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Garmin Venu 3(ガーミン ヴェニュー 3) レビュー!健康管理が変わるハイエンドスマートウォッチの実力とは?

スマートウォッチ
出典:Garmin
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今回は、Garminから発売されているスマートウォッチ「Venu 3」の長期使用レビューをお届けします。Garminはランニングウォッチやトライアスロン向けのプロフェッショナルモデルで知られるブランドであり、その高精度なセンサー技術やアクティビティ追跡機能には定評があります。

その中でもVenu 3 は、日常生活の中で健康管理を意識しつつ、よりスマートな暮らしを実現したいと考えている方に最適なモデルです。これまでのGarminの堅牢かつアスリート向けなイメージを一新し、一般ユーザーにも馴染みやすい洗練されたデザインと、直感的なインターフェースを搭載しています。

本機は、従来のVenuシリーズの基本コンセプトを踏襲しながらも、通話機能の追加やディスプレイの視認性向上、さらには睡眠コーチや高度なストレス管理機能など、まさに“日常使いに寄り添うスマートウォッチ”としての完成度を高めています。

これまでApple WatchやWear OS系のスマートウォッチを使ってきた方にとっても、新しい発見があるかもしれません。今回の記事では、実際に長期間使用した体験をもとに、Venu 3の魅力や使い勝手、スペック比較、そしてどんな人におすすめかなど、あらゆる角度から詳しくご紹介していきます。

Garmin Venu 3(ガーミン ヴェニュー 3) とは?

出典:Garmin

Garmin Venu 3 は、Garminが展開するスマートウォッチシリーズの中でも、特に“日常生活+健康管理”を重視したモデルです。これまでGarminは、アスリート向けやアウトドア向けの高機能ウォッチを数多くリリースしてきましたが、Venuシリーズはその高性能を保ちながらも、より一般ユーザーに親しみやすいデザインや機能性に仕上げられています。

Venu 3 の大きな特徴は、睡眠やストレス、心拍、血中酸素など日常的に変動する身体情報をリアルタイムで把握できる点です。特にGarmin独自の”ボディバッテリー機能”では、自分のエネルギーレベルを0〜100のスコアで可視化することができ、日々の行動に対する身体の反応をより直感的に理解できます。

また、Garmin Payによる非接触型決済機能(Suica・クレジットカード対応)や、Bluetooth通話機能、音楽の保存・再生(SpotifyやAmazon Music対応)にも対応しており、スマートウォッチとしての基本性能も非常に高いです。GPS精度にも定評があり、ランニングやウォーキング、ゴルフ、サイクリングなど、さまざまなワークアウトにも最適です。

さらに、Garmin独自のアプリストア「Connect IQ」から好みのアプリやウォッチフェイスをインストールできるなど、カスタマイズ性の高さも魅力の一つ。デザインもシンプルで飽きがこないため、ビジネスからカジュアルまであらゆるシーンで使えるスマートウォッチとなっています。

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Garmin Venu 3(ガーミン ヴェニュー 3) の外観とデザイン

出典:Garmin

Venu 3 の外観は、Garminらしさを残しつつも、より洗練されたデザインに進化しています。全体的にはミニマルで飽きの来ないラウンドフェイスを採用しており、普段使いからスポーツシーン、ビジネスシーンまで幅広く対応できるデザインとなっています。

ベゼルにはステンレス素材が使用されており、マットな質感と光沢のバランスが美しく、見る角度によって微妙に光が反射して高級感を演出します。本体ケースはポリカーボネート製で軽量ながらも耐久性に優れており、長時間の使用でも手首に負担を感じにくいのが特徴です。

ボタンは右サイドに3つ配置されており、それぞれに異なる操作が割り当てられています。上部ボタンの短押しでアクティビティ開始、長押しでクイックメニューの表示といったように、慣れてくると直感的に操作できます。

項目詳細
ケースサイズ45mm (Venu 3) / 41mm (Venu 3S)
厚み12mm
重量約47g(バンド含む)
ベルト22mm シリコン製(交換可能)
ディスプレイ1.4インチ AMOLED、454×454ピクセル
ガラス素材ゴリラガラス3

