM不足を感じる場面はほぼなし。
ストレージもたっぷり 256GB搭載 されており、動画・音楽・写真を大量保存 しても安心です。
ディスプレイ性能
項目 | 内容 |
---|---|
サイズ | 6.67インチ |
種類 | AMOLED(有機EL) |
解像度 | 2400 × 1080 FHD+ |
リフレッシュレート | 最大120Hz |
タッチサンプリング | 最大240Hz |
最大輝度 | ピーク2100ニト |
実際に使って感じたポイント:
- 発色が非常に自然で綺麗
- スクロールが滑らか(120Hzのおかげ)
- 屋外でも十分な視認性(ピーク2100ニトは非常に優秀)
YouTubeなどの動画視聴も非常に快適で、3万円台のスマホでここまでのディスプレイ品質は驚き でした。
カメラ性能
メインカメラ(リア)
- 5000万画素 / Sony IMX882センサー / F1.5レンズ搭載
- 2倍デジタルズームも画質良好
- マクロカメラは搭載されていないが2倍ズームで十分代用可
フロントカメラ(インカメラ)
- 800万画素 / F2.2 / 画角切り替え可能(0.8倍 or 1倍)
自撮りにも強く、インカメラでも夜景モード対応。
SNS用の写真撮影でも十分なクオリティでした。
バッテリー性能・充電速度
項目 | 内容 |
---|---|
容量 | 5110mAh |
充電速度(最大) | 45W急速充電対応 |
実際の充電時間目安 | 0 → 100%まで 約1時間5分程度 |
充電速度も早く、朝の短時間充電でしっかり充電が完了 するのが大きなメリットです。
通信関連・その他の特徴
- 5G対応(国内主要バンドカバー)
- Wi-Fi 5 / Bluetooth 5.3対応
- NFC対応(おサイフケータイ非対応)
- IRブラスター搭載(家電リモコンとして利用可)
物理SIM×2 or SIM+MicroSD対応、eSIMは非対応 なので注意が必要です。
防塵防水性能
- IP64(防塵) / IPX4(防滴)対応
小雨や水しぶき程度なら問題なし。
ただし お風呂や水没には非対応 なので、その点は注意が必要です。
Xiaomi POCO M7 Pro 5G のスペックは「価格破壊」と言えるほどの充実度 です。
エントリーモデルの枠を超えて 普段使いには十分すぎる性能 を持っており、初めての5Gスマホやサブ機 にもぴったりな1台だと感じました。
今後のミドルレンジ~エントリー市場に 影響を与える存在 になることは間違いないでしょう。
Xiaomi (シャオミ)POCO M7 Pro 5G とM6 Pro 5G と M5 の比較

出典:Xiaomi
今回の Xiaomi POCO M7 Pro 5G は、実質的に POCO M6 Pro 5G や POCO M5 の後継機ともいえる立ち位置にあります。
ここでは特に M6 Pro 5G と M5 の2機種を中心に、性能・機能の違い を比較していきます。
比較対象モデル
- POCO M5(2023年発売 / 4G対応)
- POCO M6 Pro 5G(2024年発売 / 5G対応・Dimensity 6100搭載)
- POCO M7 Pro 5G(今回レビュー機 / 2025年発売 / Dimensity 7025搭載)
スペック比較表
項目 | POCO M5 | POCO M6 Pro 5G | POCO M7 Pro 5G |
---|---|---|---|
SoC(CPU) | MediaTek Helio G99 | Dimensity 6100+ | Dimensity 7025 Ultra |
RAM | 4GB / 6GB | 6GB / 8GB | 8GB(+仮想8GB対応) |
ストレージ | 64GB / 128GB | 128GB / 256GB | 256GB |
ディスプレイサイズ | 6.58インチ | 6.79インチ | 6.67インチ |
ディスプレイ種類 | IPS LCD | IPS LCD | AMOLED(有機EL) |