ディスプレイはAMOLEDを採用しており、明るく色鮮やかで視認性が非常に高いです。直射日光下でもしっかりと表示が確認でき、常時表示(AOD)にも対応しています。ゴリラガラス3により日常の傷にも強く、安心して使えます。

シリコンバンドは手触りが滑らかで装着感も軽やかです。スポーツ時にも汗を気にせず使用できる点が嬉しいポイントで、通気性や耐久性のバランスも良好です。なお、標準のベルトはカジュアルな印象ですが、別売りのレザーバンドやメタルバンドに交換すれば、よりフォーマルなスタイルにもマッチします。

このようにVenu 3 は、デザイン性と機能性を両立したモデルで、シーンを問わず快適に使用できるスマートウォッチとなっています。

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Garmin Venu 3(ガーミン ヴェニュー 3) のスペック詳細

出典:Garmin

Venu 3 は、Garminの中でも日常使いとスポーツ用途の両立を目指した多機能モデルです。以下にその主要なスペックをより詳しく紹介します。

項目スペック
OSGarmin独自OS(軽量かつ省電力設計)
プロセッサ非公開(高速レスポンスでスムーズな操作性)
メモリ・ストレージ約8GB(音楽やアプリの保存に対応)
センサー光学式心拍計、第4世代センサー搭載、Pulse Ox(血中酸素濃度)、加速度計、ジャイロスコープ、温度計、環境光センサー、気圧高度計
GPS機能GPS / GLONASS / Galileo 対応、高速測位とルートの正確なトラッキングが可能
防水性能5ATM(50m防水)スイミング、シャワーにも対応
ディスプレイ1.4インチ AMOLED(454×454ピクセル)、高輝度&高コントラスト、常時表示(AOD)対応
ガラス素材Corning Gorilla Glass 3(高耐久・傷防止)
スピーカー/マイク搭載(Bluetooth通話、音声アシスタント対応)
音楽機能Spotify、Amazon Music、デバイス本体保存、Bluetoothイヤホン対応
通知/返信iOS/Androidに対応(返信はAndroid限定)
電子決済Garmin Pay(Suica、Visa/Mastercardなど対応)
バッテリー持ち最大14日(スマートウォッチモード)、最大26時間(GPSモード)、AODオン時はやや短縮
充電方式Garmin独自端子によるUSB接続充電(約1時間でフル充電)
アプリ拡張Connect IQストアからアプリ、ウォッチフェイス追加可能
バンド互換性22mmクイックリリースバンド対応(交換簡単)

このように、Venu 3は高性能センサー、多機能アプリ、長寿命バッテリーを備えながら、直感的な操作性と軽快なデザインを両立させたバランスの良いスマートウォッチとなっています。

Garmin Venu 3(ガーミン ヴェニュー 3) と Venu 2 の比較

出典:Garmin

Garmin Venu 3 は、前機種である Venu 2 をベースにしながらも、多くの面で機能性と使い勝手が進化しています。以下に、具体的な違いを詳しく表で比較しながらご紹介します。

比較項目Venu 2Venu 3
ディスプレイ1.3インチ AMOLED(416×416)1.4インチ AMOLED(454×454)より明るく高精細
バッテリー持ち最大11日(スマートウォッチモード)最大14日(スマートウォッチモード)
通話機能非対応対応(スピーカー・マイク内蔵)
音声アシスタント非対応対応(Siri / Googleアシスタント)※要スマホ接続
睡眠コーチなし対応(推奨睡眠時間を提示)
UIデザインやや複雑、初見で分かりづらい改善され、より直感的に操作可能
画面の常時表示対応対応(AOD設定のカスタマイズ性向上)
ボディバッテリー機能あり精度と視覚表示が向上、詳細な要因表示が可能に
ワークアウト対応数約25種30種以上、プロファイルもより細分化
Garmin Coach対応対応(プランとUIがよりわかりやすく改善)
音楽容量約650曲約650曲(Spotify/Amazon Music対応)