解像度 | 2408×1080 FHD+ | 2460×1080 FHD+ | 2400×1080 FHD+ |
リフレッシュレート | 90Hz | 90Hz | 120Hz |
最大輝度 | 約500ニト | 約550ニト | ピーク2100ニト |
メインカメラ(リア) | 5000万画素+深度 | 5000万画素+深度 | 5000万画素(IMX882)+深度 |
フロントカメラ | 500万画素 | 800万画素 | 800万画素 |
バッテリー容量 | 5000mAh | 5000mAh | 5110mAh |
充電速度 | 18W | 18W | 45W |
防塵防水 | 無し | IP53相当(簡易) | IP64 / IPX4 |
スピーカー | モノラル | モノラル | ステレオ+ドルビー対応 |
NFC | 非対応 | 対応 | 対応(おサイフ非対応) |
イヤホンジャック | 有り | 有り | 有り |
eSIM対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 |
本体重量 | 約201g | 約199g | 約190g |
進化ポイントの詳細解説
CPU性能が大幅向上
- M5 → M6 Pro 5G → M7 Pro 5G でCPU性能は 世代ごとに大幅に向上。
- Dimensity 7025 Ultra は Dimensity 6100+ よりもさらに高性能 で、日常動作がよりスムーズ。
- ゲームやマルチタスクにも より強く対応できるCPU になっています。
ディスプレイがAMOLED化+120Hz対応
- M5 / M6 Pro 5G は IPS LCDパネル だったのに対し、M7 Pro 5Gでは AMOLEDパネルに進化。
- 120Hzリフレッシュレート にも対応し、スクロールや操作感が非常に滑らか。
- ピーク輝度2100ニト は 屋外での視認性が圧倒的に向上 しています。
充電速度が飛躍的に向上
- M5 / M6 Pro 5Gは 18W充電 止まりでしたが、M7 Pro 5Gでは 45W急速充電 対応。
- 約1時間ちょっとでフル充電が可能 になり、日常使いでの利便性が大幅アップしました。
音響性能が大幅向上
- M5 / M6 Pro 5Gは モノラルスピーカー のみ。
- M7 Pro 5Gは ステレオスピーカー+ドルビーアトモス に対応。
- 動画やゲームの音響体験が一気にリッチに なっています。
防塵防水性能が強化
- M7 Pro 5Gでは IP64(防塵) / IPX4(防滴) に正式対応。
- 日常使用での安心感がより高まりました。
本体重量は軽量化
- 約190g と、従来モデルより軽量化。
- 片手操作や長時間の使用 でも疲れにくくなっています。
Xiaomi (シャオミ)POCO M7 Pro 5G レビュー 比較まとめ
Xiaomi POCO M7 Pro 5G は前機種に比べて ほぼすべての主要ポイントが強化 されており、
単なるマイナーアップデートではなく、大幅進化した完成度の高い1台 に仕上がっています。
・AMOLED × 120Hz化 → 画面品質の飛躍
・Dimensity 7025 Ultra → 体感的にも高速な動作
・45W急速充電 → 圧倒的な充電速度
・音響性能大幅向上 → メディア体験が大きく改善
・軽量化+防塵防滴対応 → 日常使用の安心感向上
前機種ユーザーはもちろん、初めてPOCOシリーズを購入する方にも強くおすすめ できる進化モデルです。
Xiaomi (シャオミ)POCO M7 Pro 5G を使用した私の体験談

出典:Xiaomi
Xiaomi M7 Pro 5G を実際に約2週間、サブスマホとして使用してみました。その中で感じた良かった点や、少し気になった点を、リアルなユーザー視点でお伝えします。
ディスプレイ
圧倒的な表示品質
- AMOLEDパネルの発色は非常に鮮やか で、色再現が自然。
- 黒の表現力が段違い(LCDとはっきり差を感じた)。
- 120Hzリフレッシュレート によりスクロールも非常に滑らか。
- SNSやニュースアプリ閲覧時の文字の読みやすさも非常に良好。
屋外での視認性
- ピーク輝度2100ニト の効果は絶大。
- 晴天の屋外でも 画面の視認性は全く問題なし。
- 過去に使っていたPOCO M6 Proでは 太陽下で画面が見にくかった が、M7 Pro 5Gは非常に快適に視認可能だった。
バッテリー持ちと充電速度
バッテリー持ち
使用ケース | バッテリー消費量 |
---|---|
YouTube 1時間連続再生 | 約5%消費 |
原神 20分プレイ | 約3%消費 |
SNS・LINE・ブラウジング中心(1日) | 夜まで余裕で50~60%残量 |
- 普段の使い方では 2日間充電不要でも余裕で使える。
- 動画視聴メインでも1日バッテリー切れの心配はない。
充電速度
- 45W急速充電対応は非常に便利。
- 0% → 100%まで 約1時間5分程度。
- 朝の支度中や出かける前に 短時間の追い充電でも十分実用になる。
- 付属の45W充電器だけでなく汎用PD充電器でも高速充電可能(互換性◎)。
ゲーム性能
原神プレイ体験
- デフォルト設定:画質:最低 / フレームレート:30fps → 快適プレイ可能。
- 中設定にすると一部戦闘時にカクつき発生。
- 全体としては エントリー〜ミドル帯スマホとしては十分高性能な動作。
発熱状況
- YouTube 1時間 → 表面温度:29~30℃台(快適)。
- 原神 20分 → 背面約34℃、表面約35℃程度(ケース装着時)。
- 長時間ゲームではやや発熱が気になるが ケースを外せばかなり改善。
- 日常使用では発熱が全く気になる場面なし。
カメラ性能
昼間の撮影
- 5000万画素 IMX882センサーのおかげで非常に高画質。
- 色鮮やか・シャープで スマホ価格を疑うレベル の画質。
- 2倍デジタルズームも ほぼ劣化を感じずに使用可能。
夜景モード
- 夜景モードも十分使えるクオリティ。
- 白飛びや黒潰れは よく抑えられている。
- 高級スマホほどのノイズ耐性はないが、3万円以下スマホとは思えない出来。
フロントカメラ
- 0.8倍 / 1倍 の画角切り替え が便利。
- 自撮りも自然な色味+解像感良好。
- 夜景モード対応のインカメラ は意外な強み → SNS投稿にも問題なし。
動画撮影
- 1080p / 30fps 撮影 → 普段使いには十分な画質。
- 2倍ズームまでなら動画も問題なし。
- 手ブレ補正も効いており、歩き撮影も許容範囲 の映像が得られた。
スピーカー・音質
ステレオ+ドルビーアトモスは強力
- エントリーモデルとしては驚きの音質。
- 音量・音圧ともに 普段使いには大満足。
- 映画・YouTube・音楽視聴で 立体感ある音場が楽しめた。
- イヤホンジャック搭載 も非常に便利(有線派にも嬉しいポイント)。
気になったポイント(デメリット)
- おサイフケータイ非対応 → FeliCa決済は不可。
- eSIM非対応 → デュアルSIM運用派はSIMスロット選択に注意が必要。
- 重いゲームを高設定でプレイするにはやや力不足。
- 背面はラメ加工が派手めなので好みが分かれる。
Xiaomi POCO M7 Pro 5G 体験談まとめ
約3万円のスマホとは思えない完成度 に心底驚きました。
特に良かった点:
・ディスプレイ品質の高さ(120Hz AMOLED は快適そのもの)
・バッテリー持ち+急速充電性能
・普段使いの快適な動作感(アプリの立ち上がりが速い)
・ステレオスピーカーの音質の良さ
・日常写真撮影にも十分なカメラ性能
逆に惜しい点:
・おサイフケータイ非対応(日本市場では惜しい)
・eSIM非対応
・高負荷ゲームはやや苦手
総合的には大満足の一台 であり、「コスパの化け物」と呼ぶにふさわしいスマホだと感じました。
Xiaomi (シャオミ)POCO M7 Pro 5G に関するQ&A