Venu 3 では、前モデルで要望の多かった通話機能の搭載や、UIのわかりにくさの改善、そしてより詳細な健康管理機能が追加されており、全体的に完成度が格段に向上しています。バッテリー持ちも向上しており、特にAODをオンにしていても数日は持つという実用性が魅力です。

これらの違いから、Venu 3 はVenu 2 からの買い替えにも十分価値があるモデルと言えるでしょう。

Venu 3 ではUIが刷新され、操作性が改善されています。ディスプレイの大きさと明るさも向上しており、通知やワークアウト中の視認性も高まっています。

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Garmin Venu 3(ガーミン ヴェニュー 3) を使用した私の体験談

出典:Garmin

実際にVenu 3 を数週間、日常生活とワークアウトの両面で使用してみて、非常に完成度の高いスマートウォッチだと実感しました。最も印象的だったのは、Garmin独自の「ボディバッテリー」機能です。これは日々の活動やストレス、睡眠の質などから、身体のエネルギー残量を数値化してくれるもので、体感と数値が見事に一致する点がとても面白いです。

例えば、会議が続いた日や外出が多かった日はバッテリー残量が急激に減少し、反対に休みの日でリラックスして過ごした日は朝から高いスコアでスタートするなど、可視化されることで体調管理がよりリアルになります。特に疲労が溜まっている自覚がないときでも、数値で示されると自然と休息を意識するようになり、生活の質そのものが向上したように感じました。

睡眠コーチ機能

秀逸で、「何時間寝ればいいか」を明確に提案してくれるのがありがたいです。以前は「なんとなく寝る」だったものが、今では“目標を持って寝る”ような感覚になっています。また、睡眠中の呼吸数や血中酸素濃度もモニタリングでき、睡眠の質まで細かく確認できます。毎朝のデータを見るのがちょっとした楽しみにもなっています。

ワークアウト

ランニングやウォーキング時のGPS精度に驚きました。高層ビルの間を歩いた際でもルートが正確に記録されていて、他社製スマートウォッチでは見られないレベルの追跡能力を感じました。ワークアウトデータも詳細で、心拍数やペース、消費カロリーなどがアプリ上で一目で確認できます。

通話機能や音楽再生機能

実用的で、スマホをカバンから出さずに操作できる場面が増えました。Bluetoothイヤホンとの連携もスムーズで、ジョギング中にスマホなしで音楽を楽しめるのは非常に便利です。

UI(ユーザーインターフェース)

独特な部分があり、最初は少し戸惑いました。たとえばウォッチフェイスの変更が直感的ではなく、ボタン操作が必要だったり、設定メニューの階層が深めだったりと、慣れるまで時間がかかりました。ただ、1週間も使えば自然と操作に慣れ、むしろカスタマイズの自由度の高さに魅力を感じるようになります。

全体として、Venu 3 は単なる活動量計ではなく、自分の体の状態を正確に知り、より良い生活習慣を築くための“相棒”のような存在です。個人的にはガジェット好きな人はもちろん、健康意識の高いすべての人に試してみてほしいと感じました。

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Garmin Venu 3(ガーミン ヴェニュー 3) に関するQ&A

出典:Garmin

Q.iPhoneでも使えますか?

・iOSでも問題なく使用できますが、メッセージ返信機能はAndroidのみ対応です。

Q.Suicaは使えますか?

・Garmin Pay経由でSuicaの使用が可能です。

Q.定期券としても使えますか?

・現時点では定期券機能には対応していません。

Q.充電はどれくらい持ちますか?

・通常使用で約14日、GPSモードでも26時間使用可能です。

Q.通話はできますか?

・Bluetooth接続で通話が可能です。

Q.音楽はどうやって再生するの?

・SpotifyやAmazon Musicなどのサービスからダウンロードし、本体から直接再生可能です。

Q.防水性能は?

・5ATM(50m防水)で、水泳にも対応しています。

Q.アプリは追加できますか?