※画像はイメージです。
Q. おサイフケータイは使えますか?
・PayPayや楽天ペイ等の NFC決済は可能 です。
Q. イヤホンジャックはありますか?
・3.5mmイヤホンジャック搭載 しています。
Q. eSIMには対応していますか?
・非対応 です。物理SIM2枚 or SIM+MicroSD利用が可能です。
Q. 防水性能はどうですか?
・IPX4相当 なので 小雨や水しぶき程度なら大丈夫。お風呂場利用は非推奨です。
Q. どんな用途に向いていますか?
・動画視聴、SNS、ブラウジング、写真撮影、軽めのゲームなど 日常使い全般 に向いています。
Q. 重たいゲームには向いていますか?
・低~中設定でのプレイは可能 ですが、高設定での安定性はやや不足します。
Q. 発熱は気になりますか?
・普段使いでは気になりません。高負荷ゲーム時のみ注意 が必要です。
Q. スピーカーの音質は?
・ドルビーアトモス対応ステレオスピーカー で、価格帯を考えると 非常に良質 な音質です。
Q. ディスプレイのクオリティは?
・AMOLED + 120Hz のため 高級感のある表示 で動画視聴がとても快適です。
Q. SIMスロットの仕様は?
・nanoSIM×2 or nanoSIM+MicroSD です。eSIMは非対応 です。
Xiaomi (シャオミ)POCO M7 Pro 5G が向いている人・向いていない人

出典:Xiaomi
Xiaomi POCO M7 Pro 5G は非常にコストパフォーマンスの高いスマートフォンですが、万人向けというより「ある程度ターゲットが明確」なスマホでもあります。
実際に約2週間使用した体験から、どんな方におすすめか・逆におすすめしにくい方はどんな人か を整理してみました。
Xiaomi (シャオミ)POCO M7 Pro 5G が向いている人
コスパ最優先でスマホを選びたい人
- 「3万円以下で買える高性能スマホ」というだけでも価値が高い。
- 価格以上の実力を体感できるスマホが欲しい方 にピッタリ。
動画視聴やSNSをよく使う人
- AMOLED+120Hzディスプレイ+ステレオスピーカー+大容量バッテリー は、
YouTube / Netflix / TikTok / Instagram / X(旧Twitter)などの利用に最適。
バッテリー持ちを重視する人
- 普段から「バッテリー持ちが良いスマホが欲しい」という方にもおすすめ。
- 1日中使っても バッテリー切れの心配が少ない。
安価なサブスマホが欲しい人
- メイン機をiPhoneやハイエンドAndroidにしつつ、サブ機として安価で高性能なスマホを探している方 にちょうど良い。
- eSIMが不要な場合、格安SIMと組み合わせてサブ回線用スマホにも最適。
大画面スマホが好きな人
- 6.67インチの大画面を搭載しているため、
動画や電子書籍を大きな画面で楽しみたい方 に向いています。
音質にこだわりたいライトユーザー
- エントリーモデルとは思えない ステレオスピーカー+ドルビーアトモス対応。
- 「普段からスマホのスピーカーで音楽や動画をよく聴く」という方におすすめ。
イヤホンジャックが欲しい人
- 3.5mmイヤホンジャック搭載。
- 有線イヤホン愛用者にとっては 最近減りつつある貴重な選択肢。
Xiaomi (シャオミ)POCO M7 Pro 5G が向いていない人
おサイフケータイ(FeliCa)を必須とする人
- NFCは対応している が、FeliCa(おサイフケータイ)は非対応。
- Suica・モバイルPASMO・QUICPay・iD等をスマホで利用したい方は 別の機種を検討する方が良い。
eSIMが必須な人
- eSIM非対応。
- 物理SIM×2 or SIM+MicroSDのみ。
- eSIMを活用している方・予定している方にはやや不便。
重めのゲームを快適に楽しみたい人
- 軽~中程度のゲームは問題なし。
- 原神などの高負荷ゲームは低〜中設定でなら快適だが、高設定はやや厳しい。
- ゲーム重視のユーザーには ゲーミング性能がもう一歩。
カメラ性能に強いこだわりがある人
- 昼間は非常に綺麗だが、夜景やズーム撮影はハイエンド機に敵わない。
- 「スマホで子どもの運動会や発表会を完璧に撮りたい」などの 高望みはやや難しい。
コンパクトなスマホが欲しい人
- 6.67インチの大画面はメリットだが、片手操作やコンパクトさ重視の方には大きく感じる。
- 小型軽量なスマホが好みの方は別機種を選んだ方が満足度は高い。
結論として、
ライト〜ミドルユーザー / コスパ重視派 / サブ機探し / 大画面派 / 音質好きな方 にとっては 非常におすすめな一台です。
一方で、FeliCaやeSIM、高設定ゲーム用途を求める方は、別の選択肢も検討するのが良い でしょう。
Xiaomi (シャオミ)POCO M7 Pro 5G レビューまとめ

出典:Xiaomi
POCO M7 Pro 5G は、今回約2週間しっかり使い込んでみて、コストパフォーマンスの高さが本当に際立つスマホ だと感じました。
発売当初の 約3万2980円 という価格でも十分にお買い得ですが、セール時には3万円を切ることもあり、もはや価格破壊レベル の内容に仕上がっています。
特に優れていると感じたポイント
・AMOLED+120Hzの高品質ディスプレイ → スクロールも動画視聴も快適
・Dimensity 7025 Ultra搭載 → 日常の動作はサクサク
・5110mAhバッテリー+45W急速充電 → バッテリー切れの心配が少ない
・ステレオスピーカー+ドルビーアトモス対応 → 動画・音楽体験が豊か
・3.5mmイヤホンジャック搭載 → 有線イヤホン派にも嬉しい
・IP64+IPX4の防塵防滴性能 → 日常利用での安心感が高い
気になる・惜しいポイント
・おサイフケータイ非対応(FeliCa非搭載)
・eSIM非対応
・高設定の重いゲームにはやや不向き
・カメラは昼間は優秀だが、夜景やズームは上位機に劣る
Xiaomi (シャオミ)POCO M7 Pro 5G レビュー 総評
価格を考えると 圧倒的な完成度。
もし おサイフケータイやeSIMにこだわりがなければ、「メインスマホ」としても十分使える実力 があります。
サブスマホや、家族用スマホ・学生用スマホ にも非常におすすめです。
そして何より、POCOらしい 攻めた価格と性能のバランス が今回も健在。このクラスのスマホが3万円以下で手に入る時代になったのは驚きです。
「高いスマホじゃないと満足できない時代はもう終わりかもしれない」そう感じさせてくれる1台でした。
スマホ選びで 価格と性能のバランス を重視する方は、ぜひ POCO M7 Pro 5G を候補に入れてみてください。