・Connect IQストアから無料・有料アプリを追加できます。

Q.どんなスポーツに対応している?

・ランニング、サイクリング、ゴルフ、スイミングなど30種以上に対応。

Q.バンドの交換は可能?

・22mmの汎用バンドに対応しており、交換も簡単です。

Q.海外旅行でも使える?

・GPSは複数衛星に対応しており、グローバルに使用可能です。

Garmin Venu 3(ガーミン ヴェニュー 3) が向いている人・向いていない人

出典:Garmin

向いている人

  • 健康管理を日常的に行いたい方:心拍数やストレスレベル、睡眠の質などを毎日記録し、体調管理に役立てたい人に最適です。
  • アクティビティ記録を正確に取りたい方:高精度なGPSと豊富なスポーツモードにより、ランニングやサイクリング、ゴルフ、スイミングなどの詳細なトラッキングが可能です。
  • スマートフォンを取り出す手間を減らしたい方:Bluetooth通話や音楽再生機能により、スマホに触れずに多くの操作が可能です。
  • Suicaやクレジットカードなどの非接触型決済を利用したい方:Garmin Payに対応し、日常の買い物や移動が快適になります。
  • アプリやウォッチフェイスをカスタマイズしたい方:Connect IQストアからのアプリ追加で、自分だけのスマートウォッチに仕上げられます。
  • 長時間のバッテリー持ちを重視する方:Apple Watchなどと比較して圧倒的に長く、毎日の充電から解放されたい人におすすめです。

向いていない人

  • スマートウォッチ初心者で、できるだけ簡単な操作を求めている方:Garmin独自のUIはやや慣れが必要で、最初は戸惑う可能性があります。
  • 機能を多く使わず、通知確認や歩数計測だけで十分という方:Venu 3の多機能性を活かしきれず、価格に見合った満足感を得にくいかもしれません。
  • iPhoneユーザーで返信機能を使いたい方:通知の受信は可能ですが、メッセージの返信機能はAndroid専用です。
  • スマートウォッチにファッション性や高級感を最優先する方:デザインはシンプルで実用的なため、装飾性のある時計を好む方には物足りない可能性があります。
  • 複雑な機能設定やカスタマイズに苦手意識がある方:多機能ゆえに設定項目も多く、シンプルな使い方を求める人にはややハードルが高いでしょう。
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Garmin Venu 3(ガーミン ヴェニュー 3) レビューまとめ

※画像はイメージです。

Garmin Venu 3 は、単なるスマートウォッチの枠を超えた、まさに“パーソナルヘルストラッカー”とも呼べるような高性能モデルです。睡眠の質やストレスレベル、心拍数、血中酸素濃度といった詳細な生体データを収集・解析し、それらを日常生活に活かすためのアドバイスを提供してくれる点は、他のスマートウォッチにはない大きな魅力です。

さらに、バッテリー持ちは非常に優秀で、スマートウォッチモードで最大14日間という長寿命を実現。毎日充電する必要がないことで、よりストレスフリーに生活へ取り入れやすくなっています。通話や音楽再生機能、Garmin Payによる非接触型決済、Connect IQによる拡張性など、生活を便利にしてくれる機能も充実しています。

一方で、UIや設定にやや慣れが必要な部分があるため、スマートウォッチ初心者やシンプル操作を重視するユーザーにとっては少し取っつきにくいかもしれません。しかし、使いこなすことで「ここまでできるのか」と驚くようなポテンシャルを秘めた製品です。

価格帯は6万円前後と高めではありますが、それに見合うだけの機能性・信頼性・拡張性を備えており、長期的に見ればコストパフォーマンスは非常に高いといえます。

特にApple Watchのような一般的なスマートウォッチで物足りなさを感じている方、または本格的に健康管理・フィットネスの数値化を行いたい方にとって、Garmin Venu 3は非常に有力な選択肢になるでしょう。健康への意識を高め、より充実したライフスタイルを実現するパートナーとして、強くおすすめできる1本です。